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てのしごと~ながくて風土~

2023年もよろしくお願いいたします✨

2019年我が家の味噌活!

2019年02月03日 | 保存食

今年もこの季節がやってきました。

今年はまだ残っているお味噌があるため、米麹味噌をできあがり量8キロつけることにしました。

材料は、大豆の量にして2キロ分。米麹も同量で2キロ、塩が880g、煮汁が800㏄というシンプルぅ~~な内容です。

大豆は今年も青森の今さんの大豆をいただきました!農薬や化学肥料など一切使われてません✨

そして麹は長年超愛用させてもらっている長野県木曽町福島の小池糀店さんの米麹。

お塩は能登、珠洲の塩です…!こちらはなかなか値が張るので、塩麹やお味噌づくりでしかなかなか使用できません💦いいお塩は丸ごといただけるもので使っています。野菜やパスタなど茹でる時の塩などは手ごろなシママースなどを使用させてもらっています。

さて、今年も前日の午後に大豆を浸水させるところからスタートしました。

翌日は土曜でしたが、娘と息子が部活で、相棒くんも仕事があって、平日と同じで6時半すぎに朝食だったので、ササっと片付けつつ7時から大豆を茹で始めました!

煮立ってから15分から20分くらいは、こんな風にひっきりなしにアクが出てきてすくうのが大変です。

こんなにこんもりとアクがとれます。まるで石けんがフワフワモチモチ泡立ったような、はたまた波の花のような…。

20分くらいたつと、だんだんアクが出なくなってくるので、火を弱めて蓋をしながら煮ます。

時々(5~10分おきくらいに)木しゃもじなどで底からすくいあげるように混ぜています。豆の重みで底の部分の豆がなべ底にくっついて焦げないようにです。

わたしは毎回、大豆2キロをこの2つの鍋でそれぞれ1キロずつ浸水させて、翌日そのまま煮ています。

左はフィスラーの4.5リットルサイズの片手鍋。圧力なべとしても使えるものです。

右は柳宗理のパスタ鍋。5リットルくらいあるのかな?

若干やパスタ鍋が大きく、茹でやすいんですよね。

圧力なべで大豆を蒸す年もありますが、できるだけ茹でたいな~って思っています。なんとなく気長に茹でてつくったほうが美味しく感じます…。

気長に大豆を茹でつつ、麹と塩を手ですりすりと合わせて塩きり麹にして、サラサラにして準備しておきました。

大豆は3時間から4時間くらい茹でようかな~と思っていたんですが、7時から火にかけて9時45分には完全に柔らかく茹で上がっていました。

大豆の浸水を15時間以上したんですが、そういうことも早く柔らかく茹で上がることにつながるような気がします。

味噌づくりに使用する煮汁をよけてから、ザルで水気を切って、大きな大きなタライに茹でた大豆を投入しました!

マッシャーや…

すりこ木でドンドンつぶしていきます。

…実は、ひとりで味噌を仕込むのは10年ぶりくらいでした。

子どもたちがうんと小さい時は、おむつを替えながらおっぱいをあげながら何度も何度も中断しつつ仕込んでいたのですが、そんな時期がもう懐かしいです…。

子どもたちが少し大きくなった時は、みんなで茹で上がった大豆をつぶしてくれました。

2キロの大豆、茹で上がりは4.4キロくらいになっているのでひとりでつぶすのは大変で40分もかかってしまいました…つ、、、つかれた。。。

大豆を丁寧につぶすことで仕上がりに差がでるので、ここはコツコツやっていました。

40分もやっていたので、熱々だった大豆もいい感じに冷めて、塩きり麹(麹と塩をすり混ぜたもの)を入れていいくらいに低温になっていました。60度で麹菌が死滅してしまうので、熱々のうちは作業をすすめられないんです。

つぶした大豆と塩きり麹を混ぜる作業も、力のある相棒くんが毎年してくれてたんですが、今年は仕事で不在だったのでわたしが15分くらいかけてヒイヒイ混ぜました。途中でつぶれていない大豆を発見してしまい、見つけるたびにひとつひとつつぶしながら混ぜていきました。

煮汁も冷めていて、すぐに投入できました。煮汁を入れてからもさらに丁寧に混ぜ合わせます。この作業も15分くらいかけてしましました。ここでよく混ぜ合わせることで、塩角のとれたまろやかな仕上がりになるそうです。

もういいよ~って感じになったら、味噌玉をつくります。やれやれ、やっと終盤だ~~~🙌

手が汚くてカメラ持てなかったので、こちらはカメに味噌玉投げつけて全部入れてからきれいにならした後の姿です…!焼酎を入れたスプレーを、味噌の表面にいっぱい吹きかけています。カビが来ませんように~✨と祈りを込めながら…。

最後はラップでぴっちりと覆って、さらにその上からもお守り代わりに焼酎をスプレーして美味しくなってくださいと願いつつ、蓋を閉めました。

蓋の上から新聞紙を覆って、紐でしばって完成…!

後は、洗い物をして終了です…!

大豆を茹でた鍋以外は洗い物はそんなに大変じゃありません。思ったよりつぶした大豆は洗いにくくないんです。

タンパク質が固まるので、大豆を茹でた鍋や蓋に関しては、毎年洗いにくいな~と思います。スチール束子でゴシゴシやってます。

はぁ~~~今年もなんとか無事終了です…!山盛りの道具です。

7時に茹で始め、9時45分から10時25分までつぶして、10時55分まで混ぜて11時過ぎにカメに入れて11時半に洗い物などすべて終了しました。

相棒くんは仕事、長女は部活、長男も部活、末っ子は9時からお友だちと公園に行っていて不在だったのですが、子どもたちは3人ともお昼の12時から1時の間に順番に帰宅してくる予定だったので、ここから昼食準備がはじまりました。

