人生って何が起こるかわからない。
もちろん、誰しもが自分の未来に降りかかる出来事なんて、
何ひとつ知らずに生きているわけだけど…。
自分とは無縁の世界だと思っていたことが、
ある日自分に降りかかる………。
そんな日が、私にもやってきたのかも知れない。
ことの始まりは昨年12月。
健康情報番組好きの私は、「発掘!あるある大辞典」を見ていました。
その日の特集は「女性の身体総点検スペシャル」。
会社ではバリバリに働いてきた41歳。
事務系の仕事ではありますが、あれもこれもと任されて、
安いお給料とは対照的に、悲鳴を上げるほどの忙しい毎日です。
そんな自分にとって、これはちょっと気になるテーマでもありました。
生理痛が激しかったり、子宮内膜症も持っていたので、
子宮方面の検査は何度か受けていましたが、
乳がんに関してはまったく意識したことがありませんでした。
会社で行われる健康診断では、そこまで診ませんし、
婦人科検診の案内が来ても、忙しさにかまけて受診したことがありません。
そういう人、私以外にも結構多いのでは??
だからTVでセルフチェックを「さあ、やってみましょう」と言われた時に、
初めて「あれ?なんか左右の感触が違う?」と気づいたのです。
ただその時は、まだ生理後の胸の張りが残っている時期で、
「気のせいかもしれない」と思いました。
張りが引くまで数日待って、もう一度確認しよう、と。
そして1週間後、そういえば…と思い出して再度チェックしてみると、
右の乳房にはっきりとした「しこり」が確認できたのです。
それも決して小さくはないように思えました。
なんで今まで気づかなかったのでしょう。
それが12月26日の夜のことでした。
仕事は半端じゃなく忙しい時期でした。
年内に済ませなければいけない物もたくさんあったし、
年明けでも1~3月までは、どう段取れば完遂できるかと、
ずっと頭を悩ませている過密スケジュールが控えていました。
病院に行っている時間があるのか?
治療に時間がかかったら、仕事は一体どうなるのか?
…けれどもし今、行かなければ、自分はこの忙しさに流されて、
あっという間に半年くらい経ってしまうだろう。
そのときに手遅れだと言われたら、取り返しがつかない。
ほっとけばたぶん、片胸を失うかもしれない。
もっと悪ければ、死んでしまうかもしれない。
私は病院に行くことを決心しました。
それも明日、行こう、と。
どこの病院に行けばいいのか、まったくあてはありませんでしたが、
ためらっている時間はないと思いました。
そしてこの日の決断が、全ての始まりとなったのです。
もちろん、誰しもが自分の未来に降りかかる出来事なんて、
何ひとつ知らずに生きているわけだけど…。
自分とは無縁の世界だと思っていたことが、
ある日自分に降りかかる………。
そんな日が、私にもやってきたのかも知れない。
ことの始まりは昨年12月。
健康情報番組好きの私は、「発掘!あるある大辞典」を見ていました。
その日の特集は「女性の身体総点検スペシャル」。
会社ではバリバリに働いてきた41歳。
事務系の仕事ではありますが、あれもこれもと任されて、
安いお給料とは対照的に、悲鳴を上げるほどの忙しい毎日です。
そんな自分にとって、これはちょっと気になるテーマでもありました。
生理痛が激しかったり、子宮内膜症も持っていたので、
子宮方面の検査は何度か受けていましたが、
乳がんに関してはまったく意識したことがありませんでした。
会社で行われる健康診断では、そこまで診ませんし、
婦人科検診の案内が来ても、忙しさにかまけて受診したことがありません。
そういう人、私以外にも結構多いのでは??
だからTVでセルフチェックを「さあ、やってみましょう」と言われた時に、
初めて「あれ?なんか左右の感触が違う?」と気づいたのです。
ただその時は、まだ生理後の胸の張りが残っている時期で、
「気のせいかもしれない」と思いました。
張りが引くまで数日待って、もう一度確認しよう、と。
そして1週間後、そういえば…と思い出して再度チェックしてみると、
右の乳房にはっきりとした「しこり」が確認できたのです。
それも決して小さくはないように思えました。
なんで今まで気づかなかったのでしょう。
それが12月26日の夜のことでした。
仕事は半端じゃなく忙しい時期でした。
年内に済ませなければいけない物もたくさんあったし、
年明けでも1~3月までは、どう段取れば完遂できるかと、
ずっと頭を悩ませている過密スケジュールが控えていました。
病院に行っている時間があるのか?
治療に時間がかかったら、仕事は一体どうなるのか?
…けれどもし今、行かなければ、自分はこの忙しさに流されて、
あっという間に半年くらい経ってしまうだろう。
そのときに手遅れだと言われたら、取り返しがつかない。
ほっとけばたぶん、片胸を失うかもしれない。
もっと悪ければ、死んでしまうかもしれない。
私は病院に行くことを決心しました。
それも明日、行こう、と。
どこの病院に行けばいいのか、まったくあてはありませんでしたが、
ためらっている時間はないと思いました。
そしてこの日の決断が、全ての始まりとなったのです。