私的メモ(他人は見るべからず)

自分用に思いついたことやインターネット上の記事などをメモっています。(著作権どうなる?)皆さん見ないでくださいね。

アバターとは

2005年07月29日 | Weblog
チャットなどのコミュニケーションツールで、自分の分身として画面上に登場するキャラクター。ゲームの主人公キャラクターのことはアバターとは呼ばない。

 マンガ風のキャラクターが使われることが多く、人間だけでなく動物やロボットなどを選択できたり、髪型や服装、装飾品などを選んでオリジナルのキャラクターを作成できるようになっている場合もある。パソコンの処理速度の向上に伴い、アニメーションや3次元グラフィックスを応用したシステムも登場している。

 伝統的にネット上のコミュニケーションは文字だけで行なわれていたが、アバターを使うことによって実世界のコミュニケーションと同じように表情や動作による豊かな表現が可能となった。ただし、文字でのやり取りに慣れたネットのヘビーユーザは文字による表現に不足や違和感を感じないため、アバターを好んで使うのはライトユーザ層や初心者、子どもが多いと言われている

台風7号

2005年07月25日 | Weblog
アジア広域

台風概況
台風7号
2005年7月25日7時30分発表 大型の台風7号は、25日6時には父島の西約500Kmにあって、北北西へ毎時25kmで進んでいます。中心気圧は980hPa、中心付近の最大風速は30m/sです。この台風は今後、26日6時には潮岬の南約340Km、27日3時には東海地方、28日3時には北日本へ達する見込みです。台風周辺海域および進路にあたる海域は、シケ~大シケとなるため厳重な警戒が必要です。次回の台風情報は、7月25日10時30分の予定です。
台風7号
アジア名 BANYAN(バンヤン)
位置 北緯26度20分
東経137度5分
大きさ 大型
強さ ---
中心気圧 980hPa
最大風速 中心付近で30m/s
進行方向 北北西
速度 25km/h
暴風半径 中心から190km
強風半径 中心から東850km
中心から西560km

情報は生徒が自らの未来を模索するためのツールとなっていく

2005年07月20日 | Weblog

情報は生徒が自らの未来を模索するためのツールとなっていく

1 情報教育の現状と課題
 情報教育の必要性が叫ばれて久しいが,情報教育がなかなか普及,定着しないという声もそこかしこで聞かれる.1999年3月の文部省調査によるとコンピュータの整備状況は,小学校で12.9台/校,中学校は32.1台/校,高校は76.4台/校となっており,米国の水準よりはかなり低い.文部省が推進している,2000年3月までに達成予定の新整備計画の目標台数では,小学校22台/校,中学校42台/校,高校(普通科)42台/校である.一見,高校は目標を達成しているように見えるが76.4台/校という数字は専門教育も含めてのことであり,普通科高校に限っていうと達成されてはいないようである.
 文部省筋の情報によれば,新しい整備計画により,小学校,中学校,高校とも84台/校程度の整備を2005年度までに実現したいとのことである.
 また,文部省は2001年を目標にすべての学校でインターネット接続を実現するとしているが,1999年3月の同調査によれば,学校のインターネット接続率は,小学校27.4%,中学校42.8%,高校63.7%である.ちなみに米国では1998年10月の調査で,小学校89%,中学校88%,高校94%がインターネット接続を完了している.米国ではT1(1.5Mbps回線)による接続を推進しているが,日本ではアナログの電話回線かISDN(128Kbps)接続がほとんどで,決して快適な接続環境とはいえない.先ごろまとまったバーチャルエージェンシー(文部省・通産省・郵政省・自治省・内閣内政審議室によって構成された小渕総理(当時)の直轄組織)の報告では,2005年までにすべての学校を1.5Mbps以上の高速回線で接続したいとの方針だ.
 文部省の計画通りに整備が進めばある程度の情報教育インフラが整ってきているといえるだろうが,整備のための予算措置が地方交付税交付金によってなされているため,地域によっては整備に遅れが出ていることもある.自治体の状況次第といった感も否めない.インフラが整うということは環境が整備されるだけであって,情報教育が推進されることと必ずしも同じではない.が,インフラが整って初めて情報教育の実践が可能となる.
 生徒たちがパソコン教室で思い思いにインターネットを活用する場合,数台のコンピュータがインターネットに接続されているだけの環境ではとても十分とはいえない.パソコン教室にあるすべてのコンピュータをインターネットに接続するような場合,一般にインターネットへの接続回線を共用しなければならない.また,学校内で電子メールを活用する場合には,それぞれのコンピュータがネットワークを構成していることが必要になってくるだろう.つまり,インターネットを活用する場合,パソコン教室や普通教室に整備されたコンピュータはLAN(ローカルエリアネットワーク)によって相互に接続され,そのLANがインターネットに接続される形態が標準的なモデルになってくるだろう.
 インターネットに接続されたLAN環境を構築する際に,どうしても避けて通れない問題に遭遇してしまう.これが,現在の情報教育の推進にブレーキをかけている要因の一つである「管理」である.LANを含むコンピュータネットワークには,管理者が必要である.管理者がいなければ,セキュリティを確立することは難しい.利用者の登録,利用者の利用権限の設定,リソース(資源)利用の管理,外部接続状態の把握,外部からの攻撃への対応,メールのマナーについてのルール作りやルールの徹底,プライバシーの保護,著作権の保護,法令への抵触に対する配慮など,ハードウェア的な面から人的な面まで管理者が担う仕事は膨大である.場合によっては,ネットワークを学習の中でいかに活用するかのアドバイスを求められたり,コンピュータを活用した授業の設計を求められたりもするだろう.
 管理を外部に委託する場合でも,管理は学校にとって大きなコスト負担となる.管理を校内でまかなう場合,管理を担当する先生の負荷も大変なものとなるだろう.最近の傾向では,学校や教育委員会から自治体に予算申請するときや自治体で予算確保するときに,保守やサポートの費用を計上するケースが目立ってきている.しかし,日常的な管理業務に対する費用計上を行っているケースはまだまだ少ないようである.この管理業務は,現在,育成のためのカリキュラムを開発している,情報化推進リーダーや情報化推進コーディネータが活躍する分野になると思われる.早期の実現が待たれるところである.

 前述のように,文部省は2001年までにすべての学校をインターネットに接続することを目標に掲げているが,インターネットの利用が情報教育にもたらすものは何なのだろうか.また,情報教育はどのように変わってゆくのだろうか.

2 これからの情報教育
 ケルンサミットにおいて,小渕総理は「グローバル化時代に求められる『読み書きそろばん』としてコンピュータ教育が必要である」と発言している.また,文部省はコンピュータ教育を「日本の教育における最重要課題」と位置付けている.
 1999年7月に,文部省・通産省・郵政省・自治省・内閣内政審議室によって構成された小渕総理の直轄組織であるバーチャルエージェンシーが「教育の情報化プロジェクト報告」として報告した内容では,2005年を目標に

  1. すべての教室にコンピュータを整備
  2. すべての教室からインターネットにアクセス
  3. 1.5Mbps以上の高速回線
  4. 教員は1人1台
  5. 教育情報ナショナルセンターの整備

を達成したいと言っている.
 これらが達成されている状況を仮定してもコンピュータリテラシー教育,ネットワークリテラシー教育以上の何を行えばいいのかがまだ混沌としている.

 新しい学習指導要領では,高校において「情報」は英語や数学同様に一般教育の教科である.つまり専門教育における教科としてだけではなく,普通科高校でも学ばなくてはならない.英語や数学など情報以外の一般教育の教科においても,また,水産や体育,音楽といった情報系ではなかった専門教育における教科においても「コンピュータや情報通信ネットワーク」を適切に使用したり,指導に生かしたりすることが求められている.
 具体的にはコンピュータネットワークを活用し,情報を収集し,加工し,発信する能力を育成していきたい考えだ.これが,いわゆる「生きる力」のひとつである.ただ,一口に情報収集といっても,膨大な情報が流れるインターネットにおいて,どのような情報が必要なのか,情報をどこに求めるか,情報の信頼性はどうかなど,様々な要素を取捨選択する能力が必要となる.
 情報の加工・発信においても,いかに相手にわかりやすく,かつ,発信者の意図通りに伝えるか,自身の意見を積極的に主張できるかなど,身に付けなければならない能力は様々である.無論,インターネット以外のメディアによっても,情報収集・加工・発信のプロセスを実践することはできるし,インターネットが万能の表現メディアであるとは言い難い面もある.しかし,現状を見ればインターネット抜きでは語れず,これからの情報教育はおそらくリテラシー教育からコンテンツ活用能力の育成に向かってゆくだろう.

コンピュータやインターネットの活用により,生徒たちの将来像はどのように変わるのだろうか?

