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中高年女子の ひとりあそび

人生の折り返しも過ぎ、待っているだけじゃやりたいことの半分もできずに終わっちゃう(泣)。
だから出掛けようよ、一人で!

山登り

2015-08-06 00:04:28 | お山




なんだか「今年は冷夏」というセリフを聞いたことがある気がするけど
幻聴だったかしら。(クスッ

暑くて暑くて堪らないので、涼を求めてそこそこの高所へ行って来た。





朝4時に家を出て、マイカー規制の為バスに乗り換えて到着したのはこちら。

鳩待峠

乗り換え駐車場は8時半というのに、既に第二駐車場も半分埋まっているほど大盛況。
その殆どの方は尾瀬ヶ原の方に向かうので、
私たちの登り口はひっそりとしたもの。





期待通り、シーズンにも関わらず静かな登山を楽しめそうだ。



.........が、




暑い!
暑い!
暑い!ヾ(#`Д´#)ノ



1500Mアッパーだというのに、有り得ない暑さ!( ̄▼ ̄||)

大した登りでもない筈なのに、溢れ出す汗に体力を奪われて苦しい、苦しい。
木々に遮られ開けない景色も一因を成し、これまた苦しい。(トホホ





口からペロ~ンと舌を出したワンコの様相で何とか歩き続けると








爽やか~~~。眺めだけ~~。(クスクス
そう気温はまだ高い。


高度が上がった分だけ気温が下がっているのも事実だけど
視覚が体感温度に影響を与えるのも事実だと思う。

実際この景色を前にした途端、暑さ苦しさ半減。



この先至仏山との分岐を左に折れ、更に進むと


ゴールの笠ヶ岳に小笠の二つのトンガリが姿を現す。



山に登っていてこの瞬間とこの眺めが大好き。



で、
「あ~、山に来て良かったなぁ」という悦びに満ち溢れた後
例によってオアズケでコンチクショーのアップダウンが繰り返され
気持と顔がヤサグレ掛けた頃に、素敵景色がこれまたいつも通り現れるという
登山あるあるの飴と鞭。(フッ





現れた次なる素敵景色は
開けた南側の斜面になびく、草の中に揺れる無数の花々。
綺麗!




これまでの道すがら出会う登山客もまばらだったというのに
ここには撮影されている方がたっくさん。


賑やかで笑顔に溢れるこのお花畑まで来たら
後は山頂を目指して一気にチョイと登るだけ。


この道標に従って



あのてっぺんに向かって、



チョイ......と。



フ~フ~登る足元にも可愛らしい花が。
岩だらけの厳しい環境でも健気に頑張る花に癒されながら、
一歩また一歩足を進めて行くと





ハイ、「とうちゃこ」です♪


笠ヶ岳 2057M



青い空に360度の見晴らし、汗ばむ肌を落ち着かせる心地よい風。
日差しの強さは同じでも空気の温度が違うので、すこぶる快適。


狭い山頂は多分10数名も居ればいっぱいの広さ。
既に4人程の女性グループが食事をされてる反対側に陣取って、私たちもランチタイムとした。

今回もコンビニで買ってきた味気ないメニューだけど
問題無い!文句も無い!



だって一番のおかずはここからの景色だもん♪




持って来たキュウリのお漬物に冷やしトマト、
オニギリ食べてお茶飲んで、お裾分けのグレープフルーツも食べて、
贅沢な程空気を吸い込んで思いっきり深呼吸。



あ~~、
最高! ホントニ、サイコー!






下手な腕でこの景色をカメラに閉じ込めようとモガイたり
いつも通り山の名前を確認しあったり
ただただ人工的な物が何もない景色の中で自然の一部になった気分を味わったり
30分ほどの休憩を楽しんだら、名残惜しいけど下山開始。



先のお花畑にはもう人っ子一人おらず、静かに草花が波打つのみ。


登りよりも更に人の居ない登山道をズンズン下り、至仏山分岐先の原見岩まで到着。
そこからの、燧ヶ岳とそのすそ野に広がる尾瀬ヶ原に


遠方にある日光白根の雄姿を



心に焼きつけて日常へと戻ります。




で、一歩下るたびに上がる気温と不快指数。
日常に戻るのが更に嫌に。(フフッ




この日下界は体温超え。( ̄▼ ̄||)













山登り

2015-06-19 18:19:29 | お山



体調管理にも余念無く、
毎日スキップシ~シ~壁のカレンダーに向かっては指差し数えて待ってたこの日。




..........

