中高年女子の ひとりあそび

人生の折り返しも過ぎ、待っているだけじゃやりたいことの半分もできずに終わっちゃう(泣)。
だから出掛けようよ、一人で!

読んだ本5(忘備録)

2013-02-25 20:32:51 | 


あと少し。あともう少しでこの クソ 忙しさが終わる。(ウットリ

待っててね♪ 〆サバ、白子、馬刺しに日本酒(クスッ






日中パソコンを見続けていると家でPC画面を覗くのが苦痛になる。


PC用のメガネ買おうかしら。

いやいや、
老眼鏡勧められたら倒れちゃいそうだから
もう少し体力気力が回復してからにしよう。(フフフ





そんな状態なので読書が進む。





本屋さんの新刊売り場を回ってたら
「王様のブランチで絶賛!」のカードを発見。


あの番組。最近はめったに見なくなったけど本とDVDを紹介するコーナーは大好き。
あの書評も流石に的確で、ここで関心を持ったものに外れはなかった。
ので即買い。


死んだ女性のことを教えてくれと訪ね歩く若い男。
相手は女性と関係はあるものの、互い同士は全く知らない者ばかり。
いったい何故、何のためにこの男は自分を選び訪ねてきたのか。

知性も教養も常識も話し方も語彙も、何も持ち合わせない薄っぺらさだけが目につく若い男「ケンヤ」。


ケンヤを心の中で見下しながらも、大人として、立派な社会人としての態度で接することで
更に相手をこき下ろそうとする彼ら。


けれど噛合わない会話の果てに曝け出されるのは立派な社会人である筈の彼らの心の醜い澱。




500ページを一気に読んだ。


私も取り澄ました表面の裏に色んな醜い本音を隠している。
浅ましく捻くれた自分を隠す鎧だけを世間に見せているようなものだ。

怖いなぁ。こんな「ケンヤ」に会ったら。








最近滅多に手を出さなくなった領域の本。
由緒正しい文学の、硬質な文面に脳みそがついていくのか? 不安が拭えない。



実際にこの書き出し

「趙行徳が進士の試験を受けるために、郷里湖南の田舎から都開封へ上がって来たのは、仁宗の天聖四年の春のことであった。
時代は世を挙げて官吏万能の時代であった。武人の跋扈を防ぐために文官を重用する政府の方針は、太祖・・・・」

辺りで、しばし天井を眺めた。(フフ




ところが前半の売りに出された西夏の女の辺りからは本の世界にどっぷり。





超優秀で進士の試験合格も間違いなしの筈だった行徳。
ところが何の因果か試験直前に居眠りをしてしまい受験すらできず。
失意の内にうろついた市場にて先の女に会う。

四肢を切り売りされそうになっても動じず、尊厳を失わない女の強さ。
助けた彼女から渡された一枚の布切れに記された見たことも無い文字。
その異形の文字(西夏文字)が行徳の運命を変えることになる。




洞窟に隠されていた敦煌の時代の膨大な経典。
これらが20世紀になって初めて発見された。

この史実をもとに作られた壮大な歴史フィクション。
人の生き方や歴史が大きくうねる様に動いていた時代の話。

事の進め方や人々の感情が荒々しくて、先の本の中の人間模様と比べると不思議。
昔の方がもっともっと動物臭くて自然で、生きいきしてたんだな。


この本を紹介してくれた御嬢さんに感謝♪










実際にスラムや物乞い、売春宿にて、そこの人々と一緒に生活をして書き上げた一遍。

涙を浮かべた子供の画像と「ワクチン接種のための募金を」というコピーが真っ先に浮かぶが
実際の現場はそんな清純なテーマばかりが問題になるわけじゃない。
そりゃそうだ。




知らない現実を知りたいと思い読んでみた。




住む環境はゴミの集積所であったり、下水の流れる所であったり
麻薬がはびこったり、子供が犯罪に巻き込まれたり手を染めたり
負の要因と現実があるのは確か。

でも、ただただ涙にくれる被害者ばかり、なんて筈ない。
暮らす環境は違えど同じ人間。
筆者の言葉を借りるなら、逞しく稼ぎ
恋もするし、嫉妬もするし、結婚もすれば不倫もする。

