人々の苦しみに接するたびに湧き上がった怒りと悲しみが、いつでも、この仕事を続ける原動力である。
:緒方貞子
リーダーが現場を知らなければ確かな舵取りはできない。
人道支援に限らず、あらゆる運動の鉄則である。
:名字の言
リーダーが現場を知るとは、忖度を受け付けないということである。
リーダーは仕事の論理を教えて共有し、労働の力学を考慮して実行する。
リーダーは仕事の論理を教えて共有し、環境を整え、現場のリーダを育てる。
仕事の論理とは、目指すべき成果を達成するための仕組み。
生産性の向上には、仕事の論理と労働の力学が必要となる。
働く者のモチベーションがあがらなければ、成果は期待できない。
働く者のモチベーションがあがっている状態が仕組がうまく機能している状態。
指示内容が論理的に理解できること。
指示内容が生産性を阻害しないこと。
生産性を阻害するルールは生産性の低下を招く。
ただし、一見生産性の低下を招くルールもリスクを考慮すると必要な場合がある。
リスクに対する反応、考え方には個人差がある。
個人差は対話で埋めるものであって、忖度で埋めるものではない。
忖度の世界では大きな成果はおぼつかない。
リーダーが現場を知るとは、忖度を受け付けないということである。