ご無沙汰しております。
9月末くらいから締め切りやらなにやらが続きまして、生意気にも忙しかったのですが一段落致しました。
既に発売しちゃってますが「恐怖箱 十三」にも一本だけ書かせて頂いております。
来週末には「恐怖箱 しおづけ手帖」も出ます。これらは実話です。
それとは別に2009年11月27日に、実話でない短編小説集「怪集 蠱毒」が出ました。
少々名前が似てますが、7月に出たやつとは違いますので一つよしなしにお願いします。
こちら元は去年の「遺伝記」同様、イベント「怪集」に集められた小説から本になったものです。
イベント本編にも二本くらい(黒いあいつ/男をアゲるデートマナーテクニック)書かせていただいたのですが、これがからっきしでですね、
奇跡の敗者復活戦にて、幸運にも一本採用していただく機会に恵まれました。
従って「蝗の村」(いなごのむら)は、珍しくWeb上ではお読み頂けない一本になっております。
自分では結構面白い話になったと思いますので、親愛なる他の皆様の作品共々一つお読みいただければと。
「クロスローダーの轍」とか、面白いですよ。
「蝗の村」はちょっと前から考えていつつも、なかなか形にならなかった話を
この機会に、と仕事休んで二日で書き上げたものです。
指が痛くなりました。百ページ前後ですので、無茶をしたもんです。
もし文字が小さくて読みにくいと思われるようでしたら、それは多分僕のせいです。すみません。
基本的にはクローズドサークルでのホラーにミステリ風の味付けをした物語でして
ミステリといっても犯人やトリック当てではありません。
難易度は相当高いと思います。
解答編以降にもページ数を割いてますので、お分かりにならなかった方も楽しんでいただけるのでは……と思っております。
思い起こせば、夏に「怪集 -蟲-」で松村進吉さんのお作に関連づける話を一本、というオーダーで「父と子と精霊と」を書きました。
「蝗の村」も「長市の祭」と僅かに関連する物語であり、「長市の祭」も実は松村作品の派生であったことから、
ずいぶん周り巡って来たものだなぁ、と感慨深いところです。
以下、あんまりネタがないですが、イースターエッグを。
黒いあいつ:
種作品ってのは初めて書きました。抜きどころが難しいものですね。
とりあえず正体不明のモンスターを作れば後続し易いかと思ったのですが、ダメでしたねぇ。
あ、タイトルに他意はありません。ゴキブリとダイレクトに書くのは避けたかっただけです。
男をアゲるデートマナーテクニック:
書いてて本当に吐きそうになりました。
書く方としても苦行であります。
苦行と知って、結果も予想できて、それでも書いてしまうというのは、ただの悪のりではなく
実話のほうの経験から来る影響ではなかろうか、と最近思っています。
書きたくても書けない話がある反面、苦しくとも書くしかないという面があるというか。
おっと話が逸れた。
週刊誌とかWebメディアの記事でよくある一方的なバッドノウハウ集ってあるじゃないですか。
ああいうの気持ち悪いなーとよく思っていたので、ものすごくバッドにしたらどうなるかな?とやってみました。
案の定……です。お気に入りですが。
これは色々ギミックを仕込んでいて、正答例と誤答例を示すセリフの前の○×が最後のところでは伏線を兼ねるようにしてあります。
心残りは UTF-8 のまま送ってしまったため、「~」が全部化けたところですね。
(10年前の処理系ならともかく、まさか今時波ダッシュが変換で化けるなんて……)
9月末くらいから締め切りやらなにやらが続きまして、生意気にも忙しかったのですが一段落致しました。
既に発売しちゃってますが「恐怖箱 十三」にも一本だけ書かせて頂いております。
来週末には「恐怖箱 しおづけ手帖」も出ます。これらは実話です。
それとは別に2009年11月27日に、実話でない短編小説集「怪集 蠱毒」が出ました。
少々名前が似てますが、7月に出たやつとは違いますので一つよしなしにお願いします。
こちら元は去年の「遺伝記」同様、イベント「怪集」に集められた小説から本になったものです。
イベント本編にも二本くらい(黒いあいつ/男をアゲるデートマナーテクニック)書かせていただいたのですが、これがからっきしでですね、
奇跡の敗者復活戦にて、幸運にも一本採用していただく機会に恵まれました。
従って「蝗の村」(いなごのむら)は、珍しくWeb上ではお読み頂けない一本になっております。
自分では結構面白い話になったと思いますので、親愛なる他の皆様の作品共々一つお読みいただければと。
「クロスローダーの轍」とか、面白いですよ。
「蝗の村」はちょっと前から考えていつつも、なかなか形にならなかった話を
この機会に、と仕事休んで二日で書き上げたものです。
指が痛くなりました。百ページ前後ですので、無茶をしたもんです。
もし文字が小さくて読みにくいと思われるようでしたら、それは多分僕のせいです。すみません。
基本的にはクローズドサークルでのホラーにミステリ風の味付けをした物語でして
ミステリといっても犯人やトリック当てではありません。
難易度は相当高いと思います。
解答編以降にもページ数を割いてますので、お分かりにならなかった方も楽しんでいただけるのでは……と思っております。
思い起こせば、夏に「怪集 -蟲-」で松村進吉さんのお作に関連づける話を一本、というオーダーで「父と子と精霊と」を書きました。
「蝗の村」も「長市の祭」と僅かに関連する物語であり、「長市の祭」も実は松村作品の派生であったことから、
ずいぶん周り巡って来たものだなぁ、と感慨深いところです。
以下、あんまりネタがないですが、イースターエッグを。
黒いあいつ:
種作品ってのは初めて書きました。抜きどころが難しいものですね。
とりあえず正体不明のモンスターを作れば後続し易いかと思ったのですが、ダメでしたねぇ。
あ、タイトルに他意はありません。ゴキブリとダイレクトに書くのは避けたかっただけです。
男をアゲるデートマナーテクニック:
書いてて本当に吐きそうになりました。
書く方としても苦行であります。
苦行と知って、結果も予想できて、それでも書いてしまうというのは、ただの悪のりではなく
実話のほうの経験から来る影響ではなかろうか、と最近思っています。
書きたくても書けない話がある反面、苦しくとも書くしかないという面があるというか。
おっと話が逸れた。
週刊誌とかWebメディアの記事でよくある一方的なバッドノウハウ集ってあるじゃないですか。
ああいうの気持ち悪いなーとよく思っていたので、ものすごくバッドにしたらどうなるかな?とやってみました。
案の定……です。お気に入りですが。
これは色々ギミックを仕込んでいて、正答例と誤答例を示すセリフの前の○×が最後のところでは伏線を兼ねるようにしてあります。
心残りは UTF-8 のまま送ってしまったため、「~」が全部化けたところですね。
(10年前の処理系ならともかく、まさか今時波ダッシュが変換で化けるなんて……)