今日は入試対策講座でした。・・・
ただ、定期テスト明けなので2名だけでしたが来てくれました。・・・
ありがたいですね。・・・
去年の今ごろはこういう事すら出来ていませんでした。今回の日曜日の入試対策講座は、スタッフの好意で行う事が出来ています。決して私が強制している訳ではなく自主的に行ってくれています。来週も行う予定です。・・・
去年はひたすら定期テストの結果を良くするにはどうするか?という事に必死でした。そうして行かないとせっかく期待してくれているこどもたちを裏切る事になるからです。結局は、6月の実力テストや期末テストで点数が下がって数名の退塾者を出してしまいました。また、その時点ではまだ入試という化け物の存在を軽視していた感じがありました。せいぜい夏休みから始めても問題ないのだと・・・
全ては手探りで、何がどうなるのか?何が一番いい方法なのか?探りながら何とか今日まで来ています。だから今年はもっと前倒しであれこれ進めないと結果が伴わないのです。・・・
おかげで今回の中間テストの感触は良いです。でも結果が出揃うまで油断できませんが・・・
うちの教室には窓が数枚あります。ここはビルの4階ですので景色が良いです。窓からは目の前に南海の関空特急ラピートが通過して行くのが見られます。鉄道ファンなら生唾ものかもしれません。・・・
この窓を清掃したのは今年のお正月。でも、どうしても拭けない窓があるんです。・・・
ある女子生徒達が冬の曇った窓ガラスに指で字を書きこんでいるのです。{Hero's}そして彼女たちの名前。・・・
彼女たちの期待が窓ガラスに映し出されています。・・・
我々を信じて、こころから期待していたのが分かります。我々はその期待を現実にしてあげられませんでした。毎日自習に来て、毎回長い間ここに居て、土曜日も日曜日も・・・
それなのに・・・
私は残念でなりません。もっと前から色々としてやれればとどんなに反省しても、もう過去は変えらえません。だから、せめて来年受験する子たちには必ず志望校へ行かせてやりたい。・・・
だから、この窓ガラスは拭けないのです。・・・
ガラスに映る文字が、私に訴えかけます。「合格したい」と・・・
窓からは真っ暗な外に家々の小さな明かりが見えてます。教室の明かりで薄らと浮かんでくるその言葉と名前の文字に、こころから誓います。・・・
「もう二度と、悲しませない誰も」・・・
決意も新たに、「すべては、こどもたちのために!」・・・
明日に、期待!・・・