ポトフを作って、パンは焼く時間がなかったのでジャガイモとチーズとバジルとコショウたっぷりのスコーンを焼きました。

こちら子どもたちが大好物なんです…!あとは果物と熱々の紅茶で昼食にしました。

ひとりできままに仕込む味噌づくりは、気が楽だけどつぶすのと混ぜるのが思ったより大変で、来年は相棒くんのお休みに合わせてやろうと決めました…✨

年によって、大豆4キロ分(できあがり量16キロ)でつくる年もあるし、6キロ分(できあがり量24キロ)でつくる年もあります。

その場合、午前中に大豆2キロ分、午後に大豆2キロ分、残りは別日で大豆2キロ分仕込んでいます。

とにかく我が家のコンロと鍋では一度に2キロずつしか茹でられず、茹でるのに3時間程度かかるので、こんな風に半日で2キロ分…という感じになっています。

みなさんはもうお味噌つけられましたか…?秋のできあがりが楽しみです💖


日野菜かぶのさくら漬け。

2019年01月12日 | 保存食

きれいな桜色のお漬物。

先日、畑でるーあんりちゃんからめずらしい細長いかぶをた~くさんいただきました。

左がかぶなのですが、その名も「日野菜かぶ」という滋賀県で盛んに栽培されているかぶだそうです。なんでもお漬物にするととっても美味なのだとか…💖

紫色の首といい、葉っぱと言い、見るからに美しい色に漬けあがりそうだな~✨という予感がします。

るーあんりちゃんは塩漬けにして数週間熟成させてカリポリとしば漬けのように漬けたと教えてくれました。

…わたしも家に帰って日野菜かぶについていろいろ調べてみました。

甘酢でさくら色に漬けたもののレシピがたくさんあげられていました。

たくさん見て、わたしもとりあえずアクを抜いてからいつもの甘酢の分量で漬けたらいい感じになりそうだなと思い、たくさんいただいた日野菜かぶをきれいに洗いました。

【材料】

・日野菜かぶ(葉っぱを除いて)…500g

・塩(かぶ用)…小さじ1~2

・塩(葉っぱ用)…大さじ1

・酢…100㏄

・粗糖…35g

・塩…小さじ1

【レシピ】

・酢、粗糖、塩を小鍋に入れて弱火にかけて粗糖と塩をよく煮溶かし沸騰する直前に火からおろしておく。

・日野菜かぶはきれいに洗って、紫色の首元は3~5ミリの輪切り、白い長い部分は3センチくらいに切りさらに3~5ミリに短冊切りにし、塩をふる。

・葉っぱの部分を1cmに刻み、大さじ1程度塩をふる。

・鍋に湯をわかす。煮立てばかぶを入れて菜箸でやさしく混ぜながら再び煮立つまで茹で、ザルにあげて水気を切る。

・再び鍋に湯をわかし、煮立てば葉っぱを入れて1~2秒菜箸でやさしく混ぜ、ザルにあげて水気を切る。

・水気が切れたかぶと葉っぱを甘酢に漬ける。最初は全部浸らないので時間を見て混ぜながら漬けていく。

少し経つと、酢の酸に反応して青紫が赤紫に変化してきます。

半日もすればこんなきれいな桜色に…🌸

器に盛りつけて…いただきます✨

最初、輪切りと短冊切りに分けるんだな~と不思議な感じがしましたが、色素が出やすくするために繊維方向を断ち切るように紫の強い首元のほうは輪切りにするんだな~と分かりました。

色素が良く出るのはいいけれど、ちょっと小さくてお箸でつまみにくいので、白いところは普通に短冊に切るのかな~と思いながら、このお漬物ができた歴史を想像しつつ作りました👍

こちらは3~4日経過した桜漬け。色が濃くなっています。食べながら漬けているので最初はギリギリ漬かっていたかぶですが、今は漬け汁たっぷりの中に浸っています。

…るーあんりちゃんは珍しい野菜をたくさん育てていて、本当になんでも立派に育ててしまえる人なんです…✨とてもいろいろなことを知っていて、教えてくれるのでいつも勉強させてもらっています✌この度も珍しいかぶをたくさんごちそうさまでした❢❢

綺麗な桜色のお漬物でした…!


しその実、天ぷらと塩漬け。

2018年10月29日 | 保存食

今年もしその実を収穫し加工しました。

あっという間にしその実は盛りが過ぎて…株が枯れてきました。

今年も瓶に少しだけどしその実を塩漬けしました。畑で収穫したしその実を、塩を加えた湯でゆがいて、水にさらして(退色止め)、乾かしてからシソの重量の30%の塩で漬けました。

炊きたてご飯にのせると、うんまっ!!…です!!

きれいなきれいなしその実ですねぇ…。

毎年しその実を収穫する頃には、これをせずに秋は通り過ぎられない…しその実の天ぷら。

シソを収穫したらすかさず揚げ物をすることにしています♡茎の部分を串のように持って、歯で実をしごきとるようにして、実だけいただきます。

メインは唐揚げですが、やっぱりこのシソの天ぷらが最の高です。

家族もこのしその実の天ぷらが大好き。そして、こちらも畑で収穫中の芋のツルも、佃煮にして箸休めにしました。秋ですね~。

畑の野菜も順調です✨サンチュ大きくなりました。

人参もスクスク…間引き作業しました。

秋冬野菜の人参やサンチュ(春にも穫れますが)と、夏野菜でまだ収穫できているオクラがお皿の上で出会いました🎶

さて、メインのおかずは何でしょうか…

今日はお魚ハンバーグでした~~🐡❢❢

畑のきれいな野菜たちがお皿の上で美しく彩りを添えてくれると至って普通のおかずもとっても引き立ってくれます✌✨

さてさて、園の子どもたちが田植えをしたお米が実って、稲刈りが行われ、脱穀も行われました!

写真の奥に見える黄金色の稲たちが子どもたちの稲です✨👍

畑の帰り道、近くにある田んぼに寄りました。このあたりは長久手の田んぼがたくさんあって、一面田んぼなんです!

両脇には田んぼで、真ん中の道を通って北に向かうと長久手市の福祉の家や、長久手温泉ござらっせや、我らのあぐりん村があります!

この写真を撮ったのはもう2~3週間くらい前になり、もうほとんどの田んぼは稲刈りが終わっています。秋も駆け足で通り過ぎていきますね~🍁

最近涼しくなって、夏場控えていたパンづくりも再開しています🍞そして、秋の美味しいお菓子もいろいろいただいているので、またこちらでもupさせていただきますね~!

今歩いていても車に乗っていても美しい紅葉を目にすることができますね。お出かけも楽しいし、お家でゆっくり過ごすのも楽しい時期です。みなさまも秋楽しまれてください♡


甘酢生姜…農家のレシピ。

2018年08月17日 | 保存食

8月って、結構保存食などをつくること多いです!

子どもたちが夏休みなので、ホント台所に立つことが多い・・・というか、家にいる時は台所に立ってばっかりです。

めんつゆなど、夏休みに子どもたちがお昼に食べるようなものを切らさないように作り置きしたり、たくさん収穫した野菜を加工して保存したり…。

こないだ、高知の新生姜が届いたので、しばらく切らしてしまいなくなっていた、甘酢生姜(ガリ)をまた作り置きしました。

100gと300gあったのですが、300gを注文しました!

【材料】生姜100g分(わたしは3倍でつくりました)

・新生姜…100g

・酢…50㏄

・粗糖…20g

・塩…ひとつまみ

【作り方】

・鍋に酢と粗糖と塩を合わせて火にかけて、煮溶かし甘酢をつくる。

・新生姜はたわしなどでよくこすってきれいに洗う。節の間が土で汚れていることが多いので、割れるところを割って汚れを確認しながら洗っています。

・よく洗った新生姜を薄くスライスする。今回はスライサーを使いました。

・たっぷりの湯を沸かし、鍋に新生姜を入れる。1~2秒で火からおろし、菜箸などで全体をやさしく混ぜるようにし、ザルなどにあげて水気をとる。

やさしく、やさしく混ぜます…。

・ザルにあげて水気をしっかり切ります。

・湯にくぐらせた新生姜が熱いうちに、甘酢につける。清潔な保存容器に新生姜、甘酢、新生姜、甘酢…と交互に入れていき空気を含ませないように詰めていく。

あっという間にできました♡

この日はめんつゆと、ヨーグルトと甘酢生姜とキュウリのピクルスを作り置きしたので食事を作って片付けて…という時間を含めるとなんだか数時間延々台所にいたのでした💦

おばけになってしまったキュウリの種をスプーンでくりぬいて。。。(さいたまのピッコロさんに教えてもらいました✋)

粗糖をまぶして鷹の爪も加え…

酢を注いで浸し、冷蔵庫にinです。

あっという間に美味しいピクルスができあがります🎶

こういう一品があると、食事の彩りが足りない時やちょっと冷たくてさっぱりしたものがあるといいなという時にとても便利です✨

猛暑も手伝って、先日ついにうちのキュウリが終わってしまいましたのでもうこんな大きなおばけキュウリをさばくこともないのかと思い寂しいです…。

さてさて…!

