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ハニカム薔薇ノ神殿

西南戦争の現地記者の歴史漫画を描いてます。歴史、美術史、ゲーム、特撮、同人誌の話他

今にして自分のことがわかった件

2018年09月03日 | 雑記
とにかく、台風とか、地震とか、原発事故とか、O-157とか
パニック系のものに弱い。ビビりだから。
「ま〜大丈夫だろ」とか言う人見ると、「何を根拠に…」と不安になる方。

それは単にビビりだからと思っていたけど
最近、ネットや本屋で目につく「HSC」「HSP特性」とか言う言葉…

アスペルガー診断してもそうでもないし?
ADHDとかも違うし。
パーソナル何とか障害??一部当たってる?
アダルトチルドレンてやつ?

て思ってたけど。多分、一番しっくりくる。
些細なことでも心臓もたねえ…てくらいのビビり度は何。

思い当たるフシが多々。条件一致。
しかも、内向型も外向型もどっちもビンゴだ。
そして…多分親はそんな私を何とかマトモに躾しようとして苦労したんだな。
夜泣きで疳の虫封じに連行されたり
でも今みたいに育児情報無い上、戦争のトラウマ抱えた祖父母が「帝国陸軍式」であったゆえ
悪条件が重なってACになった、てことらしい。どうも。


いや、なんせとにかく旦那とかと歩いてても
「さっきそういう看板あったよね?」「あったっけ?」とかある。
記憶力とか、アウトプットする力はそーでもないのに

「やたら入ってくるデータ量が多い」

これだと思う。

要するに「見えすぎる」が、見えすぎて収拾しても整理が追いつかないんだな。

なんかわかってきたぞ。自分が。

人ごみで酔うのも、一気に洪水のように「自分では選んでない」情報が押し寄せるから。
時に被害妄想になるのもそうかも。

入ってくる情報が多いんだから、勉強に活かすなら良かったとか考えがちだけど
脳の処理能力と容量はたかがしれてるのですよ。
教師が「やればできる」と勝手に勘違いするのも仕方なかったかもしれない。(できねえんだよ…)

だってその情報量は、意識しない限り自分でコントロールできてないわけで。
その分、倍の倍疲れてしまう。

1情報が3倍以上の刺激になりゃ、そりゃもう…疲れるわな。


でも、ある程度長くは生きたので
だいぶマシになってる、というかそれの対処法すら知ったかも。


まず、人ごみでは視点を広くしない。モブ場面は疲れるから
「今日は満員だな〜」みたいな見方をせず、手元とか見よう。
SNSをやりすぎない。荒ぶる人からは離れる。
怖い時には音楽。
質の悪い新書を読まない。
振り回してきそうな人とは距離を置いてもよい

などなど…



でも、この特性って
象徴詩からネオダダあたりのアートを楽しむためには持ってこいだとは思ってる。

荒川修作の作品に「これはアレだよね」とか
アンゼルム・キーファー見て全身で「アレ」を受け止めるとか
とにかく、アートを楽しむ場合は、あっていらん物でなくて
1作で映画1本分くらい楽しめるから、安上がりでいいし。
アートなんてものがあるおかげで、こんな奴でも現実に楽しみや幸せを見いだせるよなって思う。

生きづらいだけで役に立たん…
けどね、
なんとか自分と付き合おうと思う。

治らないものは治らないけど。
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趣味のモチベーション

2018年08月25日 | 雑記

モチベーションのマネジメント。
今日は趣味のモチベーションです。


でも、ちょっと待て…

趣味ならモチベーションがどうのと言わず、やりたくないなら気楽にやめればいいだけのはず?仕事じゃないんだし…

でも、それにも関わらず、例えば趣味のお絵かきにしろ、習い事にしろ、
なぜかモチベーションを保って、競って、真剣に頑張らねば…
あと、単にやめたりやらなかったりだと仲間外れのような感覚、無いですか?

