夜のブログ

講評です

怪集 蟲

2009-08-03 18:37:38 | 遺伝記
ご挨拶が遅れて面目ありません。深澤夜です。
竹書房恐怖文庫「怪集 -蟲-」が7月末日より発売中でございます。よろしくお願いします。
著者は「超」怖い話の編著者を襲名したばかりの松村進吉氏と、auブログのこぐま座、否、ポラリスことつくね乱蔵氏。
監修は「*」怖い話シリーズの加藤一氏です。
表紙は何と、「幽刻記」「虚空に向かって猫が啼く」ほか怪談界に多大な貢献を為されてきた西浦和也氏であります。

お近くのコンビニでも買えると思います。
ご飯や麺類とも良く合うと思いますので、おかずとしてもう一品のつもりでどうぞ!
というわけにはいかないと思いますが。残念ながら。

(実はあまりにもBlogに思い入れが入らないので新調しようかなとか思ってた矢先ですが
そんな時間はどうにも都合がつかず、まぁこのままでもいいやとご挨拶と宣伝です)

あまりホラーだとか何だとか枠に捕らわれず、楽しんでいただけることを最重要視して書いたつもりです。
ホラーでもSFでも冒険小説でもミステリでもありませんし、そのどれでもあると思ってます。

ところで、重要なピースを一つだけ余らせてしまいました。
それはナイーブ過ぎて和哉君や村上さんにとっては永遠の謎でしょう。
どうしても彼女の気持ちを理解し、代弁出来るキャラクターが残っていなかったのでこのピースを入れるのは諦めましたが、
僅かに隙間を残したままになってしまったのは痛恨の極みであります。
書いた僕にとってもそれは永遠の謎だ、と思う他ありません。

残念といえばもう一つ。
西浦和さんの書かれた表紙には、別バージョンがありました。
そちらのほうの破壊力が凄まじいものだったのですが、あまりにも凄すぎた為にお蔵入りとなってしまいました。
合掌。
新しい表紙もクールで物悲しくて好きです。



あ、そうだ。こぼれ話を一つ。
この本に関するやりとりを加藤さんとメールでしていたところ、gmailのAdSenseが以下のような広告を出して来ました。

> ライトノベルはまだ書くな
> 応募作の90%は書く前に落選している!入選作の秘密とは?

やっかましいわ!!