美術日記-PAINTWEBLOG

美術鑑賞日記から作品展示などの活動日記まで色々書きます。

デザイン変更

2008-10-30 23:47:51 | 日常
ブログのデザインをひさしぶりに変えました。
ブログパーツというのが最近あるらしいので、使いたくなりました。
ブログパーツを使うためにはデザインを変更しなければならなかったのです。
特に使いたかったのがトップに表示しているUNIQLOCK。
1秒のリズムで時計を表現したダンスを踊っています。
これは結構いいですね。

ついでに左側にはART-Meterというサイトのブログパーツを載せてみました。
ここは絵を「量り売り」するというサイトです。
安く手軽に絵を買うことができます。
一般の人にはなかなか値段が判断しにくい絵を
わかりやすく買うことができるようです。
といっても、絵の量り売りは決して珍しいことではありません。
むしろどの画廊も同じことをやっています。
この画家は一号3万円だから20号の作品ならその絵は60万、というような感じです。
たびたび批判の対象になる量り売りですが、
こうやって表に出すとウケがいいんですね。
自分ではART-Meterには登録していないのですが、
いつか機会があれば登録してみたいです。

他にも機会があれば更新していきます。
最近サイトを放置気味ですからね。

ジョン・エヴァレット・ミレイ展

2008-10-27 01:05:09 | 美術日記
渋谷のBunkamuraにジョン・エヴァレット・ミレイ展を見に行ってきました。
この美術館は金・土曜は夜20時までやっています。
このくらいの時間までやっていると他の用事のついでに行けるので助かります。

というわけで土曜の夜7時くらいに行ってきたのですが、
驚くほど大混雑していました。
前売り券を持っていたからいくらか早く入れたものの、
券がない状態だと20分以上待つみたいです。
多少混むかなと思ってはいたんですが。
何かテレビで取り上げられたりしたんでしょうか。

時間もなかったからどうなることかと思いましたが、
どうにか入館できてじっくりと見てきました。
入ってみるとすぐにまた混雑していてびっくりしましたが、
メインの「オフィーリア」が入館してすぐの場所にあったせいでした。
まだメインはないだろうと思って、
あまりの混雑ぶりに危うく通り過ぎるところでした。
しかし、その作品は人ゴミの中待たされてでも見る価値がありました。
ミレイは自分が思っていた以上に良かったです。
今回はすべてミレイの絵だったのですが、他の絵もとても良いものでした。
肖像画が多く、数合わせの感は否めないのですが、
結構ミレイが好きになりました。
図録ももちろん買ってきました。
最近展覧会の図録が増えすぎて困っています。

ミレイ展は残念ながら今日で終わってしまいます。
でもBunkamuraでの次の企画は、なんとあのワイエス展です。
考えてみるとワイエスの絵を直接見たことは
1、2回程度しかないと思います。
次も絶対に見に行こうと思います。
Bunkamuraみたいに遅い時間もやってくれれば
他の美術館も行きやすくなっていいですね。

斑尾高原

2008-10-16 22:28:59 | 日常
連休に長野県の斑尾高原に行って来ました。
なぜと言われると困るのですが、保養所があって安く泊まれたので。
泊まったところはシルクイン斑尾というホテルです。、
保養所として行くと素泊まり1000円なのに、
意外に立派なホテルで得しました。
しかし、斑尾高原は9月までに行けば色々レジャーがあったのですが、
ちょうど今はオフシーズンになってしまったようで、
できることがほとんどありません。

やることもないので山を登ってきました。
非常に良い天気に恵まれて気持ち良かったです。
写真は山頂から300m行った斑尾山でも一番見晴らしが良い場所です。
手前が少し紅葉していて綺麗でした。
そろそろ紅葉が近くでも見られる季節ですね。
来月あたりにまた紅葉を見に行きたいです。

しかし、ある程度用意はして行ったものの、
斑尾山の登山道は意外に急勾配だったので結構大変でした。
道もわかりにくく、軽く遭難していました。
スキー場の上級コースのような坂道を強引に登り、
帰りも迷いながら強引に帰ってきました。
道なき道を進んだせいで帰る頃には足がガクガクしています。
久しぶりにいい運動にはなりました。

弱肉強食

2008-10-03 01:09:39 | 政治・社会
アメリカがサブプライムローン問題から連鎖的に大変なことになっていますね。
ウォール街のミスを税金で救済することへの反発はもっともな話です。
それをやらずにいればさらに大変なことになるというのもわかりますが、
それにしても問題になる前は高い給料でのうのうと暮らし、
失敗したら責任は負わないで政治の力で救わせるなんて納得いかないのが当然です。
税金で救うのだとすれば、二度とこうならないような規制もするのが道理でしょう。
アメリカで市場が規制されれば今の原油高や穀物の高騰もずっと良くなるはず。
穀物価格の高騰はバイオエネルギーに使う分による需要の増加だけではなく、
その需要増加を見込んだ投資のマネーゲームのせいなのは明白です。
そのせいでこちらもいい迷惑です。

日本では来月にも衆議院が解散され、総選挙になりそうな気配です。
話題になるのは年金問題などに絡む、老後の話。
選挙を見据えて、票を獲得しやすい団塊世代以上へのウケ狙いです。
せっかく財政再建を一番の目標にする動きがあったのに、
選挙ウケするために自民も民主もバラマキを始めようとしています。
そんなことをすれば日本の借金もまた増えます。
老後を心配している世代は借金をバラ撒いてでも今を保証してほしいでしょうが、
私の世代は将来長きに渡って負担が増えるばかりです。
私たちは学校を卒業する頃は就職氷河期で厳しい思いをして、
高齢化により現役で働く世代の負担が増え、
さらに借金まで残されていくという一番損する年代です。

それでも世の中の流れは景気対策になってしまいました。
去年までは長い間景気が良かったのに、です。
景気は良かったけど、給料は上がりませんでした。
今言われるような景気対策をしても、
結局救われるのは企業や金持ちばかりで
庶民には還元されないことでしょう。
いまどき景気対策として公共事業をやればそれこそ最悪です。
借金を増やす景気対策よりは、
何もしないで借金を増やさないでいてくれた方がまだマシです。

日本もアメリカも、選挙に影響する集団への配慮ばかりはっきりと出ていて冷めてしまいます。
それでも選挙は必ず行きますが。
せめて民主党が勝って、あるかどうかわからない特別会計の埋蔵金を
本当に見つけてくれれば多少はすっきりできそうです。