7月20日に夏休みに入ってから、毎朝のように早起きして5人分の朝ごはんと3人分のお昼をつくり、大量の洗濯ものをして子どもたち3人のアレコレをいろいろ聞いてあげたりみてあげたりしながら本当に目まぐるしい毎日を送ってきました。

そんなわたしに素敵な時間が訪れました…✨

それは。。。

今年もまた。。。

子どもたちだけで。。。

金沢に帰ってくれたのです~~(´Д⊂ヽ

名古屋駅からお昼前の特急しらさぎに乗って彼らは大好きな祖父母宅に向かいましたので、わたしはど~~~っと毎日の労働から解放された気分がすごすぎて、ミッドランドスクエアでお寿司食べてビール飲みました…🍺

いつもは相棒くんの好みに合わせて自分の好きなお寿司屋さんとか行ったことなかったんですが、夜に相棒君の好きな店に行く約束だったので悪いけどお寿司にしてくださいと…🍣

冷たく冷やされた、小さなグラスでいただく瓶ビール最高…

お寿司も出てきました。わたしはわさび大好きなのですが、この日はわさび多めでお願いしました♡

なんだか毎日息つくゆとりもなかったので自分の夏休みがキターーーーーーと、ものすごい開放感でした笑笑

夕方は夫婦そろって大好きなギネスで乾杯。名駅から歩いてザ・コーナーに行ってきました。

わたしも相棒くんも家でほとんど飲むことがないので、本当にギネス飲むの久々でした~。

わたし絶対こんなにいっぱい食べられないと思っていたんですが、意外にペロリでした。ザ・コーナーバーガー。

美味しかったんですが、こちらのお店「フィッシュアンドチップス」もあったので、こちらを頼めばよかったーーーと少々後悔もしました。

今度はフィッシュアンドチップスとギネスで。。。!

そして、昨年は子どもたちを見送った翌日、長野県の上高地に行ったのですが今年は長野県の安曇野に行ってきました。

わたしは20年ぶりくらいだったのですが、やっぱり安曇野よかったです~~

またこちらでも安曇野のこと記事にさせてもらいますね~~~✨

うんうん、やっぱりこの空ーーーーー✨

…あっという間にお盆休みも終わり、昨日から我が家は通常営業です。

でも仕事だけで、子どもたちがいないので洗濯物も食事の量もすっごく少なくて、わたしのエネルギーがそんなに消耗しません。。笑

夜、ひとりで昨日は普段まったくといっていいほど見れない💦テレビをみました。録画しておいた熱闘甲子園をバンバン見て延々涙してました。夜、ひとりで家にいられるなんて…!やりたい放題でした。といっても、地味~に過ぎてゆきました・・・。

そして今からまた名古屋駅に子どもたち迎えに行ってまいります❢❢また、めまぐるしい毎日になりそうです…❢❢

今朝は急に涼しくて体調崩しやすい気候だな~と思います。みなさまも夏の疲れ、出ませぬよう…✨


2018年梅干し、名古屋猛暑の中3日3晩の天日干し。

2018年07月21日 | 保存食

長久手の梅で6月に漬けた梅干し(この時の記事はコチラです)。

漬けた翌日から2~3日くらいで梅が水を出すので、梅は梅酢に浸った状態になるのですが、ちょうどこのくらいの時期が梅雨時期に重なります。

梅酢に梅を浸したまま梅雨が明けるのを待って、土用の丑の日あたりの晴天が安定してきた頃に天日干しをして梅干しができあがります。

ここ数年は7月も台風などの影響で雨が続き、土用の丑の日の頃も安定して晴天が続かないことが多く、8月のお盆前くらいに干すことも少なくありませんでした。

でも今年は梅雨明けするや否や、一滴も雨が降らないので畑が心配すぎでどきどきです。

もうこうなったら、カメ二つにいっぱいに浸してある梅を干して、せめてこの作業だけでも終わらせるべし!と、大きな大きな竹ざるを引っ張り出してきて、今年も梅の天日干し作業をはじめました。

ふとカレンダーを見ると、今年はちょうど土用の丑の日あたりに梅が干せたな~と気がつきました。

しかしこの猛烈激烈な暑さ…。

先日、小学校でキャンプの保護者説明会があったんですが、体育館の館内の危険な暑さといったら…本当にすごかったです。

説明会の前日に豊田市の小学一年生のお子さんが熱射病で亡くなる事故もあり、先生方も子どもたちに水分補給の声かけをしてくださったり、途中途中で気分悪い人はいないかと声かけしてくださったり、説明会もこの暑さなので手短に…と、いろいろと配慮してくださいました。

梅を干し始めて、梅をひっくり返したりするたった5分程度の作業でも、あまりの日差しの強さに帽子と日傘で防御したうえで行いましたし、その5分程度でもその後ずっと暑くて暑くて汗がひかずなんだかこんな風に梅を干したことなかったな~なんて思いました。

…ホント、みなさまも屋外の活動はほどほどに、涼しい屋内などに避難されてくださいね✨

さてさて。

こちらが、梅酢にヒタヒタの小梅ちゃんでーーす✌

一か月くらい、こうしてお天気が安定するのを待っていてくれました。

干す前からですが、絶対美味しく仕上がる顔をしてくれていた小梅さんでした…!ぷっくり、美味しそう…。

できるだけ重ならないように、ザルに並べます。こちらは小梅なので数が多く並べるのに大梅よりも少々時間を要します。

いざ!干します…!

最初は黄色い梅なんです。

それが半日もすると…

ほええええ~~赤くなった~~~~!

って、はじめて梅干しを作ったときそれはそれは感激しました。今も、やっぱり、わ~~赤くなった~~と喜びを感じます。

今年は白梅干し(もみしそに漬けず、真っ赤にしないもの)にしました。実はこっちの梅干しが好みなんです。。。

こちらは3日目の姿。もう塩をふいています…!もうそろそろしまい時かしら…。

…梅を干すのは本来、3日3晩と言われています。夜も外に出して夜露にあてることでしっとりと美味しい梅に仕上がるそうなんです。

でも、ここ数年は晴天を切り裂くように突然のゲリラ豪雨も少なくなかったので、夜は屋内にしまうようになりました。

今年は雨の心配はさほどありませんでしたが、排気ガスとかホコリとかもあるので一応しまおうかな~と思い、日暮れにしまい、早朝に出す…ということを繰り返しました。

干しすぎたかな~という風に仕上がっても、1週間くらい瓶に入れて保存しているとどんどん蜜が出てしっとりしてくるので大丈夫です✨

干しあがりはこんなカサカサしてますが、大丈夫✨

ル・パルフェの容器に入れて常温保存です。

小梅の後、大梅も干しました!すっごく大きな大梅なので、1個を5人で分けて食べています。それでも多いくらい…!大きいものは青い状態の時で卵くらいの大きさがありました。

すっごく大きいので1個すぐに瓶がいっぱいになります。

こちらがおととし漬けた(2016年)梅干し。こちらも表面に塩が吹くくらい干しましたがしっとり密があがってこんなにしっとり…🎶

こちらも友人のお家の大事な梅です💕大事に大事にいただいております。

今、自宅にある梅干し、一番古いもので2012年のものがあります。2013年のものも、2014年のものも、2016年のものもまだ残っています。どれもそれぞれすごく美味しくて梅干しというものは本当にスーパーな食材だなと思います。

我が家の宝であります…💫

畑仕事が遅々として進まないのが気がかりですが、干す作業はすこぶるはかどりますね!今年はドライバジルもあっという間にきれいにドライにできそうかな…?

今年も無事に梅干しができてホッと一安心です。


おばけキュウリで、キュウリのピクルス…農家のレシピ。

2018年07月14日 | 保存食

今年もピクルス作りました!

畑づくりしてる人アルアルだと思うんですが、葉っぱとキュウリの実が同じ緑色のため、気をつけていてもどうしても見落とすことがあり、それがおばけキュウリになってしまうことがあるんです😿

こないだは、そんなおばけキュウリを、『キュウリのキューちゃん』にしましたが、今回は『ピクルス漬け』にしました。

使うのはこんなに大きなキュウリ…!

