私的メモ(他人は見るべからず)

自分用に思いついたことやインターネット上の記事などをメモっています。(著作権どうなる?)皆さん見ないでくださいね。

リアルの人脈をインターネットで強化する「ソーシャルネットワーク」

2005年07月28日 | ソーシャルネットワーク
■ リアルの人脈をインターネットで強化する「ソーシャルネットワーク」

 ソーシャルネットワークサービスは、簡単に言うと「現実上の人と人のつながりをインターネットを使って管理できるようにしたサービス」のことです。現在、世界中で数多くのソーシャルネットワークサービスが提供されており、さまざまな実験が行なわれています。

 そのため、内容としてはサイトによって千差万別なのですが、一般的には、サービスを行なっているサイトでアカウントを作成したあとで、現実社会での知人にも招待状を送り、そのサービスに入ってもらいます。ソーシャルネットワークの特徴は、「知人から招待された人しか入れない」ということ、そして知人や知人の知人たちをインターネットというツールを使って、より広く機能的に、あるいは有効に生かせるようになっているということです。

 用意される機能に関しては、各サイトによって異なります。たとえば、あるソーシャルネットワークサービスでは、ネットワーク内で「コミュニティ」を作ることができます。このコミュニティには、あるテーマ(たとえば「同じ大学の出身者」「プログラムが好きな人」)を設定し、そのテーマに興味がある人の中で特定の人しか入ることができません。コミュニティへの入会条件は、たとえば、誰でも入れるもの、作った人の知人の知人まで参加できるもの、あるいは作った人だけが承認した人だけが入れるものなどさまざまです。同機能を利用することで、ある程度近い知り合いの人だけで、同じ嗜好の持ち主だけを募って安心してクラブなどを作れるわけです。

 また、別のサイトでは、「新しい友達作り」に重点が置かれています。趣味などの条件で異性を探したり、あるいは一緒に仕事をしたい人を探せます。いわば、新しい形の“出会い系”ですが、ソーシャルネットワークは誰か紹介がなければ入れないため、誰でも参加できてしまう普通の出会い系と違って、ある程度参加者の質は保たれているという安心感があります。ちなみにこの機能が有効に生きているのはFriend Finderなど英語圏のサービスが多いようです。



■ Orkutから火がついて……



サーチテリアの「ktst.jp」は携帯電話向けのソーシャルネットワークサービスだ
 現在では、技術者に詳しいユーザーだけではなく、一般的なユーザーもインターネットをよく利用しています。たとえば、メールを利用したり、ホームページを作ったり、あるいはブログ(Weblog)を公開したりする人もいるかもしれません。ソーシャルネットワーキングは、ブログなどに続く一般に受け入れられるインターネットの使い方として注目されているサービスです。

 以前から英語圏ではいくつかソーシャルネットワークに類するようなサービスはあったのですが、最近になって検索サイトとして世界的に有名なGoogleのスタッフが「Orkut」というサイトを作ったことで、話題となりました。Orkutは現在ベータ版とされており、英語しか使えませんが、国籍を「日本」としている人だけでも既にメンバーが15,000人を超えています。

 日本でも、「mixi」や「GREE」などの、ソーシャルネットワークサイトがオープンし始めました。たとえば「mixi」の場合、このサイト内でコミュニティを作ることができるほか、「日記」をつけることもでき、この日記を直接の知り合いや、知り合いの知り合いにだけ公開するというようなこともできるようになっています。なお、この日記は携帯電話から投稿できます。

 また本誌では「ktst.jp」という携帯電話向けのソーシャルネットワークサービスがスタートしたことが記事になっています。

 同サービスの場合、携帯電話ならではの機能も用意されています。たとえば、知り合いのプロフィール欄をクリックすることで、その人に直接電話するというようなことも可能なのです。つまり、知り合いや知り合いの知り合いに電話できる顔写真付きのオンラインアドレス帳として利用できるようになっているというわけです。

ソーシャルネットワークサービス最大のキーワードは「社交的」

2005年07月28日 | ソーシャルネットワーク
「ソーシャルネットワーク」という言葉は聞いたことがあるでしょうか? 今年、インターネット界に広がったニューウェーブとして、まず第一に「ブログ」、そして「ソーシャルネットワークサービス」が挙げられるでしょう。

 ただし、ソーシャルネットワークサービスはその性質上、利用前にいまいち全容をつかみにくいのも事実。この連載ではソーシャルネットワークサービスってなに? と疑問をお持ちのみなさんに、ソーシャルネットワークの世界をご紹介していきたいと思います。


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■ソーシャルネットワークサービス最大のキーワードは「社交的」


