二鶴工芸のきままなブログ

京都で呉服に金箔を装飾する金彩工芸の職人です。
仕事のうんちくや商品説明等きままな事を更新していきます。

10年前同日の投稿

2023年07月16日 | インポート

二鶴工芸です。
10年前同日の投稿です。
投稿の通り、京都の本日は祇園祭の宵山です。
今年は3連休ということで、おそらく10年前とは比べ物にならないくらいの大混雑になると思われます。
賑わいが戻るのは良いことだと思いますが、ほどがあります。
私の子供の頃はほんまにゆったりと山・鉾が見れて、屋台も楽しめたのですが・・・(>_<)

※ちなみに今朝の新聞では昨日の宵々山は28万人超だったようです(>_<)

以下です。

二鶴工芸です。

3連休も終わりましたネ
結局天気はいまいちでした
今日は祇園祭の宵山です。
平日ですが、ひとの数は凄いでしょうね。
画像は昨日の宵々山の新聞記事です
これでは立ち止まって撮影は厳しいです
ひとの流れにまかせないといけない状態
当方の子供の頃はもっとゆったりしていた印象があります
いつからこんな混雑してきたのでしょう
小さい通りでは、ひとの流れを一方通行にしているくらいです。
まぁ、京都の観光に来て下さることは良いことですが

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9年前同日の投稿

2023年01月21日 | インポート

二鶴工芸です。
9年前同日の投稿です。
抜染(ばっせん)といって色を抜く加工をジーンズをリメイクして加工し財布やバッグを制作していました。
懐かしいです!!

以下です。

二鶴工芸です。
画像はジーンズリメイク家紋抜染加工しました二つ折り財布です。
こげ茶の牛革に内装は金襴生地使用。
カード入れ、小銭入れ。
こじんまりしてますので、長財布のように容量は多くないです。
ポケットに収まりやすいサイズです。
最近は長財布ばかり製作していますが、少し前は二つ折り財布も製作していました。

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月影

2019年09月06日 | インポート

二鶴工芸です。
明日開催の展示会でのメインの出品作品、着物「月影」です。
モノクロを基調に金彩で表現しております。

展示会詳細:https://www.usagi-yado.com/blog/info/000204.php
所属する京もの認定工芸士会「響」の出展者の詳細はこちら:https://www.facebook.com/kyomonohibiki/
会場へのアクセスはマップでご確認ください。
「京宿うさぎ」(※「京宿うさぎ別邸」ではありません)へお越しくださいませ。

 





 

 


前掛け

2015年08月24日 | インポート

二鶴工芸です。
 久しぶりに広げてみました。
オリジナルの前掛けになります。
と言っても締めて使うのではなく、催事等で店の看板用に数年前にオーダーしたものです。 
セミオーダーで作ってくれるお店があるんです。
たまにフリーマーケット等で似たようなものを見かけたりします。
考えていることは同じなんですね。




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あれから20年

2015年01月17日 | インポート

二鶴工芸です。
あれから20年。
阪神淡路大震災からです。
この時期になると思いだしますし新聞、テレビ等特集してます。
当時、京都は兵庫ほどの震災はありませんでしたが、かなり揺れて慌てて起きて何もできませんでした。
箪笥や冷蔵庫は動いててましたし、棚から物も落ち散乱。
家の外壁もひびがいっていました。
テレビを見ると、これは特撮ではないかと思うような惨状。
これが日本か?
あれから部屋にはヘルメット、着替えを入れたリュックを置いています。
しかし実際に起こった時に冷静にいられるかです。
黙祷。


オーダーのポーチ

2014年05月19日 | インポート

二鶴工芸です。

画像はバッグ作家のTaschenTaschchen(タッシェン テッシュシェン) さんにオーダーで制作していただきましたポーチになります。
こちらは販売用ではなく私物になります。
市松と波柄を金彩加工した紺地の生地とエンジの生地の組み合わせになります。
本革製ストラップは取り外しできます。
サイズは縦約12cm、横約18cm、マチ約2,5cm。
ポケットも充実しています。
バッグインバッグとしても使えそうです。
自前でショルダーを持っていましたので装着したところちょうど良くて、デジカメとかスマホも入るし、浴衣とか和装にも使えそうです。

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歴史

2013年07月21日 | インポート

二鶴工芸です。
子供達が夏休みに入ります
子供の頃は夏休みが楽しみでした
皆何をしようかワクワクでしょうネ
反対にお母さんは大変ですネ
さぁそれではお勉強しましょうか
といっても先週のうんちくの続きのようなものです
着物に金箔を装飾加工します金彩加工というのは桃山、江戸時代に確立されたものだといわれています。
その時代の能装束などには摺箔とよばれています金彩加工で模様が表現され、小袖には振金砂子加工が施されています。
このように歴史的には手描き友禅よりも古いということになります。
この技術が今日、技法、素材、道具の改良など経て継承されているわけです。
当方も若輩ながら継承の一端を担っているわけで~
頑張りますとしか言いようがないです。
この業界ではアラフォーの当方でも若手と呼ばれている位、後継者がいなくなりました
仕事が減少してきたのと同時に自分の息子さんに継がせないのが多いです。
正直賢明な判断だと思います。
親の立場からすれば。
当方がこの業界に入った頃はまだバブル期で修業に行ってた頃は毎日夜遅くまで残業、休日出勤は当たり前でパート含めて従業員もたくさんおられました。
でもこの経験があってこそ今の私があります。
京都で伝統工芸と呼ばれています業界は後継者不足が深刻な問題になっております。
それに加えて使う道具や材料がなくなり、それに関わられています職人さんも廃業されるという悪循環になってきています。
京都には伝統工芸学校があり、工芸に興味のある若い方が入学され勉強されています。
こういう方法もあります。
昔ながらの徒弟制度あるお店も僅かながらにもあるようです。
この先どうなるのでしょうか
当方にもわかりません
先程も申しましたように頑張りますとしか言いようがないです
愚痴になってしまいました


ウエストポーチ

2013年06月03日 | インポート

二鶴工芸です。
京都は梅雨に入りましたが、梅雨らしくない天気が続いています。
いよいよ浴衣のシーズンになってきました。スーパー、デパートでは売り出しが始まっています
和服を着るきっかけには浴衣がいいと思います
特にメンズは帯の結び方さえ覚えればそんなに難しくありません
ぜひ着てお出かけ下さいませ
まぁ浴衣と関連してですが画像は4年前にとあるデザインコンペに応募して見事に落選した商品です
和装洋装兼用で使えますウエストポーチになります。
金彩加工しましたデニム生地と本革のコンビです。
この商品は現在販売しておりません。
なぜなら拘りが多くて高価になるからです。
それこそプロトタイプです
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