3 情報教育の未来
 大学が少子化により変革を迫られている.大学は受験生に選んでもらうために必死で情報を公開してゆくことになる.大学の方針やカリキュラム,研究室・研究者の研究成果,大学が求める入学者像・学生像にとどまらず,補助金などの税金の使途,経営的な情報までもを開示してゆくだろう.そうしないとほとんどの大学は生き残れなくなるといってもいい.
 いままで大学は大学内部にある情報をほとんど開示していなかった.そのことにより大学を評価する物差しとして偏差値に頼らざるを得なくなり,結果として偏差値重視の受験教育が存在してきた.全入時代といわれるこれからは,学力試験による選抜だけに頼れなくなる大学も出てくるだろう.大学が求める入学者像を明らかにし,情報を開示し,大学が求める像と一致した学生を迎え入れなくてはならなくなる.すでに過酷な状況に突入している企業もまったく同様である.
 そうなれば,高校生の大学進学プロセスはどのように変わるのだろうか.大学の情報開示により,その先の企業への就職や,大学での研究活動のためにどのようなアクティビティを持っているかが明確になる.高校生は大学を選択する基準として,「有名だから」とか「偏差値が高いから」という点を次第に評価しなくなり,自分自身の将来の職業イメージを具体的に持ち,それを実現するために最も適した大学を選んでゆくことになるだろう.
 では,そのような大学に入学するために高校生は何を行わなくてはならなくなるか.単に学力が高いということではなく,高校時代にどのような学習を行ってきたか,自分の次のステップと,大学が与えてくれるものや大学で得られる知識・能力がマッチしているかが大学選択のカギとなる.
 高校時代の早い時期に将来への目標設定を行い,そのための学習を続ける.その結果が試験の点数だけではなく,学習履歴や傾向として表現できなくてはならないだろう.情報化が進み情報教育が進むことで,大学の選択だけではなく自身の将来設計の時期が早まってくることになる.情報は学習のための重要なツールとして活用されるが,それだけではなく,生徒が自身の未来を模索するためのツールともなってゆくだろう.

 近い将来,テレビや電話とコンピュータの融合,家電製品間のネットワーク化,ケーブルテレビの普及などコンピュータやネットワークがあたりまえのものとして家庭に存在する時代になる.最近の家庭用パソコンを見れば明らかな傾向であるが,パソコンが現在の形であり続けることはないだろう.そのような状況であれば,学校でコンピュータの使い方について学ぶ理由などなくなってしまうのではないだろうか.
 そうなればコンピュータやインターネットのリテラシー教育は小中学校で修了し,高校においては,自身の意思で積極的に情報を活用する感性を育成してゆく教育へシフトしてゆくだろう.さらに,コンピュータの利用がもっと無意識的なものになり,コンピュータを「使う」という概念がなくなってしまうと,「情報教育」そのものの対象が,情報の本質に迫ってゆくことになる.


来年MicrosoftがInternet Explorer(IE)7をリリース

2005年07月20日 | Weblog
「IE 7の登場で、Firefoxにシェア拡大のチャンス」:オープンソース開発者
Ingrid Marson (ZDNet UK)
2005/07/20 10:29   Trackback (0)

 Mozilla Foundationでは、来年MicrosoftがInternet Explorer(IE)7をリリースすると、企業ユーザーのFirefoxブラウザに対する関心が急激に高まることになると予想している。

 今年夏にベータ版が投入されるIE 7は、Windows 2000には対応しない。

 Mozilla Foundationのコミュニティコーディネーター、Asa Dotzlerは米国時間19日、Windows 2000を導入している企業ユーザーは、IE 7が出てもその強化機能を利用できないことから、これら多くの企業ユーザーの間にFirefoxブラウザを普及させたいとの考えを明らかにした。

 「われわれは、(大企業の)Windows 2000ユーザーを囲い込んでシェアを拡大する野望を抱いている」とDotzlerは言う。「われわれは、MicrosoftのIE 7投入を心待ちにしている。IE 7が出れば、改善された機能を利用するには数百ドルを投じてWindows XPにアップグレードする必要があることを、たくさんの人が思い知るだろう」(Dotzler)

 AssetMetrixが先ごろ実施した調査によると、企業が利用するWindowsデスクトップのうち、約半数のマシンではいまでもWindows 2000が動いているという。これは、Mozilla Foundationが開拓できる大きな市場が存在することを意味する。

 今月リリース予定のFirefox 1.1には、自動アップデートや環境設定ロック機能など、企業にFirefoxへの移行を促すさまざまな機能が搭載される。

 Dotzlerが「世界最高レベルのアップデートシステム」と評するこの自動アップデートシステムにより、ユーザーはパッチやアップデートを自動的にインストールできるようになる。アップデートがリリースされるたびにFirefoxを再インストールする必要はない。Version 1.1ではさらに、ブラウザの環境設定をロックするツールも改善されていると、同氏は説明している。

 Dotzlerによると、Firefoxの機能改善とIE 7の登場で、同オープンソースブラウザのマーケットシェアは劇的に増加する可能性があるという。「企業の導入を見据えた各種ツールの機能改善と、Windows 2000ユーザーが感じる疎外感から、大規模なドミノ効果が期待できる」(Dotzler)


2005年1月:キャンパス・コンピューティング調査

2005年07月20日 | Weblog

Kim の手記:
2005年1月:キャンパス・コンピューティング調査
著者 Kim Jones、VP Global Education/Research Sun Microsystems, Inc.

2005年という新しい年が明けましたが、最新(2004年)のキャンパス・コンピューティング調査の結果を見ると、アメリカの大学(総合大学、単科大学)は、ここ数年間のIT投資や新規事業を鈍らせてきた予算削減から徐々に解放されているように思われます。

2004年の他の調査データからは、ITセキュリティとERP問題が最大の関心事であること、オープンソース・アプリケーションの採用について慎重な姿勢を採る大学が多いこと、ワイヤレス・ネットワークの導入計画が増加していることなどが分かります。これらのトレンドを理解すれば、将来の戦略上の優先順位を的確に決定することができます。

予算削減の緩和
2004年の調査結果によれば、IT予算に関しては削減緩和という明るい兆しがみられます。調査の回答者のうち、IT予算の削減を報告したのはわずか24.3%であり、2003年の41.3%と比べて減少しました。IT予算については、私立大学のほうが公立大学よりも若干多くの金額を確保できているようです。実際、IT予算が増加したと回答したのは私立大学の41.2%を占めており、公立大学の31.9%よりも多くなっています。

増加した予算は、どのような分野に使われたのでしょうか?当然のことながら、ネットワークのセキュリティと管理(またはERP)関連の予算がリストの先頭を占めています。調査の回答者のうち約60%がネットワーク・セキュリティ関連予算の増加を報告し、約40%がERPソフトウェア/サービス関連予算の増加を報告しています。

IT予算削減の緩和を示すもう1つの指標として、2004年には年の途中における予算削減を報告した大学の割合が減少したことが挙げられます。このような予算削減を報告した回答者は19.2%であり、2003年調査の32.4%から減少しました。また、年の途中における予算削減率も顕著に減少しています。2004年の平均削減率は1.5%であり、2003年の9.5%と比較してかなり低下しています。

ネットワークのセキュリティが最大の関心事
今後2~3年の期間で最も重要と思われるIT課題については、ネットワークおよびデータのセキュリティと回答した大学が最も多く、それに続いて、IT技術を教育手段として活用すること、管理システムやERPシステムをアップグレードすることなどが挙げられました。これらは特に驚くべき結果ではありません。Chronicle of Higher EducationおよびGartner調査によれば、アメリカの高等教育機関の約72%がウィルスを原因としてネットワークに大きな被害を被ったことがあり、約59%がサービス拒否(DOS:Denial of Service)攻撃を受けたことがあります。

サンのセキュリティ担当役員であるWhitfield Diffieは、次のように語っています。
「従来、セキュリティは一種の保険と考えられていました。しかしながら、今日、セキュリティはライフスタイルの一部になっており、ユーザーはすべての側面からセキュリティを考慮する必要があります。サンはセキュリティを二次的要件と考えたことはありません。サンは単にセキュリティ製品を作っているのではなく、すべての製品やサービスにセキュリティを組み込んでいるのです。」

たとえば、最近リリースしたSolaris 10オペレーティングシステムは、メインフレーム水準のセキュリティを妥当なコストで提供することができます。また、Sun Java Enterprise Systemでは、高水準のセキュリティと集中化されたアイデンティティ管理がサポートされます。さらに、教育機関はSun Rayシンクライアント・ワークステーションに移行することによって、PCに固有のセキュリティ・リスクを回避できます。

2004年のキャンパス・コンピューティング調査では、関連トピックとして、キャンパス・ネットワークでのデジタル・コンテンツの配布について、大学側が未許可のピアツーピア(P2P)配布を防止する努力を続けていることが取り上げられています。教育手段としてデジタル・コンテンツが使用される機会が増えているため、これは特に重要です。実際、調査に参加した教育機関の4分の3(76.3%)がデジタル・コンテンツの「適正な利用」に関するポリシーを制定しています。この割合は、2003年の3分の2(66.2%)から増加しています。

