明日はわが身

冤罪という名の人為的な犯罪に巻き込まれることは対岸の火事ではない。明日はわが身である。

Haruさんへ 3

2008年01月10日 | その他

Haruさん。

いつもありがとうございます。

ではいつものように。

 

To i_2_meさん
腹立たしいとは思いますが,再現実験は,あくまでも十全と検察の提示内容に沿ってあげましょう.全然大丈夫です。むしろ間違いインチキ探しゲームは楽しいです
バスが動いていた,と検察は言っているので,バスが動いていたことにしましょう.(動いていた,ということはぶつかる瞬間に少なくともブレーキを踏んでいない,ということになります.)

また,スリップして停止した(=摩擦力で停止した)わけですのこれはどうなんでしょうか?ブレーキ痕の場合はブレーキでしょうが、スリップ痕の場合は何で停まったのか?,力学的エネルギーとして考える必要があり,この場合「0.5×質量×速度の2乗」になりますから,バイクの質量が300kg(なんですか?)で時速が60kmのときと,8tのバス(なんですか?)が時速10kmで走っている場合,それぞれのもつエネルギー量は倍・半分の差があるわけでなく,2割程度の差になります.(まぁ,だからこそ,スリップ痕が1mもできるのか?って思ったわけで.ちなみに時速100kmのバイクと時速60kmのバイクを比べると,約2.8倍の差があります.電卓を叩いてみて下さい.) 

 バイク 0.5×0.3t×60km/h×60km/h=540

バス 0.5×8t×10km/h×10km/h=400

という計算でよろしいのでしょうか?

これでは正面衝突すればバイクが勝ちですか?

バイク100km/hでは
0.5×0.3t×100km/h×100km/h=1500
ですか。すごいですね。
    
バイクもバスも諸元表がわかりませんので取り合えずということで。

  
2008/1/10(木) 午前 6:21 [ Haru ]
 
すいません,またも長々と...続きです.

擦過痕はバスから最も遠い箇所にあるものから衝突位置と認定された箇所の直線で近似できると思います.(判決文を読むと擦過痕がいくつかあるみたいですが,この直線におおよそ乗りませんか?)明らかに弧を描いてぶつかった,とするならば衝突時の弧の接線で近似できると思います.  
    
仮定ですから、Haruさんが30度でも60度でも決めたらそれでどうぞ。

  
2008/1/10(木) 午前 6:22 [ Haru ]
 
つくづく自分の記憶の悪さには参りますが,最初の頃に読んだwebサイトをすっかり忘却の彼方にやってました.
http://mrider.dyndns.org/
のサイトは拝見していたのですが,現場の写真だけに注目していて,文章やその他のイラストは無視してました.
再読させて頂きましたが,素晴らしすぎます.
http://mrider.dyndns.org/02/02.html
に非常によくまとめられていて荷重の移動も含め,詳しく記載されています.(凄過ぎる...)衝突時の入射角は「イメージ」ということで不明なので,そこは昨日記載の通り,高裁で認定された事実に即した内容で.

あれ?なんか,これとは別にコメントさせて頂くうちに,なんか妙にひっかかるというか,矛盾する気がするんですが・・・思い出したらまたコメントさせて下さい.単なる私の気のせいかも知れませんし.
今日のところはもう寝ます...  
    

  
2008/1/10(木) 午前 6:26 [ Haru ]
 
まだ,頭の中が整理しきれていないので,コメント下さい.

http://mrider.dyndns.org/image/01.jpg

http://mrider.dyndns.org/04/01.jpg
を見比べて思ったのですが,後者の写真って,事故直後の写真ですよね?いつ撮影されたものか,分かりませんが,少なくともバスが写っていない写真以外は,事故直後(少なくともバスを移動させる前だろうから,当日中でしょうか.)に撮影されてるわけですよね?そうですね

4つの写真が1つになっていますが,中段の2つの写真を見ると,特に中段2つの写真を見るとバスの車両側面に沿った形でブレーキ痕が付いてます.と,いうことは,横滑り,というよりも,むしろ,バスの正面方向への縦滑りという方が近い.ってことは...  
     
  
2008/1/10(木) 午前 7:46 [ Haru ]
 
「ケース1」
ブレーキを踏んでない(検察主張通り動いていた)

バイクがバスにぶつかる

バスが受けた衝撃(エネルギー)でバスが加速される向きは?

ブレーキを踏む(少なくともタイヤがロックするくらい.トレッド痕ができてはいけないので.)いや必ず普通はトレッド模様がでるようですよ。

1mのブレーキ痕(みたいなもの)ができる

もしくは

「ケース2」
最初からブレーキを踏んでいた(被告主張通り止まっていた)

ぶつかった

タイヤがロックした状態で滑る

1mのブレーキ痕(みたいなもの)ができる

これ以外にタイヤトレッドがないブレーキ痕ができる可能性があれば,コメント下さい.  
     
 
2008/1/10(木) 午前 7:46 [ Haru ]
 
「ケース1」の場合だと,単に時速10km+α(ぶつかった衝撃による加速を加味)でのブレーキと同等ですよね.つまり,1m程度のブレーキ痕ができる場合のバスの速度はどの程度なのか,が分かればいいわけで.(つんのめり方も半端ではないですが)

これは安く出来そうですね。壊す必要がない。

「ケース2」は,
http://mrider.dyndns.org/
でも指摘されてる内容に近いわけですが,そもそも1mのブレーキ痕(みたいなもの)ができたとて,止まっていたところにぶつかってきた,となるわけですよね.と,なると,バイクの速度云々もありますが,被告の罪状認否として...

以上のストーリーでおかしいところありませんか?どなたか,この内容で訂正ありませんか?  

仮に1mのなんだか痕が出来たとして、衝突から停止までは2.9mですから、他の1.9mは何してたんだ?ということになると思います。

mriderさんはその計算が合わないところは、検察の衝突位置の間違いに起因しているとして、前提の衝突位置をアレンジしたことを明記していたはずです。
     
  
2008/1/10(木) 午前 7:47 [ Haru ]
 
と,すれば,単に「バスは衝突時には止まっていた」という証明をするだけならば,厳密な再現実験は別に不要で,時速10kmのバスが時速~kmに加速するのは摩擦を無視して水平方向で運動量が保存されるとして反発係数が0の場合で求めてやれば十分でしょう.(これ以上にバイクのエネルギーを十全とバスに伝わる可能性は物理的に絶対無い.)計算にはバスの質量とバイクの質量が分かればよく,難易度は高校物理の教科書レベル.
もしくは,バスの速度が10km,バイクの速度が60kmとして,同様に反発係数を0で計算した場合に,バス(とバイク)の速度がいくらになるかを計算して,やはり1mのブレーキ痕ができる速度にならない,という説明でもいいでしょう.

およそそのような説明をしても聞く耳持たぬのが裁判所ですね。

もっとも,バイクをぶつけてほーらこれだけスリップして痕ができたでしょ,(ないしは,できないでしょ)というのを見せられれば,説得力はたっぷりでしょうけど

妄想的憶測としてはバイク100km/hでもスリップ痕は出来ない。出来たとしてもcm単位ではないかと思っています。この根拠的なものは追々論じて行きたいと思ってますのでまたコメントよろしくです。

理科が解らずに根拠とは何?という突っ込みはご勘弁。聞くだけ聞いてください。


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