Kayaとののんびり生活 どいちゅらんど 

人生の半分ちかくになったドイツ生活のブログです。

いつか起こるだろうとは思っていたけれど。

2016-12-23 | ひとりごと

仕事をしているときに、クリスマスマルクトにトラックが突っ込んだという速報が携帯にはいりました。
驚くというよりは、いつか起こることだろうなと思っていたので、とうとう起きてしまったか。


仕事場の警備もブリュッセル空港のテロ以来かなり大きな銃を携帯して
武装した警察官をみることが多く、最初は怖くなったりしたのですが
ここ最近は本当に慣れてしまいなんとも思わなくなってるよね、とその日に偶然にも同僚と話していたのです。

相方君とも、テロの被害に遭うのは、交通事故に遭うようなものだよね、と以前からよく話していました。
ドレスデンの旅行へ行く前に、クリスマスマルクトは大丈夫かな?と話してはいましたが、
そういう事言いはじめたらキリがないし、
普段のように生活していかないと、テロリストの思いのままになるんですよね。
こればかりは、ちゃんと気を付けてもどうしようもないことだし。

仕事場なんてそんなこと言いだしたら、かなり危険な場所になってしまうし。
そう思っていたら、今回は領事館から注意喚起のメールが2度ほど届きました。

内容は・・・
テロ・爆発事件に遭遇した場合に被害を最小限に抑えるため,次の諸点を心がけられることをお勧めします。
(1)予防措置
・退避ルートを確認する。
・隠れられる場所を確認する。
・常に周囲の状況に注意を払い,不審者や不審物を見かけたら不用意に近づかず,速やかにその場を離れる。
(2)対処法
・ その場に伏せるなど直ちに低い姿勢をとる。
・ 頑丈なものの陰に隠れる。
・ 周囲を確認し,可能であれば,爆発音等から離れるよう,速やかに,低い姿勢を保ちつつ安全なところに退避する。

毎日こういう事を考えて生活、仕事も出来ないし・・・

フランスでテロが起こった時のように、
ドイツでテロが起きたから、ドイツへ行くのは危ないと日本にいる人はやっぱり思ってしまうのかな??
ドイツでも東日本大震災の時に、日本へ行くのは危険というふうに思う人が多かったのも事実。

遠く離れた国だからそう思ってしまうのは仕方ないけれど。


お城の広場には、ベルリンのテロの次の日から
クリスマスマルクトで亡くなられた方を悼むキャンドル台が設けられました


テロが遠くの国で起きていることという事でなくなり、身近で起こることになってしまった。
でも普段の生活は続いていくのです。





2 コメント

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けいこさん (kaya)
2016-12-24 19:37:01
とうとうやって来たかって感じだよ。
これから、難民申請を却下された人の強制送還とかが進むんじゃないかな??やっぱりオフィシャルな書類を持たずに外国に難民申請するというのが無理があると思うんだよね。これからどうなっていくんだろう、EU。
日常生活は、変わらずに進んでいるよ。
(空港も普段とかわらずだったし。)
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ここまで来ちゃったんだ。 (けいこ)
2016-12-24 03:03:05
ベルリンのニュースは日本でも大きく報道されて...
私もまだ領事館からのメール受け取ってるんだけど、もっともだけど確かに全部気にしてたら日常生活やりづらい。
やっぱり大きい都市とか観光名所なのかな。

大丈夫と思うけど、穏やかな生活送れますように..
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