ノアにもリストラの波が・・・

ノアが昨年度末で、リストラに踏み切ったとのこと。
泉田純至、川畑輝鎮、菊地毅、橋誠、本田多聞、マイティ井上 レフェリーの6名については、2009年12月末日にて、年間報酬保障フリー選手・レフェリー契約が満了。
志賀賢太郎は、フリー契約選手に。

プロレスに夢を見たい者としてはショックだが、不況で経営が厳しい中、経営感覚で見れば妥当かもしれない。
客を呼べるかどうかという観点から見れば、申し訳ないが、うなずける部分もある。
これで経営改善して、安定してくれればいいのだが。

個人的は、旧世代ｖｓ新世代の世代闘争が始まり、小橋・秋山・田上・小川チームの脇を支えるメンバーになれると思っていたが、小橋の欠場、秋山も本調子でないとい
う状況では、この世代闘争自体が実現困難になってしまったということか。

レスラーを引退しても、路頭に迷わずにその後ちゃんと仕事ができるというのが、三沢の目指した団体ではなかったか。
そういう意味では、団体から離れるということは、引退は選択しなかったということなのか。
レスラーはともかく、レフェリーのマイティ井上までもが契約満了となっているのが、どうも解せない。

今後彼らはどうしていくのだろう。
フリーとしてノアにスポット参戦するのか。保証のないフリーとすることで、更なる奮起を促しているのか。
他団体に参戦？
先に退団した百田光雄と新団体結成？なんて、このメンバーだと相当厳しいだろうな。

決して第一線ではなかったが、全日本時代からずっと見てきた、付き合いの長いレスラーたち。
やはり心配だし、一抹の寂しさはある。

しかし、こういった厳しい状況の中でも、ちゃんと専属契約を確保している井上雅央のたくましさ。
嫌いじゃないよ。