教育手段としてIT技術を利用する傾向の拡大
教育機関でのもう1つの重要な課題として、さまざまなIT技術が教育手段に利用される機会が増えていることが挙げられます。2004年のキャンパス・コンピューティング調査では、大学(総合大学、単科大学)の76%が電子メールを使用しており(ちなみに10年前の使用率は8%)、半分以上が何らかのインターネット・リソースや講習用Webサイトを使用していることが分かりました。2004年には、キャンパス・ポータルを導入した大学も増加しました。2004年10月の時点で、約40%の大学が(シングル・サインオン型)キャンパス・ポータルを運用しています。

オープンソースに対する慎重な姿勢
2004年の調査結果からは、大学のITスタッフがオープンソース・アプリケーションの採用について慎重な姿勢を採っていることが分かります。調査への参加者の半分以上が「オープンソースはキャンパスのIT戦略でますます重要な役割を演じる」と回答しました。しかしながら、大学の主要な管理アプリケーションやERPソフトウェア(学生情報システム、大学財務アプリケーションなど)に対してオープンソースが「有望な代替手段を提供」することに賛同したのは、回答者の1/3未満(28.9%)にすぎませんでした。

「この調査結果は、大学のITスタッフがオープンソースに基づく管理アプリケーションに関して"迷いながらも肯定的な見解"を持っていることを示すもの」と、Campus Computing Projectの設立理事であるKenneth C. Green氏は述べています。Green氏はまた、大学の“バックルーム”ITオペレーションの一般的な要素としてオープンソース・アプリケーションが既に利用されていることに注目しています。Green氏によれば、オープンソースに関して長い期間問われてきた疑問の1つに「技術者以外の一般ユーザーがデスクトップ上やラップトップ上で使用する複雑な管理アプリケーションを開発・サポートすることのコストとメリット」があります。

サンは業界においてオープンソース・コードに極めて大きな貢献を果たしてきた企業の1つです。主要な教育機関をサポートするために、サンの経営陣と技術者はオープンソースに関する様々な疑問点に答え、ベストプラックティスと戦略の伝授を通じて次世代の教育インフラの構築・導入・管理を強力に推進しています。その一例として、サンはグローバルな教育コミュニティ「Global Education and Learning Community (GELC)」を先導しています。GELCはオープンソース関連の研究者や教育者が集まるコミュニティであり、オープンソースの教育ツール、オープン規格の学習環境、オープンコースの学習資料などの検索、開発、共有のための手段を提供します。

WiFiネットワークの導入計画の継続的増加
2004年のキャンパス・コンピューティング調査の結果から、大学においてワイヤレス・ネットワークの導入計画が引き続き増加していることが分かります。50%以上の大学がワイヤレス・ネットワークの導入に関する戦略的計画を報告していますが、この割合は2001年の24.3%、および2003年の45.5%から増加しています。さらに印象的な点は、80%を越える大学がワイヤレスLANを計画していることです。

前出のKenneth C. Green氏は次のようにコメントしています。
「企業や一般消費者の市場と同様に、大学のキャンパスでもワイヤレス・テクノロジーは明らかに爆発的な普及を見せています。最近、一般消費者の間で安価なWi-Fiテクノロジーが急速に普及していることも、ワイヤレス・サービスに関する期待に拍車をかける要因の1つです。家庭で既にWi-Fiを利用している学生や教職員がキャンパスに来て、教室、事務室、寮、中庭などでワイヤレス・サービスを利用できなければ、不思議に思うでしょう。」

キャンパス・コンピューティング調査の概要
キャンパス・コンピューティング調査は1990年にCampus Computing Projectが開始したもので、現在では、アメリカの高等教育機関におけるコンピューティングやITの動向を継続的に調査・分析する最大の資料となっています。

この調査は、総合大学と単科大学の役職員(主に、CIO、CTO、上級ITスタッフなど)が提供するデータ(各種質問への回答)に基づいて行われます。2004年の調査は、アメリカ国内の516の総合大学と単科大学(2年制および4年制、公立および私立)を対象としています。この調査への参加者は2004年の夏から秋にかけて質問に回答し、Campus Computing Projectが2004年10月に調査レポートを公表しました。調査レポートの詳細は、http://www.campuscomputing.net/ で参照できます。
  

サンはISVおよびハードウェア・パートナーと連携し、教育機関向けに申込制の柔軟で新しいWi-Fiソリューションを開発しました。このSun Campus Wi-Fiソリューションには初期費用が不要であり、学生または申込者の数に応じて毎月の料金が課金されます。Sun Campus Wi-Fiソリューションでは、屋内および屋外でWi-Fiネットワークを使用するのに必要なすべてのサービス(ハードウェア、ソフトウェア、サポート、インストール、日常のメンテナンス、アップデート、テクノロジー更新など)が提供されます(本ソリューションは現在米国での提供のみとなっております)。Sun Campus Wi-Fiソリューションの詳細について各地域のサン代理店からの連絡をご希望の場合は、Site-TKY@sun.co.jp 宛てに電子メールを送信してください。

ITサービスの評価の必要性
今回の調査の回答者はキャンパスのITプロジェクトやITサービスを評価・分析することの必要性を認識していますが、IT評価プログラムを既に開発している教育機関は比較的少数です。教育サービスやアカデミック・プログラムに対するITのメリットを定期的に評価していると回答した教育機関は、全体の僅か3分の1でした。

しかしながら、ITサービスの適正な評価は、大学や教育機関のITスタッフがIT投資の優先順位を決めるのに役立つことは明らかです。IT予算の動向が若干改善されているとは言え、大学や教育機関はいまだに深刻な財政難に直面しています。サンの顧客間に最近見られる傾向として、従業員の増員や新しい設備の構築ではなく、既存のITインフラストラクチャを統合して、教育プロセスを効率化する新規テクノロジーに焦点を当てるという戦略が主流となっています。

サンは数多くの教育機関が直面している予算制約を十分に理解しているため、StarSuite統合オフィスツールSun Academic Initiative (SAI)Sun Software Programs for Education (EduSoft)など、無料または非常に低コストのプログラムを提供しています。

年次のキャンパス・コンピューティング調査は、教育機関におけるコンピューティングやITに関する問題を理解するのに極めて有用な情報源です。教育機関向けコンピューティングで20年以上の経験を持つサンは、教育関連のさまざまなテクノロジー課題に対するソリューション開発をサポートする機会を持つことを楽しみにしています。是非ともサンの力をお試しください。

サンはお客様とともに、刺激的で実りある2005年を過ごせることを期待しております。

敬 具

Kim Jones
VP Global Education/Research Sun Microsystems, Inc.


 

学内情報システム『Univ-IT』

2005年07月20日 | Weblog
Focus
経営力強化で大学全入時代を生き残れ!
大学業務の効率化、学生サービスの向上を実現する『Univ-IT』のご紹介

少子高齢化による大学全入時代突入を前に、大学の生き残りをかけた競争が激しさを増しています。これからは学生が大学を選ぶ時代であり、魅力的な教育・学習環境の提供による学生サービスの向上、業務効率化によるローコストオペレーションなどが不可欠となります。NTT東日本は、学内情報システム『Univ-IT』を提供することで、大学の経営力強化をサポートします。


[Q]

大学が生き残るためには何が必要なのでしょうか?


[A]

少子高齢化社会を迎える日本では、これからは、学生が学びの場を選抜することになり、魅力ある教育内容と教育環境を提供できなければ、大学の生き残りは困難です。情報公開への流れ、IT化、グローバル化などに対応した構造改革が求められています。

選ばれる大学になるには、優れた教員やカリキュラムなど質の高い教科内容に加えて、学習しやすい教育環境の提供が必要です。また、経営力を向上するためには、業務の効率化によるローコストオペレーションを実現するとともに、社会人を対象にした生涯学習など、大学の設備を有効活用した新規ビジネスも求められます。


[Q]

大学の経営力強化につながるシステムはありますか?


[A]

前項の課題を解決するには、大学業務のローコストオペレーションを実現し、学生サービスの向上や新規ビジネスの展開につながるIT基盤が不可欠となります。NTT東日本の学内情報システム『Univ-IT』は、学生のニーズに合った授業形態の提供、容易な履修申請・管理などによって学生サービスを向上できるだけでなく、新規ビジネスの展開をサポートする基盤を提供し他大学との差別化を実現します。


『Univ-IT』の特徴
カフェテリア・スタイル(図1参照)を採用
必要な機能を選択でき、目的に合わせた最適な学内情報システムを段階的に構築できます(図2参照)

人の感じられるe-ラーニング
学生と教員がディスカッションを行うバーチャルゼミで、思考力を鍛える効果の高い学習を支援します。

効率的な学習支援
時間や場所の制約を受けないビデオオンデマンド授業、インターネットを利用したレポート提出などによって効率的な学習を支援します。また、テキスト、静止画、動画を組み合わせたコンテンツを容易に制作できますので、タイムリーな教材を迅速に制作できます。

ポータルサイトによる情報の統合化
教職員間の情報共有のための掲示板・会議室、学生向けの休講情報、教室変更などの情報提供、年間行事をWeb上のカレンダーで掲示、備品・施設の予約をWebで管理するなど、学生サービスの向上と業務の効率化を支援します。



[Q]

『Univ-IT』を導入するとどのようなメリットがあるのですか?