縦に3分割してから半割にしたものが、この大きさ…💦

わたしの手のひらいっぱいです。

B面。でか。。。

さぁ、でかさに見とれてないで、作業をすすめましょう…✨

【材料】

・おばけキュウリ…600g

・酢…200g

・水…200g

・粗糖…60g

・塩…10g

・鷹の爪…1本

・ニンニク…1~2片

・ローリエ…1枚

【作り方】

・酢、水、粗糖、塩は小鍋に入れて火にかける。煮立てば火からおろし、粗糖や塩がしっかり溶けているか確認する。ニンニクはスライスしておく。

・おばけキュウリは、容器に入る大きさにカットする。

材料はこのような感じ!鷹の爪は真ん中でポキンと折って、種を出しておきます。

・漬かりやすくするために、キュウリを一度湯にくぐらせます。

塩で水を出してから漬けることもありますが、今回は大きいキュウリなので一応えぐみとかあったらと思い、湯にくぐらせました。湯を沸かし煮立てばキュウリを入れ、30秒ほど煮てからザル等にあげて、水気をとばします。

でか。。。

まだキュウリが熱いうちに、清潔な保存容器にキュウリを詰めてピクルス液を注ぎます。キュウリに水気があったらキッチンペーパーや布巾などで拭いてから容器に詰めます。

ギュンギュン…。このレシピくらいの分量を、ル・パルフェの1リットルの保存容器に詰めるといつもちょうどよい感じです✌

黒コショー、鷹の爪、スライスしたニンニクを加え、粗熱がとれたら蓋を閉め、冷蔵庫で保存します。

翌日くらいから食べられます!浅く漬けたものも美味しいし、しっかり漬けたものもそれぞれ美味しいです。

2~3日経過したピクルスくん。

カットして…

キムチやこないだ漬けたキューちゃんと共に器に盛りつけました。

この日は珍しく夕飯に相棒君がいる日曜日でした。

すごく暑いし、涼しいメニューがいいねってことで、カツオのタタキやポテトサラダを作り少しひんやりさせて、あとはとうもろこしご飯を炊きました。

畑の青ジソがいっぱいです。

とうもろこしご飯。お米2合程度にとうもろこし1本くらいの割合いが美味しそうかなってとこですよね💕

大きな器に盛りつけました。

普通のポテサラ。

畑のキュウリやニンジンがいっぱい。

箸休めはさっきのピクルスやキューちゃん、キムチ。

夏はあんまり時間かけずにササっと作ったものが美味しく感じる。。。

大雨や強風でトマトの支柱が倒れていたので手直ししたときに、ぽろぽろとまだ青い実が取れてしまいました。

こんなに可愛い姿なのにぃ~~と救出して家に持ち帰り器に飾りました。

涼し気~~~🎐

…今週は身の危険を感じるくらいの暑さでしたね…。みなさま体調いかがですか?

わたしはもう夏バテしそうです…夕方も34度とかあって、日暮れ前の畑でも倒れそうです💦

今日はガッツリ作業しなきゃいろいろ滞ってるなと思うんですが行けるのだろうか…

週末は上の二人が部活やらなんやらでずっとバタバタしてるので、わたしもバタバタしてなんにもできず疲れだけが残るという・・・(´Д⊂ヽ

夏の子育てとお家の仕事、頑張りましょう~💦だって来週から恐るべき夏休み突入ですもの・・・気合いで乗り切らねば。。。

みなさまも身体くれぐれもお気をつけて。。。祈!


長久手の梅で、梅干しづくり。

2018年06月12日 | 保存食

今年もこの季節がやって来ました~~っ✨

みなさまは、もう今年の梅干し漬けられましたか?

我が家はなんとか先週、梅さんにご縁があって、小梅3.5キロ、大梅5キロを無事漬けることができましたm(__)m

しかもこの梅さんは、我が家からとってもご近所で、しかも親子ともども仲良くしていただいているお友だちのご実家の立派な梅の木からなった立派な梅さんなんです…!

こういう繊細な実物の栽培や収穫、仕分けなどはとっても神経を使うことだと思いますが、友人や友人の息子くんや娘ちゃんもお手伝いされたそうで、本当に大変だったと思います✨

こんな梅さんを我が家にお迎えさせてもらうことができて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです…!

我が家に到着した時の、梅の状態ですが、小梅は熟してきていて、大梅はまだ青く固い状態でした。

コチラは小梅。

触ると少し柔らかくなってきていて、もう漬けてもいいよって言っています・笑。

一方、こちらの大梅はまだ触ってもコリっと固くて、まーだだよ~って言われました・笑。写真では大きさがなかなかわかりずらいですが、この大梅さんたちはとっても立派でひとつ卵くらいの大きさのものもあるくらいとっても大きな梅なんです。

こんな立派な梅さんを分けてもらえて、はぁ~本当にありがたいわ…。

そして、現在の我が家のカメの状況ですが、5号の大きなカメ3つはすでに味噌で埋まっており、一番大きい8号のカメと、3号のカメ、2号のカメ、それぞれ一つずつ…という状況でした。

さて…。

どれをどれで漬けようか…。

小梅は3.5キロもあるので2号でも3号でも入りきらないのは目に見えていたし、大梅も5キロもあるので足りないな…と思ったんですが!!

この小梅と大梅の熟し方の違いのおかげで、8号のカメに順に漬けていこうと思いつきました。

まずは8号のカメで小梅を漬けて、大梅を漬ける段階でカサが少なくなった小梅を3号のカメに移動させるようにしました。

まず、小梅さんたちを大きな8号のカメで漬けて…。

翌日水があがってカサが減ったら、3号のカメに移しました。

このカメは3号のカメです🎉ここで、天日干しにする日まで待っていてね…✨

そして、3~4日経って黄色く美味しそうに熟してきた大梅を、このカメに漬けました。

コチラは水があがるのに丸2日間かかりました。

この梅酢にしっとりと浸かった大梅さんを見て、きっと美味しく干せあがることを確信しました…!

以前こちらの梅をいただいた時もすっごく美味しく仕上がって、この梅干しを今でも大事に大事にいただいているんですが、またあんなに美味しい梅干しが食べられると思うととっても幸せな気持ちになりました。

さてさて!

何度も記事にさせていただいていますが、梅干しを漬ける手順を簡単に書かせていただきます。

まず、梅はよく洗って、なり口(枝にくっついていた部分)を竹串などで傷つけないようにそっと取ります。

スッキリ…。

梅の分量の20%の塩を準備して、ボウルに焼酎を出します。梅1キロなら200gの塩ということになります。

梅を焼酎のボウルに入れて、全体にまぶしつけます。こうすることで、カビを抑えていきます。

次に、塩のボウルに焼酎をまぶした梅を入れて塩をまぶします。これをカメに入れていく…ということを梅がなくなるまで繰り返します。

残った塩で梅を覆うように漬けます。

梅の重さの1~2倍の重さの重石を乗せて、カメの蓋をして水があがるのを待ちます。

水(梅酢)が上がったら、梅雨が明けて晴天が続く日を見計らって3日3晩天日に干して出来上がりです。

この写真は大梅を漬けた時のもの。

とっても黄色くきれいに熟してくれましたね~✨

ああ~可愛い~。

…梅を漬ける前に、カメの内側や蓋の内側は焼酎を浸したキッチンペーパーなどで消毒しておいてくださいね…♡

…梅を漬けられて、一度カビが来ちゃうともう梅干しづくりが怖くなってやめちゃう方多くみえますよね。

カビですが、わたしはこの2点を気を付けたらカビが来ることはほとんどないのかなと思います。

1つ目は、カメや梅を焼酎でしっかり消毒すること。

2つ目は、毎日カメを見てカメをゆすって(あおって)、梅干しひとつひとつが梅酢に浸るようにして梅が空気にふれないようにしてあげること。

これだけは、毎回気を付けてやっています。カビはもちろん来ません✨

こんな風に表面の梅は沈みきらないし、どうしても空気に触れてしまいますが、毎日梅酢をかけるようにカメをあおって、しょっちゅう梅酢をかけてあげると大丈夫です!

