goo blog サービス終了のお知らせ 

中高年女子の ひとりあそび

人生の折り返しも過ぎ、待っているだけじゃやりたいことの半分もできずに終わっちゃう(泣)。
だから出掛けようよ、一人で!

新緑

2018-05-10 18:58:10 | お山

お世話になった義母が急に亡くなってから、慌ただしく過ぎたこの二ヶ月。
四十九日を過ぎてやっと落ち着きを取り戻す。


年は取ってはいたもののとても元気だったのに
人の命なんて分からないものだとか

形の見えな“命“というものが失われたら
身体は其処にあるのにその人は二度と戻ってこない現実とか

「生」の儚さと不思議を、この年齢になって、又も考えさせられた。


生きているって当たり前のことじゃないのね。


と思ったら、どうしようもなく自然の中で深呼吸がしたくなり
法要を終えたGWに久し振りに出かけて来た時のお話。



運動不足が心配だったところにあった丁度いい山行で、
奇しくも同性同世代3人組となり、会話も楽しい山登りとなりました。




ブームもあって混みゴミする道の駅に車を停めて、出発。





ほんの僅か車道を歩き神社脇を入って行く。


ここからの地元の方の生活道の登りがキツイ!
ここでグイグイと高度を稼いでいく。




「こういう所で暮らしている人って、体は丈夫だしボケないって。」
とさっそくの同世代トークが始まり(*^^*)
登山道に入ってからはそこに、取り囲む若葉と織り成す枝の影に時折吹き抜ける涼しい風、
そして額を覆う汗が加わり




苦しさも程々で、本当に気持ちがいい。




この丸山は1000mに届かない上アクセスも良くて
道標もしっかりした登り易い山。




なのでさぞかし混んでいるだろうと覚悟してたけど
山道に入ってからは行き会う人もまばらだったのは
有り難い誤算♪

途中急な登りもあったけど、
標準タイム内で順調頂上に到着。





頂上の見晴らし台より、益々惨めな姿になる哀れな武甲山を眺め
近隣の山に行ってる仲間の様子を想像したりした後で

台直下の木陰でランチタイムを取った。

お湯を沸かして淹れたコーヒーを味わいながら
頂上での写真を撮るのも忘れるほど同世代トークを楽しんだけど
思い出せる話題は無し。(クスクス
そんな他愛も無い会話が楽しいんだと思う。(^-^)


何時もより運動不足が過ぎたので、下りは少し足にきたけど
途中に待ってた絶景で





気分サイコ-ッ!


ここはパラグライダーの出発地点。
経験者の仲間から話を聞かせてもらい
やはり、生きていることに感謝して今出来ることを今楽しまなくては!
と再度思う。


この後下って下って



私には物珍しかった、組んだ石で作られた橋を通り抜け


二時過ぎに下山終了。


どれだけ考えても同世代トークの内容が思い出せないのだけど(クスッ
心身共にリフレッシュできた1日でした。(^-^)
皆様お疲れさまでした。




キチンとした人生を送らなくちゃとは分かっているのだけど、
ダラシナイ自分に鞭を打つ日々。(T_T)



山登り

2017-11-06 11:13:03 | お山






雨だらけのこの秋、晴れ間を縫うようにして紅葉狩りに行って来た。

・・・・・・・・・晴天とはいかなかったけれどね(フッ






昭和の香りが残るこちらの駅に到着したのが朝9時。







ここに来るために購入した周遊きっぷは、今オンエア中の「陸王」にあやかって足袋の形。( *´艸`)
コンビニもお土産屋さんも食事処も、何~も無い駅前で、
紅葉を求める多くの人と一緒にバスを待つ。


登山の格好も含む多くの人達と乗り込んだバスだけれど、
強石バス停で降りたのは私たちだけ。



平らな場所が無い険しい条件に建つ家々を抜けて



入口へ。



この先も生活道と呼ぶには余りに急な坂を登り、集落を抜け
辿り着いた山道入口には



・・・・・・ハイ、気を付けて進みます!




本日登るのは秩父の御岳山。





標高1000m強程度の小さな山なので、(熊以外は)気楽な気持ちで登ればいいサ♪
とナメきっていたら!


そのササイナ高度を一気に登る登山道で、侮れず!( ̄▼ ̄||)



「ここって崖だよね?」って斜面を登り続け、
林道跨ぎまで辿り着いてやっと拝めた目的のピーク。




で~~も!そこはピークなんかじゃ無く、
エセピークに騙されながら大喜びで登ったり
その意味を疑問視しながら下らされたりを三度ほど繰り返し(フフッ


鎖場を楽しんで






山頂に到着♪







狛犬の先にある祠から成る小さな山頂。

晴れていれば素晴らしかってであろう景色を写真に撮り
先客に遠慮して、少し下がった所で食事を採る。


ありきたりなコンビニ弁当が美味しく感じるのはいつも通りだが
奥様の手作りおにぎりを頬張るIさんを見ていると、更に更に美味しそう(゚¬゚*)!!