[A]

『Univ-IT』の最大のメリットは、次のポイントを実現することで、大学の経営力を強化し、地域社会に根ざした活動ができる点にあります。


大学業務の効率化
学生への広報が掲示板への添付からWebへ移行することや学生呼出をメールで行うことで、大幅な省力化につながります。

学生サービスの向上
必要なときに授業を受けられる、休講情報を迅速に入手できるなど、学生は時間の有効活用を図れます。また、授業以外の情報もネット上で提供できます。

新規ビジネスの展開
社会人向けの公開講座なども容易に設計でき、新たな収益源を確保できます。

システムの拡張性
カフェテリア方式なので、最小限のシステムから、必要に応じてシステムを追加できます。また、導入時のコンサルティングはもちろん、将来的なロードマップに基づいた開発で常に最適なサービスを提供しますので、安心してお使いいただけます。

お問い合わせ ビジネスユーザ事業推進本部
E-mail: BS-STG@ml.bch.east.ntt.co.jp
http://www.ntt-east.co.jp/univ/

学校経営とは、教育というサービスを提供すること

2005年07月20日 | Weblog
           
    profileimages   学校経営とは、教育というサービスを提供すること。
どれだけ上質なサービスが提供できるかが、
私たちが標榜する学校運営のカタチです

小出 叡(こいで さとし)氏

昭和10年生まれ。
昭和12年12月生まれ
昭和36年3月同志社大学経済学部経済学科卒業
昭和36年4月公認会計士事務所入所
昭和46年4月学校法人田中育英会経理課長に就任。以後、同会理事や東京工学院専門学校校長などを歴任
平成9年4月学校法人田中育英会副理事長に就任

   
             
     
 

「まず学生ありき」で物事を考える。

 本校は東京工学院専門学校、東京エアトラベル・ホテル専門学校を併せて32学科86コースを誇る総合学園です。学科・コースの内容は時代の変遷と共に形を変えてきました。こうした流れの中、「総合学園 東京工学院」という呼称では括ることのできない学科・コース内容となってきました。例えば東京工学院専門学校では、社会科学系の学科や保育・スポーツ系の学科も開講しています。そこで本年度から、より実際の教育内容に沿うよう「総合学園 テクノスカレッジ」と呼称を変更しました。このような、今までのカタチに縛られないフレキシブルな姿勢が本校の特色のひとつと言えるかもしれません。そうした中で重要視していることのひとつに、学生の要望への対応があげられます。
 前述の学科・コースの変更も、社会動向を見据えた部分もありますが、一番のポイントは学生の「学びたい」内容を何よりも重視しているということ。つまり、どんな場合においても「まず学生ありき」で物事を考えるようにしています。例えば、退学者問題。どんな学校であれ、必ず何名かの退学者は出てしまいます。仕方のないことと言ってしまえばそれまでですが、一度頑張ろうと決めたのに志し半ばであきらめてしまっては、学生にとって決して幸福なことではない。そこで本校では、退学したいという学生に対しては、じっくりと話し合いの機会を持ち、その理由をきちんと確認するようにしています。しっかりと話を聞いてあげれば、学生なりの意見があるのですね。つまり退学の原因は、学生だけにあるとは限らないという姿勢で臨んでいます。成果といえば語弊がありますが、しかしこうした対応を心がけたことで、結果として授業の質の向上につながった例も少なくありません。会話を参考に指導法を変え、それによって学生の成績が上がることも現実にありましたから。また、入学後に自分の適性と学科内容のマッチングに悩む学生もいます。こうした場合、教職員との話し合いによって転科することも認めています。大切なのは、教職員と学生の間の信頼関係なんですね。だから教員にも「教えている」という姿勢で授業には臨まないようにお願いしています。学校というものは、学生がいて初めて成り立つのですから。私は学校経営とは、学生に対して「教育」というサービスを提供することだと考えています。学生たちは決して安くはない授業料を支払って「学びたいことを学びに来ている」のです。もちろん「教える側」と「教わる側」という関係が崩れるような過剰なサービスは有り得ませんが、これまでの「師弟関係」の概念は拭い去るべきではないかと思っています。

可能な限り学生に還元していきたい。

photo  学生のために何がしてあげられるかを常に考え、そのときに最良と思われるものを提供する。なぜならばそれは授業料を支払う対価として、学生が得られる当然の権利だと、私自身は思っているからです。 例えば4年制の学科では、選抜形式での海外研修を、オックスフォード大学ペンブロークカレッジでおこなっています。ペンブロークは1624年に設立された、オックスフォード大学の39カレッジのひとつです。単に語学教室で学ぶだけでなく、きちんと授業を受け、最後はオックスフォード大学の学生や関係者しか入れないグレートホールで、学長も交えて格調高いハイテーブルディナーに参加するのです。語学や国際性が身につくことはもちろんですが、それ以上に、通常では体験できないような、非常に得難い体験ができるのです。こうした考え方は、この海外研修だけでなく、教育内容や環境整備などあらゆる部分にも貫かれています。入学者から預かった授業料を、授業内容や施設設備を充実させることできちんと学生に還元すれば、学生の満足度も上がるし、学生自身のスキルもアップする。そうすれば就職というカタチで結果にも反映するし、学生も高い満足度をもって卒業していく。それがひいては将来の入学希望者にも反映する。こうした好循環を構築することが私たちの目標とも言えます。
 その他にも、学生に無記名式のアンケートをおこない、学内で改善すべき箇所があれば考えるようにしています。先日は学生食堂のメニューに対して不満が多かったので、食堂の運営そのものを変えました。このように、教育内容から施設設備に至るまで、「学生に対してどのようなサービスを提供できるのか」を常に考え、改善に向けて実行へと移していくのが学園長である、私の責任だと思うのです。

少子化の時代に対応した設備投資を。

 こうした日々の努力により、当学園は、ある程度順調に成長していると思います。しかし、だからと言って全く課題がないわけではありません。私自身が最も課題視しているのが、やはり絶対的な学生数の低下、そして少子化問題です。『大学全入』の時代において、学生を確保することは本校でも重要な問題としてとらえています。そうした中で、本校がアピールできる点のひとつが施設設備の充実度。かつてのように黙っていても学生が集まってくるような時代ではありませんから、設備投資にも慎重な判断が必要です。しかし、専門学校に求められるのは即戦力の育成ですから、実学のための設備投資は欠かせないと考えています。こうした課題に対しては、単に器を増やすということではなく、コンピュータを活用することで事足りることは、コンピュータを使う。つまりバーチャルなシステムを導入するということです。必要なモノは何でも揃えるという発想ではなく、しっかりと吟味したうえで、無駄を省くと同時に必要なところには資金も労力も費やすというスタンスが大事なのです。実際、実践力を養ううえで、極めて効果的な学外でのインターンシップに関してはより一層の充実を図っていこうと思います。学生を受け入れて下さる企業を開拓する作業は、学校にとって労力も根気もいることです。しかし、学生の将来を考えると、欠かせない活動なのですね。
 また、近年学内に新しい芽が育ってきました。これは、複数の学科を有する本学だからこそできることなのですが、所属学科が異なる学生たちがそれぞれの専門知識と技術を持ち寄って新しいモノを創り上げようという試みが始まっています。ここでは教員が手取り足取り指導するのではなく、ある程度学生に任せていますが、想像以上に素晴らしい成果を上げています。その好例として、学内の連絡システムの構築に対する提案というものがあります。この活動について私が素晴らしく感じることは、学生が自ら問題意識を持ち、それを自らの力で解決しようと思っていることです。これからもこのような活動に対しては全学を挙げてバックアップしていきたいと思っています。