朝起きたら思いっきりの雨だった。(-_-)



いったい誰の行いが悪くてこうなったのか、
思い当たる面々を脳内裁判にかけながら集合場所に向かう。(フフフ








8ヶ月のブランクを経て向かったのは長野県菅平にある根子岳(2,207m)。


道中の車内にて
「○○さんと一緒だと雨になる!」
とか、まさかの
「sotoniさんが来ると雨だよ!」と、
山の天気が如何に測りにくいのかの学術的論争を繰り広げてるうちに、
菅平牧場到着。(クスクス


着いてみれば雨はすっかりあがり、心配のない程度の曇り空に。




レンゲツツジのオレンジ色が映える牧場脇からスタートです。


正面中央が根子岳









花の百名山と謳われる根子岳は比較的人の少ない静かな山との評判通り、
見渡す限り「登山客」は私達だけ。





道々咲いている可憐な花を独り占めする気分♪


写真を撮ったり、名前を教えて貰ったり、
おおむねなだらかな斜面の登山は楽しく気持ち良く続く。








最後にガレ場の急登を登り切ると、そこが山頂。








別ルートから登ったと見られる人々が既に2・30人休憩中。




天気が良ければ白根山系から北アルプス等、360度の雄大なパノラマが拝めるのだけど
流石に水蒸気が多かったこの日、山々の輪郭は遥かなる霞の中で残念。><

雑談を交わしながら
コンビニで買った少々味気ない昼食を頂く。




下りは登って来たところを少し下がってから小根子岳(コネコダケ)へ。



右手に登り返した先が小根子岳



根子岳(ネコダケ)・小根子岳(コネコダケ)。



みんな口にしながら猫と子猫に変換。
「何だか可愛い名前だよなぁ~。」とほっこり。
息が上がることも無く、ゆったりとしたハイキングが続きます。

 




コネコダケからの眺め 


コネコダケからネコダケを望む



この辺りから「登山客」数名とすれ違う。
が、やはりその数はまばら。


そう、「登山客」はまばら。「登山客」は。 








実はこの日トレイルランニングの大きな大会が開催されていて
走行距離42Kmのレースになんと

800人! が参加中。( ̄▼ ̄||)






コネコダケからコネコダケ北肩に向かう狭い登山道の道すがらも



走るトレランナーに



逃げる登山人



続々追いかけてくるトレランナーに



道を譲ってホット息吐く登山人。




も~~ 大忙し! (フフッ





コースになっていない小根子岳北肩で一息つく。

この後姿美人は勿論私ではありません。(笑)



その後再び下り始めるも







余りのランナーの多さに、10数歩歩いては足元の花に気を使いながら道を譲り、
可憐な花を眺めるのも後ろを気にしながらの僅かな時間のみ。

ランナーの方も息が上がる中
「すみません!ありがとうございます!」と挨拶を繰り返さなければならず気の毒。(=ω=)








美しくて気持ちの良い誰の物でもない山の恩恵を
どうやって皆でわけ合えばいいのか、考えさせられる登山となりました。(トホホ





追記1:
先ずは小諸の道の駅で買ったこちらをばっ!


うましっ♪



追記2:
忘れないように今回の花図鑑を。











覚えられるかどうかが問題。(クスクス



























山登り

2015-04-16 21:41:04 | お山




完全 復っか~~つっっっ! (フフ







ってな訳で、久しぶりのお山に参加してきた♪





本日はお花見も兼ねた慣例行事のお山。
天気予報が芳しくない中、そこは硬派の山岳会。勿論決行でございます。(キリッ






.......が、

最寄駅に着いてみるとこの時期としてはあり得ないほどチョ~寒いし、
雨は降るしぃ、人影も全然無いしぃ~で
テンションも最下点までだだ下がり。( ̄▼ ̄||)




