美術日記-PAINTWEBLOG

美術鑑賞日記から作品展示などの活動日記まで色々書きます。

風邪?が治りました

2011-03-31 00:51:14 | 日常
21日の雨の日に出かけて以来、体調の悪い日が続いていました。
24日になって事前に取っていた有休で会社を休むと、
緊張が解けたのか一気に症状が悪化。
ここ数日は夜になると39度の熱に苦しんでいました。

大変な目にあいましたが、今日になってようやくほぼ落ち着いたようです。
それでもまだ薬がないと微熱は出てしまいます。

こんなに長引く風邪は今まで滅多にありませんでした。
医者にはインフルエンザでもないと言われるし。
原因不明だけど長いこと大変な思いをしました。
会社でも風邪が流行しているようです。
私の場合、扁桃腺がいつも腫れるのですが、
今回は扁桃腺にはこないで喉が腫れていると言われました。
最終的には喉全体が大変なことになって唾すら飲み込むのもやっとの状態。
おかげで体重は2キロ減りましたが。
もっと減ってもいいくらいここしばらく食べてないはずなんですけどね。
せっかくだからもう少し減ってほしい。

周りも風邪が長引く人がちらほらいそうなようですが、
たまたまでしょうか。
それとも単純に年を取ってきたということでしょうか。
今年いよいよ三十路なわけですしね。
衰えか…
それにしても4月からに備えてやることが色々あるというのに、
こんな時期に風邪で寝込むなんてついていません。

他の被災地は

2011-03-25 22:52:45 | 政治・社会
あっという間であの大震災からもう2週間が経ちました。
私は今日一日風邪で寝込んでいました。
21日に出かけたのですが、
寒さのせいなのかそれから体調がすぐれません。
なんとか会社に出ていたものの、昨日ついに39度の熱が出てダウンしました。

21日はマスクもしないで出てしまいましたが、
後で気づけば21日は放射能漏れの後初めて降った雨ということで、
放射能の濃度がかなり高かったようですね。
21~22日のたった2日で降ったその量は
大気圏内核実験で1年間に降下した放射線量の3倍だったそうです…

放射性物質、核実験の3倍の降下量

放射性ヨウ素の影響は甲状腺にくるそうですが、
風邪の症状として主な悪い部分は喉の腫れです。
気分的に気持ちのいいものではありません。
子供は一日家にいたのがせめてもの救いです。

今日は家で安静に、ということで結局いつも通りテレビを見ていましたが、
今日の報道ステーションで茨城の被害を取り上げていました。
福島の原発や宮城のことばかりに目がいってしまいますが、
茨城の津波被害も大変なものです。
地震による被害で地形が変わり、
線路なども大変な状況になっていました。
他の被災地の状況も気になります。
青森なども津波被害があったし、
長野や静岡は震度6強という結構大変な地震がありましたが、
被害状況が気になります。
東京も沿岸部の埋め立て地域は液状化の被害で
ディズニーランドなどが未だに営業できずにいます。
ディズニーは東京じゃない、とかいう話はナシで。

一日テレビを見ていても他の被災地の話はほとんど出ませんでした。
今日は甲子園で青森対茨城という試合もあったそうです。
東北の状況も予断を許さない状況ですが、
中には少し他の被災地の情報も入ると良いと思います。

自衛隊と機動隊に感謝

2011-03-17 22:25:36 | 政治・社会
3号機への放水などがひとまず成功したようです。

最初は警視庁から機動隊が放水。
「決死隊だ」放水作戦敢行の警視庁機動隊員ら原発へ

結果は残念ながら放水の勢いが足りず届かなかったようですが、
高い放射線量の中で満足な対策もされずに作業に当たることは
本当に決死の覚悟でしょう。
死までいかなくても深刻な後遺症が残るかもしれません。
死ぬより後遺症の方が起こりうる事ですが、
残りの人生を障害を持って生きなければいけなくなったとしたら、
どれほどの苦しみが続くかわかりません。
よく作業に当たってくれました。

