意凍ism ~イコオル・イズム~

個人的な日記のようなメモと、H20で大殺界を抜けた土星人(+)としての生き様を、気楽に書き連ねていこうと思います。

M-1グランプリ 講評(自分勝手な)

2006年12月27日 13時08分03秒 | つぶやき
もう時期を逸してますが、M-1の講評を。
実はまだファイナル3組の漫才を見てないのですが、まずは決勝戦9組について、良かったと思う順に。

1.チュートリアル
何でもない会話を、ああいうふうに展開させていく、ある意味新しいスタイル。見てる方までつられてテンションが上がっていく。僕の感想としては、むしろ時代がチュートリアルに追いついてきたという感じがします。前回とかも、順位は良くなかったけど、かなりおもしろかったですからね。

2.フットボールアワー
やっぱり、うまいです。突っ込みを入れないなどの遊びも入れて、熟練の幅が出てきたという感じ。

3.笑い飯
きつい言い方ですが、M-1という器では飽きがきてしまっているのだと思います。「また、あれだね」と言われてしまうのは、本当にかわいそうですが、そういう雰囲気になってます。去年のマリリンモンローのように、笑い飯スタイルから更に一歩踏み出さないと、優勝は厳しいな(おそらく決勝用に作っていたとは思うのですが)。

4.麒麟
オーソドックスでいいですが、オーソドックス過ぎて個人的にはあまり好きな方ではないのです。はみ出す何かが欲しい。

5.ライセンス
なんか面白かったです。ほのぼのして良かったです。

6.ザ・プラン9
可能性という意味では一番期待していたのですが、やはり5人だと間を詰めたやりとりが難しく、なんとなく間延びというか、空白の時間が多かった気がします。5人で4分をもっと凝縮すれば。

7.トータルテンボス
一定レベルは当然いってますが、やはり爆発する何かが欲しい。いつもより、ネタも出来も悪かったようだったのが残念。

8.POISON GIRL BAND
ああいうテンション、テンポだと、こういう短距離戦はきつい。一気にもっていく勢いを出しにくいスタイルなので。4分の中でたたみかける何かを身につけないと、こういう賞レースでは評価されにくいです。

9.変ホ長調
いろんな点で未熟なのは当たり前ですが、何か他には無いキラリと光るモノがあるのは確か。素人で決勝。これって、やっぱり凄いです。でも、優勝するには、漫才に係るあらゆる項目(ネタ、話術、テンポ、テンション、意外性、etc)でトップレベルでないとダメですから。