中高年女子の ひとりあそび

人生の折り返しも過ぎ、待っているだけじゃやりたいことの半分もできずに終わっちゃう(泣)。
だから出掛けようよ、一人で!

山登り

2013-04-30 13:42:08 | お山



メンバーは女性6人男性一人。




東武日光駅から東照宮に向かい通りを進む。


以前は申し訳ないがあまりにショボイ街並みだったこの通り。

道路の拡張工事に伴い道沿い全戸建て替えで
古い街道を思わせるデザインに統一。
眺めるだけでも楽しめる店並びに変身中。






消防署の脇を入ればそこからは親切な道標が並ぶ。





なにかの訓練中の多くの消防員の方々が
旅行客らに元気に挨拶の声を掛けている。
観光でやっていく心構えが感じられるその姿勢も気持ちがいい。




何より若いナイスガイ揃いだし(クスクス





そんな今日のお山はここ。





晴れて暖かい「筈」の気持ちのいい山行になる「筈」の日。
今流行の山ガールの姿も見える中
さぁ行くよ、山姥ガールズ(クスクス



先ずは笹の急登を上がり神ノ主山へ。







この辺りは日光市街や連山の見どころ。
見えるのは女峰山と赤やしおの花。
綺麗.....



なんだけど、何しろ風が強過ぎ!寒すぎ!



目は涙ぐみ、鼻も緩む。
景色を楽しむ余裕も無く、寒さ対策の合羽を着こんでサッサと先に進む。



幾つかの坂を上っては下り、
木漏れ日と木陰のコントラストが美しい杉林を抜け再び急坂を詰める。



登るベシ!登るベシ!




山頂には展望台が設置されてるのことだったが朽ち果てて立ち入り不可(フッ










丁度お昼時ともあり、山頂には30人程のハイカー。
でも、景色の望めない山の背にて皆お食事中。
だって、寒いからね(クスッ




私たちもそれぞれが持ち寄ったオカズの品々を回しながら
歓談しつつ楽しい昼食タイム。
勿論景色は望まない。死んじゃうもの(フフ



30分弱にて食事タイムを済ませ再び歩き出す。





下るベシ!下るベシ!



ここからは急坂を下り、日光山の僧が修行した合峰から独標へと続く。

独標まで来ると今度は男体山がお目見えする。








この風、寒さ、時折晴れた空の遥か向こうから吹き付けてくる雨粒。
あっちは雪かもねぇ、と話しながら男体山を臨む。





滑りやすい下り坂を更に下り

林道のショートカットコースを進む。







そして辿り着くのが終着地「憾満淵」










低いけれど急坂も多く足場も変化に富み、足慣らしにはもってこい。
初心者にお勧めの楽しいコースでありました♪







で、日光駅周辺でお疲れ会。





名物湯葉刺しを味わいながらビールは一杯のみ。
女性が多い場合の上品反省会。


こういう品のいい呑み方だってできる私(フフッ










追記:

.......

やっぱり呑み足らず、家人(中年♂)を呼び出して二次会♪


翌日水泳の大会を控えた家人。
申し訳ない!ゴメンヨ~~







家人を探して三千里 その6(アントワープ旧市街地)

2013-04-28 10:51:30 | おでかけ







今日からはベルギー一人ぼっち旅。
「地球の歩き方」を熟読したんだから大丈夫!

.....多分(フフッ







先ずはトラムに乗って駅に向かう。


アントワープ駅




駅を背にして歩く。
右も左も17世紀バロック時代の歴史ある建築物ばかり。








凄いなぁ。
建物も芸術なんだ。
壁面が美術館の彫刻展示みたいになっている。








アントワープ。


知っている事と言えば「フランダースの犬」と、そこからのルーベンス。のみ。



ルーベンスの家。月曜なので休館(フッ





画家としてだけでなく七か国語を操り外交官としても活躍。
ルーベンスの作品は彼の弟子たちの手を借りた「ルーベンス工房」の作品であるとか。
多くの助手を使っての大作の大量生産。
発想が型に囚われず自由だったんだな。




飽きない街並みを眺めながら街の象徴「ノートルダム大聖堂」を目指す。











部分的に改修工事の無粋な囲いが残るものの、
撮影自由の建物内はステンドガラスから差し込むほのかな明かりに照らされ
包み込むような静謐さに満ちている。




子供の頃に見たフランダースの犬。



あの最終回は忘れられない。
流れる涙が止められなかった。
感受性が豊かで心優しい少女時代の私(クスクス








親に背を向けるようにして寝ころびながら
泣いていることを悟られないように大泣きしてた小難しいお年頃。


ただその姿勢のまま涙を拭いたくてもティッシュも何も無い。
手が届く範囲にあるのは自分が脱ぎ捨てた生暖かい靴下のみ......チ~~ン





胸が締め付けられるような哀しみと、ヤサグレタ苦笑い。
必ずセットで蘇るキーワード。フランダースの犬最終回(フッ








ベルギーでは無名のこの童話。
訪れる日本人の為に造って「くれた」記念碑。....まさかの日本語(クスクス







大聖堂の裏側、Grotemarktに、
アントワープの名前の由来となった伝説を表したブラボーの噴水がる。
後ろに見えるのは市庁舎。




アントワープとは「巨人の手ant」を切り取って「投げたwerpen」という伝説が語源とのこと。






さて、裏路地を巡ります。







可愛らしい「猫」を見つけたところで







雪が強くなったので帰ります。












追記:
その晩は家人の会社仲間の方たちとホテルの一室でお食事会。
ムール貝を使ったMussels。
鍋一杯のムール貝。パンに付けて食べたら最高のスープ。ワインにビール。
楽しくて美味しくて素敵な時間を過ごせました♪