売春婦でさえ、学校を出た後職業として就いている地域もある....らしい。



いかに悲惨で、どうすれば「救えるのか」といった視点ではなく
「僕たちの生活はこんなです~」
ってな目線で書かれたルポ。








前回なんだか面白くなくて
脳みそが退化したせいか確認しようと思い購入。


前回のより4年前の作品。


やはり面白い!
登場人物すべての個性がはっきり出てて彼女の作品を改めて好きになる。

今回調べてみるとかなり未読の物があるのを知って嬉しくなった。



が、


じゃぁあれだ。なんだね。
最新作がすっっっごく ツマラナカッタッテノハ、残念な事実だね。














外呑み

2013-02-24 12:45:21 | お酒



呑んでる場合じゃない。
着れる服が少なくなってきたのに。





こんな時に呑む切っ掛けを作る家人(中年♂)。(チッ

嫌だけど行くわ、渋々だけど(クスクス







本日は家人の為の席だけど私の好みオンリーで場所をチョイス。渋々だけど...(クスクス



お魚が安くて美味しいということでここ。


食べログよりお借りしました<(_ _)>




お店での写真撮影にいまだビクビク状態。
店内の様子が写せなくて残念だが、まだ明るいうちから満席!
しばし店内で待った後に、おじ様達と相席の4人掛け席へ。


最近じゃ家族でもこうは座らないほど小さくくっついた座席設定。
そこに赤の他人で四人掛け。

大きな体が四つキュウキュウで座ってる様は意識するとついつい笑っちゃうので、
極力考えずにガブガブ呑む。



ここの記事に必ず載るシャコ。


血をサラサラにしてアルコールによるドロドロ血を軽減してくれると信じてる鯖。love


タコでしょ。


家人(中年♂、味覚は子供)の好きなポテトだかマカロニだかのサラダ。


まぐろぬたでしょ。


煮込み。




...............?



わざわざ「お魚の安くて美味しい店」まで足を延ばしたのに近所の呑み屋と同じオーダー。

”のどくろ”とか何かの”かま”とか、色々なかったか?

なんだか残念な自分の生き様を見るようで気落ちする(フッ







前回の反省を踏まえてビールのみ。
今回は家人の為の席だもの。介助要員にしたらダメ。
これ位の反省ができるのが大人というもの。(クスッ








あのね、
あの国は今寒いらしいけど、体に気を付けて。
家のことは心配しないで行ってらっしゃい。
子供も大きくなってるし、大丈夫。



えっ!? 私のこと?


それも大丈夫、心配いらない(ニッコリ
お酒はほどほどに、キャンプだなんだのお出掛けはそこそこに。


留守の間 のびのびと なんとか元気に暮らしていくから安心して。(フフ





さぁ~~~て、心を籠めて餞別の挨拶も済ませたので、次に行く。




惜別の儀も終えたので、ここからはいつもの呑み会。
日本酒解禁!




いつも思うのだけど、1合ってなんの意味があるのかしら。
舐めたら終わっちゃうのに。


必然おかわりもジャンジャンしたお店はここ。

食べログよりお借りしました<(_ _)>



立ち飲みスタイルの串カツ屋さん。



何かと何か


何か




人気のお店に申し訳ない画像と内容。
これはもう明日にでも再訪するしかあるまい。(フフッ

ここもかなりの人出でありました。





さぁ、乗ってきた!次行くよ!次!





良さげなお店を探してグルグル回って、
さっきのお店の隣に戻って来たのはご愛嬌。


食べログよりお借りしました<(_ _)>




大好きな焼き鳥は外せなかったらしい


ほんのさっき食べた物を忘れる残念なお年頃(家人)



ビンビールをチェイサーに日本酒を頂く。





この後の写真が無い。
そして記憶も無い。





中期の出張を一番喜んでいるのは、多分、家人(中年♂)。
間違いない(クスッ







追記:
後日、仕事終わりに友人を呼びだして二人呑み会。
お店は違うがやはり魚が美味しいお店をチョイス♪
今回の反省をいかして、いつもと違う品を頼む。




先ずはメゴチの唐揚げとげそ天。

初めからフルスロットルで日本酒go! go!

オーダーは反省を生かせたが、写真を撮れる理性は残せず。残念なり。







憑神様

2013-02-17 12:16:51 | おでかけ







六本木での用事を済ませた平日の午後。
ラッキーにも座れた地下鉄の暖かい席
心地よく船を漕ぐ私の耳にその駅の名前は響いてきた。



「次は東銀座~~」






ハッ!?  ここは確か !?



うろ覚えの記憶を信じてもいいような脳みそかどうか甚だ疑問だけど
それにせっかく手に入れた暖かい席は名残惜しいけど
悩んでたら扉に挟まれる、確実に。(クスッ






で、飛び降りた後
ありがたい文明の利器の案内で辿り着いた先がここ。




小川キャンパル東京ショウルーム





実は欲しい物がある。
買えるあても無いんだけど(フッ





とても楽しい冬のキャンプ。



ソロでもいいけど、誰かを連れて行けるようにもしたい。
その為には暖を取れるそこそこの広さのリビング空間が必要。






そこで気になって仕方ない商品がこちら。

ツインピルツ




あるブログで「只今展示中」という記事を見つけ
機会を伺っていたところの、この日の途中下車。




本物を見て良かったらどうしよう。
家人(中年♂)には道端に落ちてたとか言って内緒で買っちゃおうかしら。(クスクス



自分の節制にチョット自信のないまま店内を覗くと









アレッ?