SNSの時代では、趣味をやたら頑張ってる人は注目されるし、同じ仲間でもそこは嫉妬も混じるのが人というもの。
しかも、何をやっていても、知らない人からの批判には常にさらされるという。個人的なものであった時代に比べると、趣味が丸見えの現代社会、
もし作る事が趣味であった場合は、精神的にあまり良いとは言えません。

でもただ、これって、ある意味日本式?と思える部分があります。

何でもが「求道」みたいな。お作法があり、スキル習得を目指し、道を究めるのを良しとされる。
某の語るのは正しき道、某の語るのは邪道、みたいなのも。

最近はゲームですらもそうです。常にレベル上げ、日々のタスクこなし…
それに疲れて辞めるのは簡単でも、辞めれば今度は何もない虚無感。

趣味とは、金なんかの為にやる物ではない。
そして金の為でないものに命懸けで頑張るのは尊い、充実ある。美しい、そんな理想がある。


趣味の世界とは、基本金を稼ぎ出す目的を持つ仕事とは別の価値観で行われるので、ビジネスとはまた別の場所や社会を作る性質を持っています。

でも、だからこそ簡単に辞められず、辞めるにしても人生辞めるような決断を迫られるような、時には業と言っても過言でないものに変わるものがあるのではないでしょうか。

本来、趣味についてのやる気とは「出さないとダメ」なものではないんですよ。やらなきゃ生活に関わるビジネスじゃないわけですから。

でも、それでもモチベーションを求めるとしたら、モチベが上がるとより楽しめるのだろう」と期待する部分や、個人的な楽しみに社会的なものが加わってるからかと思われます。人はパンのみで生きるに非ず、です。

趣味のやる気を維持するには
それこそ、前の記事の冒頭で参照にさせていただきましたが、


自分にキツすぎる締切や、クリアすべき目的などプレッシャーを課しすぎない、これまず大事だと思います。
趣味は気楽にが基本です。

そりゃあ頑張れるなら、頑張った方が良いでしょうが、そんな元気な人は悩まないわな。疲れてきた場合「なるべく、やれたらいい」で。不真面目である事を、自分の中の真面目クンが責めるかもしれませんが、「一本道」ですら休憩所はあります。

他人と比較しない。
全く凹むなて難しいなら、ほどほどに凹もう。
自分叩きだけはやらない方がいいです。


そして周りの価値観、ブームに振り回されないことも。
SNSがあると、自己顕示欲とサービス精神の犠牲になりがち。
ちょっと意識して「自分はこれでよい!」て思う事は必要かもしれません。


趣味のモチベーションアップは、かなりの部分で「金銭でない関係性」に関わっています。
つまり「評価されて嬉しい、仲間だ」って感じる事と、「いいよ理解してくれなくても!」と、評価を求めない事の間を揺れ動くわけです。

ならば、その揺らぎにあえて逆らわないのはどうでしょうか。
一人で趣味にじっくり向き合う機会と、みんなで楽しむ機会の、オンオフのバランスを取る事。それは結局、他者とのほどよい距離にあたるのかもしれませんが。

趣味のモチベーションアップは、その趣味はあくまで、どこまでも自分の為だと思うのがコツかもね。
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フリーランスのやる気マネジメント

2018年08月21日 | 雑記
ツイッターで、絵を描く人はこの3つに注意しないとやる気をどんどん失うから〜という内容で
1、義務(自分に課題を課す)
2、比較する
3、他人に気に入られようとする、他人の価値観に振り回される

そんな感じのが回ってきました。



同時に、1pが1万円と聞いた案件が
実は1本が1万円だったので食べていけないというフリーランサーの話も上がってました。

まず、話を整理します。
同じ「絵」を描く人でも、この世には2つあります。



1つは、趣味として、また自己表現として、アート寄りなものに重きを置く人。
もう1つは、仕事として「職人」的な仕事をする人です。

同人誌は前者。好きでやるのが基本です。
広告はデザインに近いので「職人」の方です。
雑誌連載はどうだろうなあ。編集者側がネームバリューあるからと信頼してくれたら自由にできるのか
それでも売り出すまでは、職人であってくれたが先方はやりやすいのかも。


