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●レディースルームシェア運営、行政書士
●All round writerプロ作家志望

エロ小説 【後妻業の女】2

2024-07-10 15:50:19 | 政治

【親子の素性】

母親は ひなた早苗と名乗った。年は36歳で娘は加代。14歳で中2と自己紹介された

「ひなた? どんな字かな」と訊いたら 日が向くと早苗は説明し アパートの賃貸契約書に署名した

もともとは栃木県生まれと言い、なまりのない綺麗な標準語を使った

 

早苗は丸顔の短髪で一見、人懐っこく 社交的な感じだが 目の奥に光るものはこれまでの苦労があるのだろうか 

警戒と猜疑があるのを 立夫は感じ取った

母親の横に座った娘が顔を上げ 真っ直ぐ立夫に向けた 視線が合うとニコッとした。

 テレビに出てくるような アイドル顔だった。

(これで14歳?) 背もゆうに165はあるようだ。ずいぶんと大人びて見えた

ショートパンツから伸びる脚線美に視線が思わず吸い寄せられる。

「立派なお家ですね・・羨ましいわ おひとりでお住まいですか?」

早苗はリビングの部屋を見まわして 庭園の灯篭にため息をつくように言った

 

「そうです 父親が生まれ育った家で 僕で3代目ですよ 戦争でもこの辺は空襲を逃れてましてね この辺はみんな古い家ばかりですよ」

妻と別れ一人暮らしであることや年も56であることを告げた

「前嶋さんて 独身なんですね 若く見えますね まだ40代かと・・思いましたよ」

「あはは 世辞にしても うれしいことを言ってくれる奥さんだ・・お、これは失礼 ご亭主はいなかったんですね」

「いいんですよ 私は男運が悪いのか・・それとも自業自得なんでしょうね  この子と二人暮らしですよ」

関西に来たのは再婚するためだったが その再婚相手にふられて 路頭に迷い 和歌山で仲居をしていたが 都会の大阪で出直したいと

役所に行ったら 民生委員の安田を紹介してもらったというワケだ

早苗は構える風でもなく 淡々として身の上をざっと語った

 

「そうかい? まあ・・安田は悪い人間じゃないしね 僕のところに 困ってる人をずい分連れてきたよ 

僕のアパートは あんたたちのような人ばかりだから 安心していいよ」

「再婚相手をね・・あなたほどの綺麗な方ならすぐに見つかりますよ」

「まあ、綺麗だなんて・・私なんかだめです 振られてばかりですよ」

確かにそれは世辞だった 普通というかありふれた中年女だが 色香を放つ体つきを言えばいい女だった

「いろいろ あったようだが あなたなら もう一度出直せると思うがね・・」

胸のふくらみに立夫の視線が這うのを早苗は感じた

立夫は 娘の加代のことを聞いた

「娘さんは中学なら 近くにありますよ 転校手続きとかしなければね・・」

「加代は事情があって学校を休ませています 制服はもらったものなんですよ

早苗は 沈みがちの言葉になった

「これはどうも立ち入ったことを聞いてしまって・・すまないね」

「・・・・」

早苗が黙り込んだので 立夫はアパートの大家の立場に切り替えた

ところで 早苗さん 今夜から部屋で過ごすたって 布団もなにもないんだろ? よかったら全部貸与してあげるよ

安田から頼まれてるんだ と アパートの部屋の鍵を渡した

「すみません 助かります」と二人が頭を下げた

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

立夫にしたら 色っぽい女と可愛い娘が入居することで 心が少しはときめいたが

それだけの話であり それ以上でも以下でもない

だが 日が暮れて しばらくしてから思わぬことが起きたのだ

 