米Google社では、開発者に1週間の業務のうち1日は個人的なプロジェクトに携わるという決まりがあり、この時間を生かして作られた「orkut」は、日本にソーシャルネットワークを認知させる発端になりました
 まずソーシャルネットワークの中身に触れる前に、その名称について考えてみましょう。ネットワークはご存知の通り、コンピュータ同士をつなぎ、データリンクを行なう通信網を意味します。では頭についているソーシャルとは? ソーシャルを直訳すれば「社会」や「社交的」という意味になります。

 つまり、ソーシャルネットワークとは、「社交的なネットワーク」と表現しても差しつかえないでしょう。ソーシャルネットワークというコミュニティサービスでは、「社交的」という言葉が意味する、人と人とのつながりがサービスの鍵となっています。

 ソーシャルネットワークサービスでは、アカウントによりサービスの参加者を管理しています。その際、名前や職業、趣味などのプロフィールを登録し、自分がどのような人物なのかを公開することによって、信頼をもった交流を始めることができます。実際、本名を公開しているユーザーも多く、本名から数年来会っていない同級生を発見するなど、思いもよらない出会いに遭遇することもあります。

 従来は、インターネットで個人情報を公開するデメリットばかりが注目されてきましたが、ソーシャルネットワークにより非匿名性のメリットを引き出す環境が整ったともいえるでしょう。



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■招待制によって広がる友達の輪

 それではなぜ、匿名が良しとされてきたインターネットでプロフィールを公開することができるのでしょうか。その理由としては、「サービス参加への招待制度」というものがあげられます。多くのソーシャルネットワークサービスでは、すでに参加している人からの招待メールを受け取ることで、はじめて参加することができるようになります。

 招待する側は、実際の友人や知り合いを招待することになり、サービス内に参加できる人は、必ず誰かしらすでに参加しているユーザーとの接点がある人に限定されます。このような仕組みにより、ソーシャルネットワークでは、現実世界の友人・知人同士の人間関係に基づいた信頼あるネットワークが広がっていくことになります。

 つまりソーシャルネットワークとは、例えるなら「知り合いコミュニティ」です。すべてのメンバーが現実世界の知り合いとして誰かしらに繋がっていることから、健全なやりとりがなされると言えるでしょう。

 世間話をするグループもいれば、友人同士を引き合わせている出会いの場もあります。はたまた、お互いに健全な意識で参加している場ということもあって、ビジネスの話をやりとりする人もいるでしょう。ソーシャルネットワークとは、そうした「社交的な」コミュニティが「インターネット上で」運営されている場であり、個々の人間関係からネットワークが広がっていくのです。


日本のソーシャルネットワークサービス「mixi」のトップページ。「新規登録」ボタンが用意されていますが、招待制を採用しているため「招待メールが来るまでしばらくお待ちください。」と表示されてしまいます クローズドなソーシャルネットワークサービスでは、このような招待メールを受け取って始めてアカウント登録を行なうことができます




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■まだまだ歴史は浅いソーシャルネットワークサービス

 社交的で健全なコミュニティという特色を持ったソーシャルネットワークサービスですが、最初にインターネット上に登場したのは2003年3月頃。米Friendster社の「Friendster」を皮切りに米国を中心に広がりを見せていました。日本で話題になり始めたのは、やはり2004年1月に登場した「Orkut」からでしょう。これはgoogleのエンジニアが開発したということもあり、Googleのネームバリューで注目が集まったとも言えるでしょう。

 当時は「googleが出会い系サービスを開始する?」というニュースが駆けめぐり、それに連れてソーシャルネットワークサービスの存在が認知され始めました。Orkutでの日本人ユーザー数も1万人を超えるなど、いっとき盛り上がりを見せましたが、サービス内の対応言語が英語だけということと、ソーシャルネットワーク特有の招待制という馴染みのない制度も重なり、「ソーシャルネットワークサービスは敷居が高い」というイメージが芽生えしまったようにも見受けられます。

 そんな理由からも、ブレイク一歩手前という盛り上がりに留まっていたソーシャルネットワークサービスですが、2004年2月後半に、田中良和氏個人が開発・運営を行なっている「GREE」、株式会社イー・マーキュリーの「mixi」という2つの純国産ソーシャルネットワークサービスが誕生しました。

 最初こそ、ユーザーのとまどいも見られたものの、この2つのサービスは順調に支持を集め、多数の参加ユーザー数を獲得。現在では登録IDが15万に達しています。GREEとmixiという2つのサービスによって、ソーシャルネットワークが日本でも一般ユーザーに広まり始めたと言ってよいでしょう。

 今回は、ソーシャルネットワークの基本とその成り立ちをご紹介しました。次回は、多様化を見せ始めたソーシャルネットワークサービスの中から、新しい要素や独自の特徴などが見られるサービス、また、その使用方法などがユニークなものまで、日本国内だけではなく、海外で展開されているサービスを含めてご紹介していきます。