クラウドファンディングが登場してから、競争は激化。
「主婦も働こう」「ニートはダメ」でも資格資質を問われ振り落とされ不採用な世の中
そこに働けないとダメカス言われるという、そんなマスコミの煽りも加わって
それなら「自由な働き方」と新天地を目指したはいいが
これが法整備も無いオフロードの厳しさよ。
自由であるはずが、何一つ自由で無い事に気づく。

実は雇われ会社に守られてる人らには到底かなわぬ扱いの酷さ。
でもクオリティは上がる一方。しんどい場所ですな…

しかも、やる気あります!この仕事生きがいです!とか嘘八百言ってないと
案件頼む側にはやる気ないダメな人と見られ
同じように絵を描く人のうちアート気質の人らからは
「惨めだねえ、それで食っていけないでしょ?」「お金の為なんてあさましい〜」
そんな風に見られ蔑まれかねないという。
描く以外にも、絵に無関係のスキルを要求されまくる。

アートで無い側からすると
最初に挙げた「絵を描くやる気を失わせる要素」なんてナンセンスです。

まず自分に自分で課さなくても
枚数(量)と締め切りは絶対です。守れないなら迷惑するのは関わっている人。
これは最初にデビューした時に編集長から怒鳴られたことあるんですが
逃げても締め切りはやってくる。ならいやでも戦うしか無い。
まあそんなわけで、一度長い案件に入ればラッキーではありますが
「マイペース」は本当に難しいです。


他人と比較する。
これは大丈夫。自分が誰かと比較しなくても
「コンペ」勝ち残らないと仕事取れなかったりするから、先方が勝手に比較してくれます。
「すいません、残念でした。あなたよりお若い上手い方に決まっちゃって〜」
自分は下手だと思うなら、下手を逆手にとってでも「やれること」をアピールするしかないかも;


他人の価値観や評価

こりゃもう、職人に徹するならほとんどそこに「自分」なんていりません。
職人はクライアントが喜んでくれることが100パーセントです。
まずは発注者の価値観とイメージをしっかり把握して
その人に全権委ねひれ伏して、その人の便利道具になりきることが全てです。
できないならポイです。先方は義理も何も無いんで他にやれそうな人を探すのみです。
相当に技術価値を高め、スキル習得して個人の価値が上がって初めて「意匠」が在るという
これが日本式の芸の考え方です。


それでも必死に無いモチベーションを振り絞って描いても
ほんのすこし、「自分はこう」を入れても
多大なチェックとリテイクが待ってます。

下手すりゃもう出来てから、積み木崩し並にネームからやり直しとかあるから。


まあ、こういうのクソまじめにやってると
本気で何もやる気なくなり
マシンのようになっていきますよ…

私はモチベーションを維持するために考え方を随分変えました。

まず、締切と量については
「なるべく負担を減らす」「常に作業合理化を考える(余計なことはしない)」

コンペで負けた時は才能が無かったのでなく
「縁が無かった」ということにする。

他人の価値観100パーのサービスをしていく為には
100パー自分の趣味を捨てずにいる。


やる人が増えて仕事の幅も広がっている分
昭和時代の「芸術家気質の求道者タイプのプロ」
を最初から理想にすると、ちょっとした生き地獄に入るので注意。


そうそう、美術史の方で19世紀末〜20世紀初頭のイラスト仕事って
原稿料いくら?ての調べたことあって(下世話w)
A4の1/4で3万円くらいもらってんの見て
10倍かよふざけんな死ねよ大英帝国とか思いました。(もう無えよヴィクトリア朝)





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選者が間に入るということは

2018年08月18日 | 雑記

時代とともに自己アピールの方法は変わるんだろうな。
もし自分が今20代なら
何も知らずがむしゃらなまま、Twitterにあげまくっていたかもしれない。

でももう随分
あっちに行っては頭をぶつけ、こっちに顔出せばグーで殴られ
「これはやっちゃダメだわな」「やんない方が勝ちだな」
そんな臆病さも、経験値と共にゲットしてしまった気がします。