も~~イッソ花見ここででイインジャネ?
って意見が飛び交う有様の硬派の山岳会 in 駅前。(クスクス



ギャイギャイ言っている内にバスが来たので取り敢えず登山口までは向かうことに。(クスクス




バスに乗って初めて知ったが、この辺りは(と言うか埼玉全体と言うか)アニメで町おこしを行なっているようで
バスの中は一面こう↓


「ヤマノススメ」というアニメだそうです。
クールジャパンなんだか一億総お子ちゃま化なのか、チョイ悩む。





天候を鑑み、本来歩く所をバスに乗った後登山を開始。



幸い雨も止んだ中での出発。








あ~~、気持ちがいい!最高!
標高が高い山の景色も好きだけど、このマイナスイオンたっぷりのこの景色も大好き。
再びこの空気を味わえたことに感謝しながら歩を進める。









気温は高くはないけれど、風が無いお蔭で寒すぎることも無い。
(当然と言うか)他に人影を見かけることも稀なしっとりとした早春の山道は
吸い込んだ空気が体内を浄化し、
湿り気を帯びてこだまする鳥のさえずりは日頃の喧騒を忘れさせてくれるかのよう。


素敵。



私ったら詩人。(クスクス





冗談はさておき、
たとえベストな条件でなくても喜びを与えてくれる山って本当に大好きです。





さてさてお花見山行とは言うものの、そこは硬派の山岳会。(フフッ
宴会をメインに置くようなことは無く、二つのピークを縦走するちゃんとした登山。
余りに運動不足が過ぎた私にはちょっとした坂も足に堪えたが
なんとか全てを走破できた。



実に六ヶ月の辛抱を経て山歩きを愉しんだ後、桜の下でお花見を♪








まずは カンパァ~イ!




で、下山して



こうなって、



更に



こうなって、






こうなりました......





そりゃどうやって帰宅したのか分からない筈。(クスクス







追記1:本日制覇した二つのお山。



硬派の山岳会ですから。(クスクス



追記2:山で見かけた花々



全ての花名の後ろに「かもよ」を付けてお読みください。(フフッ















山登り

2014-10-26 15:43:42 | お山



紅葉を愛でに行って来た。ちょっと前だけど。(クスッ






場所は那須連峰にある三本槍岳(1917m)。


この写真はその左隣の朝日岳(1896m)。肝心のお山の写真を忘れる。



例によって日頃の行いに裏打ちされた好天の中、全7人で気持ち良く登山開始。


天気は申し分ないが気温が予想以上に高い。
木陰が望めない剥き出しの登山道だし、
更にはガレた岩の急登が崩れないようにと被せたネットのせいで、これまた歩きにくい。
汗を拭いたり悪態をついたりして楽しく進む。(フフッ




言われている通り今年は紅葉が早く






登り始めこそ覗けた色づいた美しい木々も、登るにつれてもう終わりかけの状態に。
桜もそうだけど、自然の限られた時期にドンピシャと合わせるのって本当に難しい。(-ω-ll)







ただしこの日は、滅多に見れない現象を目にすることができ、紅葉の残念感を完全に埋め合わせ。
それは、こんな低い山ではお目に掛かれない筈の雲海。


↓この写真の左手の白いところ。

何しろ下界が一面、真っ白の雲の海でございました。



同行していた気象予報士に説明も受け、これまた凄い得した気分に♪

....ただしその肝心な解説をマル忘れなのはいつものことでアリマス。(ヘヘッ




苦しい急登を終え、気持ちのいい稜線を歩く。

遥か隣の朝日岳の山頂には沢山の登山客のシルエットが見えるが
こちらの山はひっそりとしていて、たまに人とすれ違う位。
秋の山をゆったりと楽しめます。





…チョ~暑いけど。(クスクス



何しろ流れ出て止まらぬ汗をフキフキ、2時間程登って山頂到着!










登山客が多くはないというものの、それでも狭い山頂は人でいっぱい。
空いている隙間を陣取ってお楽しみの昼食タイム。

持参したお弁当だったり、お湯を沸かしたカップラーメンだったりの清貧な昼。
でもリーダーに貰ったインスタント珈琲もすごく美味しく感じて、やはり山の食事は最高!