高い満足度をもって卒業してもらうために。

photo  最近では多くの専門学校が4年制コースを設置し、卒業時には大学卒の資格も取得できるような学科を数多く設置しています。大学で学べるような知識を身につけることも確かに重要ですが、専門学校の本質的な役割は、企業における「実行部隊」の育成にあるはずです。もちろん企業において管理の側に入る学生もいるでしょうが、多くの学生には実際の「技術力、実務能力」が求められるでしょう。本校でも大卒コースを設置してはいますが、そうした専門学校に求められる本質的な役割は忘れてはいけないと思います。ただ、これまでのようにひとつの技術のみに秀でるのではなく、幅広い技術を身につけていること、協調性を身につけていることなども、カリキュラムを通して学んでもらいたいと思っています。
 また本校は学生数3000名を越える大規模校ではありますが、学生一人ひとりのニーズに応えていくことこそが重要だと考えています。専門学校であることで、レベル的にも様々な学生が集まっています。国家資格を狙おうという学生もいれば、2年間である程度の知識を身につけて就職ができればいいと考えている学生もいる。目標の高さは学生一人ひとり違いますし、それはそれでいいと思っています。重要なことは、それぞれの希望を可能な限り満たすこと。それこそが私たちに求められていることなのです。こうしたきめ細かな対応をした結果、昨年度は国家資格である2級建築士に受験者34名中32名が合格するといった高い成果を残すことができました。これも一人ひとりの学生に対し丁寧に、指導をした賜物だと思っています。
 学生にとって何よりも大切なことは、充実した学生生活を送り、自信と誇りを身につけて巣立っていってもらうことです。前述のペンブロークカレッジでの海外研修にしても、それで飛躍的に語学がアップするわけではないでしょう。しかしそこで得た学びや、オックスフォードの学長と時間を共にした貴重な体験は、将来必ず何ならかのカタチで活きてくるでしょう。「テクノスで学んで良かった」と思ってもらえるようなカリキュラムや設備、そして学生の将来に活きるサービスをこれからも提供していきたいですね。

 
 

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RECRUIT

総合教育研究室

2005年07月20日 | Weblog

総合教育研究室(通称「総研」)は、大学が抱える問題点を考察し、新しい大学教育のあり方を探ることを目的として、1972年(昭和47年)に開設された学長直属の研究機関です。
学部の粋を超えた学問分野間の交流を行い、共同研究利用機関として全学部の教員に開かれており、毎年、学内外の研究員で構成される約10のプロジェクトチームが学際領域のテーマに沿った研究活動を行っています。
現在の研究活動は、高等教育・教育工学・生涯学習の3領域が、その根幹を成しています。研究によって得られた成果は各種刊行物や学会等で発表されると共に、オープンセミナー等の教育の場へも還元されています。なお、各界の著名人の参加を得て講演会を開催するなど、研究成果の発信、タイムリーな話題提供や問題提起等も行っています。


国際ネットワーク大学コンソーシアム

2005年07月20日 | Weblog
eラーニング
授業の概要
eラーニングには、様々な形態がありますが、国際ネットワーク大学コンソーシアムで行うeラーニングは、インターネットを介して、授業の映像、資料を配信するのもので、インターネットに接続されたパソコンがあれば、いつでもどこでも受講できるものです。

受講方法
eラーニング授業は、国際ネットワーク大学コンソーシアムのホームページにアクセスし、所属の大学事務局、またはコンソーシアム事務局から配布されるID・パスワードを入力して視聴することができます。

1.授業の聴講
eラーニング授業画面イメージ
eラーニング授業は、上図のような講義映像、講義資料、講義資料目次の3つで構成される画面で進行します。
講義映像
主に講義の模様が動画で表示されます。
講義資料
講義の進行に合わせて講義資料が表示されます。
講義資料目次
講義資料の目次が表示され、見たい資料をクリックすると、
その場面から講義が始まります。
なお、授業は原則、毎週更新されますので、全授業を視聴するためには、1週間に1回以上の受講が必要となります。

2.質問、レポート提出
予め定められた期間内にいつでもパソコン上で、質問を行うことができ、回答はホームページ上に掲載されます。また、講義中に出題されたレポートも、パソコン上で提出することができます。
詳細は、受講マニュアル(PDF)をご覧ください。
マニュアルをご覧いただくにはAdobe Readerが必要です。
こちらからダウンロードしてください。

受講に必要な
環境
インターネット授業を受講していただくには以下のパソコン、インターネットの環境が必要です。

1.授業の聴講
OS Windows98 Second Edition,Windows2000,
Windows Millenium Edition, Windows XP
CPU PentiumⅢ 500MHz以上、又はCerelon700MHz以上
(周波数がこれ以下の場合、スライドの表示が大幅に遅れたり、動画が再生されない場合があります。)
メモリ 128MB
サウンド 16ビット以上
ビデオ True Color24色
ソフトウェア Microsoft Internet Explorer5.5,以降のバージョン
Microsoft Windows Media Player7.1以降のバージョン
その他 Officeがインストールされていない場合、PowerPoint2003アドイン:Office アニメーションランタイムが必要になる場合があります。( このランタイムは、Microsoft社のページより無償でダウンロードすることができます。)
講義資料のみをご覧いただくにはAdobe Acrobat Reader 又は Adobe Readerが必要です。
※Windows 98SE以上でのブラウザ:Netscape:4.78のみ 又は、
OS:MacOS 10.3上でのブラウザ:Safari、プレイヤー: Windows Media Player 9 for MacOS X  については簡易再生が可能な授業もあります。

2.インターネット接続回線
電話回線でも視聴可能ですが、高画質・高音質での聴講をご希望される場合は、光ケーブル、ADSL、CATV等の高速、常時接続のインターネット環境が必要です。
パソコン、インターネットについて不明な点は、学生の方は、所属の大学事務局、聴講生の方は国際ネットワーク大学コンソーシアム事務局までお問い合わせください。
「国際ネットワーク大学コンソーシアム」は、岐阜県と県内18大学等からなる大学連合です。
コンソーシアムでは、参加大学等の学生が共通の単位が取得できる「共同授業」を、通常の対面授業とインターネットを活用したオンデマンド授業(eラーニング)とで実施しています。この共同授業は社会人にも開放し、大学の単位が修得できるほか、最先端のテーマを取り上げていることや国内外一流の講師陣による講義が受講できるということで、質の高い生涯学習の一助にもなっています。
また、コンソーシアム参加大学間の「包括的単位互換制度」により、参加大学等の学生であれば、各大学等が開講している授業科目の中から希望する科目を履修し、単位を修得すれば、所属する大学の単位として認定されるなど、学ぶ機会が大きく拡がっています。一部の科目では、共同授業と同じようにインターネット・オンデマンド授業でも実施しています。

岐阜県では、各大学間や県内主要施設が、光ファイバー網で結ばれた「岐阜情報スーパーハイウエイ」の整備により、国内外の大学等との連携・提携等も本格的に行われようとしています。「岐阜情報スーパーハイウエイ」を活用したeラーニング・オンデマンド授業が、いよいよ身近なものとなり、「いつでも、どこでも、だれでも」が高等教育を受けられる「21世紀型教育の場づくり(ユビキタスラーニング)」を推進しています。

eラーニングは教育からコミュニケーションへ

2005年07月20日 | Weblog

eラーニングは教育からコミュニケーションへ

2005年2月3日13:00~15:00,PAGE2005でコンファレンスクロスメディアトラック「教育の柱となるeラーニング」が開催され,NTTラーニングシステムズ株式会社 L&D事業部 企画調査室長/NPO法人日本イ-ラーニングコンソシアム 会長 小松 秀圀氏,早稲田大学人間科学部助教授 向後千春氏,富士通 FUJITSUユニバーシティ所長 山村弘氏の3名がプレゼンテーションとパネルディスカッションを行った。以下に概要を報告する。セッションでは,実用化へ進むeラーニングの実態について,国内外の動向を紹介するとともに,日本でも先進的な取組みを行う企業として富士通,大学としては早稲田大学の例を紹介し,eラーニングの将来を展望した。


eラーニングの動向

これまでeラーニングはコンテンツ制作や仕組み作りにコストがかかっていた。しかし,コンテンツ制作が速く,安くできるようになり,またインフラの進展により,手軽で実用的なツールになりつつある,とNTTラーニングシステムズ 小松秀圀氏は語る。eラーニングビジネス調査2004によると,5000人以上の企業では70%近くがeラーニングを導入していると報告している。これまでeラーニングといえば,IT関連や語学関連の学習が中心であったが,業務と直結した情報を学ぶケースが徐々に増加している。

eラーニングは,コストダウン,教育コースの増強など教育の身近な問題解決に利用されてきたが,普及が進むにつれ,業務支援や情報共有,社員の能力管理といった機能が注目を集めている。従来のように知識をたくさん持っている人が,知らない人に教えるという上下の関係ではなく,数多くの小さな知恵をシステムに入れて,共有・活用するという横のつながりが重視される方向に向かっているという。

小松氏は「eラーニング導入の今後のテーマは生産性の向上」とし,情報の寿命が短い今,職場内の情報共有は重要な意味を持つ,と続ける。このため,人材開発におけるLearningは教育というよりもむしろコミュニケーションに向かうと予測する。例えば,研修で学んだ知識より,それぞれの人が経験で学んだことが業務を進める上で役立つことのほうが多い。この経験や知恵を,迅速に共有すれば,業務の生産性が大きく向上すると期待されている。

大学のeラーニングの実際

早稲田大学のeスクールは,eラーニングで修了することができる通信教育課程である。授業は通学制と共通である。早稲田大学 向後千春助教授はこのeスクールの立ち上げからたずさわり,様々な試みを行っている。環境,福祉,情報の3学科があり1学年150名在籍している。2003年4月に開設し,第1期生を受け入れた。2005年度は300名の応募があり,倍率が2倍という人気であった。生徒の70%が社会人というのも大きな特長である。