20代の時は、同人誌と言ってもネットは皆無
コミケって言ってもまだまだ規模は小さく(大きくなり始めてはいたけど)
300募集の大阪のオールジャンルが「ええ〜!300もあるの?!超大規模だね」と言ってましたから…

で、当時は「投稿」するしかなくて
でも個人発信ではなく、当然選者がいる。
ラジオ番組だとDJ、雑誌だと編集。


20代の時にSNSがあったら

やりまくってる半分、
絶望していたかも。


なぜなら、「選者」が入るって
その選者でなかったら、評価されたかもしれないじゃないですか。

人の好みなんて一発じゃわからんし。

もちろんダメて人もいるけど
いや、いい!と言ってくれる人もいて
いいという人の数でもないし、1のダメ出しが全てを打ち消すものでもなかったです。



でも今は選者の代わりに「数字」だから。
どこ行っても数字、数字だもの。


偉そうに選ぶな!という
なんでも自由な世界になってしまったけれど

寄る辺のないまま、情報の海をプカプカ漂い
時に押し流されたりするんだよな。


私が20代の時に「こういうのが良い」と言われたことは
もちろん今は通用しないでしょう。
世間も常識もすっかり変わったからね。

でも、もしかしたら
まさか自分ではダメだろこれ…と思っていた消極的な部分は
選者がいてくれて、後押ししてくれて初めて、出せてたのかもしれないです。


なんてね。

昔話は嫌がられる元だから
このくらいにしておこう。





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サイト更新とか…活動再開

2018年08月10日 | 雑記
「いりゅみなしおん」活動再開しまして
本サイトも更新しました。


サークルのお知らせは
すべて「いりゅみな新聞」へ移動

あちら毎日絵付きで更新してるので

よろしくお願いします

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宝くじ8億円と「脱出」の話

2018年08月07日 | 雑記
近所の方で宝くじ8億円当たった方が出て
噂が飛び交うのなんの。

早速家を買って、息子夫婦を呼び寄せたとか

ですよね〜!
「お金」の心配すら全く無いなら
いい家に住んで、働け〜とか言わず言われずに安心して暮らせる
何が幸せかはそれぞれでも、確実に金あったら買えそうなのは「安心」かも。



「成功」ってなんだろう。

日々、人が「やりたいことを」という自己実現を話すのは
「金のために不安から逃れたくて、誰かの言うことを聞かされる」のが嫌だから。
自由になりたいから、かもしれない。



やりたいことをやってる素振りはカッコイイので
うんざりするほど「やりたいことを仕事にして輝く女性」のシナリオが来る。
なんだこれ。怖いわ…広告モデル。


成功とは「脱出」だ。
一部の資本家だけがいい目を見る、生まれた時から
良い奴隷になることを教え求められるこの世からの。
つまり、「好きなこと」をやってるという、わずかな「自由」に人は憧れる。

何のためかはそれぞれだ。

でも、あまりにもその「自由」に、日本にいてその自由に憧れるのって
ジレンマがゆえにあまり良い結果を生まない時もあるんではないかな。
サッカーで言えばパスサッカーの国だし。


ならせめて縛られた手足の
動く部分くらいは自由になりたいじゃないか。


最近は
「指示通り」でも「最終決定してるのは自分だから!」って思うようにしてる。
当然イメージ違って全部やり直しもあるけど。

そして、やっぱり楽しいことは捨てないし
「やりたいなあ」より、やっちゃった方がいいよねと思う。
どっかで「やりたいことはやれてる」と確認したいのかもしれないけど
オリジナルも2次創作も
やれる時、やれる方法で宝物を確認しよう。


「楽しい」「好き」があるのは
その自由の一端だ。
もしも逃れたいのが義務や「命令」であるのなら

どんな形であれ、そしてどこに居たって情熱や想うことや

それさえあれば8億円に勝てる!!と思う


…てのはちょっと言い過ぎかなw





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「絵を描くの好きか?」と聞かれて 

2018年07月28日 | 雑記
少し前、デッサン教室に通った。
先生に「今まで絵を描いた経験は?」と聞かれたのだけど
「あ〜ええと、高校の時に美術でちょっとやったっきりです」と言った。
嘘や間違いではないです。(「デッサン」に関してならそうです)
「絵」て何。漫画は絵じゃねえってわけじゃ無いけど厳密に言うとどうなのか…

