ボローニャの雑貨マーケット・・・・・

今回はボローニャの雑貨マーケットの様子をご紹介します。

ボローニャでは週末を主に各地で蚤の市のようなマーケットが開かれます。
その中でも特別大きいのが、毎週金・土曜日に中央駅近くの広場で開かれるマー
ケット。
通称『モンタニョーラ』です。
本来『モンタニョーラ』はマーケットが開かれる広場の向かいにある公園の名前
らしいのですが…。
周りの人がこう呼ぶので、私もそう呼んでいます。

金曜日の朝から多くのお店が集まり、早い時間にも関わらず毎回多くの人で賑わ
っています。
向かいの公園が高台のため、そこからは白いテントが広場を埋め尽くしてる光景
が眺められます。

出店しているのはアジア系を中心に多国籍、売られている品物もこれまた様々で
す。
カーテンやカーペットなどのインテリア雑貨やキッチン用品、バス用品、寝具、
衣類、古着、下着、鞄、靴、化粧品、電気系雑貨、アクセサリーや手作りの雑貨
などなど・・。
品数が豊富で、大型スーパーやIKEAで買えなかったものが手に入ることもありま
す。

価格は物によりますが、小さい日用品雑貨や下着などは安いもので1€～。
キッチン用品やバス用品は5€～、寝具や大きめの雑貨は10€～で購入
できかなりお得です。
靴や鞄、衣類は10€～ですが、季節の変わり目などセール時期はスニーカー
やパンプスが1€～。
古着が3€～で売っていたり、本革のブーツが50€切っていたりするの
もこちらならではです。

肝心の品質はそれこそ物によりけりで、当たり外れが多いのでよーく吟味する必
要があります。
しかしそれも『モンタニョーラ』の楽しみ方の一つ。
掘り出し物を見つけたり、シャンプーやライターなどの消耗品を購入したりする
にはぴったりです。（ちなみにこちらのコンロはライターが必要なものが結構多
い気がします）

私は今までにタオルと毛布、カーテンなどを購入しました。
今のところ外れはなく、価格も良いので一人暮らしの学生にはありがたいです。

説明だけではよく分からないと思いますので、写真も貼付します。
色々な物があり沢山写真を撮ったら添付し切れなくなりましたので、ほんの一部
ですが・・。
そのくらい豊富だということですね。

こんな感じでボローニャ生活も楽しんでいます。
次回はまた別の何かをご紹介できたらと思います。
それではまた。

（4年生のＫより）

ボローニャより。（4年生Ｋより）

こんにちは。
お久しぶりです。
ボローニャのＫ、元気でやっています。

遅くなりましたが学生の皆さん。
ご卒業・進級、それからご就職おめでとうございます。
今年の就職率は100％だと聞きました。
大変嬉しく、また、私もその勢いに負けないように！と改めて決意したところで
す。

今年は東北地方太平洋沖地震の影響で、卒進の会も例年と違う形で行われたそう
ですね。
講師の方々、学生の皆さんも無事と
の報告を頂き安心しました。
その他、卒業した友人たちからも無事の連絡を受けました。

今回の地震に関しては、日本のニュースやイタリアでの報道で情報を得ていまし
た。
こちらにいる日本人同士で情報の共有等もしていました。

繰り返し流れる被災地の映像や地震速報からは、とてつもない恐怖や不安を。
変わり果てた日本の姿には衝撃を受け、離れているからこそ過剰に心配にもなり
ました。

しかし、その気持ちだけで何かが変わる訳ではなく・・。
気を強く持ち生きている被災地の方々や、支え合っている日本人の姿。
国をも越えて助け合おうとする人々の温かさを目の当たりにして、とにかく今は
自分がすべきことに努めようと思いました。

ボローニャでも数日前に、小さな揺れでしたが地震がありました。
今までなら『この程度の地震』で済ましていたと思いますが・・。
今回の地震があり、しかも住んでいるのは慣れない土地とアパートの5階。
地震が起きてからとるべき行動や避難ルートなどを確認し直しました。
地震に対して直接できることはほとんどありませんが、とにかく自分の安全は自
分で確保出来るようにと。

長野県でもガソリン規制や、地域によっては停電もあると聞きました。
皆さんが色々な不便を抱え生活している中、イタリアに住む私がどんな言葉を掛
けていいのか分かりませんが・・。
とにかくこれからも余震等には十分気をつけて過ごしてください。
それからもちろんお体も壊さないように。