作るのは好きじゃないけど、作って貰った物の有難味を再認識!(クスッ






晴れてたら本当に綺麗だったろうなぁ~、と思うと悔しいけれど
この後の登りより下りが難しいを絵にしたような急坂を降り
下山しきってからの雨で済んだだけ、良しとしよう♪



・・・・・・・・

じゃなくて、
珍しく天候に恵まれたこの連休。
よりによってこの日だけ、この日だけこんな天気。




だ・・・・ 誰よ!行い悪いのはっ! ( ̄_ ̄||)

ワタシじゃないからねっ!(クスクス



でも会話と自然とプチ旅行感を楽しめた、素敵な山行でございました♪
皆さまお世話様♪




追記:モチロン!↓


サイコー!( ̄m ̄*)





山登り その3

2017-10-03 00:04:35 | お山


激しい雨音と、傘を差しながらの夜中のツレションで彩られた小屋の夜。(クスクス




その言葉の色合いとは裏腹で、グッスリ気持ちよく寝て起きた翌朝は



予報通りの待望の晴れで、最高!
奥が塩見岳で手前は宿泊した山小屋。



やはり前日と同じくガテン系とは違った朝食を頂いて


早々に出発をする。



標高の関係でスカッと晴れたりうっすらガスったりを繰り返すが
晴れ間が覗くだけで、眼前に広がる景色と同じく感動も広がる。



この広大な景色を見るたびに、山っていいなぁ~って心から思う。
せせこましい視野で暮らす日常という小さな瓶から、ポンッと開放された感覚。


あぁ、山ってサイコ-ッ!
でもって、私ったら




........... 詩人♪ \(*T▽T*)/(クスクス





塩見岳を振り返りつつ下って行くと、多くの登りの方々にお会いする。
刻々と変わる天気予報に合わせて、臨機応変にベストな日を選んでる人が多いみたい。

後何年かして退職したら、そんな風にして山に登りたいね♪
と、歳を採ることに希望を持てる話をしながら下って行き



遥か後ろになった山容を振り返る。

今山頂に居たらどんな景色が拝めたのかと想像すると
またここにやって来たいとの気持がフツフツと湧く。



だから山って、止められ無いんだっ!ヽ(´▽`)/ヘヘッ




更に下り続け、初日に泊まった三伏峠小屋が見えてきて

この写真を撮った三伏山山頂で
休み時間を利用してトレイルランをしてやって来た、ビーチサンダル履き(!)のスタッフさんと遭遇。



なので当然、記念撮影をば。



ビーチサンダルですから当然格好が違います。(クスッ



後継者不足で存続が危ぶまれるその小屋。
どうぞ望まれる通り、そちらを継いでいただければと願います。(クスクス



さてさて更に下り続け、
太ももに貯まる乳酸菌を気にしつつ

下って下って、




光と靄の織りなす景色にため息を吐いたりしつつ、更に下り



濡れた木橋を体幹に意識を集中しながら渡り



ワタクシの今年の夏山も終了しました。



イヤァ~、本当に 楽しかったぁ~♪


皆さまお世話になりました!




追記:運転も丸投げの帰路。


道中も楽しかったです。
ありがとうございました♪




山登り その2

2017-09-13 23:19:16 | お山


二日目も、降らないだけで御の字の空模様。



なのでこの日先に踏む、本谷山(2658M)のピーク手前にある覗き岩からの眺めも



アリャ~~、残念!

本当なら思わずチビッちゃう位の迫力らしいけど、
高度感ゼロでスックと立っていられる有様。(クスクス




この後も霧が晴れず冴えない景色の代わりに、
足元に咲く花々に楽しみを見出し、本日の宿「塩見小屋」に向かう。

それでも予報よりは良くて雨も降らないんだから、
「やっぱり日頃の行いよね~~♪」とえらく前向き。(フフッ




そりゃそうだ。

だってこの日は小屋にザックをデポって、塩見岳山頂への急な岩場を登る予定の私達。
例え有名な山頂での360度パノラマ絶景が拝めない様な有様でも
雨が降ってピークに行き着けないのとでは雲泥の差!



