川口市のお客様よりアンテナの受信状態が悪いので点検してほしいとご依頼いただきました
アンテナは3年ほど前に他業者さんが立てたのですが、工事の印象が悪かったようで当店に手直しのご依頼をいただきました
問題のアンテナはこちらです。支線もダラ~ンと緩んでいて屋根馬も簡単に動いてしまいます。
UHFアンテナが、民放キー局用とテレ玉用にそれぞれ建っていてUU混合され、BS/CSアンテナとUHF/BS/CSブースターが設置されています
事前にテレビ端子でレベル確認をした所、地デジのレベルが乱高下していて、BSは大体安定していたのでUU混合器をチェックするとケーブルが簡単に抜けてしまいました
こちらを確り締めなおしてテレビ端子で確認するとレベルも安定したのですが、改善点は多々ありました
お客様はブロックノイズでストレスを感じていた他に、強風が吹くとアンテナが揺れていたので心配していたそうです。
ご相談の結果、アンテナやブースターは再利用してマストや屋根馬は新しい物に交換して建て替えました
まずはアンテナを取り外して地面に下します
マストは25ミリの細いのを使用して、補強無しの屋根馬を使用しています
金具類も3年で錆が出てきているので、後で錆止めを施しました。
当店では、屋根馬で地デジとBS/CSアンテナを建てる場合、屋根馬は頑丈な補強付き屋根馬を使用します
ステンレスの支線も1.4ミリの細いのを使用していたのですべて撤去して、1.6ミリで新たに上下2段で支線を張ります
先ずは上段を水平器を使用してこのように
マストは32ミリの太くて錆びにくい溶融亜鉛メッキに変更。マストの先端はキャップ付きを使用して、マスト内部の錆の抑制と、笛鳴り軽減効果を期待します。
テレ玉用のUHFアンテナを上段に取り付け
民放キー局用のUHFとBS/CSアンテナも取り付けました
各局のアンテナ直下のレベルです
電波が強烈です。なぜかと言うとスカイツリーが屋根から目視できます。民放キー局だけなら地デジは屋根裏に設置したいのですが、テレ玉もご視聴したいそうなので以前と一緒で屋根上にアンテナを設置しました。
以前アンテナを建てた業者さんは、梯子を雨どいに直接掛けて上り下りをされていたそうで、雨どいが曲がらないか気が気でなかったようですが、当店は便利な道具があるので雨どいに荷重をかけません。
最後にブースターの調整をしながら全てのテレビ端子で確認をします
お客様、当店へのご依頼誠にありがとうございました。「工事費で選んで失敗したので今度は確り工事してもらいたいからハイブリッド電気さんに依頼しました」と仰って頂き嬉しかったです。これからも頑張りますので今後ともよろしくお願い申し上げます。
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