意凍ism ~イコオル・イズム~

個人的な日記のようなメモと、H20で大殺界を抜けた土星人(+)としての生き様を、気楽に書き連ねていこうと思います。

1.4新日本プロレスin東京ドーム 観戦記

2010年01月05日 00時30分00秒 | プロレス


1月4日は、仕事始め。
職場は、一応、まだ正月モード。そんなに仕事は立て込んでいない。
しかも、定時過ぎに軽く食事会をやるということに。これはもう、残業をがっつりやる空気ではない。

1月4日は、プロレスの日でもある。
新日本プロレスin東京ドーム。
もうすっかり恒例行事。何年目になるだんろう。少し休んだ時期もあったようだが。

行ければ、途中からでも当日券で行ってやろうと思ったが、状況は整った。
缶ビールを一本だけあおって、職場を出て地下鉄へ急ぐ。

暗闇の中に浮かぶ東京ドームを目にしたのは、PM7時前。
東京生活は不便で、不快なことが多いけど、いいこともたくさんある。
この時間に東京ドームに着けるなんて。
適度な仕事量の今の職場にも感謝だな。

当日券は3000円が売り切れていて、最安の5000円の1階スタンド席を。
入ってみると、半分くらいしか席を開放していない。
先日のノアの武道館もそうだったが、フルハウスにはならんのだな。

PM7時過ぎに東京ドームに入ると、ちょうど第6試合の始まる直前。
ちょうどよかった。
目的は、ノアvs新日本の対抗戦なのだから。

しかし、東京ドームでプロレスなんて、本当に10年くらい振り。
プロレスでは興奮とかより、ノスタルジーを感じることが、多くなった。本当に年取った。

さて、前段が長くなった。
試合回顧と参りたい。

第6試合 レッスルキングダムIV スペシャルシングルマッチ 60分1本勝負
○真壁 刀義 vs ●モハメド ヨネ


賞味5~6分であっさり終わってしまった。ちょっと残念。
最初からフルスロットルで真正面からぶつかった結果と、好意的に理解しておこう。
個人的には、そろそろヨネには、こういうかませ犬というか、置きにいくポジションは卒業してもらいたい。

第7試合 IWGPジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負
●[王者]タイガーマスク vs ○[挑戦者]丸藤 正道


タイガーマスクは、正統派の本流のJr.だな、と。
丸藤が発想力豊かで、想像を超えるトリッキーな動きをするから、そのトラディショナルさが際立つ。
復帰したばかりなのに、丸藤はすごいよ。天才だよ。これからどこに向かっていくのか。
タイガーマスクの入場で、三沢が思い出されて、なんとなくノスタルジックになりました。

第8試合 レッスルキングダムIV スペシャルシングルマッチ 60分1本勝負
○棚橋 弘至 vs ●潮崎 豪


潮崎も頑張ったけど、実は棚橋は相当な実力者だからね。MVPは伊達じゃないよ。
ちゃらちゃら感に隠しているが、こちらも相当トラディショナルなプロレスラーだよ。
スウィング・ブレイドもバカにしていたけど、よくよく見るとなかなか効果的なダメージを与えているようにも見えてきた。
潮崎は、試合前のインタビューでも言っていたように、文字通りこの試合から学んで、棚橋の良さを盗んでほしい。
チョップ(小橋の)とエルボー(三沢の)を両方使えて、将来性は間違いなくあるんだから。

第9試合 GHCヘビー級選手権試合 60分1本勝負
○[王者]杉浦 貴 vs ●[挑戦者]後藤 洋央紀


杉浦の2連勝中ということで、流れ的に少し不安であったが、なんとか防衛した。
中盤に後藤のエプロンでの大技が炸裂して、杉浦がピンチになったけど、それ以外は盤石。
上背はないのに、本当に強くなったな。杉浦は。
正直、後藤では力不足だったかな。

第10試合 IWGPヘビー級選手権試合 60分1本勝負
○[王者]中邑 真輔 vs ●[挑戦者]高山 善廣


中邑と高山のストーリー重視で、東京ドームのように一見さんも多い大会では不向きだったんじゃないか。
中邑はカッコイイし、ここまでの2人のストーリーも興味深かったけど、試合自体が。。。
高山が中邑をボコボコにして、それに中邑が耐えに耐えて、中盤は腕ひしぎ十字固めで反撃、最後はヒザの連打で逆転勝利。
耐えるのが中邑の真骨頂ってことは理解できるけど、東京ドームのメインでそれをやってもあんまり映えない。
後楽園ホールみたいな会場で見たら、迫力が伝わって面白かっただろうな、という感じ。
試合開始の17時から4時間経ってるから、観客も少しお疲れ気味だったみたいだし。
さらに、高山は“帝王”の名前そのままに、強さだけ見せ付けて、負けても商品価値落ちず、という境地に達した。
棚橋の“陽”に対して、中邑は“陰”の魅力。
この薄暗い背景の雰囲気を楽しむには、会場がデカ過ぎで陽気すぎたかな。

以上。ほとんど試合内容というより、個人的な想いを書き連ねてしまいました。

なんだかんだ言っておりますが、今日の結論。
「やっぱ、プロレスは素敵。」