運営は,教材を作る専任のスタッフや,生徒をサポートする教育コーチがたずさわる。授業は,オンデマンド授業や,Web上での教材の提供やテストを実施したり,BBSやメールによるコミュニケーションの場などももうけられている。

オンデマンド授業は,好きなときに講義の模様を撮影した映像をみることができる授業である。向後助教授はオンデマンドの授業について,教室で撮影した臨場感のある講義や,スライドを使った講義を撮影したテレビの教育番組のような講義を作ったりと,いろいろな内容を作成し,受講者の反応を調べながら効果的なオンデマンドの授業を研究している。

向後助教授は「eスクールの課題は,いかに途中で止めてしまう人の数を減らすかという点だ」と指摘する。アメリカでもeラーニングの大学が増えているが,すでにつぶれた大学もあり,そのようなところは,ドロップアウトする率が非常に高い。eラーニングは,通信教育同様に一人で勉強するものなので,孤独になりがちである。BBSやスクーリングなどの交流の場をもうけ,継続して勉強していく環境を提供することも,eラーニングには重要な要素であるという。

FUJITSU NetCampus

富士通は2002年にFUJITSUユニバーシティを設立し,ビジネスリーダの育成やプロフェッショナルの育成を目指している。FUJITSUユニバーシティにおけるeラーニング「NetCampus」は,特に社員全体のスキルアップや知識習得の強化のために活用されている。

NetCampusは世界13カ国,富士通グループ160社に提供をしている。日本は特に全社員が受講する仕組みとなっている。NetCampusの目的は,急速なビジネスの変化への対応や,世界にひろがるグループ企業の意識の一体化,コストダウンなどがあげられる。

FUJITSUユニバーシティ 所長 山村弘氏は「特に大規模一斉教育に効果がある」と強調する。富士通では情報セキュリティ講座やウィルス対策講座などは全従業員が受講を義務付けられ,修了のテストに合格するまで受講しなければならない。またISO環境の知識や輸出の法律関係も数万人単位で一斉に実施をしており,大幅な教育のスピードアップやコストダウンを実現しているという。

知識習得やスキルアップの効果がある一方で,モチベーションの向上も重要な成果のひとつだという。世界にひろがるグループ企業に対し,富士通設立の経緯をeラーニングで学んでもらうことで,企業文化や歴史への理解度が向上したという。今後の課題は,低価格で短期に開発できるコンテンツの調達や効果的なコンテンツの調達,利用の促進,ネットワーク環境の改善を挙げた。


(C)Japan Association of Graphic Arts Technology

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社団法人 日本印刷技術協会(Japan Association of Graphic Arts Technology:JAGAT,ジャガット)は,印刷に関する技術の開発・向上により,印刷および関連産業の発展,貢献を目的として1967年に創立された経済産業省(旧通商産業省)認可による試験研究法人です.

名 称 社団法人 日本印刷技術協会
所在地 【本社】
〒166-8539
東京都杉並区和田1丁目29番11号 地図
電話 03-3384-3111

【西部支社】
〒534-0027
大阪府大阪市都島区中野町4丁目4番2号 地図( PDF)
電話 06-6352-6845
創 立 昭和42年5月10日
会 長 大鹿洪司

組織


JAGATの事業所は,東京本社(マーケティング部,研究調査部,メディア統括部,管理部)と西部支社(大阪)の2個所にあります.各事業所,部門の役割は以下の通りです.

●各種事業の推進役:「マーケティング部」(TEL:03-3384-3112)
各種セミナー・講習会のご案内,コンサルティングについてのご相談,JAGAT媒体への広告業務,業界の一大イベントになった「page」の企画,運営を行っています.
JAGAT会員のお申し込み,研究会メンバーのお申し込みもお受けいたします.
JAGATの各種事業のお問い合わせ,ご相談はマーケティング部までご連絡下さい.

●印刷産業のシンクタンク:「研究調査部」(TEL:03-3384-3113)
印刷に関する技術・市場動向,経営実態把握と情報提供のために,「JAGAT技術フォーラム」「テキスト&グラフィックス研究会」「通信&メディア研究会」「マーケティング研究会」,「SIG(スペシャル・インタレスト・グループ)」,などの研究調査活動を行っています.また,techセミナーの企画・運営や,経営者向けオンライン技術マガジン「テクノフォーカス」の発行,業界団体,企業からの受託調査も活発に行っています.

●JAGATの情報発信基地:「メディア統括部」(TEL:03-3384-3126)
JAGATの機関誌「JAGAT info(ジャガット・インフォ)」,情報誌「プリンターズサークル」,ホームページ,および専門図書の企画・編集・制作部門です.また,通信教育の教務業務も行っています.

●西日本地区の総合窓口:「西部支社」(TEL:06-6352-6845)
西部地区の事業展開の拠点として,セミナー,コンサルティングの実施,通信教育/図書販売業務,さらにMDL(Market Development League),CIL(Communication Identity League)という2つのネットワーク活動も行っています.

●JAGATの通信教育・刊行物・DTPエキスパート認証試験の窓口:「マーケティング部」(TEL:03-3384-3115)
書籍・プリンターズサークル申込み、通信教育申込み・教務事務、DTPエキスパート認証制度に関するお問合せをお受けしております.

●JAGAT運営の中核:「管理部」(TEL:03-3384-3111)
総会/役員会の事務方として,また経理・職員採用などJAGAT運営の中核業務のほかに,JAGATにおけるコンピュータ環境の整備を通じて業務の効率化と改善を推進,会員の皆様により良いサービスをご提供するための縁の下の力持ちの役割を果たしています.


CEASは、WBTシステムのe-Learningシステム

2005年07月20日 | Weblog

ログイン画面 http://ceasdemo.iecs.kansai-u.ac.jp/logon.php

CEAS説明書

利用の手引き(担任者向け)[85頁]
利用の手引き(学生向け)[30頁]
CEAS導入・運用の手引き[70頁]

クイックガイド[7頁]
授業実施手順書[35頁]
記号入力式テスト[7頁]

(注意)

『説明書のページ番号は、表紙と目次を除いたページ番号を付けています。 従ってAcrobatReaderを用いて印刷する場合、「説明書のページ番号+2」をページの指定に用いてください。 (なお、手引き「クイックガイド」は‘+1’です。)

CEAS関連情報

  発表資料
    コンテンツ制作の2段階アプローチと「コース経営パターン」の提案
    (平成16年度情報処理教育研究集会,2004年11月26-27日,発表予定) 原稿
    日本e-Learning学会 学術講演会 2004.2.29 発表スライド
    教育システム情報学会 CAI研究会 2003.11.29 発表原稿発表スライド

    CEAS開発論文(教育システム情報学会誌21巻04号掲載予定)原稿
    CEASを活用した自発学習促進スパイラル教育法
     (日本教育工学会論文誌28巻4号掲載予定)原稿

  プロジェクト
    2003年度教育促進費「工学教育を対象としたe-Learningコンテンツ作成」
    2004年度重点領域研究「教育における知の集積と活用」

  協力企業
    パナソニックラーニングシステムズ(株),松下電器産業(株)
    新日鉄ソリューションズ(株),e-kikai(株)

Copyright (c) 2003, Production Systems Engineering Laboratory , Kansai University
このサイトは「関西大学工学部システムマネジメント工学科生産システム工学研究室」の責任で運用しています。
最終更新日:2004/9/17 連絡先: w3pse-adm@iecs.kansai-u.ac.jp

CEASは対面型集合教育を対象として,授業と学習を統合的に支援するWebベースの教育支援システムです。 洗練された機能がバランスよく配置され,担任者の授業準備・実施・成績評価の負担を軽減できます。 また学生に対しては,時間・場所に制約されない学習環境を提供します。

教育機関の非営利目的利用に対してはCEASを無償で提供しています。 インターネットに接続したLinuxサーバにCEASをインストールすれば,自己責任にて自由に利用できます。 CEAS Community Page でユーザ登録すると,インストール用CDを入手できます。

CEASは,関西大学工学部で2002年の秋から利用されている他,いくつかの大学で利用されています。

CEASのお試し利用は,生産システム工学研究室で用意している CEASデモサーバ にアクセスしてください。 利用に必要なIDとパスワードは,ログインページの『お知らせ』に表示しています。

関西大学工学部以外の先生でCEASを授業にお使いになる場合には、研究室の CEASサーバ でサービスを 提供しています。利用の申込などはそのページをご覧下さい。

 

自発学習促進を期待できるCEASは、WBTシステムのe-Learningシステムです。e-LearningにはCBTとWBTがありますが、 WBTを焦点にあわせており大学eラーニングのデファクトがCEASであるとなるよう期待されています。 CEASはフリーソフトです。CEASはWBTであり、CEASは授業中心のeラーニングです。 CEASの開発は大学教育に革新をもたらす可能性を秘めています。新しい時代のe-Learning,eラーニングシステムを使ってください。