それで教室の人に見せてと言われ、渋々見せたら
「嘘、高校でやったっきりでこれ描けます? 絵を描くのがお好きなんですか?」

て聞かれた…

う〜ん、どうだろう。
どっちかと言うと「嫌い」なのかもしれないぞ…?。
実際、嫌でもう死にそうになってても締切、また締切、しかもリテイク
とかいう生活してると何度も
「ネヴァー、2度と描きたくない。ペン持っただけで吐くぜ」って時あったりする。

いや、上手くねえのよ。自分の限界知ってるから。
世の中もっと遥かに上手い人ばかり。それも知ってる。
「好きこそものの」って言うけど重いね、現代人は。
「描くなら好きでなければダメ」「上手くなければダメ」「好きなら上手くないといけない」

下手だけど好きとか、上手くなんないけどなんかやっちゃうとか
そういうのはアリではいけないんですか。



「どうでしょうねえ…好きなんでしょうかね?」と答えておいた。
もう知らねえよそんなの…。

デッサン教室行ってみようと思ったのは
他の人は大学や専学できちんとやってるだろうし
息子はデザイン学科、弟は代アニ、旦那は美術学科、家来る旦那の友人は画家…
まあ自分だけが高校美術オンリーのダメっ子だから…ど下手っ子だから…てコンプレックスもあったんで。

なんだかな、これ動機としてはイマイチだわな。
だから何だよって思うわ。


小さい頃は絵を描くのは好きだったか?
多分、好きだったんじゃないかな。
どっかで襖絵を見て、「すげえ!あれやりたい!」と言って家の襖に描いてだいぶ叱られたな。
なぜ自分がやったらダメなのか理解できなかった。

いくつ買っても落書き帳無くなるから、実家が書店だったので
百科事典の装幀見本もらって(最初だけ印刷してあって、後は全部白紙)「イヤッホー!」て描きまくってたり。
小学校では親がコンクールに出しまくったけど
いつも弟と競争で、弟より下の賞しか取れなくて、「お前はダメねえ、姉なのに」が嫌で泣いた。
叔母は私の絵を見て下手くそと言って嘲笑してた。
祖父に漫画家になりたい!と言ったら「お前になれるもんか、絶対になれない」と言われたっけ。

それでもこそっと描いて、中学の時はイラスト交換したり
手書きで同人誌作ったり、友達に漫画描いて見せてたり。
雑誌投稿したら掲載された上、記念品までもらって嬉しかったっけなあ。


う〜ん…好きかどうか

「好きだったり好きでなくなったりする」ものかも…

「絵画制作におけるレスポンシビリティとアカウンタビリティ」みたいなものがあって

嫌になるのは、自発的な場合、描きたさと描けるという自信?に基づいて、自分なりの遂行を果たすのでなく
常に時間的制限と、結果、過程説明(スキル)を求められるアカウンタビリティの場合なんだろうな。

「絵なんて、下手だし苦手だし、大嫌いですね」

と言って部屋を見ると、ワゴンいっぱいの画材、本棚に入らんくらいの独習書…美術理論…
「わ〜自分バカだなあ。才能無いのに、少し位、努力してみようとか思ったんだろうな…」

ってなる。
もはやこじれて歪んでる。

何せ自分の性格はめんどくさい。
こういうのって、もっと素直に「上手くなりたい、そして上手かったら褒めて!」とそれだけで良い人の方が向いてるんでないかな。


そんなわけで自分には向いてないんだろうけど
なんか仕方ない、周囲はともあれ、ダメと言われようが無理と言われようが
本気で好きかどうかはよくわかんないけど
あまりにも気の毒な頭すぎてやめ方すら知らねえのです…

