宮崎正弘氏の書評で西村幸祐 氏の「報道しない自由 なぜ、メディアは平気で嘘をつくのか」が取り上げられています。戦前の朝日新聞は終戦を迎えて、ころっと方向を180度変えました。教育学者の高橋史郎氏は米国公文書記録で発見したGHQの検閲に関する文書を発見し、左傾化の背景にGHQがいると書籍で指摘しています。紙が無ければ新聞は発行できません。南京大虐殺世界遺産登録に反対している高橋氏はリベラルの攻撃対象となっていますが、実際に会ったことがある私は古武士のような方だと思います。70年前にGHQによって建てられた厚い壁に穴を開けて自由になるためにも、故渡部昇一氏の志を継ぐ両氏のような言論人の活躍を期待しています。この本もKindle版が無い...トホホ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/e9/798652b3796001a25f11058ec4940646.jpg)
(以下に宮崎氏の書評を紹介します)
レーニンの革命以来、じつに狡猾な宣伝隊が組織され、良識をかなぐり捨てて、国民を誤導した。プロパガンダ、情報操作は左翼の常套手段である。
戦後、GHQは日本国民の洗脳を開始したが、主としてマスコミに指令し、言語空間を統制し、言葉の選択から見出しの立て方にいたるまで、記事内容はもちろん、すべてを検閲した。
その結果生まれたのが奇妙な歴史解釈であり、日本の歴史と伝統とは無縁の歴史観を醸成し、学生に押しつけ、その宣伝の先兵を受け持ったのが新聞、ラジオ、そしてテレビだった。かれらはGHQという絶対権力に阿諛追従し、その先兵として生き延びる道を選んだのだった。
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(以下に宮崎氏の書評を紹介します)
レーニンの革命以来、じつに狡猾な宣伝隊が組織され、良識をかなぐり捨てて、国民を誤導した。プロパガンダ、情報操作は左翼の常套手段である。
戦後、GHQは日本国民の洗脳を開始したが、主としてマスコミに指令し、言語空間を統制し、言葉の選択から見出しの立て方にいたるまで、記事内容はもちろん、すべてを検閲した。
その結果生まれたのが奇妙な歴史解釈であり、日本の歴史と伝統とは無縁の歴史観を醸成し、学生に押しつけ、その宣伝の先兵を受け持ったのが新聞、ラジオ、そしてテレビだった。かれらはGHQという絶対権力に阿諛追従し、その先兵として生き延びる道を選んだのだった。