
今回の記事は『パラノーマル・アクティビティ 第2章/TOKYO NIGHT』(2010年、監督:長江俊和)です。
超低予算の自主制作映画ながら「とにかく怖い!」と評判を呼び、全米で社会現象を巻き起こすほどヒットしたホラー映画『パラノーマル・アクティビティ』の日本版続編。
中村蒼、青山倫子が姉弟役でパラノーマルな恐怖体験を演じています。
やっぱり怖かった。
■内容紹介 ※goo映画より
アメリカ旅行中に交通事故で両足を骨折した山野春花が帰国した。
大学生の弟・幸一は家から出られない姉の介護をすることになる。
翌日、ベッドのそばにあった車いすが勝手に動いていたという春花。
自分のいたずらだと疑われた幸一は、春花の部屋にビデオカメラをセットする。
翌朝、ビデオには盛り塩が勝手に吹き飛ぶ映像が映っていた。
心霊現象は続き、幸一の部屋でもフォトフレームのガラスが割れるなどの現象が起こり始める。
日本に連れてきちゃいました


■感想
ヒットした『パラノーマル~』を日本に舞台をうつした無理矢理な作品、と鑑賞前は思っていました。
だってオリジナルのパラノーマルの続編は本国アメリカで第2弾が製作されているわけだし(2011年2月公開予定です)、まったく別物のスピンオフ企画なんじゃないかと思ってた。
しかし実際は違った。
パラノーマルの正統な続編と言ってもいいぐらいはっきりとオリジナルと繋がりを持たせていました。
日本を舞台にした霊現象にすげ替えるのではなく、本当に連れて帰ってきちゃったという設定なんですね。
オリジナルでも散々怖がらせられた、「ゴゴゴゴゴゴゴゴ」という演出はやっぱり怖い!
心拍数がとにかく上がり続ける。
怖いのが来るって分かっているんだけど、ビクッとなってしまう。
出演者の演技は演技してないんじゃないかってぐらい自然でした。
中村蒼さんも青山倫子さんも自然で上手かったです。
(姉弟の会話ってあんな感じなんですかね? うちとはだいぶ違うけど)
ただ姉の怖がっている演技だけは少し不自然に感じました。
あそこまで動悸激しく取り乱さなくても良かったのに。
またホラーでは霊能力者は役に立たないというのはやっぱり鉄板でした。
怖さはなかなかの怖さを誇ります。
悪魔の日本輸入はどうなの? と思ったけど意外と変な感じはしなかった。
(というより悪魔という印象自体が薄かった)
Jホラーで海外テイストのホラーをやったという感じ。
舞台が日本だっただけに身近な印象が強く、オリジナルのパラノーマル1よりある種怖い。
後半の怖さに至っては完全に1を超えてると思う。
足の骨折はラストへ向けての伏線だったんですね。
分かります。
ホラーであれを使わなきゃ、歩けない設定の意味無いもの。
カメラ2台使っての移動を見せる演出も良かった。
片方の画面から消え、もう片方の画面に現れるまで間隔があって、「来る」と身構えてしまうため怖さはだいぶ高まります。
映画の演出としてもとても面白いと思う。
パラノーマル1とRECのダブルいいとこ取りには唖然としたけれどやっぱり怖かったー。
レビュー書く段になって気づいたんですが、監督の長江俊和さんは『放送禁止~』の監督さんだったんですね。
どうりでモキュメンタリー製作が上手いわけだ。
ホラーが苦手ではなく、モキュメンタリーが好きな方ならきっと楽しめると思います。
僕はオリジナルよりこっちのが好き。
(★は最高で5つです。★:1pt, ☆:0.5pt)
■Link
+⇒公式HP(Japanese)
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超低予算の自主制作映画ながら「とにかく怖い!」と評判を呼び、全米で社会現象を巻き起こすほどヒットしたホラー映画『パラノーマル・アクティビティ』の日本版続編。
中村蒼、青山倫子が姉弟役でパラノーマルな恐怖体験を演じています。
やっぱり怖かった。
■内容紹介 ※goo映画より
アメリカ旅行中に交通事故で両足を骨折した山野春花が帰国した。
大学生の弟・幸一は家から出られない姉の介護をすることになる。
翌日、ベッドのそばにあった車いすが勝手に動いていたという春花。
自分のいたずらだと疑われた幸一は、春花の部屋にビデオカメラをセットする。
翌朝、ビデオには盛り塩が勝手に吹き飛ぶ映像が映っていた。
心霊現象は続き、幸一の部屋でもフォトフレームのガラスが割れるなどの現象が起こり始める。
日本に連れてきちゃいました


■感想
ヒットした『パラノーマル~』を日本に舞台をうつした無理矢理な作品、と鑑賞前は思っていました。
だってオリジナルのパラノーマルの続編は本国アメリカで第2弾が製作されているわけだし(2011年2月公開予定です)、まったく別物のスピンオフ企画なんじゃないかと思ってた。
しかし実際は違った。
パラノーマルの正統な続編と言ってもいいぐらいはっきりとオリジナルと繋がりを持たせていました。
日本を舞台にした霊現象にすげ替えるのではなく、本当に連れて帰ってきちゃったという設定なんですね。
オリジナルでも散々怖がらせられた、「ゴゴゴゴゴゴゴゴ」という演出はやっぱり怖い!
心拍数がとにかく上がり続ける。
怖いのが来るって分かっているんだけど、ビクッとなってしまう。
出演者の演技は演技してないんじゃないかってぐらい自然でした。
中村蒼さんも青山倫子さんも自然で上手かったです。
(姉弟の会話ってあんな感じなんですかね? うちとはだいぶ違うけど)
ただ姉の怖がっている演技だけは少し不自然に感じました。
あそこまで動悸激しく取り乱さなくても良かったのに。
またホラーでは霊能力者は役に立たないというのはやっぱり鉄板でした。
怖さはなかなかの怖さを誇ります。
悪魔の日本輸入はどうなの? と思ったけど意外と変な感じはしなかった。
(というより悪魔という印象自体が薄かった)
Jホラーで海外テイストのホラーをやったという感じ。
舞台が日本だっただけに身近な印象が強く、オリジナルのパラノーマル1よりある種怖い。
後半の怖さに至っては完全に1を超えてると思う。
足の骨折はラストへ向けての伏線だったんですね。
分かります。
ホラーであれを使わなきゃ、歩けない設定の意味無いもの。
カメラ2台使っての移動を見せる演出も良かった。
片方の画面から消え、もう片方の画面に現れるまで間隔があって、「来る」と身構えてしまうため怖さはだいぶ高まります。
映画の演出としてもとても面白いと思う。
パラノーマル1とRECのダブルいいとこ取りには唖然としたけれどやっぱり怖かったー。
レビュー書く段になって気づいたんですが、監督の長江俊和さんは『放送禁止~』の監督さんだったんですね。
どうりでモキュメンタリー製作が上手いわけだ。
ホラーが苦手ではなく、モキュメンタリーが好きな方ならきっと楽しめると思います。
僕はオリジナルよりこっちのが好き。
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題名 | パラノーマル・アクティビティ 第2章/TOKYO NIGHT |
製作年/製作国 | 2010年/日本 |
ジャンル | ホラー |
監督 | 長江俊和 |
出演者 | 中村蒼 青山倫子、他 |
メモ・特記 | 『パラノーマル・アクティビティ』の日本版続編 |
おすすめ度 | ★★★☆ |
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