松本衣デザイン専門学校 留学リポート

ヨーロッパ各地に滞在している当校在学生と卒業生の近況報告です。

11/19 ベルギーのJintsugawaさんより

2007-11-19 09:23:04 | ファッション
こんにちは。神通川です。
今日はアントワープで開かれた”ART EVENT 2007”
というのに行ってきました。
広い会場に各アーティストごとにブースが設けられていて
約350のブースがありました。
作品・技術は
Paint・Drauwing・Graphic・Photo・Sculptor・Ceramic・Glass・Jewel・
Object・Design 。
作品を展示・売買できます。
会場内を自分の気に入った作家のフライヤーを
手に取りながら歩き回るとほとんどのブースに
フライヤーと一緒にチョコやキャンディー・スナック・クッキーが
おいてあって、関係者の人たちもビールやらワインを片手にいて、
さすがベルギー。といった雰囲気。
{ベルギーは公共の体育館にもバーがある!!笑}
会場の片隅にもカフェ&バーがあって、お客さんたちもまったりモード。
アートは本当に生活の1部であるのだと感じました。
ニット作品を作っている人で、私が気に入った作家さんがいて。
その人はオランダ人なんだけど日本がすごく好きで、
また今年か来年あたり仕事で日本へ行くといっていました。
その人はまずFineartを勉強して、そののちにファッションへ移行
してきたとのことです。技法も学校で習ったわけでなく
すべて独学だそうです。でもなんとも魅かれる作品ばかりで、
やさしい感じでどこかなつかしい・ずっと自分が大切にしてきたモノの
ような感じを漂わせる作品たち。
その人の持ち物すべてが魅力的にみえるのでした。
また日本で展示会があったら絶対見に行きたいです。

どの作家さんも自分の世界と表現方法がピタッとしていて
”完成”されいていました。やっぱり美しいモノには魅力があるし、
見ているこっちが満足感を得られます。
コラージュ作品で”きれいだな~”と近寄ると、
布・レース・ガラス・ダンボール・錆びたモノ・など・・・・・
必ず異素材が組み合わされていて、それのうまいこと!
色ももちろん、素材の組み合わせがなんとも魅力的☆
あんな風なデザイン画があれば素敵だな~と思いました。
名札・フライヤーにしてもそれも作品。自分自身。
みんなぬかりなくすごく質のいいモノが多かったです。
今日はファッションではなかったけれど、自分もこんな作品が
作りたいな。。と感じる作家さんを発見できてとても心が満たされました。

アントワープのクラフトフェアーでした。

神通川

衣デザイン公式HP(パソコン用)
衣デザイン公式HP(携帯用)

11/16 ロンドンのYajimaAkaneさんより

2007-11-19 09:18:29 | ファッション
Hello!!
親愛なる松衣の皆様、お元気ですか??
矢嶋はひたすら元気です。とゆうか、病気なんてしてる暇がまったくありません。
学校休んだりしたら、ただでさえ学費高いのに、いったいいくら損してしまうんだと、
恐ろしくて休めません。
恐ろしいといえば、最近イギリスは鳥インフルエンザが流行っていて、しかも悪性で、
鶏肉が食べられません。数日前には、学校の裏の、廃棄物処理工場??で爆発があり、すごい煙があがっていました。こわやこわや。。。
Londonもすごく寒くなってきました。長野よりは寒くないのかもしれませんが、、なんとゆうか、突き刺さるような寒さです。‘痛い寒さ‘という言葉が似合うかな。。。
しかもかなり乾燥してて水分がないと干からびそう。。。
Londonの街はすでにクリスマスモードです。Oxford Street(表参道みたいな通り)は
クリスマスディスプレイですごいことになってます。

先日Tutrialが終わりました。チュートリアルとは、先生と二人で、最近どう??
どんな作品作ったの??ポートフォリオ進んでる??さぁプレゼンしてみて??
とゆうような、面接です。
私たちがこのチュートリアルの前に準備しなければならなかったことは、
A2サイズのボード3枚に自分の今までの過程をまとめる事、スケッチブック(A3サイズ)を進める、リフレクトジャーナル(日記のことでどんなもの見てどう思ったかなどをまとめておく)、あと何らかの作品、その他もろもろ、、です。

私は、自分のコンセプトに合わせて、一着、ケープを作り、
それをスタイリングし、写真の収め、フォトショップで加工し、
写真集のようなものを作り、それまでの過程と、イメージマップと最終的な形までをプレゼンしました。ようするに、小さな講評会です。見てくれる人が、チューター一人なのです。でもあたしの気合は松衣’s講評会でした!!
さらにこのときすでに、次のプロジェクトで、何をしたいか、相談します。
なんてめまぐるしいんでしょう。。。。でもなかなかの高評価でした!


さてANDでのお仕事ですが、無事V&A museumのドレス15着仕上げました。
危うくシルクサテンが大っ嫌いになるところでした。でもなんとかうまく付き合えました。
さらに追加オーダーもきて来週も忙しいです。
他のShopからのオーダーの服も私が作っています。
AzumiさんもDavidもなぜかミシンを使いたがらないので、私がすべてのアパレルを担当しています。土曜日には、プロのマシンニストの方も来てくれるらしいので、またいろんな技術教えてもらう予定です。

そんな感じで、矢嶋は具合悪いのにも気づかず毎日楽しく過ごしています。

それでは、来月帰国したとき皆様にお会いできるの楽しみにしています。
お土産のオーダーは早めにお願いします。笑


矢嶋でした!!!