瓦礫とともに、沖合に流されていた、わんこを救出。・・・
大震災発生後、3週間。・・・
瓦礫の上で、どうやって生きていたのか、何を考えていたのか、助けを待っていたのか・・・
犬の眼は、近視です。遠くが見えませんし、しかも色弱。耳と鼻がたより・・・
引き波で海に流されるとき、においと音で、人々から遠ざかって行く事を感じていた事だろう。・・・
信頼できる人の声も聞こえない・・・
喉が渇いて水をなめても塩辛い・・・
食べ物はどうする、魚はいるけど・・・
捕まえるって、どういう意味?・・・
うみガラスがうるさいけど、狙ってるのか?・・・
どんどん陸のにおいが遠ざかる。・・・
山の中なら、何とかできるのに・・・
・・・こんな事を考えてたんだろう。・・・
諦めかけてた人間が現れて、殺されると思ってか、逃げ回ったらしい・・・
船の上で、ようやく助かった事に気づいて、我に返ったんだろう。・・・
わんこは、これからも人と一緒に生きていけるんだと、安心している事だろう。・・・
今回の大震災で、人間に係っている動物たちも、同じように被災した。・・・
自然の中に生きている鳥や動物は、逃げ切ったのだろうか?・・・
自然を相手に生きている生き物は、やはりいち早く高いところに逃げられたんだろう。・・・
でも、人が造りだした原発の影響は、彼らでも気づかない。・・・
自然の猛威は、時として残酷だ。しかし、全ての生物を死滅させない。・・・
人間の猛威は、油断すると、人を含めたすべての生物を死滅することが出来る。・・・
がんばれ、人類。・・・
わんこは、決して、あきらめなかった。・・・
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