一度カビが来て、梅干しづくりってやだな~って思われる方みえましたら、梅1キロだけでも買って一度こういう風に天日干しの日までを過ごされてみてください✨

…ところで、みなさんのお家の周りに梅の木ってありますか?

わたしは生まれた金沢も、育った大阪も畑や果樹園などはまったくないところだったので、長久手に住むまで兼六園の梅園(💦)くらいしか梅の木すら見たことがなかったんです。

でも、今では近所のいたるところに梅の木があって、梅園のようになった場所が多くあるんです!

かなり感激でした。

梅干しづくりの里山の食文化が、今も暮らしにとけこんでいるんですよね。

イオンやIKEAができ、オシャレなお店がたくさん増えてきた長久手ですが、こうしていたるところで梅の木や栗の木を目にすることができて素敵だなと思います。

今年も立派な梅をわけてくださって、友人のお父さんお母さんには感謝感激雨霰です…⚡🙌😿


簡単手づくり甜面醤(テンメンジャン)、農家のレシピ。

2018年05月14日 | 保存食

回鍋肉(ホイコーロー)や麻婆豆腐、ジャージャー麺などの調味に使いたい甜面醤。

家にあるもので結構簡単に作れるので自作しています。

愛知県の赤みそを使っても、とっても美味しく作れてとってもいいです💖

【材料】

・赤味噌(なければ豆味噌や米味噌でも)…100g

・米飴…50g

・水…50g

・醤油…25g

・ゴマ油…10g

・すりおろし生姜…5g

・粗糖…30g

材料はこんな感じ。

米飴は、青森県の武内製飴所「津軽飴」を使わせてもらいました!

写真は竹内さんのサイトからお借りしました✨

地元では、津軽煎餅に挟んで食べるのがポピュラーだそうです。こちらも美味しそうですねぇ~。

いつも使っている金沢の俵屋さんのじろあめがなかったので、近くのお店でこの津軽飴を見つけて買ってみました💖

なんともいい、飴色~✨

さてさて、つくり方はこちらです…!

【作り方】

・赤味噌、米飴、水、醤油を厚手の鍋に入れて火にかける。水気を飛ばすように煮詰め、水分が抜けてきて仕上げる直前に、焦げてしまわないように様子をみながら焼くように煮詰める(カラメル化させるとよいらしいです)。

最初の4~5分はまだ水分がいっぱい。

15分から20分くらいでこれくらい水分が飛ぶので、ここからちょっと焼くように仕上げます。

じいじいと焼き付けている時は両手がふさがっているので画像ありません💦

・火からおろして、ゴマ油とすりおろし生姜を加え、一度よく混ぜて再び火にかける。

・ゴマ油と生姜がよくなじんだら、最後に粗糖を加えてひと煮たちさせて火からおろす。

・清潔な保存瓶に入れて冷蔵保存する。

…以上です!

そんな手に入りにくいものもないので、どこのお家でも作りやすい調味料だと思います✨

こないだは、ずっとつくり続けているコチュジャンを、この自家製の鷹の爪をたっぷり使ってつくりました。

こちらも米飴さえあれば、あとは味噌や粉唐辛子、砂糖や塩、酒、あれば梅酢などでつくれてしまうので、意外に簡単に自宅でもつくれる調味料かなと思います。

コチュジャンのレシピはこちらです。

週末は、ひさしぶりにあぐりん村にながくて風土の野菜を出荷させていただきました。

そういえば、もう6~7年出荷させていただいておりますが、一度も陳列写真を撮ったことがなかったので、出荷の時に撮影してみました。

あぐりん村には手書きのいい味を出しているポップがあって、すごく売り場も可愛いです。

今は豆が最盛期で、スナップエンドウやキヌサヤ、グリーンピースなどが並んでいます。もう少ししたら、インゲンやササゲも並びだすかなと思います!

旬の穫れたて野菜のほかにも、こだわりの調味料や、食材もたくさん並んでいますし、パン工房やお惣菜工房、お米の工房、花市場もあって、いつ行ってもお買い物がすごく楽しいです✨

…子育てや仕事でなかなか書類や出荷前のもろもろの作業がタイミングよくできなくて出荷も前のようにはできませんが、これからも細々とでも続けてお客様に美味しい旬の味をお届けできたらいいなあと思っています。

あぐりん村の生産者さんは、本当に食べる人のことや長久手の環境のことをお考えになっておられる方が多くて、わたしはいつもいろいろなことを教えていただける機会に恵まれています。

だから、この野良の現場にはずっと関わらせてもらえたらいいなあという気持ちがあって、畑に負担をかけないようにできるだけ美味しい野菜をつくっていけたらいいなあと、こうして野菜をつくり続けさせてもらっています。

師匠や、一緒の畑のるーあんりちゃん、そのほか尊敬する同年代の生産者さんがたくさんいて、とても励みになりますし、たまに会えた時にわ~っと立ち話できるのも楽しみのひとつです。

昨日もお味噌づくりの講座でご一緒させていただいた姉さまにお会いできて、すごくうれしかったです。姉さまは、野菜はもちろん、こんにゃくや干し芋、砂糖生姜、お餅などなどさまざまな加工品も出荷されてみえるとってもクリエイティブで楽しく、優しい方なんですけど、いつも子育てしながら野菜をつくっているわたしを労ってくださって、お会いできるととっても癒されます💖姉さまたちのように、わたしもいろいろ上手につくれるようになりたいなってあこがれつつ、できることをこつこつ細々続けたいとおもいます!

みなさまも、旬の味わいいっぱい、元気いっぱいのあぐりん村にぜひぜひお越しくださいね✨

あぐりん村

愛知県長久手市前熊下田134
TEL:0561-64-2831
【営業時間】
午前9時〜午後6時
【定休日】
第1月曜日(祝日の場合は翌平日

アクセスはコチラです。


麹でつくる、発酵調味料。

2017年12月15日 | 保存食

柚子胡椒をつくりたいな~って青い柚子を買ったとき、なぜか麹を入れたくなっちゃって、分量を覚えていないんですが、柚子の皮をすりおろしたものと、柚子のしぼり汁、刻んだ青い唐辛子、塩に加えて、米麹と水を適当に加えて、ふとこんな調味料をつくったんですよね。

…見た目もあれだし大丈夫かな~?って不安もあるので、家族には食べさせてなくて、たまにわたしだけで昼を食べるタイミングで恐る恐るつかってみているんですが、かなりいいんですよね!

塩麹をつくるような、柚子胡椒をつくるような、なんとも中途半端なつくり方をしたんですが、1週間程度で発酵したなと思ったんで、それから冷蔵庫に入れて保存しつつ発酵がゆっくり進んでいるという状況です。

昨年の青い柚子の時期なので、もう1年は経過していて、見た目的には「なれ寿司(?)」のようなミラクルな感じで不安を覚えます…笑

でも、ちょうどパスタやスープの味付けに小さじ1程度加えると、青唐辛子の爽やかな辛みと柚子の香り、そして塩麹のようなまろやかな塩味がついて、これだけで味がキマってしまうんですよ。

カブ菜を収穫したとき、鶏ひき肉と一緒にパスタにしました。味つけはこの柚子と唐辛子入りの発酵調味料のみですが、すっごく美味しい!!

