皆さんお久しぶりです。
最近は新型コロナウイルス感染症対策の関係で、部活が活動休止となったために、暇を持て余している1年生部員のYです。
そのため、旬が過ぎるほど放置?ではありませんが…今回は夕庵式と言われる自作室内灯を作成していく様子をお見せしたいと思います。
Nゲージの室内灯にはいくつかのパターンがあります。
・既製品を購入し装着する
・テープLEDを使用した自作室内灯を装着する
・夕庵式といわれる自作室内灯を装着する
究極を言えば、自作室内灯か既製品の室内灯ですね!
実は、既製品を買うよりも自作室内灯の方が原則的に安く仕上がります。今回は、夕庵式の自作室内灯を制作したいと思います。自分自身は過去にテープLEDを使用した自作室内灯を制作したことがあります。それなら、なぜ経験のあるテープLEDを使用した室内灯を作成しないのか?と思われるかと…
理由は単純
“純粋に比較してみたいと思ったから”
まずは必要な材料類の紹介です。(これらは本家様とは若干異なります)
・LED
・ブリッジダイオード
・定電流ダイオード
・電解コンデンサー
・リン青銅板(買い出し忘れてました)
次は必要な道具類です
・ハンダごて
・ハンダ
・ニッパー
・リン青銅板を切れるもの
あると便利なもの
・回路計(テスタ)
これらを用意します。
1両分の材料はこちら
私は秋葉原に買いに行ったので少々高くつきました… 本当は通販サイトで購入した方が安く大量に手に入ります。
(学生でカードを持ってないので秋葉原に行きました。まぁ上野まで定期券あるので歩けば関係ないですから、、、)
この時点で初期投資は既製品の室内灯を買うよりも高いですが、大量の自作室内灯を制作出来るので相対的に安くなります。
まずはブリッジダイオードのDC側の足(+、−と書いてある方)を画像のように伸ばします。
伸ばした足に電解コンデンサーをはんだ付けします。電解コンデンサーには極性があるので極性に注意してハンダ付けします。セラミックコンデンサーの場合は極性が無いので気にせずにハンダ付けしていきましょう。
次に、定電流ダイオードを"極性に注意して"ハンダ付けします。ちなみに極性を間違えると定電流ダイオードが作用しません。定格3VのLEDに12Vを流すことになりLEDがお亡くなりになります。(自分は1個お亡くなりにしてしまいました…)
泣きたい気持ちを抑えて次にいきましょう!次は、LEDを"極性に注意して"ハンダ付けします。ここで極性を間違えると点灯しません そして点灯試験を行います。 線路に5Vほど流しました。これは車両が動き出すぐらいの電流です。明るいですね!
続いてフルパワー12Vです。
本当に明るい❗️さすがLED。続いて、プラ棒を車体の長さに合わせて切断し、切断面を研磨しておきます。この作業をサボると、光がプラ棒に伝わり難くなりますので丁寧に作業していきましょう。ここで切断したプラ棒を、まとめて適度にキズをつけます。こうする事で光がより拡散して明るくなります。 プラ棒をLEDとアルミテープを使って光がLEDから漏れないようにしています
ここで手を抜くと、車端部が極度に明るくなってしまい夜行運転時に悲しくなるので真剣に作業します。今回はアルミテープの代わりにアルミホイルを使用しましたが、テープを貼るのが難しいのでアルミテープを使うことをお勧めします。
完成したものを室内に取り付けます。(リン青銅版が無かったので、転がっていた導線を使いました)
これで車体を元に戻したら完成です。うーん綺麗ですね。
今回購入した部品の値段を記載しておきます。
ブリッジダイオード 1個50円
定電流ダイオード 1個60円
電解コンデンサー 1個20円
LED(電球色) 1本30円
皆さんも安くて明るい!そして工夫次第でチラつきを減らせる自作室内灯を作ってみてはいかがでしょうか?
次回もお楽しみに!