■ウイルスの感染経路
●電子メールの添付ファイル
ウイルスの感染経路として一般的なのは、電子メールの添付ファイルです。電子メールの添付ファイルとして送信されたウイルスを誤って実行すると、そのウイルスに感染してしまいます。
●電子メールのHTMLスクリプト 添付ファイルが付いていない電子メールであっても、HTMLメールであればウイルスを送信することができます。HTMLメールはホームページと同様に、メッセージの中にスクリプトと呼ばれるプログラムを挿入することが可能なため、スクリプトの形でウイルスを侵入させておくことができるのです。メーラーによっては、HTMLメールのスクリプトを自動的に実行する設定になっているものがあり、その場合には電子メールをプレビューしただけでウイルスに感染してしまいます。
●ホームページの閲覧 現在のWebブラウザは、ホームページ上でさまざまな処理を実現できるように、JavaScriptやVBScript、ActiveXコントロール、Javaなどのプログラムを実行できる
■ウイルスの感染経路
●電子メールの添付ファイル
ウイルスの感染経路として一般的なのは、電子メールの添付ファイルです。電子メールの添付ファイルとして送信されたウイルスを誤って実行すると、そのウイルスに感染してしまいます。
●電子メールのHTMLスクリプト
添付ファイルが付いていない電子メールであっても、HTMLメールであればウイルスを送信することができます。HTMLメールはホームページと同様に、メッセージの中にスクリプトと呼ばれるプログラムを挿入することが可能なため、スクリプトの形でウイルスを侵入させておくことができるのです。メーラーによっては、HTMLメールのスクリプトを自動的に実行する設定になっているものがあり、その場合には電子メールをプレビューしただけでウイルスに感染してしまいます。
●ホームページの閲覧
現在のWebブラウザは、ホームページ上でさまざまな処理を実現できるように、JavaScriptやVBScript、ActiveXコントロール、Javaなどのプログラムを実行できるようになっています。そのため、これらのプログラムでウイルスが埋め込まれたホームページを閲覧した場合は、コンピュータがウイルスに感染してしまいます。
●ネットワークのファイル共有
ウイルスによっては、感染したコンピュータに接続されているファイル共有用のネットワークドライブを探し出して、特定の拡張子を持つなど、ある条件で探し出したファイルに感染していくタイプのものがあります。このようなウイルスは社内のネットワークを通じて、他のコンピュータやサーバーにも侵入する可能性があります。とても危険度が高く、完全に駆除することが難しいのが特徴です。
●マクロプログラムの実行
マイクロソフト社のOfficeアプリケーション(Word、Excel、PowerPoint、Access)のマクロ機能を利用して感染するタイプのウイルスがあります。これらは、マクロウイルスと呼ばれています。Officeアプリケーションのマクロ機能では、高度なプログラム開発言語であるVBA(Visual Basic for Applications)を使用することができるため、ファイルの書き換えや削除など、コンピュータを自在に操ることが可能になります。そのため、マクロウイルスに感染したドキュメントは、ファイルを開いただけでVBAで記述されたウイルスが実行されて、自己増殖などの活動が開始されます。
ようになっています。そのため、これらのプログラムでウイルスが埋め込まれたホームページを閲覧した場合は、コンピュータがウイルスに感染してしまいます。
●ネットワークのファイル共有 ウイルスによっては、感染したコンピュータに接続されているファイル共有用のネットワークドライブを探し出して、特定の拡張子を持つなど、ある条件で探し出したファイルに感染していくタイプのものがあります。このようなウイルスは社内のネットワークを通じて、他のコンピュータやサーバーにも侵入する可能性があります。とても危険度が高く、完全に駆除することが難しいのが特徴です。
●マクロプログラムの実行 マイクロソフト社のOfficeアプリケーション(Word、Excel、PowerPoint、Access)のマクロ機能を利用して感染するタイプのウイルスがあります。これらは、マクロウイルスと呼ばれています。Officeアプリケーションのマクロ機能では、高度なプログラム開発言語であるVBA(Visual Basic for Applications)を使用することができるため、ファイルの書き換えや削除など、コンピュータを自在に操ることが可能になります。そのため、マクロウイルスに感染したドキュメントは、ファイルを開いただけでVBAで記述されたウイルスが実行されて、自己増殖などの活動が開始されます。