2003年3月から始まった「frendster」は、3カ月で100万人のユーザーを集めるだけでなく、米Google社から5,000万ドルの買収提案を断るなど、多くの伝説を残しています 日本のソーシャルネットワークサービスの先駆け「GREE」は、10万人以上のユーザーを抱えながらも個人で開発・運営を行なっています


ソーシャルネットワーク

2005年07月28日 | ソーシャルネットワーク
1年ほど前から、日本でもソーシャルネットワークが広がりをみせている。何をはしりとするのかは難しいが、Googleが提供したOrkutと呼ばれるサービスが、日本でもソーシャルネットワークの認知を広めたことは疑いようのないところだ。Orkutは基本的に英語しか扱えないが、それにもかかわらずOrkutには日本からのユーザも多く見られた。関心の高さがうかがえるだろう。

ソーシャルネットワークサービス
ソーシャルネットワークサービス(SNS)は、人間関係に的を絞ったウェブサービスの一種である。一言で表現することは難しいが、いろんな人のウェブサイトが集まったサービスと考えると、イメージしやすいかもしれない。通常のホームページサービスとの違いは、友達と親睦を深めるための機能や、新しく知り合いを得るための機能が、あらかじめいくつも用意されているというところだろう。

SNSのはしりは、今から2年前の2003年初頭、米国のFriendsterというサービスに見ることができる。日本では1年遅れの2004年初頭、Googleが提供を始めたOrkutと呼ばれるSNSの登場で、一躍脚光を浴びるようになった。日本におけるGoogleの知名度はきわめて高い。そのGoogleがSNSを始めたのである。日本のIT関連ニュースでこぞってSNSが取り上げられるようになり、一気に普及した。1年経過した現在でも、SNSを提供する企業は増えており、参加者は増加の一途をたどっている。今がまさに成長期といえるだろう。

SNSを利用するためには、まず、SNSを提供しているサイトでアカウントを作成する。アカウントは自分で申し込んで作成することもあるし、すでに参加しているユーザから招待してもらうこともある。現在日本で代表的なSNSは後者の招待タイプである。アカウントを作成したら自分用のページが用意されるので、まず自己紹介文を書いておくことが多い。次に友達をみつけて登録したり、自分の興味がありそうな話題を探して参加するのである。

ソーシャルネットワークサービスをつかって何をするのかということは人それぞれだ、今のところ日本では娯楽的な要素が強い。米国では仕事のためにスキルシート代わりという側面も強く持っている。

最近のある調査では、SNSに関する意見は大きく分かれたそうだ。SNSをすでに利用している人はとても便利なツールだと考えているが、参加していない人はそもそも興味がなく、興味がないので今後も参加するつもりはないという結果だった。確かに、実際にやってみないとどういったサービスかつかみにくい。そのあたりをふまえつつ、本稿ではSNSを紹介していこうと思う。
米国ではFriendster、Linkedin、Ryze、ICQ Universe、Orkut、eureksterといったソーシャルネットワークサービスが著名である。履歴書の集まりのようなサービスで職探しや人脈探しを目的としているものもから、友人や恋人探しを目的としたものまで様々な形態のものがある。

日本ではmixiとGREEが著名で、これらは友人とのつき合いに的を絞っている。mixiはイー・マーキュリーが、GREEは田中良和氏が開発し現在はグリーが運営している。mixiの方が人づき合い色が強く、コミュニティと呼ばれる機能を通じて趣味や娯楽を楽しむといった特徴がある。それに比べると、機能的には似ているが、GREEの方はビジネス色が強くなる感じである。

米国と日本のSNSは多少状況が違っている。米国では日本と違ってSNSの種類も規模も桁が違う。お国柄の違いといってしまえばそれまでだが、そもそも社会性の出るサービスだから、国ごとに特徴が出るのは当たり前といえば当たり前だ。

SNSは日記、いわゆるBlogと相性がよく、mixiもGREEも基本機能として日記機能を備えている。日本のSNSには、井戸端会議的な雰囲気がある。友人同士でくだらない話を楽しむといったことが自然にできる。ただ日記やメッセージに返信が書けるだけじゃないか、といえばそれまでだが、これがなかなか面白い。友人がどんな生活を送っているのかがわかるし、それにともなう言葉遊びも面白い。日本の場合、SNSとは、機能的にはBlogをさらに推し進めたものといっても誤りではないだろう。

ソーシャルネットワークに参加する
筆者自分、もともとSNSにはまったく興味がなかった。たまたまお世話になっている方に誘っていただいて参加したのがきっかけである。Orkut、mixi、GREEにご招待いただいた時点で、SNSの調査を始めると同時に、実際に参加して体験することにした。