味噌や塩麹、醤油麹、醤(ひしお)、三升漬けなど、麹をつかって発酵させたすばらしい調味料はたくさんありますが、こんな風に適当な材料と合わせても発酵してくれて1年以上持ってくれるなんて、麹とはなんと頼りになるものだと、また麹のよさを実感しています。

赤唐辛子。我が家は「鷹の爪」を栽培しています。あんなに青々としていた唐辛子も、秋になり赤く熟し、先日枯れそうになっていた株から収穫してきて、今玄関先で干しています。

夏には青南蛮として楽しめこうして秋になると赤くなって来年まで保存できる唐辛子は大切な作物です♡

さて塩麹、ブームになっていましが最近はどうなんでしょうね。

うちでは相変わらず大量につくりゆっくり使い、なくなったらまた大量につくりを繰り返しています。

冬場の定番のおかずのひとつになっていると思うんですが、白菜と豚肉の重ね蒸し…大好きです!

実家ではポン酢などで酸味を加えて食べていましたが、蒸すときに酒と水に加え小さじ1程度の塩麹を加えて蒸すと、出てきた水分がまるでスープのようになって美味しいので、我が家ではそのままスープと一緒に白菜と豚肉をよそい、なんにも味をつけずそのまますりごまと刻みネギを添えていただいています。

底の方に美味しいスープが溜まっています。

麹の調味料、ホントにこんなに簡単に使えて風味が格段によくなるのでやっぱりやっぱり欠かすことができません。

冬場はよくクラムチャウダーもつくりますが、こちらの味付けも塩麹のみです!てか、かなりの献立の味付けは、麹の調味料に頼っていますね~✨

みりんと塩麹入れただけの鍋も美味しいですよね!みりんと味噌だけでもみりんと醤油だけでも…♡あ~簡単で美味しいのは助かる~✨


大根の葉っぱを天日干しして、菜っ葉ふりかけ。

2017年12月03日 | 保存食

畑の大根を収穫すると、必ずついてくる「大根菜」。

みずみずしくて美味しそう!

毎年、これを茹でて天日に干して、菜飯用の菜っ葉ふりかけをつくっています。

作り方は、とっても簡単!

塩少々を加えた熱湯でしんなりするまで茹でて水にさらし…

よ~く水気を絞ってザルの上にのせたり軒下に吊るしたりしてとにかく天日でカリッカリになるまでほく干します。

今年は3日くらい干しました。天候や湿度によって干せあがる日にちは変わってきますが、完全に水気がなくなると、こんな姿です。

すぐに仕上げたい方は、オーブンなどで焦げに注意しながらカリカリにしても…!

これを、すり鉢で葉っぱの部分を中心につぶしていきます。手でもみもみとしても大丈夫です👍

こんな風にかりかりの菜飯の元ができました!

残った茎です…!

清潔な保存容器に入れて、冷蔵庫で保存します。半年は余裕でもちます♡

食べたいときに、塩やゴマと一緒にご飯に和えれば、いつでもすぐに美味しい菜飯の完成!

天日干ししたものの香りって、もうなんとも言えないたまらないいい匂いですよね♡この香りをかぐと、あ~日本に生まれてよかった~!と思えるんですよね。

さてさて、先日ひさしぶりに前に住んでいたとこの近所、池下駅から歩いて1~2分のインド料理シャティ(shathi)さんに行って、ナン&スパイスカレーをいただいてきました。

美味しいお店はたくさんあるけれど、ナンのカレーだったら、やっぱりシャティさんのが大好きかな~♡ナンのやさしい甘味と千切り生姜が添えられたカレーが本当に美味しくて♡

東山線池下駅を降りて徒歩すぐなんですが、住んでいたころからちょくちょく通わせてももらってました。

1年に1回くらいしかなかなか行けないけど、また今度いついけるかな~。

気が付けばもう12月も2週目ですよ!早すぎていろいろ追いついてないな~💦


干し柿。

2017年11月09日 | 保存食

今年も、干しました!

広島の母が毎年この時期になると、柿や栗、もち米など秋の味覚を送ってくれるのです。

栗は栗おこわや茹で栗などでいただき、柿は干して干し柿にしていただきます。

干し柿は、皮をむいて干しておくだけなので、つくるというほどのことでもなくちょう簡単です…!

ご覧いただいてお分かりいただけますかね…?毎年、母がこういう紐(写真の黄緑っぽいもの)を同梱してくれるのですが、こういう紐で干すことを知る前は、タフロープなどでせっせと一個一個結んで干していたんです。

こういう頑丈な梱包用などで、2本を撚り合わせたような硬い紐があれば、ちょっと紐をほぐして2本を分けるようにして空洞を作り、そこに柿の枝をくぐらせるだけで、こんな風に柿が吊るせることを知ったのです!

柿の枝は、実のてっぺんからTの字に枝を切ってもらっていて、Tの上の横棒の部分に紐がひっかかるというしくみなんです。

文字にするとわかりづらいですが、やってみると簡単です。

熟しているものは紐で吊るせないし(実が落ちてぐちゃぐちゃになる)、すでにかなり甘かったので、ざるでちょっとだけ干して、セミドライでいただきました…。

…ごちそうさまです!

干した柿は天候にもよりますが、1か月くらいで美味しくなると思います。写真は室内ですが、すぐにベランダに出して天日干ししてあります。

外はすっかり秋の空ですねぇ…。

畑のサトイモやサツマイモ、ネギなどを使ってトン汁を作ると、あ~秋だな~って思います。

うちの畑の大根や人参の収穫はもうちょっと先なので、今後これらを使うのも楽しみです。

また、お子さんがいるご家庭では、秋は学校行事などがとっても多くてお仕事などの調整やお弁当作り、送迎などが大変だと思います!

我が家も3人分、いろいろとヒイヒイ言いながらも頑張ってますよ~👍

先日の末っ子の学習発表会は相棒くんもお仕事昼からにしてくれたので一緒に見に行って、一瞬だけ出社まで時間がとれたのでサクッと藤が丘のあんかけ家に行って、超ひさびさのあんかけスパゲティーを食べてきました。

わたし、名古屋に来た瞬間から、このあんスパ、大好きだったんですよね~。コショーのピリ辛さがたまらん…👍

写真はミラカンです。もっともオーソドックスなあんスパだと思います。あんかけ家さんは、ポパイというベーコンとホウレンソウが入ったあんスパが有名ですよね。

あと、ずっと前から何度も何度もテイクアウトしたことがあったのに、一度もお店でランチをしたことがなかった、長久手の人気店「ルシッカ」さんでも、友人とランチしてきました。

どれもこれも、口にするたび、美味し~!って思えるお味で、いろいろな素材が使われていて大満足のランチでした。追加でやみつき人参ケーキというお菓子や、コーヒーをいただきましたが、どちらも美味しかった~。

いつも満席だし、予約しないとランチは無理だし近くて遠いお店だったけど、ランチできてよかったな~✨

お隣のSIENA COFFEE FACTORYさん(焙煎珈琲屋さんかな)も、夏ごろ行って来たらとても良かったので、また行けたらいいな~♡

普段バタバタしているし、母は誰にもごはん作ってもらえないので、誰かに温かいもの作ってもらえると幸せ感じますし、いつも自分の味ばっかりなので(それもいいんだけど)違う味を食べるといろいろ刺激もらえていいです✨

…昨日は長男の校外学習でお弁当作り完了で、今日は中学校の参観と部活懇談会と部活参観があって、仕事お休みもらっちゃいました…!

午前中はかねてからやりたかった自分の楽譜の編集作業(!)をやりたいと思います!

