気候ネットワークの松山セミナーで四国電力の西条新1号機リプレース問題の紹介がありました。
そこから出てきた話ですが、今後温暖化対策名目で原発を、という流れが出てくるかも知れず、クギを刺しておこうというものでもあります。
”これまで、温暖化対策を名目として原発は推進されてきたのであり四国電力は化石燃料と原発 の保有設備で平均の排出係数の目標を達成することを想定してきたのだろうが、昨年今年と伊方 原発1、2号機を相次いで閉鎖、廃炉を決めたことに伴い、今後排出係数は大幅に悪化すること になるはずである。
そこで温暖化対策をするつもりがあるのであれば、少なくとも原発の閉鎖した発電容量に相当 するほど火力発電所を、特に排出係数を悪化させる石炭火力発電所から順に、閉鎖していくこと が必須である。”
つまり、この請願を不採択にするようなら、県議会も県議会が意向を忖度した電力会社も、温暖化対策を真剣にやる気は全くないのだ、という事実を証拠として自分で見せることになるのだ、と認識しています。
参考:
【環境省】西条発電所1号機リプレース計画環境アセス準備書に対する環境大臣意見を提出しましたhttp://www.env.go.jp/press/106206.html