2017年7月19日(晴れ)
前日に葬儀日程が決まり通夜当日の朝を迎えました。
・通夜のスケジュール
11時 湯灌・納棺
16時 葬儀場へ棺桶搬送
18時30分 通夜式
①湯灌(ゆかん)(安置しているご遺体の身体や髪を洗い清め、化粧を施し身支度を整える儀式)
(葬儀社のオプション価格64,800円なり)
病院側でエンゼルケアを実施しているが、遺族が故人の死を受け入れるための儀式としても有用なものといえるので実施しました。ただ身体を洗い清めるだけでなく、現世での悩みや煩悩なども綺麗に洗い流し、無事に成仏できるようにとの願いが込められています。
・自宅に簡易浴槽を持ち込んでの湯灌です。
(葬儀社より派遣の男女1組のスタッフで実施)
※男性が洗髪や顔剃り(女性の場合は顔の産毛剃り)などを担当し、女性が身体を洗います。
・主な手順
介護用の浴槽を使用し、簡単に設置し水を入れ、そこにお湯を注いで温度調整。
通常のお風呂とは逆の手順で、死者に関することは逆にする「逆さ水」と呼ばれる風習による。
洗うために衣服を脱がせますが、肌を見せないように布やバスタオルなどで覆います。
湯灌の儀の口上を述べてからご遺体を綺麗にしていきます。
まずは遺族が、ご遺体の足元側から胸元側へと洒水(しゃすい)していきます。
左手で柄杓を持ち桶から水を汲み、外向けに傾けながら体の中心に添い足元から胸までかけていきます。
洒水が終わると、ご遺体を丁寧に洗います。
・身支度
新たな着物を着せ髪をセットし化粧をほどこす。(煌びやかな仏衣でした)
※仏衣(ぶつい)は、納棺の際に遺体に着せる衣装のことを言います。
別名「死装束(しにしょうぞく)」とも言われ、全身真っ白な色をしているのが一般的です。
※なぜ白か
葬儀で取り入れられる逆さ事の一つとして、紅白の”赤”は、誕生を象徴する赤子の色として認識されているため、その逆の”白”を身に着けることで、生とは逆の死を表現しているという考え方です。
②納棺
遺体を棺へ納めるのですが、この時に故人の愛用品などをともに納めます(これらを副葬品と呼ぶ)。
火葬で燃え尽きるものだけを納めます。
・旅支度
脚絆(きゃはん)(すねあて)・手甲(てこう)を付ける。
三途の川の渡し賃だという 六文銭(偽札)を 頭陀袋(ずだぶくろ)に入れて、大切に胸の合わせのところへ入れます。
※六文銭(偽札)は現在、金属を入れたまま火葬できなくなっているため、紙に印刷されたものを使用
・旅の支度が整ったら、最後に皆で静かに蓋を閉じます。
③葬儀場へ棺桶搬送
葬家から棺出し、組内の方が数名見送りにお見えになった。
④家族・親戚食事
通夜式前に葬儀場に集合し葬儀場会食室にて夕食をとる。
⑤通夜法要
・遺族・親戚着席、一般参列者着席
・僧侶入堂
・読経始まる
・喪主焼香、遺族・親戚焼香
・喪主係員の指示に従い、焼香台近くで礼
・一般参列者焼香
・読経終わり、僧侶退席
・喪主又は親戚代表あいさつ(通夜は葬儀社司会代行あいさつとした。思考力なしのため)
・一般参列者退席
⑥控え室で夜伽(よとぎ:死者のかたわらで夜どおし過ごすこと)
喪主と妻が宿泊となる。(布団の貸出は2セット)
と、ここまでが通夜の一日でした。
母が入院してから、父の介護も含め10日間禁酒状態でした。
通夜の日は、夜伽で葬儀社へ宿泊となり父の介護は妹に任せたので少しだけビールを飲ませてもらいました。
何と美味しいことか。まさかの350ml缶で翌朝少し二日酔いかも。多分疲れで同じ症状になった模様。
葬儀の日は、もっとハードスケジュールが待っている。
無事に終われば良いのだが・・・・・
