松本衣デザイン専門学校 留学リポート

ヨーロッパ各地に滞在している当校在学生と卒業生の近況報告です。

ボローニャから!

2010-12-22 09:07:16 | ファッション


皆さんこんにちは。
ボローニャの川上です。

もうそちらも雪が降るそうですね。
ボローニャに慣れてくるにつれて、松本の気候を忘れつつあります。

こちらは相変わらず乾燥していて、日中も冷たい空気と風が身体を刺すような寒
さです。
けれどもミラノに比べて晴れる日が多く、空気も澄んでいるような。
朝バスを待つ時間や家路に向かうとき、何気なく感じる空気や匂いが心地良いで
す。


今回はメールのお返事で頂いた『食事』関連の報告?を中心にします。


太田さんおすすめのリストランテ、なんと住所がセコリ校のすぐ傍でした。
徒歩で30秒も掛からないところ。
学校帰り、とても楽しみにして向かったのですが・・・
残念ながら既に閉まっているようで、その場所には小さなシャッターが降りてい
るだけでした。

もしかしたら移転したのかも。と思い地元の人に訊いてみましたが、特に情報も
得られず。
是非そこの料理を食べてみたかったので、非常に残念です。
期待していた分なかなか諦めもつかず、真相が分かるまでは調べるつもりです。


リストランテといえば、ボローニャは『食の街』と言われるだけありますね。
街の至る所にリストランテがあって、ボロネーゼ一つとっても味や値段が様々で
す。

大抵は美味しいお店に辿り着きますが、ついこの間は『美味しいよ』と教えられ
て行ったリストランテがとんでもなく外れで・・。
その反動なのか、最近美味しいリストランテ探しが始まりました。
今はまだ地図上に丸印が増えていくのみで、この休みに少しでも足を運べたらと
思っています。


ちなみに普段の食事は自炊がほとんどです。
パスタ料理が中心で、理由は電子レンジがない為ご飯が冷凍できないのと、時間
と手間が掛からず簡単なため。
気が向いた時には前菜やデザートも作ります。

イタリアでの料理は、食材選びから食べるまでの過程が好きです。
パスタの種類は豊富ですし、日本では手を出さなかった食材を試したり、組み合
わせを考えたり。
家事の中でもとても充実した時間を送れています。

お気に入りは『トルテッロ《トルテッリーニ》』という詰め物がしてあるパスタ
と、『タリアテッレ』という平打ちのパスタ(どちらもボローニャでは有名だそ
うです)、『カッペリ』というケーパーの実?のピクルス、それからこちらに来
て初めて食べたアンチョビです。


まとまらない文章ですが、少しは伝わりましたでしょうか。
ご質問・ご要望ありましたら出来る範囲でこたえますし、他の情報も追々報告で
きたらと思います。


今日、今年最後の授業が終了しました。
午後の授業半分は、クリスマス前なので皆で持ち寄ったお菓子を食べながら談笑

その際ツリーの前で写真を撮ったので添付します。

24日にドイツ行きます、友達と四人で。
旅行報告楽しみにしていてください。

それでは皆さん健康で、素敵なクリスマスと良いお年をお過ごしください。

川上


ミラノより。

2010-12-06 09:41:53 | ファッション
Ciao!
ミラノから宮下です。

ミラノは11月末と先週の水曜日に雪が降りました。
長野より雪が降るのは、大分早いですね!
気温も毎日寒い日が続いています。
5℃~10℃くらいなのですが、長野より寒い気がします。
底冷えという感じです。
湿気が少ないので体感温度が違うみたいですね。
しかし、不思議と周りの人たちよりは平気なんです。
きっと、長野県の冬の寒さに体が慣れているからなんでしょうね。


先週学校で、縫製の授業のテストがありました。
課題は、色々なディテールのポケット。
ランダムに選んで、そのポケットのパターンを渡されて縫製するという内容です

私が選んだのは箱ポケットでした。
しかし、片玉縁ポケットと間違えて縫ってしまいました!
しかも綺麗に。(笑)
セコリの授業で習う箱ポケットと片玉縁ポケットのパターンは、なぜか同じ形な
んです!!
メンズのポケットで2.5~3㎝幅の片玉なんてありえるんでしょうか?


セコリは明日から1週間お休みです。
7日と8日がミラノの祝日なのだからだそうです。
この連休中に縫製の授業で使うパターンをやろうと思っています。
メンズジャケット33パーツ!!!
頑張ります!!!


12月5日の太田さんのブログの写真、なんだか懐かしい気持ちになって、涙が止ま
らなくなってしまいました。
まだ半年しか経っていないのに...。
ちなみに安曇野は私、あまり行ったことないんです。(笑)
しかし、長野県の風景!!!という写真に感動しました。
山並みがあって、田んぼがあって、空が広くて...。
改めて、日本、そして長野県が好きなんだなと実感しました。

しかし、帰りたいとは一度も思ったことはないです。
まだ、イタリアでやりたいこと、見たいものがたくさんあるので!!!
しっかり勉強して、遊んで、もっとイタリアのことを吸収しなくては!


では、また!