.......展示品が違う。


この日あの子はお試し依頼を受けて、奉公にお出掛け中だったとさ。(チ~ン





私には老後資金を心配してくれる神様が付いている。(フフッ










追記:
何故か地下鉄最寄出口の番号までも覚えてて、自分に妙な自信を持った。

そんなこの日は
「脳みそまだシワがいっぱいじゃん」記念日。(クスッ





















お嬢さんとおぢさん

2013-02-12 19:59:53 | お酒





若いエキス 吸ってきた(クスクス









今なら誰だって会える。

だって若いエキスたっぷり.....(クスクス







これを見るためにわざわざ新幹線に乗ってきた彼女

天気の良い週末のある日。
お昼からの半日を私の為に使ってくれると言う。





関東在住ウン十年の私。
かなりの年配である私でからこそ案内できる
ふくよかな人生経験を示せる尊敬されそうな場所を紹介したい。








どこをセレクトするかで、私の知性やセンスが問われる局面に選んだのがここ。




























帰りの新幹線の時間を気にしなくてもいいからね。ここ神田。(フフ





明るいね。だってまだ昼の一時過ぎだもの(クスッ





齢の功も何もない。
私に一人呑みや、人生の糧になる素敵な書物を教えてくれる彼女。







自分が興味を持てることやできることなんて一握り。

自分と全く違う年齢・環境・人生のバックボーン。
そんな人と話ができることの、なんて幸運なことか。









しかもお酒が強い女性。
いいね。
お酒が強い女性と呑めることの、なんて幸運なことか!











本当に、本当に楽しかったです。
飾り気の無くて心地いい素敵な時間をありがとう。
この歳でこんな経験ができることに感謝しつつ
あっという間の4時間を経てお別れ。









実家に帰る時には連絡するので、また会おうね,,,,と言って
名残惜しそうにエキスを吸う私。





あと100年位生きられるかしら(クスクス









乱れないようにセーブした結果呑み足りない。








でも、昼から呑んでるから自覚ないけど結構キテルるかも知れない。

で、介助要員(家人中年♂)を手配して二次会へ。







そうそう、日本酒が呑みたかったのよ。
後先考えたら呑めないんだけどね。
君なら諦める許してくれるよね?








若いエキスを手に入れたところで追い打ちかけてコラーゲン注入。








白子も食べて






更に豚足に濁り酒。






本当に幸せな一日でした。




.....多分介助要員以外は....ゴメンヨ






朝霧ジャンボリーオートキャンプ場2

2013-02-10 10:53:49 | キャンプ



寒さで目が覚めることも無くゆっくりと眠れた。
冬キャンのコツを掴んだ気がする。







あれね、やはり下敷き段ボールはエリエールが一番ね(クスクス









御猪口以外のコップ類が一つもないから、結果こうなる。
汲んできた沼水に見えるけどモーニングコーヒー。(フッ




気温計も忘れたので正確なところは分からないが、
車の凍結具合から月川荘の時より暖かいようだ。




朝日の昇る富士のシャッターチャンスを気にしながら朝食を作る。



昨晩の鍋の残りに麺を入れて。



富士が気になるので
鍋を手に持ちラーメンを啜りながらテントから飛び出すこと数回。
実に落ち着かない朝食で、残念。





食い意地に負けてちょっと遅れたものの





来てよかった!


こんな近くの富士山は中学の林間学校以来か。
神社仏閣と同じで中学生にこの良さは分からない。


なんて美しいんだ、とか、日本人に生まれて良かったとか
青く澄みきった空に映える雄大な富士の姿を見ながら
人間の営みのなんて小さい事かとか
取り留めも無く、でも日頃考え無いような視点で色々なことに思いを馳せた。







鍋抱えてラーメン啜りながらだけど(クスッ








撤収作業を終えてからキャンプ場内を散策する。



もともとがゴルフ場だというのがよく分かる。
平坦な場所が結構少ないのが難しいところ。





私よりも早く撤収されたおじ様達がいらしたサイト。



大きなリビングシェルに薪ストーブ。
あっという間に片づけて、軽のワンボックスで帰宅して行った。

行動がこなれてて格好良かったです。

彼らのシェルからは富士山が真正面でした。





昨晩はホラー映画のワンシーンよようだったMサイト側。
写真が悪いが、この左手奥に向かって細長くキャンプサイトが続いている。

ここだけがペットNGサイトの筈。





それで今回張ったIサイト。






この広さをほぼ貸切で1500円也。


ただし、水場は管理が行き届いておらずゴチャゴチャ。
ゴミは持ち帰り。
でも私は好き。





キャンプ場に別れを告げた後、田貫湖へ。




ここは師匠が「是非ここからの富士も見て」と言っていた所。
4km弱の遊歩道がグルッと周りを囲んでいるので歩いてみる。







綺麗。
水と富士で雄大さが更にアップ。


写真を撮りながら歩いているとおじ様が話しかけて来た。
「こんなに雲一つない富士は、ここ3週間なかったですよ。良かったですね。」

だから日頃の行いが.....(フフフ








富士と自然と済んだ空気とお酒と猫を満喫したキャンプになりました。
満足満足。ご馳走様。








追記:
文明の利器(スマホ)がまさかのダウンで蕎麦屋の検索できず。
休暇村内レストランにて


日替わりスパゲティランチ。で、カルボナーラ。


白とグリーンのクロスが掛けられたテーブルの店内。
家族やカップルやグループで半分以上埋まったお昼時。

御一人様ランチは今までにないアウェー感満載でございました。