前日に葬儀日程が決まり通夜当日の朝を迎えました。
・通夜のスケジュール
11時 湯灌・納棺
16時 葬儀場へ棺桶搬送
18時30分 通夜式
①湯灌(ゆかん)(安置しているご遺体の身体や髪を洗い清め、化粧を施し身支度を整える儀式)
(葬儀社のオプション価格64,800円なり)
病院側でエンゼルケアを実施しているが、遺族が故人の死を受け入れるための儀式としても有用なものといえるので実施しました。ただ身体を洗い清めるだけでなく、現世での悩みや煩悩なども綺麗に洗い流し、無事に成仏できるようにとの願いが込められています。
・自宅に簡易浴槽を持ち込んでの湯灌です。
(葬儀社より派遣の男女1組のスタッフで実施)
※男性が洗髪や顔剃り(女性の場合は顔の産毛剃り)などを担当し、女性が身体を洗います。
・主な手順
介護用の浴槽を使用し、簡単に設置し水を入れ、そこにお湯を注いで温度調整。
通常のお風呂とは逆の手順で、死者に関することは逆にする「逆さ水」と呼ばれる風習による。
洗うために衣服を脱がせますが、肌を見せないように布やバスタオルなどで覆います。
湯灌の儀の口上を述べてからご遺体を綺麗にしていきます。
まずは遺族が、ご遺体の足元側から胸元側へと洒水(しゃすい)していきます。
左手で柄杓を持ち桶から水を汲み、外向けに傾けながら体の中心に添い足元から胸までかけていきます。
洒水が終わると、ご遺体を丁寧に洗います。
・身支度
新たな着物を着せ髪をセットし化粧をほどこす。(煌びやかな仏衣でした)
※仏衣(ぶつい)は、納棺の際に遺体に着せる衣装のことを言います。
別名「死装束(しにしょうぞく)」とも言われ、全身真っ白な色をしているのが一般的です。
※なぜ白か
葬儀で取り入れられる逆さ事の一つとして、紅白の”赤”は、誕生を象徴する赤子の色として認識されているため、その逆の”白”を身に着けることで、生とは逆の死を表現しているという考え方です。
②納棺
遺体を棺へ納めるのですが、この時に故人の愛用品などをともに納めます(これらを副葬品と呼ぶ)。
火葬で燃え尽きるものだけを納めます。
・旅支度
脚絆(きゃはん)(すねあて)・手甲(てこう)を付ける。
三途の川の渡し賃だという 六文銭(偽札)を 頭陀袋(ずだぶくろ)に入れて、大切に胸の合わせのところへ入れます。
※六文銭(偽札)は現在、金属を入れたまま火葬できなくなっているため、紙に印刷されたものを使用
・旅の支度が整ったら、最後に皆で静かに蓋を閉じます。
③葬儀場へ棺桶搬送
葬家から棺出し、組内の方が数名見送りにお見えになった。
④家族・親戚食事
通夜式前に葬儀場に集合し葬儀場会食室にて夕食をとる。
⑤通夜法要
・遺族・親戚着席、一般参列者着席
・僧侶入堂
・読経始まる
・喪主焼香、遺族・親戚焼香
・喪主係員の指示に従い、焼香台近くで礼
・一般参列者焼香
・読経終わり、僧侶退席
・喪主又は親戚代表あいさつ(通夜は葬儀社司会代行あいさつとした。思考力なしのため)
・一般参列者退席
⑥控え室で夜伽(よとぎ:死者のかたわらで夜どおし過ごすこと)
喪主と妻が宿泊となる。(布団の貸出は2セット)
と、ここまでが通夜の一日でした。
母が入院してから、父の介護も含め10日間禁酒状態でした。
通夜の日は、夜伽で葬儀社へ宿泊となり父の介護は妹に任せたので少しだけビールを飲ませてもらいました。
何と美味しいことか。まさかの350ml缶で翌朝少し二日酔いかも。多分疲れで同じ症状になった模様。
葬儀の日は、もっとハードスケジュールが待っている。
無事に終われば良いのだが・・・・・