
記事更新日2023年10月4日
楽心館各道場子供クラスへご参加の保護者様・みな様
いつもたいへんお世話様です。
令和5年度の秋季・春季審査会予定です。
よろしくお願い申し上げます。
2024年 春季子供審査会、日程。
東京地区
2月12日(月) 9:30から11:30 (8:50入館です)
中野区総合体育館 武道場1
最寄駅:西武新宿線 沼袋駅下車
千葉地区
2月12日(月) 15:00から19:00
千葉公園体育館 柔道場
2024年 秋季子供審査会、日程。
東京地区
9月日(土) 9:30から11:00 (9:30整列です)
中野区総合体育館 武道場1
最寄駅:西武新宿線 沼袋駅下車
千葉地区
9月日(土) 15:00から17:00(15:00整列です)
千葉市スポーツ施設体育館 柔道場
写真は 令和2年 春季審査会 千葉市武道館で行われた千葉地区の集合写真です。
*石川館長のスピーチ
「正答率
中国人100%
アメリカ人80%
日本人20%以下
の問題。答えられる人はいますか?
答えは「建国の経緯」について。
日本では敗戦後しばらく建国の経緯について教育してはいけなかったし、建国記念日も祝ってはいけませんでした
「お前はダメな奴だ」と言われて育った人間は自信を持って生きていけないように
建国について教育されず国のルーツを知らないと根無草のような人間になってしまい、自国に誇りが持てない
また「自分を愛せない人は人を愛せない」
と言われるように、自国を愛せない人は他国に敬意を払えなくなります
戦後の歴史教育は外国で書かれた「魏志倭人伝」を根拠とし、日本に伝わる古事記や日本書紀を排除しているため
存在が不確実な卑弥呼なども教科書に載っています
卑弥呼は魏志倭人伝の中でしか記述がなく、日本書紀、古事記には書かれていない。
歴史上の有名人物について各地でさまざまな伝承が残るなか、卑弥呼に関しては日本全国でまったく伝承がされていない
そこで多くの日本人が答えられない「建国の経緯」について
建国記念日の今日、みなさんにお伝えします
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
かつて日本は各地に様々な部族や国が存在して 、一つの国ではありませんでした
茨城県鹿島の高天原に住んでいた天皇の祖先は
海の向こうの大陸で大国(秦)が台頭してる情報をつかみ、侵略を防ぐため引越しをしました。その地を鹿島の子なので鹿児(子)島と名付けたそうです
そして九州地方にある大国(日向国)を併合することができ、日本ははじめて一つの国になることができました。
日本人同士であまり殺し合わず、外国に対抗する力を残すことができた事を「大国主の国譲り」と言われ。国を譲った大国主のために造営されたのが出雲大社です。
こうして神武天皇は奈良県柏原で初代天皇に即位し
その時「国民と家族のような関係の国を作る」と宣言されたそうです
2681年前、紀元前660年のことで我が国オリジナルの暦「皇紀」と言います。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ただ、諸説あり私が全て正しいということはないので、すべてを鵜呑みにせずみなさん各自で調べてみてほしい。」
○感想
大国主の国譲り。
他国の脅威に対し自国で争わずに天皇へ権力を渡すのって、徳川慶喜の大政奉還でもあったことで
本当にヤバい状況になった時に権力者が国のため権力を手放すのは日本の美徳なんだなと思いました。プーチンもさっさと権力手放せばいいのに。
あと、天皇の一族が大国に対抗するため鹿島から鹿児島に引っ越した話がネットで調べても出て来なくて「天皇の一族は東に行った」という記述ばかり
館長に尋ねてみたところ「神社に伝わっている伝承を紐解くと、鹿島→鹿児島節が信憑性が高い」という答えをいただきました。
ネットの情報だけでなく、本や神社の伝承などしっかりとしたとこから情報を集める大切さを感じました。
*審査
・東京
白、黄色帯を担当しました
白帯に関しては「“できる“という決断力」の級位なので「間違ってもいいからやる」という決断力が大切なんだなと思いました