そもそもSNSとはなんなのか。日本での状況からいえば、テキスト系サイトまたは日記サイトと呼ばれるものの集合体で、それらの相互関係が、もっとご近所的な雰囲気を持っているものといえる。もちろん、それとは違ったものもあるし、日記機能は米国のSNSというよりも日本での特徴でもある。一概にはいえないが、だいたいそんなところだ。

SNSに参加したら何をするのか。たとえばmixiの例をあげると、日記を書いたり、趣味やイベントを告知して、実際に会って趣味を楽しんだり宴会を開いたりしている人も多い。日記機能では、友達の日記が更新されると、それが簡単にわかるようになっており、友人同士で集まったときにくだらないおしゃべりに興じるといった、そういった雰囲気に近いものがある。

試しに、自分も誘われるままにコミュニティに参加して、実世界でのイベントに参加してみた。確かに新鮮で面白い。どういった目的で集まっているかもわかっているし、同じSNSをやっているという、一定のつながり意識もある。自分の友達もそうだが、自然にそうした行動をとっているし、そうやって見知らぬ人と出会うことを楽しんでいるようだ。なるほど、これは面白い。

今から5年前までは、インターネットの利用目的はウェブサーフィンとメールといわれていた。それがここ数年、インターネットを利用する目的からウェブサーフィンやメールの占める割合が減り、代わりにメッセンジャー、ストリーミングという新しい利用手段の割合が増えている。SNSもそのひとつだ。

SNS以前のサービスといえば、メーリングリストと掲示板がある。それらサービスは最近では減少傾向にあり、かわりにBlog、SNS、メッセンジャーが普及しているのだ。常時接続のブロードバンド環境が普及したことで、掲示板やメーリングリストよりも、もっと自然なコミュニケーション手段が求められる結果といえるだろう。

SNSが流行する背景には、当然ながら社会構造も関係があるだろう。特に都心部では、家族と離れて一人で暮らしている人も多い。職場以外で人に出会う機会も少ないし、近所付き合いもないがしろにしがちだ。これだけ人がいるというのに、なんだかキッカケがないのである。

SNSはその点で有用なのだ。特に今日本で流行しているmixiやGREEというサービスは、友人からの招待がなければ参加できない。参加してすぐになじみの友達がいるし、だいたい友達からどんなものかを聞いて参加するから、参加後の活動もやりやすい。友達関係が明らかになっているから、自然、ある程度その人の素性も知れる。どこかに集まって宴会をするにしても、誰の知り合いでどういった人なのかあらかじめわかるから、匿名の場合に比べて心配も少ないのである。

こうしたつながりへの対応は、若い世代ほど自然と受け入れる傾向にあるようだ。若い世代にとっては、ネットワークとはすでに当たり前としてそこにあるものであり、利用することに対して抵抗が薄い。

mixiやGREEがニーズに適合していたということは、その参加者数の増加からも見て取ることができそうだ。やってみると面白い。仲のよい友達や知り合いが多い方が面白いからさらに友達を誘う。誘われた友達が同じ理屈でまた友達を誘う。そうやって増えていくのである。たとえばmixiのこの1年の参加者数の変化と、1日あたりのページビューの変化を次に示す。参加者の増加の様子が手にとるようにわかるだろう。
もはやこの1年で、SNSは基礎を築いた感がある。4月3日の時点でmixiの参加者は50万人を突破しており、今後もしばらくの間はこの傾向が続き、参加者が増え続けるだろう。

SNSに関する議論
インターネットに詳しい方から見たSNSに対する意見は様々だ。現在日本で主流の方法は、すでに参加している人から招待されることで新しく参加できるというものである。いうなれば一見さんはお断りなのである。この招待制度を指して、閉鎖的なネットワークだと非難する声もある。

たとえば、この記事を読んでmixiやGREEに興味を持った方もいらっしゃるだろう。しかし参加しようにも、まずmixiやGREEに参加していて、お願いしたら自分を招待してくれるような友人や知人を探すところから始めなければならない。その点、確かに閉鎖的といえないこともないだろう。

他人の招待がなければいけないというところに、招待する人の好みが現れたり、招待することによる責任が生じる。それゆえ、閉鎖的で差別的でもある。しかし、そうして責任が分散しているために、強烈な監視機能がなくともネットワークがうまくまわるという特徴もある。このあたりはトレードオフの関係だ。

また、SNSにせよメッセンジャーにせよ、自分から積極的に働きかけることで活用できるツールである。SNSがはやっているからといっても、もともと人付き合いの苦手な人が人付き合いが得意になるとか、そういうものではない。ただし、人付き合いが苦手な人にとって、こうしたSNSは、人付き合いに慣れるためのきっかけにはなるかもしれない。