東京電力はここまでの事態に陥らせておきながら、警察頼み…
最初から危機感を持って、もっと早い段階で何とかできていれば、
という気持ちは否めません。
でもトップの連中は保身を考えることがあったとしても、
やっぱり現場の職員は命がけで作業をしてくれています。

警察の次には自衛隊が特殊な放水車で放水したそうです。
こちらは成功。
地上から3号機に放水、建屋上部に届く…自衛隊

この放水車は車両から降りる必要がなく、
作りもかなり頑丈なようなので警察車両に比べると放射線を防げるとのこと。
そしてこちらで見事3号機に届いたそうです。

ヘリからの放水もあり、こちらもひとまず命中したようです。
しかし、これは映像を見る限りは高い位置からやりすぎて
効果がありそうには見えません。
まさに焼け石に水、という苦肉の策。

これらの作業により効果があったかどうかは明日までわからないようです。
水は届いたけど、うまく燃料にかかって冷却されているかどうか。
何らかの効果があったことを祈るばかりです。

しかし、公務員という自負でしょうか。
命がけの仕事をしてくれました。
他に打つ手がないから国民を安心させるためにやってみた、
というのもあるのかもしれませんが、
確かに昨日までの何もできずに傍観していた様子よりは
ずっと勇気付けられます。
現場では命がけで作業をしているんだと。

今夜はついにうちも夜間に停電になりました。
帰ってみると街は真っ暗です。
この街がここまで真っ暗なのは想像もできませんでした。
月明かりで影ができるのを見たのは実家から出て以来、
ずいぶんと久しぶりに見た気がします。
気持ちも暗くなりそうですが、
電気が復活した今、今日の出来事を聞いて明るくなれました。

今日は通常なら電力の供給の限界を上回り、
大規模な停電が起こるところだったそうです。
でもこれも人々の節電の努力によって見事、回避されました。

日本も捨てたものじゃないな、と
ありきたりにも再確認できました。
たしかに一人ひとり、みんなががんばっているようです。

復興のために

2011-03-16 09:58:49 | 日常
ついに放射線災害が広がってきてしまいました。
今朝時点で1号機の燃料棒が7割損傷しているとか。
まだ発表はしていないけど、メルトダウンは確実な状況なのでしょう。
放射線濃度が高くて作業ができないと言っているということは、
何もしていないということです。
事態が自然に収拾されるはずがありません。
日本でこんなことが起こってしまうとは…

そんなことを書いているうちに、
今3号機と思われる所から煙が上がっているという映像が流れました。
最悪の事態。

昨日は埼玉でも通常の40倍の放射線が測定されたそうです。
人体に影響はないと言いますが、
影響がないとしても見過ごせません。

一昨日の読売新聞を読んでいて切なくなりました。
生死の分かれ目なんて本当に些細なことで、
親しい人を助けられずに残されてしまうのはどんなに悲しいことか。
やっぱり日本中で協力して復興を目指すのが大事です。

海外からも色々な支援がきています。
アフガニスタンからも義援金があったそうです。
アフガンから義援金 カンダハル市が400万円

まだ暮らしは非常に厳しく、平均の日給は2ドルという街だそうです。
そんな苦しい中でも5万ドル(400万円)も出してくれるというのは
どれだけ大変なことでしょう。
大変でもがんばらなければいけません。

西日本は比較的落ち着いているらしいですね。
でも東日本は全体的に大混乱。
早朝には静岡でも震度6強の地震がありました。
3日前くらいに長野でも震度6がありました。
震度6強といえば新潟の地震と同じです。
普段ならこの一つ一つがそれだけで大災害です。
この連鎖は一体何なのやら。

東京では相変わらず電車もかなり本数が少なく、普段でさえひどいラッシュが
さらに過熱して危険を感じるほどひどくなっています。
食料品も買占めが進んでコンビニやスーパーの棚がガラガラ。
原発がまだ予断を許さない状況ですが、
早く復興に向かえることを願います。

