いいしらせのグッドニュース[パート・Ⅱ]

しらせ・いいの写真のあるグッドな絵日記です。

『 縄文 』 にイレ込んでいます。 「縄文時代」の『 縄文 』 です。    2015.12.26.

2015-12-26 11:59:02 | 日記

          
          
          
          三内丸山遺跡です。青森。



        小学生くらいで覚えたであろう「縄文時代」「弥生時代」ですが、「縄文時代」を見下していた
        と思いますね。「弥生時代」から文化的な人類時代が始まったのであって、それ以前は原始の
        時代領域なんだと。
        そんな、この1ヶ月ほど前に欧米の学者さんが「縄文時代」「縄文人」はスゴイとおっしゃって
        いるのを聞きました。なんで、今、縄文なんだとも思いますが、その再放送を二度も見ること
        となり、魅入られてしまいました。オーバーか。



          
          


        『 縄文人は農耕を受け入れないで「狩猟採集民」として、1万年以上もの長期間、自然と共存し、
        豊かな食生活と文化的な生活を持続していた 』、というのです。ジャレド・ダイアモンド教授
        (カリフォルニア大学)がおっしゃっています。
        そのうえ、イギリスの大学の研究チームが、縄文土器を調べて「おこげ」の跡を見つける。これは
        「煮炊き」していたということで、調理革命といえるのだそうです。食材が増え、食の幅が拡がり、
        安定するのであろうとなります。
        ジャレド教授は、世界四大文明よりもはるかに長期間・1万年ですよ、豊かであったといいます。
        世界が注目しているそう。日本の研究者はお休みのよう。
        スゴイでしょ。そうして、なんか嬉しくなってくる。そう、大祖先かも知れませんからね。




          
          


          それで、愛着をもって調べてみました。

     縄文時代の人口は、なんと26万人(紀元前2300年のころ)だった。
     縄文時代も晩期に一気に減少する。26万人が、8万人にまで落ちてしまう。

     これは、鬼頭宏(きとう ひろし)上智大学経済学部教授の研究です。
     専攻は日本経済史、歴史人口学。「宗門人別改帳」などの史料をもとに、
     縄文時代から江戸時代までの人口推移をあらためて明らかにした。のだそうです。

          正直、なあーんだ。とはなりますが、わたくしの“縄文愛”はそれほど変化しませんでした。
          1万5千年前、針葉樹から広葉樹へと変わる。この温暖化は、木の実の森、魚の豊かさを
もたらします。
          農耕は自然をこわす、というコメントを番組では使っていました。
          栗・クリを計画的に植えていたようで、栗の森があったとか。クリはすぐに食べられるからです。
          火焔土器などの芸術性の高さ。岡本太郎さんが絶賛していました。「自然の精霊」という言い方が
          あるとか。三内丸山では土偶がヒトを集め、大集落になったとか。