SNSを調べていくうえで、識者からいくつかの意見をいただいた。その中で特に次の言葉が印象に残っている。「mixiっていうのは、インターネット上にパソコン通信を実現したみたいだなって思ったよ」。確かに、それはある意味で的を射た表現といえそうだ。

SNSを提供しても、ベンダにとっては収益的に優れたものがあるわけではない。しかし、SNSを提供しているベンダは、それをやめようとはしない。それは参加者が自然に増えるという仕組みのおいしさにあるという。今度どのような展開をするにせよ、サービスベンダからすれば、参加者が多い方が何かとメリットが多い。広告収益やサポート収益を狙うにしても、参加者は多いにこしたことはないのだ。

いまでは街中でmixiやGREEという言葉を聞くことも増えてきている。一気に普及しつつあるSNSだが、この業界ははやり廃りが激しい分野でもある。今後どう発展していくかはわからない。しかし、SNSはとても面白いサービスだ。今試してみる価値はあるといえるだろう。

ソーシャルネットワークサービス

2005年07月28日 | ソーシャルネットワーク
米国を中心に人気になっているソーシャルネットワークサービスが、日本でも話題になり始めている。ソーシャルネットワークサービスとは、現実社会の人間関係をネット上で管理するサービスで、ビジネス上の人脈開発や恋人探しなど幅広く活用されている。

最近では検索エンジンのGoogleやAOLなども参入し、ただごとではない賑わいを見せている。日本ではようやく日本語のサービスがいくつか登場し、急速にユーザーが拡大している状況だ。なぜ、こんなに話題になるのか? ソーシャルネットワークサービスの魅力と可能性について追ってみることにした。
ネット版「友達の輪」

 ソーシャルネットワークとは何だろう? 日本語直訳で言い換えれば「社会交流のネットワーク」である。平たくいえば、現実社会における人的ネットワークを管理するサービスだろう。

 具体的に何をするかというと、まずサービスサイトにアカウントを作成した後で自分の人脈を登録する。知人とのコミュニケーションをこれまで以上に濃密にできる機能があったり、自分の人的ネットワークを視覚的に鳥瞰することで新しい出会いを見つけることもできる。

 イメージしやすいのが、フジテレビの番組「笑っていいとも」の人気コーナー、テレフォンショッキングで出てくる「友達の輪」だ。まず、誰それさんの知り合いを紹介してもらい、それを繰り返して友達の輪を作っていくという話だ。ソーシャルネットワークサービスは、それを自分の人脈に幅広く適用したものと思えばいい。

 例えば、知人の「友達リスト」を見て「あ、あの人を知っているんだ! それなら…」ということで、意外なビジネスに発展するかもしれない。もしくは、「あ、あの人の知り合いなの?」と共通の知り合いを発見する可能性もあるし、連絡が途絶えた級友と知人を通して再会するなんてこともあるだろう。

 こういった発見は、日常生活ではなかなか得られないものだ。身近な知人の意外な側面が見られるソーシャルネットワークは、対人関係にも大きく影響を及ぼすだろう。

確かな縁を築くための試行錯誤が続く

 ソーシャルネットサービスにおける人脈は、いわばメッシュ状で全方位に連結する可能性がある。当然、それが自由に行き来できれば、現実社会においてもあらゆるチャンスを得ることができる。

 米国の「LinkedIn」(http://www.linkedin.com/)や「Ryze」(http://www.ryze.com/)といったソーシャルネットワークサービスは、ビジネス上の人脈を構築するという謳い文句で、知人を通して誰かを紹介してもらうという使用法を強調している。ビジネス上の重要な人物を紹介してもらったり、場合によっては就職や転職で自分を売り込むためにその会社の重役を紹介してもらうなどということもあるという。

 この辺は、フリーで執筆活動をしている筆者にも有り難いところだ。仕事上、かなり多くの人に取材依頼をするわけだが、重要な情報を持つキーマンこそ捕まりにくい。その辺は日頃、広報の方々に大変お世話になりながらなんとか取材を取り付けるわけだが、やはり知人から直接紹介してもらう方が実際会ったときの距離感が近く、深く突っ込んだ話ができる。

 これはフリーランスに限らず、あらゆるビジネスで同じようにキーマンと接触しなければならないわけで、そんな時はソーシャルネットワークサービスは非常に効果的だ。ただし当然、現実社会のことなので「あの有名人と知り合い?ちょっと紹介してよ」という安易なリクエストに簡単に答えにくい。その仲介役となる知人や紹介される本人の判断が必要となってくる。