もう、本気で好きかとかはあまり考えないで生きようと思う。
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知っておいてほしい、本物の「ヒロイズム」について

2018年07月16日 | 雑記
個人の結婚までの経緯から、自分史、会社設立してカッコよく社長やってる人に至るまで
広告コミックには
「自分がいかに人生のヒーローであるか」を描いてほしいという案件の
そういうシナリオがよく届く。

でも、一つここで与太話として、知っておいてほしいことがある。

お金を出すから描いてくれという案件であり
シナリオはあるんだから、それが仕事と割り切ってるけど
そういうものを「面白い」と思うかと聞かれたら
私はぶっちゃけ、面白くはないと思っている。
そこをなんとか面白くするのがテメエの力量だろうがクソが
と言われるだろうから、限界まで面白くしようとはするけど
基本、シナリオは一字一句いじらない(先方がアレンジOKのところ以外は)ようにはしている。

なぜ、その「カッコよく活躍する俺様」がつまらないか?

それは「大衆の娯楽主人公に対する、最低限かつ潜在的にして基本的なニーズ」があるからだ。

ヒロイズム、英雄譚の基本は「下剋上」にある。
そして、多くは「主人公」と「自分」はどこか「理解しあえる」存在でないといけない。

その「理解」の基本は「あなた様は尊敬すべき方なのでとてもかないません、隷属いたします」
というものではない。
人はそういう存在には、憧れもするが嫉妬や羨望も持ってしまうのだから。
どこかで「自分も…」と思わねばならない。

そう、自分も同じような弱点があるとか。

だから、「カッコよく描いてください」は実は(気持ちはわかるが)
逆なのだ。
本当のヒーローになりたかったら、マンガではいかに自分がカッコイイかを描かせるのではなく
「いかに惨めか」「いかにダメか」「いかに弱いか」
ここから入らねばならないんでは。

でもそこで何かは起きる。もしくは起こすわけで
「物語」はそこから始まるのではなかろうかね?



て、不満度数が上がるって事は
もう他の人にテーマごと委ねちゃえという鬱な状態からは脱してて
自分でシナリオまでやりたいんだろうなあ、私。

ダメでも

そうそう、ダメでもな。
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リクルートニーズと就職広告マンガ

2018年07月15日 | 雑記
女子の就活の企業広告マンガを仕事の方で描いてます。

女子の就活マンガはこれまでも何度か描いてるのですが
私が学生時代は、女子の大卒2割
「輝こう」のスローガンなど皆無でして
就職しても寿退社はスタンダードだったし
今や男女平等ですが
実は昭和の「不平等」さって、特にこれと言って
使命感と夢に燃えて「私はこのために生まれた!」ってものが無いタイプには
「結婚リタイヤ」コースが確立されていたので楽っちゃあ楽でした。

「社会契約論」みたいなものに根拠なんか無いとすでにヘーゲルが批判かましてますが
あれって、「夢」と「社会で役に立つ」が一致してないと難しいのよね。
社会主義でいう「夢」というのは
「現実的に役に立って稼ぎを出して、税金払える職業の為に生まれたと思うこと」
にあるわけですから
「夢はユーチューバー」であるとして…その自由は許されているのだろうかという気がします。

夢が「薬剤師」とか、「公務員」とかお堅い系は楽そう。
まあ自分などはマトモにリクルートスーツで何社も回るなんてやったことないし
そもそも自分の時代、まだPCが無いんで…
エントリーシートとか無かったのでした。

このテの冊子マンガの主人公は
企業さま側から案を出されるんですが

企業側からのニーズとなる主人公キャラは

「明るく元気」
「妥協する部分があるとするなら、多少成績が悪くても、むしろ教えますので」
「でもなるべく常識的であってほしいな」
「素直でまっすぐでピュアで妹ちゃんみたいな」

「先輩が飲みに連れてってやりますよ〜ウフフ」もあるかもね


何新人に甘えてんだコラ、いい加減にしろコラ。


実際の就活とかってどういう気持ちかって
全員が企業ニーズ主人公に合致してるわけがないんでないかね?
と私は突っ込みたい。

「あ〜はよ決めないと…どこでもいいから決まらないと…
どうしよう。親とか周囲になんて言えば…頭活かしくなりそう」
「本音は就活なんかしたくない!あ〜〜〜!!!働きたくない!永遠の眠りにつきたい」

とか無いん?