大震災

2011-03-14 22:17:06 | 政治・社会
11日の金曜日はまさに悪夢でした。
今まで感じたことのない大きな揺れがあったとは思いましたが、
まさかこんな大ごとになるとは思いもしません。
福島、宮城など被災地の方々は本当に大変だと思います。
津波の凄まじい映像を見るたび心が痛みます。

私は職場から自宅まで距離があることもあり、帰宅困難者になりました。
初めて会社で泊まりました。
結局帰れたのは翌日の14時です。
今回は事前に家族の無事が確認できたからゆっくり帰りましたが、
もし関東を直撃するような災害であったなら
どれだけ不安だったことでしょう。
電車が便利になって通勤時間は1時間程度だとしても、
都心に通うというのは改めてリスクが大きいと感じました。
次の職場なら片道10キロなので、歩こうと思えば余裕で歩けます。

今日はついに計画停電。
ひとまず4月まで、となっていますが、
原子力発電所の3基が海水を注入し、
それでなくても爆発や放射性物質の漏れなどがあると考えると、
あの発電所は二度と使えないか、良くても何年か使えないままでしょう。
復旧は4月中では済みそうにありません。
そうなると代わりの電力はどこかからまかなえるのかどうか。
だめならいつまで停電が続くのか。

それでも世間は平静を装っていますが、
スーパーに行くと人々の不安が如実に出ているように思います。
とにかくあらゆる物がありません。
今日はゴミ袋さえありませんでした。
ガソリンも沿岸部以外は供給量が足りているので
すぐに供給されるという話なのに、ものすごい車の列です。
今はまだ危機が始まったばかりだから落ち着いていますが、
この状況の上に停電などが続くと、
休日を挟んで2週間もすれば、
だんだんとほころびが出てくるのではないでしょうか。
この状況が続くと危ないと思います。

日本人の冷静さを賛美して無理を続けようとすると、
反動が大きくなりそうです。
節電は心がけて、あとは無理しないで
いつも通りすることはいつも通りすればいい。
見栄ばかり気にしていてはいけません。
見栄を気にしすぎてマナー違反に過敏になった人たちが、
ネットや現実で誰かを集団で責め立てるようなことをしていたら、
美徳も何もあったものじゃありません。

このままいつもみたいに、テレビでは
すぐに責任のなすりつけ合いが始まるのでしょうか。
美徳というなら最後まで美徳を貫いて、
政府の対応が遅いとか何が悪いだとか、
マスコミが責任論を煽らないことを願います。
そんな混乱になると日本の復興はますます遠くなりそうです。
そうやって政治がずっと停滞したままです。
日本はどこまで落ちてしまうのか。

卒業の季節

2011-03-06 23:24:10 | 美術日記
3月になりました。
卒業式の季節です。
私自身も新しい環境に行くことになります。
詳細はもう少ししてから。

私の場合、卒業式といえばしばらくの間毎年行っていた東京五美大展を思い出します。
最近はしばらく行っていませんでした。
たまたまこの前時間ができたので、
今の職場から電車で6分ということもあって
午後半休を取って六本木でやっている東京五美大展に行ってきました。
場所はいつの間にか上野の東京都美術館から国立新美術館になっていました。

毎年五美大展は大学生と思えないほどの作品に出会います。
しかし、今年はそこまで衝撃的な作品というのはなかったような…
すごい作品もいくつかありました。
でもこれだけ数える程度というのは今までになかったような。
芸大の作品がなかったからでしょうか。

昔は芸大の卒展は五美大展と同じ場所でやっていたのですが、
今は芸大は芸大の中でやっているみたいですね。
場所が変わってしまうのは見る側にとっては残念です。
しかも日程も違うみたいです。
それと武蔵野美術大学がないなと思っていたら、
2階でもやっていたんですね。
危うく見逃すところでした。

帰りについでにシュールレアリスム展へ。
普通の人ならこちらが本命でしょう。
シュールレアリスムを勉強するにはなかなか良い展覧会です。
たまにはこういうのを見るのも必要ですね。