 そこでソーシャルネットワークサービスの多くでは、人脈の形成や紹介に関して「承認」「非承認」という選択肢を設けている。とはいえ、「非承認にしては気が悪くなるのでは?」という懸念から、非承認ボタンを押さないユーザーが増え、ネットワーク全体の質の悪化に繋がる懸念もあり、今後の課題となっている。

orkut2 プロフィール入力

2005年07月25日 | ソーシャルネットワーク

プロフィール入力




Homeから「Profile」のボタンを押すと、自分のプロフィールが確認・修正できます。



現在入力されているプロフィールが表示されます



追加、修正を行うときは「edit profile」ボタンを押します

プロフィールはいくつかの項目に分類されています。



画面右側のメニューから項目を選択することができます。

general 一般的な項目
interest 興味、趣味
contact メール、住所、電話等
photo 写真

professional 仕事関係

personal 個人のアピール
password パスワード変更

ではひとつずつ説明していきます
大前提として今のところ日本語は通りません。すべて英数字で書く必要があります。

general





first name: 名字

last name: 名前

gender:性別です maleが男、femaleが女です

relationship status: 男女関係を選びます。さすが出会い系!
no answer 答えたくないときはこれ
single 独身です
married 結婚してます
commited 恋人がいます
open marriage 結婚してるけど来るものは拒みません
open relationship 恋人いるけど(以下略)

birth day: 誕生日(公開制限あり)

birth year: 誕生年(公開制限あり)この項目を入力すると自動的に年齢が表示されるっぽい

zip / postal code: 郵便番号。日本だと入力しても無駄です

country: 国

i'm interested in: 何を求めてorkutをやってますか?複数選択可能です
friends: 友達
activity partners: 趣味なんかの仲間
business networking:仕事のネットワーク
dating: 恋人
men&women 両刀使い
men 男性を探してます
women 女性を探してます

childre: 子供
no いません
yes - at home fulltime います。同居してます
yes - at home parttime います。時々家に来ます
yes - not at home います。同居はしてません

ethnicity: 人種
asian アジア系
multi-ethnic 混血
(略)
other その他

religion: 宗教
agnostic 不可知論者
atheist 無神論者
buddist taoist  仏教 道教
christian catholic クリスチャン/カソリック
spritual but not religious 宗教ではないけどなんかスピリチュアルなかんじ
(略)
other その他

political view: 政治的態度
right-conservative 保守右派
centrist 中道
left-liberal リベラル左派
libetarian 自由論者
authoritarian 権威主義者
depends 場合によります
not political 政治にはあまり関心ありません

sense of humor:ユーモアのセンス 複数選択可(これはわかりにくい項目です) 
campy/cheesy 気取った、偽善っぽい
goofy/slapstick まぬけな、どたばたな
dry/sarcastic  乾いた、皮肉な、
obscure  ぼんやりとした
clever/quick witted  知的な、すばやい
raunchy  だらしない、扇情的な
friendly  フレンドリーな

sexual orientation: 性的嗜好(公開制限あり)
straight 異性愛者です
gay 同性愛者です
bisexual どっちでもできます
by-curious どっちも好きです

fashion: ファッションセンス 複数選択可
alternative (i'm stylish in my own special way)
オルタナ系:人と同じなんてヤだね!やっぱファッションは個性でしょ
casual (i'm usually in my favorite jeans)
カジュアル系:いつもお気に入りのジーンズさ
classic (my tastes echo long-established norms)
クラシック系:やっぱ定番物がいちばん
contemporary (i'm cool, but i don't need labels)
現代的:ブランド物なんて着ないけどもおいらはクールさ
designer (i'm a slave to designer labels)
デザイナーズ系:デザイナーズブランドの奴隷です
minimal (clothes are strictly optional)
ミニマル系:服なんか着れりゃいいんだよ
natural (i only wear natural fabrics)
ナチュラル系:オーガニックな自然繊維しか着ませんよ
outdoorsy (i'm usually dressed for the bush)
アウトドア系:山がオレを呼んでるぜ
smart (it's all about quality)
頭脳系:服は質にこだわるよ
trendy (i wear whatever's new and now)
流行命:流行最前線じゃないとダメ!ゼッタイ!
urban (my style is fresh from the city streets)
タウン系:僕のスタイルは都会でこそ生きる

smoking:喫煙
no 吸いません
socialy 付き合い程度
occasionally 場合によっては
regulary いつも吸ってます
heavyly ヘビースモーカー
trying to quit 止めようとしてます
quit 止めました

drinking:飲酒
no 飲みません
socialy 付き合い程度
occasionally 場合によっては
regulary 飲みます
heavyly すごく飲みます

pets:ペット
i love my pet(s) 大好きなペットを飼ってます
i like them at the zoo 動物園で楽しみます
i like pet(s) ペットは好きです
i don't like peta ペットは嫌いです

living:(誰と)住んでます (複数選択可)
alone 一人住まいです
with roommate(s) ルームメイトと住んでます
with partner パートナーと住んでます
with pet(s) ペットがいます
with kid(s) 子供と住んでます
with parents 両親と住んでます
friend visit often よく友達が遊びに来ます
party everynight 毎晩パーティーさ!

