ドラマネ倶楽部の理念は、「一緒にやれば、もっとできる!」 

罰を与えることは許しを与えることになる

昨日のマコなり社長のインサイドストーリーズから

・リーダーが甘いと、間違いなく皆に甘い組織になっていく。リーダーをやるからにはいちばん厳しい倫理観や道徳観を持ち、一度決めた自分たちのルールを徹底的に守らなければならない。

・自分たちで決めたルールを守らなければ、この会社において正しいことをやっている人が損をする組織になってしまう。トップが組織の秩序に対して甘いことは、会社全体の衰退を意味する。

・金銭的な罰は「減った金額さえ支払えば今回の事態は許してもらえる」というメッセージにもなるので、定量的なネガティブ報酬は免罪符になりやすい。(罰を与えることは許しを与えることになる)

・罰を与えた人たちに「定量的なネガティブな罰と自分がやらかしたことは、天秤にかけて釣り合っているのか?」ということを考えさせる。小さなことだが、それが積み重なっていけば会社や組織、チーム、集団が崩壊してしまう。本来なら自分たちで決めたルールを破ることは、金額で比べられるようなものではない。ダメなものはダメであり、仕事とはそのようなものである。

・定量的な罰であればあるほど、それが妥当なのかどうかという間違った罪の天秤を与えてしまう。罪と罰の天秤が釣り合ったと思うと「それ以上に自分は十分に罪を償った。これ以上言われるのはおかしい」と考える。定量的な罰が大き過ぎると不公平だと感じる一方で、甘いと「こんなもので許してもらえるんだ。ラッキー」と考えてしまう。

・組織や集団における最強の人を動かす仕組みは文化である。文化とは、その集団における常識とも言える。

・ルールをたくさん並べても、ルールを運用するにはコストがかかる。ルールだけで全員を縛ろうとすると、膨大なルールの数とルールハックと戦わなければならない。よって、もっと抽象度高く「規則正しく健康な生活を徹底する」というマインドセットをルールとして、抽象的なメッセージのまま、各々が日常的にどのようにするべきかを考えて具体的な行動に落とし込めるようになっているほうが、より生産性が高い。しかし、組織の文化として定着させることは大変である。

・見える化した組織の文化を体現する仲間が増えていくことで、真の組織の文化となる。

・組織の責任はリーダーが決める。最終的には、リーダーが全ての責任を取らなければならない。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「メモ」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事