意凍ism ~イコオル・イズム~

個人的な日記のようなメモと、H20で大殺界を抜けた土星人(+)としての生き様を、気楽に書き連ねていこうと思います。

新堂冬樹、2作品 読了

2008年02月05日 12時57分21秒 | つぶやき
新堂冬樹の2作品、“黒新堂”の「血塗られた神話」と“白新堂”の「忘れ雪」を読み終わりました。
ヤミ金融の裏社会の実態とかは非常に興味あるけど、小説的には楽しめるけど、どちらもお気に入りというまでには至りませんでした。
やっぱり悲惨な暴力シーンとかは、怖いもの見たさはあるけど、読んでいて気持ちいいものではありませんし。

(以下、若干ネタバレ含みます。)
両方とも、ある事件が起きて、犯人は誰だ?的になるんですが、結局疑っていた人は無実で、信用していた(全く疑っていなかった)一番そばにいる人が犯人(かすごい近い関係者)というオチ。
全く作風が違う作品なのに、同じオチで、ちょっと芸がないなという感想。たまたま似ている2つを選んでしまったのかもしれませんが。

ま、機会があれば他の作品も読もうと思いますが、積極的に手を伸ばすことは無さそうです。

で、今手元にある次の本が東野圭吾の「幻夜」。「白夜行」の続編という位置付けだそうで、本の厚さも続編の名に恥じない厚み。
正直、「白夜行」は好きな部類に入る作品ではなかったですが、知人が貸してくれたので、興味を持って読みたいと思ってます。

そいで、その次に狙っているのがこの2つ。
・海堂尊 「チーム・バチスタの栄光」
・森博嗣 「すべてがFになる」
相変わらずミーハーだし、理系サスペンスだし。。。