home town 出身地
 例:「Tsu, Mie pref.」 (三重県津市) 右側のプルダウンはアメリカの州名です。

web page:Webページを持っていたらそのURL 例:「http://www.rickdom.com」

describe yourself:自己紹介 プロフィールで一番目立つところに表示されるので慎重に
 例:「I am freelance writer , I looking for job everytime」 (私はフリーライターです。お仕事ちょうだい!)

interest



orkut

2005年07月25日 | ソーシャルネットワーク
   簡易マニュアル

googleやYahoo!やはてなからこのサイトへお越しの皆様へ
このページはまだ全然未完成です。完成させたいのはやまやまなのですが、筆者がどうにも多忙なため、進めることができません。ごめんなさい。
どなたかこの続きを書いてくれる神のような方はいませんでしょうか?
html化はやりますので、、、

登録


orkutは自由に登録することができません。のみならず非メンバーは閲覧すらできません。参加するためには誰かメンバーから招待を受ける必要があります。

招待状はこのようなメールです
subject:orkut - Invitation to join from Kazuhiro Taguchi

orkut.com.

orkut is a community of friends and trusted acquaintances that connects individuals through a social network that grows person by person.

With orkut, you can catch up with old friends, make new acquaintances through people you trust, and maybe even find that certain someone you've been looking for everywhere.

orkut helps you organize and attend events, join communities that share your interests, and find partners to participate in the activities you most enjoy.

To find out why Kazuhiro Taguchi thought you'd enjoy orkut and to discover who else you know is already a member, click on the link below:

http://www.orkut.com/Join.aspx?id=B43C3TR85M


* * *
(以下略)


一見してスパムメールのようなので見落とさないようにしましょう
登録するためにメール内のURLをクリックしましょう



招待された自分のメールアドレスを入力して「continue」を押しましょう



すると自分を招待してくれた人のプロフィール画面になります。プロフィールの見方は後回しにしてまずは画面上部の「accept invitation and signup(招待を受けて登録します)」を押します



すると初期情報の登録画面になります
一つずつ項目を説明します

first name: 名前

last name: 苗字

email address: メールアドレス

メールアドレスの右側にのマークが付いたプルダウンメニューがあります
これはどの範囲までこの情報をオープンにするかを選ぶメニューです

myself : 自分以外にはこの情報は公開されません
friends : 自分が友達として登録した人だけが見ることができます
friends of friends : 友達の友達までが見ることができます
everyone : 誰でも(orkutに登録した人)この情報を見ることが出来ます

メールアドレスや電話番号など情報によって公開する範囲を適切に設定する必要があります
電話や住所などはせいぜい「friends」までにしておくべきでしょう

続きの項目です

username:ログインするときのユーザーネームです。orkut内では先に入力したfirstnameとlastnameが使われます。このユーザーネームはログインだけに使用します

password:パスワードです

confirm password:確認のためもう一度パスワードを入力します

gender:性別です maleが男、femaleが女です

relationship status: 男女関係を選びます。さすが出会い系!
no answer 答えたくないときはこれ
single 独身です
married 結婚してます
commited 恋人がいます
open marriage 結婚してるけど来るものは拒みません
open relationship 恋人いるけど(以下略)

birth day: 誕生日(公開制限あり)

birth year: 誕生年(公開制限あり)この項目を入力すると自動的に年齢が表示されるっぽい

zip / postal code: 郵便番号。日本だと入力しても無駄です

country: 国

i'm interested in: 何を求めてorkutをやってますか?複数選択可能です
friends: 友達
activity partners: 趣味なんかの仲間
business networking:仕事のネットワーク
dating: 恋人
men&women 両刀使い
men 男性を探してます
women 女性を探してます

以上を入力したら「submit」を押します。
*マークがついている項目は必須なので入力しないと登録できません



自動登録防止のための確認ページです。
画面下部に出てくるアルファベット(この場合qwbrym)を入力します
「I agree and understand the terms of service.」の右側のチェックを入れます。
使用規約に同意するという意味ですので気になる人は読んでおきましょう(当然英語)
最後に「confirm」を押します



これで一応登録は終了です。これ以降はプロフィール作成画面になります。
必須項目はないので後でゆっくり入力することにして、とりあえず一番下のを押してどんどん先に進んでいきましょう。



最後にこのような画面が表示されたでしょうか?
これで登録は完全に終了です。



画面上部にあなたを「orkut」に招待してくれた人が表示されているでしょう
この人と友達になりますか?と聞いているので「Yes」を押しましょう


もう一度確認されるので「Yes」を押しましょう



登録された友達が画面右側に表示されていることがわかるでしょう
これですべて終了です。さあ次になにをやりましょうか?