今後の会社での自分の立場に不安を感じた家人に
首根っこ掴まれて帰らされるまでは。(クスッ





















「ハッシュパピー ~バスタブ島の少女」

2013-04-21 14:07:34 | 映画


暇だったある日、いつものごとくミニシアター関連サイトを覗いていたら見つけてしまった。



行くしかあるまい。
取り敢えず公序良俗に引っ掛からない程度に顔を作り(クスクス
銀座に向かう。







相変わらずミニシアターの人気は高い。
席も7割埋まっている。



入れ替えの列で並んでいると
後ろのカップルの会話が聞こえてきた。

お嬢さん「なんで、コレなの?」 ←不満気
彼氏  「これ凄いんだよ。最年少で主演女優賞ノミネートだし、
     色んな賞取ってるし、レビュー評価も高いし」




いい趣味をしているね、若者よ♪




そんな映画がこれ






主人公は父と二人暮らしの少女、六歳くらいのハッシュパピー。
住んでいるのは温暖化の影響を受けて、嵐にでもなれば水没が免れない地域「バスタブ島」。
退去命令が出る中、彼女達と多くの人々が今だ暮らし続けている。

が、大きな嵐が襲撃し
前もって逃げた住民も多い中残った人々。
一夜明けてみて水没した土地で生存した人々がまた暮らしだす。


塩水に浸かり死につつある土地。
強制的に連れ出された収容所。
馴染めずまたあの土地へと脱出する仲間達。

そこで死んでしまう父とそれを見守る主人公のハッシュパッピー。


平ったいストーリーはこんなところかな。


ポスターにあるような「心優しい野獣と少女の勇気がウンヌン」は全く感じられ無かった。







面倒くさい考えに惑わされず、
陽気に過ごし気分のまま声を荒げる生の生命むき出しの人々
鶏でも豚でも、心臓の鼓動が告げる生命の営み。


生きるということと死ぬということ。
ただそれがダイレクトに表現された作品だと思う。


生きるというのは食べて呑んで笑って怒って、感情のままに日々を送ること。
死ぬというのはそれができなくなった時の自然の帰結。

不自然に綺麗で秩序立ってて、終いには病院のチューブなんかで繋がれたりしない
生き物として自然な人生。

そんな映画でした。



「死から逃げない」って意味で映し出された
オオカミの死骸にはみ出た腸、むらがる蠅。
別のシーンでは群れをなす毛虫の画像。






あのカップルの彼氏
あの後どうなったかな。(フッ









追記:
でもって呑んで帰る。





いやぁ~~、人生って楽しい♪









家人を探して三千里 その5(ブルージュ編3)

2013-04-19 19:29:55 | おでかけ





明けて翌日。やはり天気は良くないものの雨(もしくは雪)は降っていない。



この町の観光の目玉は船での運河巡り。
なんとか天気がもっている内にと、数ある船着場の一つに向かう。






この可愛いお舟で回ります


Brugge(ブルージュ)とは橋の意味。
縦横に流れる運河に50以上もの橋が架かり、以前は北海と水路で繋がり
ヨーロッパ第一の貿易港として栄えていたらしい。
時は12,13世紀の話。









ナイスガイの船頭の舟。

「英語の分かる方?」  アッチコッチで「ハァ~~イ!」
「フランス語の分かる方?」 ソッチコッチで「ハァ~~イ!」


二か国語で行われる説明の中
何となく取り残された感を感じながら運河巡りは続く。(フッ





説明が分かればもっと興味深いに違いないが、目で見える景色だけで十分楽しめる。




英語民族(何人かは分からないが)って本当に陽気で騒がしいんだなと実感した舟を降り、
町の中心から南東、風車を目指して街路巡り。





町中全て古い建物しか無い。
石造りの家って本当に堅牢なんだなと感心しながら歩いて行くと





家の枠組みのみを残して、中身全て建て替えるという手法を取っているようだ。
なるほど。納得。
古いままじゃ色々今の生活様式にそぐわないものね。




気持ちのいい街並みを眺めながら歩くと出てくる風車。







その近くの小さなレストランにて遅めの昼食を頂く。



こじんまりとした店内。
頂いたラザニァはボリュームたっぷりでとっても美味♪





さてさて今度は違う道を歩いて駅まで戻り、アントワープに帰ります。







その晩のラインナップ。





なんたってビールが旨い♪♪








外呑み

2013-04-14 13:06:33 | お酒



今日は楽しい主婦仲間の定例会(フフフ


私にしては珍しく全国チェーンの居酒屋へ向かう。




盛り上がってカロリー摂取過多になるのは見え見えだから
電車二駅分歩いてみる。


更にぐるっと大回りをして約二時間ウォーキング。





春だね。景色も堪能し、季節の香りも胸いっぱい吸い
こんだけ歩いたんだからたっぷり飲める♪と期待に胸も膨らむ素敵時間。(クスクス



調子に乗って遠回りし過ぎ、しまいにゃ最寄駅までダッシュになるってカロリー消費のおまけ付き。






さぁーーーー!始めよ~~~~♪カンパーーーイ!












この日私が食べた物。
ハツの焼き鳥二本、〆鯖一皿、大根サラダ二口、キュウリのお漬物一切れ。

この日私が呑んだもの。
生ビール2杯、モヒート1杯、日本酒4合、ビンビール大1本。

で三千円。


安いのか?高いのか?


分かんないけど、ご馳走様でした~~~♪







追記:
結局夜遅くまで飲んでしまい
翌日日の出前からのお山をドタキャン。

人間失格。

ゴメンナサイ!!(T_T)