情報セキュリティの概要

2005年07月20日 | Weblog
第 1 章 情報セキュリティの重要性
----------------------------------------
・ なぜ、セキュリティを守るのか
・ ネットワークはこんなに危ない
・ 情報流出は巨額の損失につながる
・ 大切なのは「一人一人の心構え」
第 2 章 「普段の心がけ」 が被害を防ぐ
----------------------------------
2-1 応対、報・連・相のポイント 
 ・ 連絡・フィードバックを確実に
 ・ 問い合わせには安易に答えない
 ・ 「なりすまし」に他人の個人情報を開示

2-2 外出時のポイント 
 ・ USBに格納された個人情報が紛失し大あわて
 ・ ノート・パソコンの盗難
 ・ 自宅にノート・パソコンを持ち帰ることの怖さ
 ・ 気をつけよう! 「うわさ話」は密の味

2-3 パソコン使用時のポイント 
 ・ なぜパスワードに定期更新が必要なのか
 ・ 席から離れるときの注意点
 ・ 勝手にソフトウエアをインストールし情報漏えい
 ・ Windows updateの必要性
 ・ 無線LANサービス、ビジネスホテルでの
   インターネット利用上の注意


2-4 保管・廃棄のポイント 
 ・ まさかの時もバックアップがあれば安心
 ・ こんなことしていませんか?
   - 見積書をごみ箱にポイ捨て
 ・ 私物パソコンの廃棄の落とし穴
 ・ 重要情報の記録された記憶媒体の廃棄
 ・ いらないデータは残さない
第 3 章 ウィルスのトラブルを防ぐ
----------------------------------------
・ ウィルスはどこから来るのか
・ ウィルスに感染すると何が起こるの?
・ 怪しい添付ファイルは開かない
・ 感染したと思ったらまず行うこと

第 4 章 電子メールのトラブルを防ぐ
----------------------------------------
・ チェーン・メールは無視が一番
・ 不用意にクリックし、クレジット情報が漏えい
・ 添付ファイルを送る場合のエチケット
・ 多数の相手にメールを送信する場合の注意点
・ 添付ファイルの誤送信で情報漏えい


セガサミーがRSSでIR情報配信--専用デスクトップツールを無償配布 CNET-JAPAN

2005年07月20日 | Weblog
 セガサミーホールディングスは7月19日、企業戦略コンサルティングやコンテンツの企画開発などを手がけるソフィアが開発したデスクトップツールを用いたプッシュ型のIR(投資家向け広報)情報配信サービスを開始すると発表した。

 セガサミーが提供するツールは「FunBiz Online」で、約3000人が登録しているセガサミーの株主向けメール配信会員向けに、8月上旬から無償でダウンロード可能にする。インストールするとPCのデスクトップにツールが表示され、セガサミーグループのIR情報が配信される。配信はRSSを利用するため、ユーザーはIR情報が掲載されたウェブページへいちいち見にいかなくても、適時自動的に情報が取得、更新される。

 FunBiz Onlineに搭載された具体的な機能は、最新のIR情報やニュースリリースの表示のほか、主要都市の天気やカレンダー、株価、株価チャート、計算機、オリジナル壁紙の切り替えなどがある。

 ソフィアでは、RSSを使ったプッシュ型のIR情報サービスを今後も推し進めていく。各企業の事業や顧客層に合わせてカスタマイズしたデスクトップツールを順次リリースしていく予定だ。

<NEWSELEMENT type="table">

デスクトップツール(赤枠)には、ティッカー形式で表示されるIRニュースの他に、天気、カレンダー、計算機、壁紙チェンジャー、株価などの機能がある
</NEWSELEMENT>


「u-コンセント」で10年前の家電もネット家電に早変わり CNET-Japanより

2005年07月20日 | Weblog
 NTTネオメイト、東京工科大学、ブイキューブブロードコミュニケーション(VBC)、冨士精密の4者は7月19日、東京工科大学教授の松下温氏と講師の伊藤雅仁氏が発明した電気機器の遠隔制御が可能なコンセントを基に、インターネット対応となっていない既存の一般家電製品を、インターネットを介して遠隔操作できる「u-コンセントサービス(仮称)」を開発したと発表した。10月より大阪府内のマンション100世帯を対象に、実証実験を実施する。

 NTTネオメイト代表取締役社長の西村憲一氏は、u-コンセントサービスについて、「ITを活用した情報家電は数多く出ているが、すべての家電がネットワーク機能を備えているわけではなく、家庭内の電化製品を全部遠隔操作できるようにはなっていない。それをコンセントひとつで実現するのがu-コンセントサービスだ」と説明する。

 コンセントを発明した松下氏も、「冷蔵庫やテレビなどは寿命も長いため、既存製品を10年以上使い続けることもある。実際に”ネットで録画”ができる製品が普及するまでには、時間がかかるだろう」と、同製品を開発した背景を語った。また同氏は、「いくら情報家電化が進んでも、アイロンのような製品までネット対応にするとなると、ニーズと開発コストのバランスが取れるかどうかわからない。u-コンセントサービスを使えば、ネット対応となっていないアイロンでも、電源を切ったかどうかの確認や、切っていない場合に電源を切ることが可能だ」と、幅広い用途があることをアピールした。

<NEWSELEMENT type="table">
写真1:u-コンセント。このコンセントに家電を差し込めば、どんな家電もネット対応となる
</NEWSELEMENT>

 u-コンセントサービスは、NTTネオメイトのデータセンターに設置される「ASPサーバ」と、各家庭に設置される「u-コンセント」(写真1)および「赤外線送信機」をインターネット回線で接続することで遠隔操作を実現するサービスだ。ASPサーバは、各家電製品の使用電流値や電流波形などの情報を把握し、その家電に合った形式で指示を送る。ユーザーは、外出先にて携帯電話やPCからASPサーバにアクセスし、家電製品の動作状況の確認や、電源をつけたり消したりできる。また、赤外線送信機を介することで、赤外線リモコンを使用する機器を外出先から操作できるため、例えば外出先から空調機の温度調節や、ビデオの録画、チャンネルの変更などが可能となる(写真2)。

<NEWSELEMENT type="table">
写真2:非ネット対応のビデオでも携帯電話から録画設定できる
</NEWSELEMENT>

 今回の実証実験では、u-コンセントや赤外線送信機の動作性を検証し、活用方法や使い勝手などの意見を収集、利用料金などを含めた事業化対策を検討する。NTTネオメイトは、ASPサーバの構築やサポートなどのサービス提供を担当するほか、サービスの事業化を検討するにあたって中心的な役目を果たす。東京工科大学の松下教授と伊藤講師は、事業化に向けた全面的なコーディネートを担当し、VBCはサービスに関わるソフトウェアの開発を、冨士精密はu-コンセントと赤外線送信機の製造を担当する。

 トライアルの期間は、10月から約3カ月を予定している。4者では、コンセントの小型化および軽量化などの改良を加えた上で、2006年3月から商用サービスとして提供する予定だとしている。


HIPHOPとは

2005年07月19日 | Weblog
【そもそもHIPHOPとは一体?】
"HIPHOP"、それはいつどこで誰か使い始めた言葉なのかは明確ではない。
だがしかし、それが使われ(広まり)始めたのは1970年代後半の事である。
RAP(MC)/DJ/DANCE(BREAKIN')/ART(GRAFFITI)の4大要素から成り立つHIPHOPは、
音楽ジャンルではなくブラックカルチャー、そう、黒人達が作り出した
文化そのものなのである。

犯罪等多数発生することで一番恐れられていたNYブロンクス地区最南端。
HIPHOPは、その最南端のサウスブロンクス”ブギ・タウン”という街で生まれた。
当時のHIPHOPは、現在のHIPHOPのように、誰かをディスしたり、性的なネタではなく
”楽しさ”の方が重視されていた。


<CHECK IT!MOVIE>
WILD STYLE
HIPHOPのオールドスクールシーンを簡潔に、そして濃厚にまとめた素晴らしい1本。
まずはこれを見るのが手っ取り早い!