天気がよく畑に飛んでいきたいけど時間が中途半端だし昨日雨も降ったし病み上がりなので今日はおとなしく室内仕事こなしましょ…。


しその実の塩漬け、農家のレシピ。

2017年10月20日 | 保存食

シソの実の塩漬けに一番いいのは、先端の小さなお花が咲いているか咲き終わるかという、ちょうどこんな頃。

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前は収穫した実を自宅ではずしていましたが、最近は畑で実だけ指先でしごいて収穫してきています。これでひと手間減りました♡アクで指先が真黒になるのでグローブを忘れずに…!

【材料】

・しその実…100g

・塩…25g

・アク取り用の塩…小さじ2程度

【作り方】

・ボウルに洗ったシソの実を入れてアク抜き用の塩(シソの実100gに対して小さじ2程度)を振り入れて、手で全体に塩が回るように混ぜます。

・沸騰した湯に入れ、ひと煮立ちすれば冷水にとり、変色を抑える。

赤紫蘇も、ここで退色して緑になります~!

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⑤冷めたらザルなどにあげ、手でシソの実の水分をギュッギュッと絞り、ザルなどに広げて乾かしておきます。

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シソの実がパラリとしてきたら仕込みをします。

・アク抜きしたシソの実をボウルに入れ、分量の塩を回し入れます。手で全体に塩がまわるように混ぜ、実と塩をなじませます。

清潔な保存瓶に入れ、最後に残りの塩で表面を覆うようにして、フタをきっちり閉めて保存します。

おにぎりはもちろん、チャーハンやパスタ、野菜料理などにちょっと塩味と香りをプラスするために使ってもとってもいいと思います!

しその実は、しその葉の時期が終わってきて、穂先に実がつきだしたな~と思っている間にあっという間に成長して終わっていきます。

だから、この時期はできるだけしその実の塩漬けや天ぷらを楽しめたらいいな~と思い、時間を見つけてせっせと収穫していきます。

なかなか作っていないと手に入りにくいので、差し上げると意外にとっても喜んでいただけるので今年もたくさんの方にもらってもらいました♡

我が家の子どもたちも大好物!

唐揚げやフライをするときに、ちょっと添えると季節感があっていいですよね~。

そして秋といえば、実家の栗がまた今年もとどきました。

実家の栗、本当に大きくてほくほくで最高なんですよ!写真でこの大きさ伝わりますかね~!?今年は差し上げたり、栗おこわにしたり、あとは全部茹で栗にしたんですよ~。

母ワイン煮を送ってくれたので、今年は我が家は甘味をつけずそのままのお味を楽しもう!ということで、渋皮煮や栗きんとんもやらず、砂糖を入れない感じで茹でちゃいました!

ほっくほくで、最高~~~~!

ワイン煮や渋皮煮、栗きんとんなどは、すっごくお手間がかかる貴重な食べ物なので、作られたことある方はその労力たるや…!となりますよね。

なので、こんなものをくれる人は神~~✨って思います。

栗好きな嫁に毎年せっせと栗を送ってくれる嫁ぎ先の母には感謝感激雨アラレッス!

長男をはじめ、子どもたちも大好物で、こういう渋皮煮とかワイン煮とか好きなのが意外でした。

このほかにも今年も干しなさいと干し柿を送ってくれたり、もち米やみかんや、なんやかんや秋の美味しいものが詰まった荷物で毎年ありがたいな~って思いつつ、家族みんなで大事にいただいています。

…それにしても今年の秋ったら、週末のたびに雨降ってきますよね~。

平日も雨ばっかりで…!

でも、畑の野菜たちは雨をもらってきっと元気なはず…!

芋ほりができなくて困ってますが…💦💦

 


まるできゃらぶきの佃煮のような、サツマイモのツルから伸びる茎。

2017年10月05日 | 保存食

今年もサツマイモのツルに伸びる茎を収穫してきて、佃煮をつくりました。



サツマイモは、土からこんなツルを伸ばし(下の横に伸びる紫色っぽい部分)、ツルから茎を出して(緑の縦に伸びている部分)その先に葉を付けます。

ツルから茎を取ると、こんな感じ。

この葉っぱも切り落として茎の部分だけ使っています。

みなさんはこのサツマイモの茎、召し上がられたことありますか?

わたしはきゃらぶきが大好きなんですが、市販のものはすっごく味が濃くて(甘すぎる…)、材料もなかなか販売もされてないのでずっと口にすることがないままだったんですが、サツマイモを栽培するようになってからはこれで十分♡ってな感じで毎年この時期になるとサツマイモの茎で佃煮やきんぴらを作っています。

 収穫してきたサツマイモの茎は2~3センチの食べやすい長さに切り、ごま油やなたね油などで炒めます。

鷹の爪を1/2本くらいポキンと折って加え、しんなりするまで5~10分気長に炒めます。

しんなりとしてきたら、みりん、粗糖、しょうゆで味付けし(薄目だときんぴら風に、濃いめだと佃煮風になります)、煮汁が引くまで炒め煮にして、最後に梅酢を小さじ1まわし入れ、火からおろし完成です。

できたてよりも2~3日して熟成(?)したほうが美味しいかな~✨

炊きたてご飯にのせれば最高~♡

ちょっと収穫が面倒なんですが、やっぱりこの季節には一度は味わいたい味覚です✨

さてさて、食欲の秋になりましたね!

末っ子の誕生日などもあり、スイーツをいただく機会がたびたびあって、ずっと食べたかった日進竹の山の「きりむきり」さんのシフォンやひさびさの名古屋市覚王山のフィーカさんのタルトなどをいただきました。

思いがけずいただいたきりむきり…!

わ~~いろんな種類!

バニラシフォンがすごく美味しかった♡ふわっふわでとろけそう✨人気が高いのもうなずけるシフォンでした!

そしてひさびさのフィーカさん!

昔住んでいたところで、覚王山は好きな場所です。車で30分弱かかりますが、予約して行ってきました!末っ子の誕生日のために…。

こちらはかなりの有名店になのにいつも感じがよくて素敵だな~と思うし、遠くてもまたお店に行きたいな~って思います。

それと何といっても素晴らしいタルト!季節感満載で一品一品とても味わい深くて…

タルトタタンやモンブラン、ピスタチオ、イチヂク、バナナ(末っ子がバナナ大好物で!)を選びました。

…はぁ~美味しかった~ごちそうさまでした!

最近涼しくてオーブン使うこともじわじわ増えてきてます👍涼しいのでお茶やお菓子が美味しく感じます!


簡単、手づくり、畑のバジルでドライバジル!

2017年09月16日 | 保存食

昨年は、作りそびれてしまったドライバジル。

今年はできました!

