いちのかやのブログ

情報共有を目的とした素っ気ないブログです 笑
ソースは自分で探したみたいにURLをお持ち帰りになり、拡散希望です

麻酔も進化している

2023-05-08 21:55:17 | 日記

私は3〜4ヶ月ごとに歯科でメンテナンスしていて、麻酔が必要なほどの治療は親知らずを抜いた2年ほど前が最後なの。

その時は、麻酔針?を歯の周りぐるりと4回くらい刺されて、とっても痛かったわね。
痛み止めの頓服薬を処方されたのだけれど、薬局へ行くのが遅くなり翌日は休日で、結局頓服は手に入らずだったわ。
でも、今考えれば不思議なことに頓服は全く必要ではなくて、我慢できないほどの痛みはなかったの。
これは、結構麻酔が長時間効いていたからなのかしら?
麻酔が長持ちするような研究もあるみたいだから。
因みに、抗生物質ももらい損ねて、
これは流石にまずいんではと思って、手持ちのIVMを飲んだのよ。よく効いた(笑)
 
(ここからリンクと引用)
 
酸化グラフェンの医療応用 -歯周病治療,再生医療への展開-
北海道大学病院歯周・歯内療法科
 
 
 
 
 
歯科医療に応用されるグラフェンと局所麻酔分子の相互作用の解明 -局所麻酔の効果持続をめざして
著者リンク オーバーレイパネルStevan Armaković a e, Đorđe Mirjanić b, Svetlana S. Pelemiš c, Sanja J. Armaković d e
 
 
 
近年、ナノ材料への吸着による麻酔分子の放出制御が、局所麻酔の効果を持続させる有望なアプローチであることが明らかにされている。本研究では、グラフェンと歯科用麻酔薬としてよく知られているノボカイン、リドカイン、アルチカインとの相互作用に着目し、疼痛管理に適した薬剤担体の開発に貢献することを目的としています。歯科用麻酔薬の代表的な分子とグラフェンの相互作用を詳細に理解するために、様々な原子論的計算を用いた計算機研究が行われました。
(略)
 
はじめに
手術中や手術後の痛みを効率的にコントロールすることは、医療における最も重要な課題の1つである。現在、従来から使用されている麻酔分子の麻酔作用は2時間未満であることが知られており、短いとされている[1], [2].多くの外科治療が2時間未満で終了する可能性があるにもかかわらず、術後の痛みに関する問題は未解決のままです。このような理由から、痛みのコントロールは、外科的治療の後も長く続くことが多い。そのため、科学界では、麻酔分子の活性をなんとか長持ちさせることを目指しています。比較的短い麻酔効果は、何度も注射することで痛みが増し、感染や組織損傷のリスクが高まるという事実に加えて、一つの課題となっています[2], [3].
(略)
ナノ材料は、私たちの生活を急速に向上させ、生物医学からエレクトロニクスに至るまで、新しい応用を導いています。カーボンナノ材料は、実用的な医療用途に無限の可能性を持つ特別なクラスの材料である[11], [12], [13]。グラフェンは、ユニークで優れた特性を持つ二次元ナノ材料の代表的なものである。グラフェンの実用化に関してさらに重要なのは、合成や改変が容易であることである[14], [15]。グラフェンは、炭素原子の単層で、各原子が3つの隣接原子と共有結合している[16]。
 
グラフェンは、2630 m2g-1という広大な表面積を持つため、バイオメディカル用途で重要な分子の吸着剤として最もよく利用されている[17]。このような大きな吸着能を持つグラフェンは、センシングデバイスやドラッグデリバリー剤の開発候補とされている[18], [19]。本研究では、グラフェンの吸着特性を利用して、麻酔効果の延長という課題に取り組んでいる。すなわち、グラフェンをドラッグデリバリーシステムとして使用することで、有効成分を放出し、麻酔効果をゆっくりと長持ちさせるという考え方である。
(ここまで)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