ひゃっかんのひとりごと

日常生活の中で感じた事を、防備録の代わりに徒然に。

集中力の向上

2006-07-09 | 闘病日記
 鬱病とハッキリ診断されたのが4月ではあるが、今思い返せば昨年の夏頃からその兆候があったように思う。眠りが浅いのは元々だったから余り気にしていなかったが、会社で1~2時間程仮眠をしないと仕事が出来なくなってきたのだ。映像の編集を続けて画面を見続けると気持ち悪くなる→気持ち悪くなるので仮眠→再び仕事に戻る→自宅に戻り酒浸りで、酔った勢いで眠る。その繰り返しを暫く続けてきたのだが、秋口頃から仮眠も出来なくなり(時間的にも体力的にも)、気持ちが悪い時間を治めるためにボーっとした時間を作るようにした。
 もの凄い仕事の効率の落ち方だ。以前は映像のレンダリングやテープに編集が終わった物を書き出している間に、別の音声の編集をしていたのだが、1日に1業務やるのが精一杯になってしまった。どんどん集中力が落ちて来たのだ。
 (恐らく)鬱病がひどくなったのが年明けからだと思う。とにかく10分と集中力が続かなくなってきたのだ。丁度その頃実家の建て直しの話と引っ越しの話とか、色々な事が重なって、様々な交渉事を一気に引き受けてしまった物だからストレスは溜まる一方だ。何でも手伝うと言っていた義姉は来ても何の役にも立たないし、むしろ居てくれるだけで邪魔になる。ならば実兄が来れば良いのだが、仕事が忙しく来られないらしい。俺だって仕事を抱えながらやっているのだから何らかの形で手伝ってくれても良いのに…。なんて事があるともう何をやるのも嫌になってきてしまった。
 仕事も然り。他人が撮ってきた映像を見るだけで腹立つどころか、「製品になった時の完成型を想像して撮影して来い!」と思うのだが、何年やっても上達しない物は上達しない。お前には才能がないのか?給料泥棒め…。
 音声の収録に行っても、一緒に行った奴はマイクの5センチの差が判らないらしい。奥行き感と音程(音質)が違うだろう!! 芸大のしかも大学院まで出たんだろ?? もし判っていてやろうとしないのだったら、仕事をする上でプロフェッショナルとしての自覚に欠けている。
 そんなこんなしているうちに4月頃から鬱病(と医師に診断され)がひどくなり、休職する事にした。そして昨日最後の映像の仕事を終えた。会社も解散する事になり、独立する事になった。これでやっと全てのしがらみから解放される。こうなると薬の効果と様々なストレスの要因からの解放で大分集中力が向上するようになってきた。
 今では1時間程度なら連続して集中する事が出来る。10分も持たなかった集中力が6倍以上に増えたのだ。これから先はもっと続くなるような気がするし気持ちも大分向上してきた。
 ただ食欲の不振と、喉の渇きだけは続いている。取り敢えず今の体重から10キロ以上減っても同じ状況だったら、その時に慌てる事にしよう。
 

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