突然ですが
俺の生まれ育ったのは鳥取県鳥取市◯◯温泉◯丁目という住所
え?温泉?
て思うかな?
でも俺は
生まれた時から家が◯◯温泉という地名だから何とも思ってなかった
家に温泉がある訳でも無いから何とも思ってなかった
近所に◯◯温泉という名の公衆浴場がいっぱいあったから
公衆浴場というのは全て◯◯温泉という名が付くのだと思っていた
故郷を離れ幾年月
スーパー銭湯というものに行くようになり
初めて銭湯と温泉の違いを知った
そして大分経って
実家の近所の◯◯温泉という公衆浴場が本当に温泉であると気づいた(掛け流しではない)
1年ほど前から色々な事情で月1ペースで帰省しているが実家では
親は朝風呂
俺は夜風呂
時間が合わなくて面倒で
内風呂に入らず
近所の◯◯温泉という名の公衆浴場に行くようになった
3か所行ったがどれも 昭和!♪
さてその中でびっくりしたのが
日の丸温泉という浴場
ここはちょっぴり硫黄臭のするお湯
シャワーまで温泉
あつーいお湯に我慢してつかり
温泉シャワーでさっと上がり湯
すると翌日まで肌はツルツル
いいょ〜
あつーいお湯に浸かりながら思い出したのは
高校の同級生O
彼は高校時代この日の丸温泉が大好きで
学校帰りに風呂に入りに行ってた
『学校帰りに風呂とは面白いヤツ』と俺は思っていた
ヤツと俺は鮎川誠のクールソロに夢中でね
ヤツ同級生Oはよく言ってたものだ
「日の丸温泉最高!俺もいつか銭湯作って、2階をライブハウスにする!名前は『銭湯クールソロ』だ!」と
ぶっ飛んでるな〜銭湯クールソロか〜
などと思った当時の俺
さて、現在、というか随分前から日の丸温泉の2階はAFTER HOURSというライブハウスがある
同級生Oがやってる訳では無いですが
日の丸温泉のあつーいお湯に浸かりながら
学校帰りに温泉浴というナイスな趣味と予知能力?
を持っていた同級生Oに
そして
鮎川誠さんのことに
思いを巡らせた俺だった
それにしても
近くに温泉がたくさんある幸せを
地元の人はそんなに感じていないと思う
身近にあると当たり前
幸せも不幸せも
当たり前になるのが
人というものなのかな