天愛元年

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新元号『天愛』元年にスタート

敵は本能寺

2022-03-16 14:30:15 | 日記

 ポーランド、スロベニア、チェコのEU3国首相が戦火のウクライナを訪れ、ゼレンスキー大統領を陣中見舞いした。赤穂浪士でも、見て見ぬ振りをすれば命を懸けずに済んだ老士、若侍が馳せ参じて討ち入りを果たしたが、これが真の義士というもの。米国、NATOは情けない張子の虎である。
 この様子をじっくり観察してるのが中国である。日本人の多くは東欧の不幸など対岸の火事と見て、爪楊枝を咥えながら戦況の行方をドラマのように興味深く観戦しているかもしれないけれど、拡張主義の中国は米国政府や軍の動向を微細に、冷厳に窺っているに違いない。民族的に親戚筋の欧州の動乱に対し、戦線の拡大を恐れ、米国が慎重姿勢に終始するようでは、黄色い異質の東洋の戦端には、日本列島を越えて危機が太平洋に迫らない限り、火中の栗を拾いに来ないだろう、と情勢分析するはずである。
 それを実証するために、恐らくはウクライナ戦争が継続中に、米軍の出方を窺って威力偵察の挙に打って出るだろう。このところ頻りに尖閣諸島近辺を遊弋している中国軍船がいつ強行上陸かもしれない。そのあと、五星紅旗の付いた構築物を設営する恐れが濃厚とみられる。韓国議員が竹島に上陸しても内輪揉め程度に無視の姿勢を、米国は示してきたから、恐らく様子見姿勢を貫くだろう。当事者の岸田文雄首相はコロナ下で体調を崩したのを理由に、長期入院しかねない気配もある。風雲急を告げている。
 それにしてもロシアでは、若い女性が自らの危険を顧みず、身を挺して戦争反対のアピールをしたのに、「敵はクレムリンにあり」と乾坤一擲の声を上げる明智光秀のような武将はいないのか。文学、音楽には多少優れているようだけれど、けっきょく厳しい冬には穴に籠って冬眠する熊のように、ウオッカさえ飲んでいればご機嫌な人種なのだろうか。呉越同舟、お互いに貧しい国柄なのかもしれない。

🐓Chicken America Game🐻

 井戸に落つ
 赤子が泣くも
 聞かぬ振り
 義を見てせざる
 勇なき腐れ

 



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