伊方原発の廃炉のために

2006年から「伊方原発のプルサーマル問題」として続けてきましたが、伊方原発の廃炉のために、に15年に改名しました。

9/6の鉢呂新経済産業大臣の記者会見発言

2011-09-06 20:21:12 | 国会劇場

 

 岩上安身ジャーナル、IWJの3Chに9月6日の新経済産業大臣の記者会見録画がありました。良い仕事してますねー。
◎10分当たりから
共同通信前田)
「原発ゼロについて野田総理の真意は?…新設はしないということなので将来的には原発ゼロになるのかなということは私たちも想像しているんですが、大臣としてどういうご判断できているか?」
経産大臣
「総理と閣議後で会ったことは事実であります。総理と意志疎通を諮っていくこと当然、みなさんともお約束したこと。一方内容、それを話しすること控えさせて頂きたい。
 しかし先ほどは話してしまったので。
 ストレステストの問題、IAEAの評価も求めていきたいということについての了解も頂きましたし、その後の政治判断、どういう判断の基準を作るのか、ということについても検討をさせていただきたい。
 また、地域の住民の皆さん、立地県を中心とする国民の皆さんの理解をいただくためにも、現地に調査、福島の事故調査についても、今のところ詳細な形で入ってきませんので、今有るデータの中で、地震では冷却水の循環システムの崩壊はなかったということであれば、そのより詳細な時間を追ってのデータを示して、国民の皆さんの一層の理解をうる一つの判断とさせていただきたいと言わせて頂いたものです。
 原発ゼロの問題は、総理の記者会見等の発言からいけば、質問に対してゼロになりますと。ただし、これは2つの要件からすればそうなるわけであります。私は、むしろ、これから5年10年20年の日本の電力の供給をどういう形で持って行くのか、この点の調査、答申を総合資源エネルギー調査会の答申を頂いてその上に立って、内閣としてエネルギー・環境会議というもので、確定をしていきたい。というものでして。
 その10年20年30年の、とくに10年20年の具体的なものを定めていくし、また調査会の中では忌憚のない意見で、複数であっても、そういう長期計画の素案を示して貰いたいという意図の方が大変強いとこういうふうに思っております。」
 
質問
「この冬の電力需給について制限令を回避できるという見方について理由を…」
 
◎15分あたり
質問 中国新聞?
「全国に14基ある原発の新設計画についてお伺いします。野田総理は就任の会見で新規建設困難と述べておられますが、中国電力の上関原発のようにですね、着工前の建設計画についての大臣の認識を教えてください。また中国電力の同じ島根3号機のようにすでに着工して建設工事が進んでいる原発についてはどういう方向で対応されるお考えですか」
経産大臣
「建設途上の原発は現在凍結しておりますから、なかなかあのどういうふうにしていくか、いろいろ考えあるかと思います。さきほどいった、調査会のお考えも聞く必要があるんだろうと思っております。
 まだ、実際の建設に着手しておらない計画段階のものは更にやっぱり困難な、確かにこれ以上増やすどころか減らすと言う方向は、今の段階、ほぼ世論の一致しておるところかなと思いますから、これを増設新設するという形で行うのは困難な中に入ってくるのではないかと。
なかなか、新規というのはどこからか新規か、ということありますが、長い計画を立てる時間を経て今日あるものが相当数あると思いますが、これはもうやはり新しいものの中に入ってくるのかなと。これも結論的には、そういった調査会等の今後のエネルギー政策によると思いますが、私の感想はそう思っております。」
 
質問
「島根の3号機はすでにほとんど建設は終わっている、そういう原発についても認めないという可能性もあるということですか」
経産大臣
「そのへんはなかなかまだ議論の有るところかと思いますから、建設途上まだ営業しておらないものもの、の中身は今後検討の材料、基準を得てやっていく必要がある。」
 
日経新聞大越 質問
「菅前首相が使用済み核燃料のフランス引き取り話…」
質問
「東電の15%値上げを検討という報道、話が来ているのか?理解を得られると思いますか?」
  
◎23分30秒
日経新聞原田
「さきほどのお話なんですけれども、着工前で計画中の原発についてかなり難しいとのお話あったんですが、原発計画に関していくつかの段階で認可の申請なりあったと思いますが、申請された場合大臣は認可されないということでよろしいんでしょうか」
経産大臣
「まあ先ほど言ったと思いますが、最終的なあのーものは、調査会、そしてエネルギー・環境会議の判断、いわゆる日本のエネルギー政策###政策こういったものをもって、判断するものであると思います。」
 
質問
「使用済み燃料は福島だけ?日本の?」
「承知していません。」
質問
「電力制限令の回避は願望なのか、合理的な推論なのか」

 

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東京新聞:国内原発「将来ゼロに」 鉢呂経産相 中部電の新設否定

日経新聞:「原発ゼロ」、経産相が判断留保  再稼働方針は明確

読売新聞青森:鉢呂経産相 県内に驚き、困惑

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