4月にマドリードで、IE Global MBA 2015 Spring Intakeのクラスメート全員が集まったわけですが、そのクラスメートの参加動機に大変興味があったので、会う人会う人に聞いていました。
MBAといえば投資銀行や戦略コンサルへの転職希望の人が多い印象ですが、オンラインMBAであるIE Global MBAは少し違う気がしました。
まず、現在既に企業を経営している人がちらほらいます。
そういう人たちの参加動機は「経営でぶち当たっている自分の能力の壁のようなものを乗り越えるため。」
既に自分の会社をもって経営している人は、フルタイムのMBAには参加できません。
オンラインMBAなら、そういう人を受け入れることができます。
そしてそういう人たちがMBAに来る目的は、純粋に「一皮むけるため」であったようです。
次に、意外だったのは、石油業界の人がちらほらいました。
昨今の石油市場の低迷で、仕事が減り、この市況の間にキャリアアップしておこうという計算のようです。
マーケットの回復とともにビジネスに復帰するため、オンラインMBAという選択肢を選んだようです。
全体的に、既に比較的大きな会社で課長級のポジションについている人が多かったです。
そういう人たちは、中間管理職からさらに上のポジションに進むために、財務会計の知識やマーケティングの知識、組織作りの知見が必要であり、そのためにオンラインMBAに来ているようでした。
皆今の会社に残りながらオンラインで勉強をするわけですが、必ずしもその会社にしがみついていきたいという考えではなく、MBAに並行して転職も考えている人が大半でした。
印象としては、投資銀行や戦略コンサルなどに盲目的に憧れている人は全然おらず、けっこう打算的にMBAをレバレッジに自分の可能性を広げたいという人が多かったです。
起業家志望は、意外と少ない感じでした。
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