屍のポーズ

兎にも角にも、今日一日、ホンキで眠かった　

特に午前中は、全く使い物にならなかった。

学生時代の授業中のような、ミミズ文字を書いてしまって

うちの部長に呆れられた。

このヒトも、勤務中にしょっちゅう寝てるクセに、今日は逆。

それに、意味不明な走り書きしてあったり、我ながら失笑　

お昼休みは元気だったのに、午後も、気付いたら寝てた、を繰り返す　

この激しい眠気と、やる気のなさは完全に比例する。

さっさと定時にあがり、ヨガ教室へ向かう。

ヨガは週一回、４年間通っている。

コンスタントに行ってる割に、上達してないのが不思議だが　

この４年の間に、ヨガブームがおこり、新しい生徒さんが増えた。

オシャレなヨガウェアに身を包み、素敵ヨガマット持参のＯＬ達の中で

肩身の狭い思いをしたこともあったが、マイポリシーを貫いた　

だって、ユニクロ系Ｔシャツとパンツ、常にレンタルマット。

このユルユルな感じが、継続を支えているんだと思う　


最後のポーズ、シャヴァアーサナといって、ただ仰向けに横たわって

脱力するリラックスな時間なのだが　

先生がそれを「屍のポーズ」といってて、そんな別名初めて知った。

いいネーミングじゃないの　

名の通り、屍のようにダラーンとして、５分くらいかな。

ラベンダーの香りと適度な重さのアイピローが、深い闇へと誘い込む。

ホンキで寝ちゃったけど、かなり目覚めスッキリ　

会社でも、屍のポーズをすれば、っていうか

少しでもホンキ寝すれば、睡魔と闘う一日にはならなかったのにね