そんな控えめな態度が神様のお目に届いたのか(クスクス
小屋にデポって進みだす頃には薄日が差すほどになり



西峰手前の天狗岩への急な岩場を登って行く。



例によって登山アルアルの「ピークここかと思ったら違ったじゃん!」を味わって一度下り
西峰手前のコルで小休止。





ホレホレ!日頃の行い!マサカの晴れもアルンジャネ? 的空でしょ?(クスクス





でもまぁ、この歳になったら十分知ってる通りそんな事は滅多に無く
西峰も東峰も視界ゼロの霧だか雲だかの中。





でも辿り着けたことに感謝しつつ注意して下る途中
時折ガスが晴れて見渡せる山肌の美しさと言ったら!




再び晴れた日に又必ずここに来たいと心から思わせてくれます♪



時折覗く南アルプスの深い森と山々、上がる息と緊張感を感じながら辿る岩場の急坂。
澄んだ空気に、耳に入るのは自分の呼吸音と、自然が織りなす風や木々や鳥の音だけ。
高い山に来た時にだけ味わえる醍醐味を、胸いっぱい吸い込んで、
こういう体験をできる人生に感謝して、聖人の様な清らかさで小屋まで戻る。




で、煩悩まみれのいつもの自分に速攻戻る。(フフッ




最近リニューアルされたこの小屋はとても綺麗で、
トイレは洋式便座に自分用の使い捨て排便袋とでも言うのか、
ペットシートを袋状にしたものをセットして用を足し、
口を縛って専用捨て場に捨てる方式になっていた。
ので、とても清潔で匂いも無し。

昨日泊まった三伏小屋が体育会系オラオラゴッツァンデス!だったのに対し、ここは都会派。
スマートな今時山boyの従業員で、食事も丼飯ドン!じゃなく



てな感じ。
でも、ご飯と汁物がおかわり自由なのは両者同じ。
山登りは体力を使うからね。




小屋の中は



二階建てにする構造上の柱で仕切られた、3人1区切りのスペースが一列に並び
通路を挟んで荷物置き場が配されている造りで
お盆休みも過ぎた八月の平日だと言うのに満員でした。



休憩スペースが無いので、食事を終えると時間の潰しようが無く
結局消燈を待つことも無く就寝。



この晩は激しい雨音を子守唄にしながらの睡眠となりました。





追記:
一泊につき一人2枚まで貰えるトイレ袋。
それ以上は1枚につき200円。

「勿体無いから(?)、一枚を皆で使おう!」と言うグッドアイデア順守だったワタクシ達。

夜中のお手洗いもその精神でツレション。( ̄▼ ̄||)



立派なのかエコなのか、はたまたケチなのか。(フッ





山登り その1

2017-08-27 22:13:25 | お山

この夏唯一のイベントなり。



御目出度いことに息子が結婚したし(*^▽^*)
経年劣化で、望んでもいないのに家電が一気に寿命を迎えたし(-ω-ll)
山に行けただけでも有難いと思う下流生活。(フフッ




女4人男一人なれど、その男性が全く喜んでいないという陣営で向かったのは(クスッ
南アルプスの塩見岳 3,052M。

晴れていれば360度のパノラマが臨めるけど、何しろ天気の悪かった今年のお盆。
雨が降らなければ幸い! の心持で向かいます。




久しぶりの朝4時台集合に緊張して良く寝れず、
山ってこうだったなぁ~、と寝不足の頭で登山口までリーダーの車に乗せて貰い
標高1700M程の登山口手前駐車場に到着。

下界の暑さが偲ばれるチョー暑い中身支度を整え歩き始める。
が、寝不足&久しぶりの山で自信無し&この暑さで、不安しかない出発です。






暑いけど、自転車の御蔭か登りは凄く楽♪



体力だけで登れる登りはガンガン登り、



滑る丸太橋とかに差し掛かると生まれたての小鹿のようになり(クスクス
余り人にすれ違うことも無いまま、降らないだけで御の字の道を進む。



「登りはいいけど下りが怖いネ。」
というガレ場を越えて、息が上がる急登を越えて







予定通り3時間強の時間を経て



本日のお宿、三伏小屋に到着~♪


したら、直ぐにモチロン、


乾ぱ~~い♪ ザンス。(クスクス



ロング缶800円。明日があるので一本だけ。(フフッ



部活で大きなザックと共に登って来た高校生の団体にエールを送ったり、
大概にセ-ヨ!ってほどアレコレ話しかけたりしながら山小屋の午後を過ごし、
待ちに待った夕飯はコチラ。





元板前さんという管理人さんのお料理は美味しくて
本当に疲れた体に染み渡ります。



その後比較的空いていたこの日、布団で寝れる幸せを噛み締めて熟睡。




翌朝
「なんか、頭の横をネズミがチョロチョロしててさぁ。」
という不幸な話を聞いて笑っていたけど

犯人は


可愛らしいヤ・マ・ネ♪
チョ~可愛い!



夜半に音を立ててた雨に不安が募ったものの、朝の天気は薄日差す曇り。





ささ、二日目の出発です。