「座る時の足、右からだっけ?…左からだっけ?」
と不安になる気持ちはわかるし、まだ入りたてなので記憶があやふやなのもわかる
でも「どっち?」って目でこちらを見られても困るし「正解を教えてもらわないとずっと立ったまま」では審査以前の空気になってしまいます。
座る時の足は正解は左からだけど
○左足から座る(正解)
△逆の右足から座る(間違い)
×動かない(お話にならない)
の順番になるので、いつでも正解を教えてもらってると、正解がわからない限り動かない人間になってしまう
これは子供だけの話でなく、むしろ大人の方がやってしまいがちなミス。
「様子見という名の判断見送り」は、歳を取ればとるほどやってしまう。
そして何かをやって失敗するよりもずっと「様子見」の方が失うものはとても大きい。
失敗は経験になるので成長していくことができるけれども、様子見ばかりで行動しなければ経験を積めず、成長もできないので。
我々は赤ちゃんの時は何度も転んでもくじけず立ち上がり、その結果として今歩くことができています。
赤ちゃんの時にできたことが、歳をとるにつれできなくなってしまう
また、指導員になって「先生」と言われる立場になる程失敗を見せづらくなる部分もあって、成長のできなくなる指導員もいるみたいです
自戒の念もこめ、改めて決断力の大切さと難しさを追求していきたいです。
黄色帯に関しては、全体的によくできてました。
片手交差どり呼吸投げ、白帯の時にやった技だけど白帯と違って足捌きがあやふやな人は橙帯に進むのが難しい。
この級位では一教も覚えないといけないので、そこら辺が難しい印象だけど、今回の黄色帯は全体的にレベルが高かった
もちろん、一教はある程度できている前提ではあるけど
今回、1人だけ肩どり一教の受けが前方の手で取りにいってしまっている子がいたので指導しました
「離れてからやる技は、正面打ち以外は全て後ろの手で」と。
・千葉
青帯、紫帯を担当しました
青帯は特に問題なし
紫帯は二教の持ち手があやふやな生徒を落としたので半数が不合格になりました。
特に、肩どり二教の胸に当ててかける時の手が間違いやすいようです。
一人本部ですごく上手な生徒さんがいました。彼の動きは勉強になったので彼から学んだことをここに書いて情報をシェアしようと思います
☆片手交差どり二教
1.最初に居合腰で下に入り(膝をつく)
2.小手を返して巴の形にする
3.立ち上がる力を指先から通して二教をかける
☆肩どり二教
・前重心の股関節、半身を使って二教をかける
・膝蹴りを相手の脇腹にしっかりと入れてから倒す
紫帯→茶帯は「道を求める」がテーマの級位で、技は二教です。
「なんでなのかな?」と考えたことがあって
子供クラスは紫帯まで「呼吸投げ」「小手返し」「一教」だけを習います
相手が肩どり、正面打ち、横面打ち、胸つき、後ろどり、などさまざまな形でかかってきても
三つの技で対応できるように鍛錬をしていきます。これらが土台となります。
そして「道を求める」の茶帯を目指すにあたり新しい技を習います。一教の次の技「二教」
今までなかった新技で大人の技。
今までやってきた“一“の次にある“ニ“はそれから続く道を示していて、まさに子供クラス最高位である茶帯にふさわしい技だと思います。
で、人によっては「二教なんて新しい技、急に教えられてもすぐに出来るわけないじゃん」って思う人いません?
今まで一教、小手返し、呼吸投げしかやってこなかったのに、最後の最後になって急に新しい技を教えられて、物覚えの悪い子はついていけないよ…って思う人がいるのもわかります
でも二教は全く新しい技ではなくて、一教の次の技なんです。
これまでやってきた土台と一教がしっかり出来ていれば困ることはない技
実は二教の持ち手って一教の持ち手です(正面打ち一教除く)
一教の持ち手から肘に手を当てて返すのが一教で、手首から返していくのが二教ともいわれてて、持ち手自体は一教をしっかりできていればできるものなんです。
「二教の持ち手があやふや」ということは一教の持ち手もあやふやということでもあり「道を求める」前にもう少し土台をしっかりとやり直す時間が必要だと思います。