（逆位置） 吊られた男 ～THE HANGED MAN～

木に逆さまに吊るされた男のカードの意味は
試練や忍耐の先の、願望成就……　でした。

そのカードが逆位置であらわれたとき、
意味するものはまさしくもう、正反対に（；；）

骨折り損のくたびれもうけ。
我慢して耐えても無駄。
その試練、頑張っても何も得られませんよ、と。


個人的に、人生「何かを頑張った先に『何も』得られない」
ということはないと思っているのですが
確かに、努力をしても『自分が欲している・目的であったもの』が、手に入らない…というパターン。
それは度々起こり得るものなんですよね。

占ってこのカード（逆位置）が出てきたときには、さすがにへこんでしまうでしょうが
今のままの頑張り方では目指す結果は得られないよ…と教えてくれている。
それをふまえて、違う方法を考えるか、
思い切ってすっぱりと木に吊られている状態（努力）をやめてみるかを、
あらためて見直すことができるはずです。

未来を見てくるタロットならではのメッセージかもしれません。

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棒 3

「ああ・・・、いろいろあったなぁ・・・
　大変な時も、苦しい時も・・・
　よくぞここまで頑張ってきた、自分」

棒を掴む手も、その立ち姿も、しっかりと。がっちりと。
それまでに培った経験や苦渋があるからこそ、
ひとつひとつを乗り越えてきた自分自身を知っているからこそ、
彼は今、静かに未来を信じられます。

これからは、良くなってゆく。
心の底に熱い期待を燃やしながら、彼はきっと、晴れた表情で先を見つめているのです。

このカードは、正位置・逆位置ともに同じ意味をあらわしており
過去を越えた先の、明るくひらけていく未来を予感します。

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聖杯 2

カップルがお互いの手にカップを…（洒落！？）
このあと、優しくこつんと互いのカップをつき合わせても良いですし、
そっと交わす姿を思い浮かべても良いですね。

ちょっとはにかんで、ドキドキと、ときめきながら
想いが通じ合ってまだ間もない頃の、微笑ましい男女の様子です。

「恋人」のカードと少し似ています。こちらはさらに「恋愛」に重きを置いた感じでしょうか。
ずばり片思いを占った結果にこのカードが出たら嬉しいですね。
その後のお付き合いが続くかどうかまでは（このカードだけでは）保障できないとはいえ、想いが叶うというのはやはり嬉しいものです。




逆になったときは、この男女が残念ながら、互いに背を向け去っていく……
そういう絵柄を思い浮かべてください（；；）

何かが合わなかった…
二人は結ばれる運命ではなかったんです
別れは、新たな出会いの第一歩。
くるりと背を向けて、さあ、心機一転あらためて前を見てみましょうよ！　と。

いやしかし、こんなとき
とことん泣いて愚痴ってヤケ食いするのも大変良いと思います。

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剣 2

剣を２本構えて…宮本武蔵？
いやいや、武蔵は剣じゃなくて刀だから。（そういう問題じゃ…）
でも背景が海だったり、島が見えていたりで、巌流島決戦前を彷彿とさせ…………

るのは私だけ、で。そもそもこの人物は女性のようですから（＾＾；

けれども、あながち離れた印象ではないのかな…と思うのは、
このカードの絵柄から感じる、静かな心。
目を隠し、剣を対称にクロスさせて、精神を落ち着けている状態なのですね。

２本の剣や、気持ちのブレていない様子から、
複数の物事に対してバランスがとれることをあらわすカードです。
対人運においても、じっくりと構えて、対等な関係を作っていけると読むことができます。




なんとなく想像がつく方もおられるかとは思いますが（＾_＾；
こういうカードの逆位置の意味は、だいたいそのとおり。
「バランスがとれなくなる」「気持ちが揺れる」などなど・・・

もともと静かなカードですから、
揺れてもそれほど大事（おおごと）になるような結果にはなりませんが
「ちょっとした浮気心」とかは、のちのち危険な結果につながってくるかもしれませんね。

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（逆位置） 正義 ～JUSTICE～

感情を一切見せない合理的な女神さまでしたが、
カードを逆にすると一転、とっても「目が泳いじゃってる」
感情的な、不安定な女神に変身してしまいます。

（あ、画像ではそこまで細かい表情まで見えない…、すいません；）

本人は、公平に、冷静にと努めてるつもりなのですが、
心の内をどうにも隠しきれていないのが、このカード逆位置のイタいところですね。
いっそのこと感情の赴くままに行動してしまえば楽なのかもしれませんけど、
下手に落ち着こうとしたり、安定を保とうと考えるため、余計に混乱してきてしまうわけです。
決まるものも決まらない。
気持ちと行動がバラバラになっているので、重要な判断などはできるだけ避けたい状況です。