二鶴工芸のきままなブログ

京都で呉服に金箔を装飾する金彩工芸の職人です。
仕事のうんちくや商品説明等きままな事を更新していきます。

切箔振り砂子加工

2022年10月20日 | 日記

二鶴工芸です。
現在開催中の京の名工展での出展作品である帯の加工の一部分。
お太鼓になる部分ですが、ベースに銀系の箔を数種類使い、切箔(サイコロ状の箔)をメインに野毛(線状の箔)や振り砂子加工。
その上からクローバー文様を加工しております。
照明の当たり具合にもよりますが、振り砂子加工の部分が見えにくいかもしれません。
その場合は角度を変えていただくと見えると思います。
四つ葉🍀のクローバーもついでに探してみてください!!※すぐにわかります!!

23日(日)まで開催中です。
お時間ありましたら是非、お立ち寄りくださいませ。

京もの認定工芸士 京友禅 上仲昭浩

京の名工展

会場:京都府京都文化博物館5階展示室 
住所:京都市中京区高倉三条上ル
電話:075-222-0888

会期:10月19日(水)~23日(日) 10時~17時(最終日16時まで)
入場無料

主催:京都府・京都府工会

お問い合わせ:商工労働観光部染織・工芸課 京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町
電話番号:075-414-4858
ファックス:075-414-4870 
メール:senshoku@pref.kyoto.lg.jp


<列品解説および制作実演・体験>
京の名工による列品解説や、若手職人京もの認定工芸士によるトークセッション、京の名工や京もの認定工芸士による実演・体験コーナーを実施します。(体験は有料)
詳細な日程はこちら⇒https://www.pref.kyoto.jp/senshoku/news/r4meikouten.html


平安建都以来、千年を越える悠久の歴史の中、政治・経済・文化の中心地であった京都には、優秀な職人たちが数多く集まり、多くの目利きたちに支えられ、創造を重ねる中で、日本を代表する優れた染織品や工芸品が生み出され育まれてきました。

今日においても、京都の伝統産業は、長い歴史の中で培われた伝統の意匠と全国に誇る高い技術を持った職人さんたちの手で支えられています。

◇京都府伝統産業優秀技術者

京都府では、多年にわたり伝統産業に従事し、優れた技術をもってその発展を支えてこられた職人さんを「京都府伝統産業優秀技術者―京の名工―」として、昭和36年から知事表彰を実施してきました。

◇京の若手職人「京もの認定工芸士」

京都府では、西陣織や京仏壇・京仏具、京漆器など「京もの指定工芸品」34品目の従事者のうち、特に技術に優れ、意欲ある若手職人を対象に、「京もの認定工芸士」の称号を授与しております。




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