いいしらせのグッドニュース[パート・Ⅱ]

しらせ・いいの写真のあるグッドな絵日記です。

水木しげるさん ご冥福を。 貸本時代を想い出しました。   2015.12.04.

2015-12-04 14:35:50 | 日記


          



         かなり昔だと思います。毎日のように貸本屋さんに通い、漫画を読みまくっておりました。
         水木しげるさんとその表現物の、その両方、全部ですね。“貸本屋さん”のイメージが
         強くあります。
         代表作の「ゲゲゲの鬼太郎」のはじまりを調べると、
         墓場鬼太郎(1960年 - 1964年、兎月書房 貸本漫画)となっておりました。
         河童の三平(1961年 - 1962年、貸本)。
         悪魔くん(1963年 - 1964年、貸本)。
         「ゲゲゲの鬼太郎」となるのは(1971年、週刊少年サンデー)でした。
         やはり、水木しげるさんとの出会いは貸本屋さんだったようですね。


           そのころの水木しげるさんには戦争の影が色濃く感じられました。
           そのころ“戦争”に夢中だった、わたくしが水木さんのその影の部分を探していたという
           ことだったのかも知れません。


          
          



           少し前に『ゲゲゲの女房』というTV番組がありました。水木さんの奥さん・武良 布枝
           (むら ぬのえ)さんが書かれたもので、イケメン・向井理(むかいおさむ)くんがなんと
           水木さんでした。
           先月30日に逝去、93歳。追悼番組で、自由奔放な水木さんと明るい夫婦像が語られていました。
           ふたりのお嬢さんもいらっしゃる。うらやましい限りでした。
           筑摩書房の元編集の方が「手塚調、石ノ森調はあるけれど、水木調は出てきませんね」と
           話していました。これってなかなかのもんでしょう。


          
          ファンの方が描かれた、水木さんと鬼太郎と一反木綿(合っているかな)です。