プロフィールを充実させる
友達を増やす

TEXT:田口和裕

ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)

2005年07月25日 | ソーシャルネットワーク

●定義

ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)


Yahoo!辞書 ソーシャルネットワーキングサービス

インターネットに登場した新しいビジネスで、自分の人脈をネットで公開し、紹介し合うサービス。

会員制クラブと同じように、このサービスに入るには会員からの紹介が必要である。

会員が知人のメールアドレスをサイトの主宰者に知らせ、
そのサイトから「○○さんがあなたをご招待しています」というメールが届くことで、
新規登録が可能になる。

加入を希望する場合は、
そのサイトに名前、年齢、住所、職業、趣味などを記入し、登録する。

そうすることでサイト上に自分の写真と、
自己紹介が載ったページをもつことができる。

そして友人の第1号として紹介してくれた友人の写真を掲載する。
写真をクリックすると、その友人の知人リストを見ることができ、
自分と趣味のあう人がみつかれば、メールを出して友人となることもできる。

相手の承認を得たうえで自分の知人リストに加えることもできる。
そうすることで、次々とネット上で交友関係を広げることができる点は「出会い系」と似ているが、
招待状がない限り加入することができないので、一定の安心感がある

#実は招待制は、SNSの必要条件ではないのだが・・(写真も)
でも、確かに日本のSNSでは、その傾向が強いので、あながちむちゃともいえない。


はてなダイアリー - ソーシャルネットワーキング

「人同士のつながり」を電子化するサービス。自己情報のコントロールや出会い系といった目的を掲げ、各社がサービスを始めている。

暗に「つながりをもちたくない人を排除する」という意図も持つ

#これまたシンプルで、凄い定義である。

Wikipediaから引用する。

Social networking describes the process of connecting individuals via friends, relatives, and acquaintances--a person's "personal network." These networks can then branch out and allow friends to connect with people inside their accepted social circle, allowing for a perceived greater sense of security, compared to someone perceived as being anonymous and random.

Social networking has emerged as a phenomenon in 2003, allowing the newly-populous Internet to serve as both a buffer and a safety net for introduction to friends by friends once possible only in person.

This type of social interaction on the Internet is a logical extension of the blog and Instant Messaging phenomena: blogs allow for a more community of personal inquiry and thought while IM systems allow for only accepted users to chat. There are hybrids, however, such as the concept of FriendBlogs, which combines social networking with blogging.


ソーシャルネットワーキングは、友人、親類、知人などを通じた個々の繋がりを描くものであり、
すなわち「個々のネットワーク」を表現するものである。
このようなネットワークは、それゆえ人々たちを自分の信頼できる輪に呼ぶということであり、
無名が基本となるただのネット上よりも、信頼感が置ける。

SNSは、2003年に突如現れた。
人々は、これを友人たちに紹介するときに、信頼できうるものとして紹介できるものだった。

このようなネットにおける相互作用は、ブログやメッセンジャーなどの延長にあるものだ。
ブログは、個々の探求にコミュニティ性を与え、メッセは、ユーザーにチャットさせるものだ。
ハイブリッドな、ブログとソーシャルネットをつなぐような試みもある。


※かなり大雑把な訳なので、間違いあると思いますがご容赦をば。

IT用語辞典 e-Words : SNSとは 【ソーシャルネットワーキングサイト】 (Social Networking Site) ─ 意味・解説


 参加者が互いに友人を紹介しあって、
新たな友人関係を広げることを目的に開設されたコミュニティ型のWebサイト。

誰でも自由に参加できるサービスと、
「既存の参加者からの招待がないと参加できない」というシステムになっているサービスがある。

 自分のプロフィールや写真を公開する機能や、
新しくできた「友人」を登録するアドレス帳、
友人に別の友人を紹介する機能、
サイト内の友人のみ閲覧できる日記帳、
友人間でのメッセージ交換に使う掲示板やカレンダーなどの機能が提供される。

 有料のサービスもあるが、
多くは無料のサービスとなっており、サイト内に掲載される広告や、
友人に本やCDなどの商品を推薦する機能を設け、
そこから上がる売上の一部を紹介料として徴収するという収益モデルになっている。

 2003年頃相次いで誕生し、
検索エンジン大手のGoogle社が「Orkut」というソーシャルネットワーキングサイト
を開設したことで話題になった。


Posted by sns at 2004年09月02日 00:39