【HIPHOP文化における4大要素】
■RAP/MC
RAPの土台ができたのは1920年代の話で、その当時、黒人達の間で色々な単語を
違う言葉に置き換えて(例えば空:SKYだと、BLUE等)早口で喋る言葉遊びが
流行した。それは"JIVE"と呼ばれ、いかにセンスの良いコトバで早口でリズミカルに
喋れるかが勝負であった。
RAPの正式名称は"RAPPORT"といい、フランス語からきた単語で、「親密な関係」という
意味になるが、【話し合うことでお互いが親密な関係になれる】というのが本来の意味だと
思われる。
RAPとは言葉とリズムが刻むビートそのものである。

MCとは、HIPHOPにおいては"Microphone Controller"の略。「マイクをコントロール
する」、つまり、ラッパーの事。
HIPHOP創生期、DJクールハーク(※DJ参照)とその友達が開催するブロックパーティーで、
MCの原型を披露していた事で知られる人物が”コーク・ラ・ロック”だ。
HIPHOPがアンダーグラウンドからさらに広い世界へ羽ばたこうとしている時、
HIPHOPがアンダーグラウンドでアツイ事を嗅ぎ付けてきたのが、当時はカリスマバンドで
知られていたFAT BACK BAND。そのFAT BACK BANDがHIPHOPにおける史上初の
シングルレコードをリリースした。その名も"KING TIM Ⅲ"。
そしてラッパーとしては史上初のメジャーレーベルとの契約、<MARCURY>レーベルと
契約したのがKURTIS BLOWである。彼のデビュー曲が"CRISTMAS RAPPIN'"。
これがクリスマスラップとして初の曲になり、彼は一躍有名の座へと舞い上がった。
その後も"THE BREAKS"や"BASCKET BALL"など次々とヒットを飛ばしていった
KURTIS BLOWのラップはいつもハジけていて、いつもリスナーに快感を与えるのであった。
KURTIS BLOWのほかに、アンダーグラウンドなオールドスクールシーンを支えてきた
ラッパー、上記で述べたTHREACHEROUS THREE、FUNKY4+1、COLD CRUSH BROTHERS、
BUSY BEEやFANTASTIC FIVE等も忘れてはいけない。
彼ら無しではラッパーの歴史は語れないのだから。


<CHECK IT!MOVIE>
【RAP MANIA】
RAP MANIAというライブ映像と、アーティストのインタビュー。
数々のオールドスクーラーとニュースクーラーが出演しており、インタビューも見ていて
「へぇ~」と思える内容が盛りだくさん。

■DJ
DJとは、DISC JOCKEYの略。
ジャマイカ移民、クライヴ・キャンベルがジャマイカのDJスタイル(音楽文化はジャマイカの方が古い。
ちなみにジャマイカではDJはセレクターと言い、MCの事をDJという)をブロンクスに取り入れ、
彼が曲のビート部分をつなげて繰り返しかけるという”ブレイクビート”を生み出した。
そのクライヴ・キャンベルは後にクール・ハークとして知られ、HIPHOPの歴史を作った重要人物として
HIPHOP史に残るようになる。
そのクール・ハークが開いていたパーティーで、クール・ハークのプレイを見たジョセフ・サドラー
という男がDJスキルにさらに磨きをかけ、レコード盤を前後にこする”スクラッチ”の前身、
"RUBBING"を実践。
そしてそのスクラッチが、グランドマスター・セオドアによって発見されたことにより、DJの歴史が
一揆に加速した、(RUBBINGを発見したのはフラッシュだが、セオドアがこの逆回転リズムを
パーカッションとして取り入れた張本人。 )
ジョセフ・サドラーは「グランドマスター・フラッシュ」と名前を変え、フューリアス・ファイブという
グループと、当時としては革命的で7分にもわたる、政治的リリックの"THE MESSAGE"を発表。
(グランドマスターという名前は、HIPHOPと関わりを持つ無数のカンフー映画の
"グランドマスター○○"からとったと言われる。)
また、マスター・オブ・ザ・レコードとして知られるアフリカ・バンバータは、HIPHOP界における
非常に重要な人物で、クラフト・ワークのシンセサウンドを導入したりと、エレクトロ・ファンクの
先駆けともなった。また、HIPHOPだけではなくHOUSEやTECHNOにも影響を与えていった。
上記で挙げたクール・ハーク、グランドマスターセオドアとグランドマスターフラッシュ、そして
アフリカ・バンバータは後に今のニュースクール世代に称えられる偉大な人物となった。


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【SCRATCH】
DJの先駆者達がパーティーで曲のブレイクを始めて、ブレイクダンスやラップといったHIPHOP
カルチャーが産声を上げた瞬間から、近年のDJ哲学"ターンテーブリズム"にいたるまで、DJの歴史を
描いた巨匠(DJ)たちの究極のリアルストーリー。


■DANCE/BREAKIN'/B-BOY
正式名称は"B-BOYING"と言い、NY等ではB-BOYとはブレイクダンスをする人の事を指す。

それらしき踊りが現れはじめたのは70年代後半のことで、当時は今のような激しいブレイクダンス
ではなく、足のみを使ったシンプルなステップであった。
後にその踊りは進化していき、"Boie-oie-oings"と呼ばれるようになり、先に述べた足のみの
スタイルに手を加え、地面で体を支えて踊る踊りが現れそれが現在のフットワークのスタイルに
あたる。また、現在のアップロックというスタイルはブルックリン発のもので、当初はブルックリンから
生まれたことから"ブルックリンロック"と呼ばれていた。

B-BOYの第一世代の黒人クルーのニガー・ツインズや、今のロックステディーの母体の
ズールー・キングスも人気があった。 が、当初の踊りは現在のウィンドミルなどの体全体を使った
踊りはまだ無く、フットワーク中心であった。
77年頃からB-BOYINGの人気は降下していった。
しかし、ブロンクスに住んでいたプエルトリカンのダンサーが注目され、人気を呼び戻した。
その彼らは第二世代と言われ、そして現在のウィンドミルやヘッドスピンが登場した。
そして B-BOYINGは82年の映画「フラッシュダンス」により一部の地域から全米へ、さらには
世界的に知られるようになった。それ以降「ブレイクダンス」や「クラッシュグルーブ」などの
映画が次々に作られ、一大ブームとなった。
しかしまた人気は降下、B-BOYINGはただの流行りだったのではないかという目で見られた。
けれどこんな状況でも、真のB-BOYたちは、ブレイクダンスをし続けた。

90年代前半、LAやサンフランシスコで後に"The resurgence of B-boying"と呼ばれる
B-BOYINGの復興ムーブメントが起こりはじめたことにより、また全世界に広がった。
92年にはロックステディクルーが正式に活動を再開し、現在に至る。


ちなみに、B-BOYの"B"とはBLACKやBADなど思われている方も少なくはないだろうが、
正しくは、"ブレイクダンスをする人"ということからBREAK-BOYという意味である。
そしてB-BOYにはもうひとつの意味があると言われ、そのもうひとつの意味というのが
"BRONX"(NYサウスブロンクス地区の事)といわれている。


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【FLASH DANCE】
ダンサーになる夢を追う女性の姿を描いた青春映画。昼は製鉄所、
夜はナイトクラブのフロアダンサーとして働くアレックスは、日々プロのダンサーになることを
夢みて暮らしていた。
見ていて" 勇気"を与えられる映画。

【THE FRESHEST KIDS a histrory of b-boy】
DJクール・ハークやアフリカ・バンバータ、ロックステディークルーやケン・スイフトなどの
各世代トップアーティストのパフォーマンスや貴重な映像が見ることができる。
ブレイクダンスが生まれたその瞬間から現在までを描いたドキュメンタリー。


■ART/GRAFFITI
GRAFFITIとは、イタリア語で落書きを意味する『Graffito(グラフィト)』の複数形。

しかし、ここでひとつ言っておきたいのは「GRAFFITI→EAROSOL ART/WRITER/WRITING」
ということだ。
本来これはGRAFFITIとは言わない、と偉大なライターの一人、"PHASE2"は言う。
「まず、EAROSOLをGRAFFITIと言わないでほしい。
本当にこの文化の事をわかっている人間はEAROSOLをGRAFFITIとは絶対言わない。
GRAFFITIとは一体何を表すのだ?GRAFFITIという言い方は間違っている。だいたい、
最初から我々が自身を"Writer"と呼び、自身が描くことを”Writing”と呼んでいた。」

すでに街中で見た事のある方も多いだろうが、これはは壁にスプレーで字や絵を
描いたりする一種の「芸術」=「ART」みたいなものであり、1930年代にその原型が現れ、
60年代後半、フィラデルフィアのペンシルバニアから外に広まって行く。
最初に出てきたのはCORNBREADとCOOL EARLという人物だった。
そして 1970年代に"TAG(タグ)"と呼ばれる自分自身の名前を描く行為が広まった。


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【STYLE WARS】
オールドスクール時代のかなり貴重な映像が見る事ができる。まさに「リアル」。
今のように”流行り”としてではなく、本当に皆で考えたりしてやっているところが
時代をすごい思わせる映画である。


HIPHOPとは、言い換えるならば”リアル”と”個性”。
現実を知り、自分自身を大事にし、自分の個性を大事にする、そして自分らしくあることが
HIPHOPではないのだろうか。
ただの音楽ジャンルと思っている人も少なくはないだろうが、本当はとても奥の深いものである。
また、ブラックカルチャー、スピリチュアルがあったからゴスペルが生まれ、
そしてブルースやジャズやソウル、リズム&ブルースなどが生まれ、ROCKも含み、
そういった基盤があったからこのHIPHOPが生まれ、そして、上記で述べたアンダーグラウンド
のオールドスクールシーンを盛り上げた数々の伝説と謳われるアーティスト達がいたからこそ、ここまで成長した。