白衣を脱いだ生活♪

これ以上脱がさな・い・で・・・

骨髄移植財団のCM

2004-06-10 | Medicine
「46歳の夏○雅子さんに会えた・・・」というCMが流れています。確かに今の技術であれば助けられたかもしれません。しかし、当時骨髄移植という治療法が夏○雅子さんに必要だったのでしょうか。夏○雅子さんは抗がん剤治療により既に緩解に至っていたのです。もちろん緩解後に移植をするという場合は多々ありますが・・・

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4 コメント

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はじめまして (通行人)
2004-06-10 11:50:54
夏目●子さんのAMLはなんのFAB分類の何だったかご存知ですか?

教えてください。
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裏はとっていませんが・・・ (ICHIRO)
2004-06-10 12:00:24
M1かM2との噂がありますが・・・

t(8;21)をもっていたかどうかは判りません。
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ありがとうございました (通行人)
2004-06-10 12:39:45
参考になりました。"""(^_^;)"""

t(8;21)のAMLに化学療法を施行すればJALSGの成績では寛解後の長期生存率は40%前後ですよね。

第一寛解期(first CR)でのAMLは年齢が若ければSCT(stem cell transplantation)の適応にはなると思います。

事実小児グループの前方向研究ではSCTが有意に優れているともいわれています。

夏目●子さんは若かったのでCRが得られたらSCTも十分考慮に入れるべきだと思います。

もちろんGVHDやTMAなど移植関連合併症も起こりうるため最初に化学療法、再発したらSCTという考えもあると思います。



以上、勝手なコメントです。うざかったら消去してください。
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コメントありがとうございます。 (ICHIRO)
2004-06-11 02:17:09
夏○雅子さんのCytogenetic findingsは解りませんが、もしt(8;21)を持っていたら、現在はfirst CRではHSCTはしません。consolidationとしてHDACを施行すると思います。CD56陽性であれば微妙かもしれませんが・・・



当時は、G-CSFもAMLに対して慎重投与だったので、これもcure出来なかった要因かもしれません。
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