自宅玄関のチャイムが鳴り モニターに出るとその親子が映っていた

「前嶋さん すみません お風呂を貸していただけないでしょうか」

つづく

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エロ小説 【後妻業の女】

2024-07-10 12:02:24 | 政治

【母娘の入居】

7月の終わりの日曜日だった。昼過ぎの炎天下 

大阪高野線の天下茶屋の駅に母娘が降り立った

母親は改札を出るとスマホを手にして 民生委員の安田に今着いたことを知らせた

母親は小さめのスーツケースを引っ張り、娘は背中にリュックだ

「いいかい 今度はうまくやるんだよ アンタが頼りなんだからね!」

「わかったわ お母さん 今度は頑張るわ・・」

美少女の娘が笑顔で応えたので 母親よしよしと頭を撫でた

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

前島は昨日、民生委員の安田から連絡をもらっていた

「前島さん 入居したい人がいるんですよ この前の独居老人が亡くなった部屋が空いてるでしょ?そこにお願いしたいのですが」

前嶋は文化アパートを持っている。古いが駅前近くにあり 交通至便なのですぐ満室になるが 安田の言う通りで確かに一室空いているのだ

「構わないが 一人暮らしの老人は懲りごりだぜ 死なれて往生したよ あんたの世話する入居者はロクな人いねーからな」

「あはは 申し訳ないです そうおっしゃらずにお願いしますよ 今日は若いですよ」

安田は母子であると話した 和歌山からこちらに引っ越してきたのはいいが 生活保護を受けているので 前島の文化アパートが

身相応ってわけだ 

「権利金敷金なしで 1万円でお願いしますよ 」

「おいおい 冗談じゃないぜ いくらボロアパートでも2万5千は取れるんだぜ」

「そこをなんとかお願いします 保護費が支給されたらあと一万は払えますから」

前嶋のアパートはそんな暮らし向きのモノばかり入居している

「しょうがねーなあ・・連れてきなよ 風呂のないことは言ってくれてるかい?」

「はい、それはもう 説明しています」

 

安田は町内会の副会長しており 世話好きだ・・現役時代は福祉関係の公務員していてその実績を買われ

民生委員に推薦されたのだが 金にもならんことをよくやってるもんだと言うと 性分ですと笑っている男だ

前嶋立夫は今年56で還暦の手前だが 安田はもう少し上だ。 どちらも一人暮らしでいわゆる茶飲み友達ってところか・・

前嶋は 3年前に妻と別れたが簡単ではなかった 立夫の浮気が原因で慰謝料などでさんざんむしり取られ資産は半分に減った

自宅の一戸建てとその横にある文化アパートは手放さずに済んだ・・敷地の一画をコンビニの店舗に貸しており 子供はいなく 

今は独り身を楽しんでいるところだった

 

まもなく安田に伴って 母子がやってきた

(えーずいぶんと若いじゃないか! 立夫は母親に寄り添う娘の その可愛さに目を奪われた 

母親は30半ばか ブラウスにスカート 娘は制服を着ており 二人が立夫にベコンと頭を下げた

暑い日差しで汗びっしょりだ 母親のブラウスが 汗で下着まで透けて見え 豊満な胸をした女である。ムッチリ尻に立夫の視線が張り付く

娘は背も高くポニーテールで束ねたセミロングの髪の可愛い顔立ちだ 身体は一人前で胸も尻も大きい・・

母親はというと 普通だが 容姿も顔も娘とは大違いだ 娘は断トツすぎたからだ

文化アパートに案内したが 二間とキッチンしかない間取りであるのは一目瞭然で むせかえるような暑さに

早々にそこを出て 立夫の自宅に招き入れた

「あんな部屋だが 今夜からでも入居可能ですよ」 電気の通電やガスの開栓は電話一本で済むことを説明した

立夫はその親子を観察したが 終始ニコニコしていて印象は悪くない 

持っているのは手荷物程度の身の軽さだ 

どうゃって生活してたのかと不思議なほどだが・・和歌山で住み込みで民宿の仲居をしていたというから納得だ

 

安田は後は頼みますよ と 早々に腰を上げようとしたので 

おい、ちょっと待ってくれと

別室に安田を招き入れて立夫は言った

「親子の所持金だって 乏しいようだし 俺に押し付けられてもさ どうするんだよ あんた、責任を持ってもらわないと」

すると安田はこういうのだ

「前嶋さん あんた 女日照りなんだろ 目の保養にするつもりでさ・・世話してやってくれないかね・・

生活保護費を前倒しで 二日のうちにもらって来るから それまで頼みますよ」

と、言い置いて逃げるように前島宅を出て行った

(目の保養か・・) 

立夫は自嘲しながら二人をみたら ソファで着替えをしているではないか

立夫が部屋に入って来ても たじろぐこともなく自然体であり ニコニコしながら下着一枚になり 

惜しげもなく豊満な肢体を見せつけた。 二人とも実にいい体つきではないか!

(こいつは 思わぬ拾い物になりそうだ・・)

つづく

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後妻業という小説や映画があったそうですが 私流のStoryで書いてみます

よかったら見てください

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