何だろ。動いた後に自然の中で頂く食事って、本当に最高♪



周りに広がる山並みを愉しんだり山影の同定をしたりしつつ会話を楽しんでいると
雲海の彼方に富士山の小さな姿を発見して、幸せ気分も更にUP。




…チョ~暑いけどネ。(クスクス




下りは上りのような苦しさが無いので会話が弾む。
気持ちのいい景色を眺めて、心地いい空気を吸って、
色んな話に脳内好奇心を刺激されたり笑って心をデトックスしたり。

本当に楽しいお山でございました。




赤面山(1700m)ですら、雲海の上。



ただ、しつこいけどチョ~暑い!><


だって、登る前に買った水分はあったかいお茶だし。
おまけに、頂上の予想気温は9度ってあったから暖かめの格好をしてきちゃったし。
終いにゃ、気を抜いて日焼け止めも持ってこなかったから季節外れのガングロになるし。(シクシク



下山後には冷たい飲み物を目指して一同自販機へまっしぐら!



ニセモノ(ノンアル)だって十分の美味しさであります。(クスクス









山登り

2014-07-22 10:47:54 | お山



自己トレーニングが足りてない不安があるものの、
行って来た。



The 岩トレ。







圏央道の御蔭で近くなったここは秩父。



登り始めは水音が心地いい
沢のあるマイナスイオンたっぷりの山道。





呼吸をする度に、体内が浄化されるよう。


「デトックスだね~~。」
「これだから山は止められいよね~~。」
「街中で休暇を過ごす人の気が知れないね~~。」
などとホザキながら軽快なピッチで進む。






が、この標識を過ぎたあたりからだんだん険しくなり




先ほどの街中ウンヌンの軽口を猛反省しつつ登ると
鞍部に出る。





吹き抜ける風が涼しくて心地いい。
ここでしばし休憩。

本当は東岳・西岳両方登る計画だったが
雷の注意が必要な天候であること
リーダーが 前日の呑み会が祟って(注:私ではありません) 体調不良なことを考慮し(クスクス
西岳のみに変更。



さぁ、ここからが岩山の本領発揮!




己が体重と筋肉のバランスの悪さに再度気付き



スリップ注意って言われてもさっ!と悪態をつき



高度感のある写真が撮れるまでそのまま待って!と我がままを言い






そうこうしてる間に
山頂はもうすぐそこ。









確か何年か前に来た時、この先に一番のヒョエ~~ ポイントがあった筈。


切り立った垂直の崖の下を覗くと
3m程下に僅かな足場。
鎖を使ってそこに降り、岩の切れ目に体をすべり込ませる所。
落ちたら真っ逆さまのその眺めに凄く緊張したのを思い出す。



そうそう、ここ、ここ。



降りて   →   すべり込む


ただこの日の濃い霧が幸い!
高度感無しで、恐怖を感じずに終了!ラッキー!






山頂でお昼を頂きしばし休憩。
誰も居ないので山頂独り占め。



標高が低く本来夏にはお手上げの山だが
この日は気温も低かったので助かった。


話し込んでる内に次第に霧も晴れて
時折周りの山々も顔を出す。







お腹も満たされたところで再び出発。

ここからは切り立った稜線歩き。
足元を確認して慎重に進む。







見渡す景色も最高で、本当に楽しい。








岩や鎖を登ったり下ったり、
狭い岩肌を歩いたりと色んな岩を愉しみながら進み、
ここがとうとう最後の鎖場。






この後は酷使した足の筋肉に追い打ちをかけるような
ただただ下る一方。
最後にはふくらはぎに力を溜めることが出来無くなりました。




山で見かけた花ときのこ。










下山して車に乗り込み
温泉に付くまでの間に皆筋肉痛開始。
いいトレーニングになりました。





で、槍ヶ岳まで一か月を切った。


同行者が皆それまでに体重を落とすと言う。
しかもその方法が「家呑みを止める」という非常手段。

ウワァ~~ ><
そんな事したら死んじゃう.....


ううん、

死んだ方がマシ! ( ̄▼ ̄||)


ドウシヨ、ドウシヨ




追記1:
ひと山越えたら天気が…の絵。



稜線の左は埼玉、右は群馬。