ひゃっかんのひとりごと

日常生活の中で感じた事を、防備録の代わりに徒然に。

集中力は相変わらず

2006-07-05 | 闘病日記
 大分気分的には高揚してきた感もあるが、相変わらず集中力だけは持続しない。特に画面を見ているとダメなのだ。取り急ぎ映像編集をしなければならない物があるのに、10分が限度だ。会社の仕事の多くはクラシックの演奏会の収録なので、大体2時間の尺になるので、10分に1回休憩しないと(15分ぐらい)続かない。もちろん通常のテレビもろくに見る事が出来ない。
 鬱病の原因は色々あるとは思うが、思い通りに撮ってこない撮影者のセンスの無さに一喜一憂、いや一憂一憂である。まずこれが一番大きいと思う。結局人が育たなかったという事で、会社は解散する事にしたのだが、この残務処理もまだまだ沢山残っている。新たに会社を立ち上げても今度は営業を頑張らないと、上手く廻らないだろう。
 話は突然変わるが、先日私の最も尊敬するヴァイオリニスト、いや音楽家であるA氏と話をしていると、気分が明るくなってくる。彼は本当に素晴らしい音楽家であると同時に、人間的にも大変素晴らしい人である。私はクリスチャンでイエス様を敬愛してやまないのだが、同様に彼の事も信頼しているし敬愛もしている。もしかしたらイエス様の生まれ変わりなのかも知れない。彼の醸し出す音楽は神々しいし、私が収録した彼の演奏を聴いていると心穏やかになる。
 休憩中の15分は彼の演奏に没頭する事にしている。そうするともう一度映像に立ち向かう元気が出てくるのだ。
 私はファゴットという楽器で演奏の仕事をして食べてきたが、ファゴットという楽器が好きなのではなく、素晴らしい音楽が好きなのだという事を当たり前な事をついつい思ってしまう。

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