ドライバジルは一枚一枚重ならないように並べるのと、完全にカリカリに乾くまでが大変で、すぐにはなかなかつくることができません。

乾燥した日差しの強い日を待ち、自分が「イケル!」と思い立ったとき、ちょうどバジルの収穫ができたら…って感じなのですが、今年はタイミングが合った瞬間があって、晴れてつくることができました…♡

大きな大きなボウルに山盛りのバジルですが、グラムを計るとたった120g程度。

収穫は、親指の爪をたててちぎる感じで先端をどんどん収穫していきます。

これをよく洗いつつ茎から葉っぱを一枚一枚取って、ザルの上に重ならないように並べます。

”重ならない”っていうのが最大のポイントなんです。

ドライにした後、カリッカリじゃないとうまくちょうどいい塩梅の細かいリーフにならないんです。

葉が重なってしまったところや一枚が折れてくっついた部分などはうまく砕けずしんなりぐにゃっとした感じになり、カビとかも心配な感じなので、重ならないようにすることに気を配っています。

乾いた後ざっとミルなどにかけてしまってもいいのかもしれませんが、パウダー(粉状)になってしまいお料理に使うにしてはちょっと粉々で細かすぎるんですよね。

だから、カリッカリに一枚ずつ乾かして、すり鉢ですりこ木を使って潰すのが一番いい感じにしあがってくれます。

こんなふうに並べます。乾いてくると葉っぱが小さくなります。

天日干しするために外に出しました。もっと作業を早くするつもりだったのに忘れてて💦14時くらいになってしまいました。

約3~4時間でこんな風にカリカリに乾いてきました。でも、まだ水分が残っていて触っても砕けたりしません。

この半乾きの時間を狙って、重なった部分をゆっくりはがします。一枚が折れてくっついた部分も、この状態の時ならうまく広げることができます。

朝からやれば夕方には全部仕上がったと思うけど、出すのが遅かったので、続きはまた明日…!ってことで…

部屋の隅で一夜を越してもらうことにしました。

そして…翌日は思わぬ雨…!え~予報と違うし~!…と言っていても仕方ないので、ひとまず半乾きのバジルをザルから容器に移し密閉して、冷蔵庫に入れて待ちました…。

翌々日に晴天がきたので、バジルを再びザルに移し、天日干ししました。

2~3時間でこんなにカリッカリに!

すりこ木で潰せば、あっという間にドライバジルの完成です。いい香り~!

こういう細かいものは容器に入れにくいので、紙を半分に折ったものに乗せて、容器の口に注いでいます。

容器に入れて重さをはかると、120gのバジルがたったの11gに。

売られているものが5gとかでもまあまあのお値段で売られているのがよくわかります。自分でつくってみると、お店のものってなんて安く売ってくれてるんだ!と思うことも少なくありません。

あ~今年も美しいドライバジルがつくれて…幸せ♡

トマト煮などのお料理の仕上げやパンやスコーン、クラッカーなどの具材や生地への混ぜ込みなど、生でも火を通しても美味しくいただけるので手軽に幅広く使えてすっごく便利なのです。

以前konagashiya(粉菓子屋)のmariちゃんからジャガイモのスコーンをいただいてすごくおいしくてカンゲキして、わたしも自宅で時々つくるようになったのですが、このジャガイモのスコーンにドライバジルを加えて焼くのが最強に美味しいんです…!

このジャガイモのバジルスコーンを焼いてからブログをあげられたらベストなんですが、つくるまでにしばらくかかりそうなので(笑)ひとまずドライバジルの記事をあげさせていただきます✨

さてさて、ちょっと涼しくなって最近また週に1回くらいパンを作っています。朝食やおやつに使いやすく簡単につくれるイングリッシュマフィンはよく焼きます。一度に15個焼けるので3回分の家族の朝食になってくれて助かります。

粉、粗糖、塩、パネトーネマザー酵母、水だけの極シンプルな材料なのに、本当に美味しくて翌日も美味しいし冷凍しても解凍すれば(夏場は1時間くらいでOK)すぐ食べられて気に入っています。

…畑は秋冬野菜の準備で忙しいですが、まだまだ夏野菜収穫中で、いろいろと食卓で活躍してもらっています。写真もいくつか撮ってあるので近々畑の夏ご飯をまたご紹介できたらいいな~なんて思っています。


ながくて風土のジェノベーゼソースと、畑のご飯。

2017年08月30日 | 保存食

今年もこんなに香り高くきれいなフレッシュバジルが収穫できました!

毎年この時期になると、この摘みたてバジルを使って、ジェノベーゼソースをたっぷり作ります。

今までいろいろな材料や配分でやってみて、我が家で一番好きな味で作りやすい素材と分量になってきて、ここ数年はいつもこのレシピで作っています。

一般的なレシピのものは、わたしは油がちょっと重たいな~って思っていたのでウチのソースは、オリーブオイルの量が少なめです。

あと、粉チーズをわざわざ用意するのが面倒なので、いつもある自家製のヨーグルトで代用して爽やかな酸味が加わっています。

あと、もう一つは通常松の実を使いますが、量がすくなく5人分の3~4回分にはいくらあっても足りないので、150gくらい入ったカシューナッツを買っておき、それで代用し、我が家の分量でも6~7回分つくっています。

…というわけで、うちのジェノベーゼソースは、

・油少な目

・チーズではなくヨーグルト

・松の実ではなくカシューナッツ

という具合で、一般的なジェノベーゼソースとは結構違ってますかね!?

でも、味はかなり普通にジェノベーゼなんですよ~!

…さてバジルを収穫したら、早速作りましょう♡

材料】5~6人分のパスタ1回分程度

・生バジル・・・50g

・菜種油・・・30g

・カシューナッツ・・・20g

・ヨーグルト・・・30g

・ニンニク・・・1片

・塩・・・小さじ1

【作り方】

1)カシューナッツは150度のオーブンで10分程度ローストしておく。

2)バジルはよく洗ってザルなどにあげて水気をよく切るか、布巾などで水気をふきとっておく。

3)ミキサーに菜種油、カシューナッツ(ローストしてたもの)、ヨーグルト、ニンニク、塩を入れてとろんとするまで撹拌する。

4)バジルを2つかみずつくらい小分けにして加えて、その都度とろんとするまで撹拌し、混然一体となれば完成。

わたしはレシピの3倍の分量で作っています。

なのでいつもミキサーの最大量を越えちゃってます💦だめですね~

冷凍保存するときは手早く保存袋などに入れて冷凍する。空気にふれると黒く酸化するので手早く詰めて、空気をしっかり抜いてください。

あと2回もジェノベーゼが食べれるぜ♡薄くのばして冷凍すると解凍が楽ですよね。

使う時は30分から1時間もあれば夏場は常温で解凍できるので、思い立ったらすぐ使えます。急いでいるときは流水解凍すればもっと早く解凍できます。

さてさて、大事な【使い方】・・・。

わたしは最初、茹であがったパスタにそのまま和えていました。

もちろん美味しいしなんの遜色もないんだけど、やっぱり普通のパスタをつくる手順のようにフライパンなどであたためて一度パスタの茹で汁を加えてクツクツに立たせて、煮詰まってとろんとさせてからパスタに和える方がなんだか格段に美味しいです!

不思議なことに、フライパンに入れて、空気に触れた表面が黒くなったジェノベーゼソースにパスタの茹で汁を加えると、一気に鮮やかなバジルのグリーンが甦るんです!

写真ではわかりづらいですが、クツクツと煮ていて気泡がたってます。

茹であがったパスタによくからんで本当に美味しいです!

パスタはもちろん、茹でたジャガイモに和えるのも本当に美味しいものですよね。

意外にこのソースは子どもたちも大好きで、お昼につくるととってもよろこびます。特に息子は毎年このソースを心待ちにしています。

さて、畑でも夏野菜が穫れていて、毎日食卓が夏らしさ炸裂です。

オクラのたたき、シシトウの味噌炒め、モロヘイヤtジャガイモのお味噌汁、冷やしトマト。

この日はオクラとモロヘイヤのお味噌汁に人参しりしり。人参しりしりには、ピーマンを入れることも多いです。

肉丼とキュウリのナムル、インゲンの白和え、もやしのお味噌汁。

ジャガイモとネギたっぷりの鮭のパン粉焼き。

なかなか写真を撮る余裕なくこれだけですが、毎日畑の恵みたっぷりいただいてます♡

さあ、バジルも天気や収穫量の様子見つつ、塩バジルやドライバジルなど来年までの保存分をつくって行きたいと思います。

…8月も残すところ2日。

あっという間ですね~。今はまだ夏野菜で精いっぱいですが、土づくり、畝づくり、種まきなどなど秋冬野菜のこともやっていかないと…💦