松本衣デザイン専門学校 留学リポート

ヨーロッパ各地に滞在している当校在学生と卒業生の近況報告です。

ミラノ、Kより

2011-10-11 13:50:05 | ファッション
こんばんは。
部屋は無事に決まったのですが、インターネットの接続がなかなかできず、手間取っていました。

こちらの生活にもだいぶ慣れてきました。
時々、TにもMにも会って、ご飯に行ったり事務的な手続きをしたりしています。
2人とはあまり家も近くないし学校も違うので、お互いが休みの日でないと
会う機会はなかなかありませんが…

私が今住んでいるのは、ドゥオモからトラムで40分ほど行ったところで、
Viale Certosa というところです。街中すぎず、いいところです。
家の前をトラムが通っているので少しうるさいのが難点ですが。

一人暮らしで、家賃は570ユーロです(本来の家賃よりかなり値下げしてくれました笑)


そして、先週から授業が始まりました。
時間割は、

月曜日:休み
火曜日:17時30分~20時までパターンカッティング(松本衣でやっていたようなパターンの授業です)
水曜日:14時45分~17時15分までデジタルデザイン(パソコンでAdobe,Photoshopを使ってイメージを作ったりします)、17時30分~20時までIntroduction to Fashion Collection
木曜日:8時30分~11時までファッションドローイング(スタイル画で、人物、手足、顔、服の順に描いていきます)、11時15分~13時45分までパターンカッティング
金曜日:8時30分~11時までファッションマテリアル、11時15分~13時45分までアートとドレスの歴史、
      14時45分~17時15分までファッションドローイング

といった感じです。
どの授業も英語で、ファッションマテリアルのみ先生がイタリア語です。その授業のみ個々に機械を渡され、
そこからイヤホンを繋いで英語の同時通訳を聞けるようになっています。

クラスは20人ほどで、中国や台湾、韓国など、アジア人が多いです。
他には、ベルギー、インド、ポルトガル、ブラジル、トルコ、ロシアなど様々ですが、
イタリア人は1人もいません。そして話す時はほぼ英語ですが、
韓国の男女だけはイタリア語の方がいいらしく、その2人と話すときだけ
イタリア語です(たまにわからない時は英語も混ざりますが、理解してくれます)。

授業のテキストなどは自分で学校のイントラネット(校内ネット?)からダウンロードする形でした。
デジタルデザインとコレクションイントロダクションの授業では、課題のためにプリンターとスキャナーがあった方がよさそうです。

英語の授業とはいえ、技術系の授業ならまだしも、先生が喋るだけ、という授業があって、
しかも先生が早口で、ついていくのに一苦労です。そんなに英語が堪能なわけでもないので…

宿題もさっそく出され、画材や資材なども買いに行かないといけないので、
これからまだしばらくバタバタとした日々を過ごしそうです。


ミラノは風が突然冷たくなりました。
もう秋ですね…
ミラノの人たちの服が少しずつ夏服から秋・冬服に変わってきたので
その変化が楽しみです。


それでは。