「激しくコミュ障で人見知り」
「成績はいいんですが。臨機応変は無理」
「いや常識だろSNSすらやってないとかどうなの(常識に世代間ギャップ)」
「自分が好きじゃない、でも良く思われたいから嘘八百」

「飲みに行きたくないです、帰ってゲームやりたいです」

っていう
企業ニーズと正反対のキャラの方がマンガとしては面白い気がするんだが。

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フォトグラファー入門(仮)

2018年06月27日 | 雑記
ネオアンでオールキャラでギャグ本
これとオスリモ(アンジェ)
ちょっと同時にやってみてます。

広告でフルカラーでコミック描いてきたので
その時勉強した事とか活かせるかもしれん。


そうこう言ってる間に7月。
早いなあ


ブログはネオロマ分とお知らせは
「聖地&聖都 いりゅみな新聞」に移動予定です

あとはサッカーwだけの日々。
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奇跡はゼロではなかった。

2018年06月21日 | 雑記
ベルギーから2点も取った。
すごい!
私の予想では2-0で負けかなと思ってたからなあ。

アディッショナルタイムで逆転したベルギーもすごかった。

いい試合でした。
悔しくて寝れない程ではなかった…

勝てないとかでなくて、ベルギー応援もしてたというわけで。

普通に暮らしてると、奇跡なんか無いて思ってしまうのが大人で。
ついつい「もうムリ」ばかり言ってしまうけど

奇跡はあるんだなあ。

とにかく推しの乾+柴崎が活躍してくれたの嬉しいし
イライラパスまわしでなくて
縦パス一本ドーン!の速攻も観れたし。
あと香川嫌いだけどホント上手いのは上手いわ。いてくれてよかった。

サッカーバカでよかった!
そして眠い。





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新刊も準備し…ん?地震?

2018年06月19日 | 雑記
今度はこっちが地震か〜〜〜〜><

でもうち南だから、北部の方のようにひどくなく
おかげさんで全く無事。震度3〜4程度でした。
ただ、油断は禁物なのでしっかり防災準備だけは整えました。
全国規模で地震多発で。お気をつけくださいです。


さて2018下半期に向けて。


「いりゅみなしおん」でも活動再開する予定なのですが

まず、以前のように「コミケやスパコミ参加を絶対的前提にして
それに合わせた新刊」
というのがなかなかやりづらいです。
イベントも参加できるかというと、予定を合わせるのは難しいです。
もうしばらく調整いるかも。

もともとそれがネックで休止したんですわな…



そこで幾つか、できる範囲でできる活動方法を探し、場所を探しました。

条件
1.「同人誌(2次も含めて)」にご理解がある主催、参加者であること
2.オフでのイベント参加が必須条件ではなく、しかも休止以前の活動に近いものができる事
3.締切必須でなく、あとマイペースを保てそうなこと


それで、以前お世話になっていたのは
同人誌委託の「ケイブックス」さんとダウンロード販売の「 DLsite」さんです。
もう事務処理にあんまり時間かけたくないから、知ってるとこで…開拓は今はしないで。


ケイブックスはデータでなくて本で納品ですが、在庫はありません。
(まあ、断捨離もあるけど、本というのは紙でできており
日本は湿度も高いですから。置いてあった分が重みや湿度で波打ったりで痛んでしまったのですよ)



そこで、ディーエルさんで2013年、5年前まで「B-LINE」で登録していた方を
「いりゅみなしおん」で再登録しました。

これが、現在では最初に「BL/腐向け」かノーマルかは必須で選択しなければならない
(アンジェの時代ってあんまり腐対夢などの対立は無かったのですが…気をつけねばならない時代なのですね)
あと、1人で複数サークルの登録は基本できないようです。


とかだったので、まあ問題がいろいろありすぎて保留の(応援してくださった方がいて申し訳ないんですけど><)
B-LINEは当分活動範囲からは外すとして、

「いりゅみなしおん」でやっていたことを再現する事を目標にしました。
ネオロマで一般及び乙女向けで健全コメディ。と、サークル申込書には書いていたなと。


うちで配っていたフリーペーパー「いりゅみな新聞」と、各新刊に入れていた「TALK SHOT」
をDLsiteさんのブログでやる予定で準備しています。

ここでも記事は書いてきましたが、なんせここなあ…ネタバレ書けないし。
同人だとネタバレ卍解ですからな…
Pixivはブログが無い…?よね?無いよね?メッセージ書くとこはあるけど
違うそうじゃないのですよ。




無理して頑張るといかに鬱になるかも把握したので
ぼちぼちで。

新刊は出したいです。
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注意しない親にキレる人

2018年06月13日 | 雑記
「注意しないでぼーっと立ってる親何なの?ガキうるせえ。躾出来ないなら親になるな」

ってかんじの人炎上。

これとか「妊婦にムカつく」心理
面白いです。

で、それを言うと
「親になっただけで偉そうに言うな」
「そんなに親は偉いのか」て言う、てことは
「親と云う権威を持った存在に憧れるが、自分がなれないゆえのルサンチマン」

そう考えると合点が行く。

妊婦にムカつく、邪魔なのは
「一人前になるには結婚出産しなきゃいけないのかな、
しろしろって目の前で言われてるようで
プレッシャーを感じる。でも出来ないんだよ、したくもないし
やっていけるか不安だし、ああもう、こんなこと考えさせないで!」


キレる子供にムカつくのは
「マナーと常識を守る自分てなんて偉いんだ、すごいんだ、我慢して生きてるんだよ?
だから褒めて〜自分はちゃんとしてますよ〜」
もしくは

「親がきちんと育ててくれてたら、自分はこんなに苦しまなかったよ」

だったりしたらどうすんの。

親になるって、時間の経過と比例してレベル上がるもんだから
じいちゃんばあちゃんにかなうわけがない。
しかもマニュアルなんか無い。


そこはわかっても許せないのなら
多分、真面目に生きすぎてストレス溜まってんだろうな。




ムカついたら
W杯サッカーを見ようぜ。

国際親善パラグアイ戦勝ってよかったね。


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まんが「びーたんはフリーランサーです」を書いたので

2018年05月30日 | 雑記
サイト整理をしたので、オリジナルは企画のみになりまして、
前にやろうかなと思っていたギャグまんがの分が出来なくなりました。
まあたまに書けたらブログにあげます。




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オリジナル歴史企画「田原坂46 」ギンコーちゃん

2018年05月30日 | 雑記
どういう風にやっていくのか試行錯誤してましたが、なんとか形になってきました。
まあようやく「田原坂46」サイト整ったぜ〜てとこです。


この企画は
明治時代の報道記者らを通して、関わる人々、取り巻く人々らを取材する形で描く
けどあまり、小説か漫画かという形式にはこだわらずいきたいと思います。

以前書いた小説もぼちぼち「小説家になろう」にまとめることにします。


こっちにもあげときます。

登場人物紹介。

岸田吟香は実在の人物。
とにかく破天荒で、どっから突っ込めばいいのか…

ヘボン医師のとこにいた伝を、編集長に紹介した人物です。
ギンコーちゃんだけでギャグ本出るくらいには突っ込み所多いっすわ。(出すか〜)

明治5年「たまごかけごはん」という素晴らしいものを発明
東京日々の、福地桜痴の前の主筆。

ウォーキングのすすめとか
目薬の広告とか…

書いた記事がまたすごい。福地と真逆の意味で「すごい」

「おいらは虫では蝶となめくじといもむしがきらいです」

小学生か!




まだイベントに参加できるほど作品溜まってないので
コツコツ作っていきたいです。


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